人狼議事


89 春の風邪村

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ホレーショー! 今日がお前の命日だ!


[私まで頭に血が上って、ちょっと軽く頭痛がしてくる。

でも今のはちょっと許せなかった。
助け舟なんて出してあげるんじゃなかったと後悔すらする。]


[大丈夫。

 きっと、いつもの大丈夫だったから
 理伊奈には嘘だってばれちゃったのかな。

そう思って。

それから、
怒ってくれているのが 嬉しかった。
双葉には悪いけど。

理伊奈が友達で良かったな、って。
すごく 思ってしまった。]


大丈夫じゃないでしょ?
廊下だし、おもっきし泣けとも言えないけど
まー暫くここでゆっくりしようよ


[頭はずきずき痛むけど、今はそれを忘れている。

こんなに近付いたら風邪がうつるかも、も、今は頭から抜けていた。]



 う゛〜…。

[じわぁ、っと肩口を濡らしてしまう。]

 ありがとぅ。
 教室戻りにくぃよー。




[まあ、既に風邪がうつってもおかしくない。
そんな状況が続いているのは 解ってます。

けど、今はそんなこと考えられないよ。]


[ぬれる肩口に、あーあと思う。
双葉め。]

まあギリギリにもどろー
顔も洗いたいだろうし

あー、おべんとなおしてないや



 目許はれちゃうかな。

 あとでトイレ付き合ってぇ。
 冷やすわ…

[はふ、と熱い溜息を吐いて
おべんと、と言われれば 口元が綻んで]

 あたしもだ。

[笑えば、少しずつだけど気持ちが楽になった。
理伊奈は偉大だ。]


こすんなかったら大丈夫かも?

わかった
どーせ昼休み中にはいくつもりだったし
あとでいこ

[口元が緩む様子に、うん、と笑みを返す。
へへーとこちらも安心したように緩んだ。]

まーそっちはカズマにでも期待しよう

[勝手に仕事を押し付けた。]



 ごめ。
 …もう、こすった。


[さっき教室でやってしまいました。]

 うん、
 顔洗うわ。


 一馬は案外気がきくからね。
 きっと、やってくれるさ。


あーあ

[ちょっと苦笑して。
顔を洗うという言葉に頷いて、]

ねー 私も思うわ

[やってくれるという言葉にまた笑って頷いた。]





 …私、結婚するなら
 一馬を嫁にして理伊奈を旦那にする。

[冗談だとは口調で伝わるだろう。
というか色々無理だ。]


なにそれ私はどうしたらいいの?
とくに私とカズマとの関係が謎い

でも嫁にくるならおいで!

[ばっ、とふざけた調子で両手を広げた。]



 理伊奈ーっ!

[広げた両手に飛び込んだ。




     あ、 大きい。
     邪念が混じった。]


えりあーっ!

[ぎゅむっ。
そんな邪念には気付けるはずがないし、
こちらからはそんな邪念を抱けるようなものはなかった。

ここまできゃいきゃいと騒いでいたら、誰かの耳にも届いてもおかしくはない気がする。]


[女子生徒がじゃれ合っている。
     よくある風景だ。]


 うん、でもさ。
 ほんと…


  ありがと。

[胸元に顔を乗せてぎゅうと抱きしめれば
そう呟いてから、ゆっくり身体を離して笑った。]


ばか

[お礼を言われると、小さく笑ってそう返した。
笑顔を見てまた少しほっとする。

うんと一つ頷いて。]



[ほっとすると、気が緩んだのか、頭痛が戻ってくる。
けれど気にしない、気にしない、と。

*午後の授業も我慢できるはずだ*]


[帰宅後のメール。
最初は短く。]

-------------

今日はありがと。

-------------

[そんな始まり。
でも、それで話が終るわけもなくって
返信に次ぐ返信祭りが始まるのだった。

電話にしなかったのは、理伊奈の体調を思ってのことだった。**]


[朝。
毎度ながら寝起きは酷い。
布団の上で、携帯の充電を忘れたまま眠りこけていた。]



 ふぇくしッ!

[くしゃみで覚醒。
ぶるぶる、と身震いをひとつ。
掛け布団がずれまくって身体が冷えたせいだ。

じとぉ、っとした半眼のまま乱暴に掛け布団を掴み
ばさりとかけ直せば二度寝体勢だ。]

[とはいえ、30分もすると母親に起こされる未来が待っている。]


だぁ、る。
てか、

 あー

[起こされてがらがらした声でぶつぶつ呟く。
携帯が視界によやく入れば、呻き声。
少しでも充電しておこうと、スタンドに携帯を置く。
充電ランプが点灯した。

そのまま、ぱちん、と携帯を開いて]


--------------------------------

宛 先:新妻 理伊奈
件 名: ね お ち た !

----------------------

おはよー。

体調はどう?
一緒いけそ?

8時20分までは
待ってるよー。

--------------------------------


[幼馴染が今日はマスクをしていて。
あれ、悪化してるよね。

というか 無理して来たの?
と、思うわけで。]


 …、…。

[結局、心配される側になってしまったのかな。
そう思えば、 少し残念。]


「リサって好きな人」

[続く文字。
いただろうか。

因みに自分は陸上部の先輩に一方的に失恋のようなものをちょっと前にしたばかりである。陸上部をやめた原因のひとつでもあるけど、まあやめた理由はそれだけじゃないしそれがメインでもなかった。]


[りさじゃない!えりだ!

ぼんやりしすぎている。書きかけて、ちゃんと名前は正しただろう。]



[続けられた字。
じっとノートを見て、]


 「あんまり、そういうの意識したことない。」
 


「…なるほど。
エリ的に双葉ってどうなの?」

[かく。はしっこのスペースが減ってきたら、最初の文字に消しゴムをかけた。]



「そもそも
 男子として見てなさすぎて

 でも、こういうとき
 どうしたらいいかも わかんなくて」

[かしかし、と薄い字でノートの反対端に書く。]


「なるほど…」

[二度目のなるほどを書くと、ノートに二つ並んだ。]

「そりゃそうだよねえ

 さすがに私もアドバイスできないや…」


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