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[自分の呟きに対して、入れる?と問うリアに危ないというラルの顔を見て、心配してくれてるんだ、と思い。
セシルからも駄目じゃないと思うか?と聞かれると表情を曇らせて]
やっぱり、駄目…かな。ごめ…
[んね、と言いかけたところでセシルに背を叩かれ。 溜息をつきながらも家の入り口に足を踏み入れる姿を見て、え、と。]
いい、の? セシ兄、危ないよ?
[自分から入るつもりだったくせに、そんなことを言って。]
(1) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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ちが、セシ兄まで一緒に入ることないよって…っ
…ううん、ごめんね? ありがと。
[セシルから手を差し出されると、おずおずとその手を握って。 付き合わせることの謝罪と、礼を言って自分も中へと足を踏み入れた。]
(3) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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[足を踏み入れた家の中は、ほとんど火に焼け焦げていたけれど。 それでも、ところどころ焼け残っていて。
家具や、小物がどんな形であったのか見て解った。]
…ひど、い。
[それらはほとんど、焼ける前から壊されていただろう無残な形をしていて。
足元に落ちていた、少し溶けかけた金属の塊に気付くとそれを手にとり、胸に抱いた。]
(7) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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あそこの、テーブルは。
ここのおじちゃんが、おばちゃんが使いやすいようにって、自分で作ったの。 飾りっ気がないから、頼むって、持ってきて。
私が、脚と側面に、おばちゃんが好きなお花、彫ったの。
これは、おじちゃんの誕生日に、おばちゃんがうちから買ってった、時計だったの。
あれも、これも。 全部、覚えてるのに。
最後までお仕事させてあげれなくて、ごめん、ね。
[自分が作ったモノ、義父が作ったモノ。それが、こんな形で、役目を終えるのを見るのは辛かった。 きっと人から見たら、モノにこんなことを言うのはおかしいのだろうけれど。]
─おつかれ、さま。
[せめて、自分は。労ってあげたかった。]
(9) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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─…誰かが、こんなこと、したのかな。
なんで、こんなこと、したんだろ。 もう、死んじゃうから、なんでもして、いいって、思ったのか、な。
……なんで、そんなこと、思っちゃったの、かな…
[セシルになでられると、俯いて。 胸に抱いた時計を見ながら、解らないよ…と呟いた]
(17) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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「こんにちは。さようなら」
そんな些細なことでも構いません。
明日会えない「さようなら」を
伝えられるのはつらいから
だから何も、
伝えないことが最期の言葉ならば
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[セシルの奏でる鎮魂歌を俯いたまま聴き終わると、細く息を吐き。]
…ありがとう、セシ兄。
もう、良いよ。
[そう言ってあげた顔には、泣きそうではあったけれど弱い微笑みがあった。
本当は。誰かが、中にいるんじゃないかと思ったのだ。 病に命を奪われる前に、自分で─…そうしてしまった人が、いるんじゃないかと思って。
中の惨状を見て、そうではないだろうことはわかって。 悲しくも辛くもあったけれど、安心もしていたのだ。 だから、申し訳なさそうに微笑んで。]
ごめんね、我が儘聞いてもらっちゃって。
[セシルの手を引いて、出よう?と外へ向かった。]
(23) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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[セシルから抱きしめられると、驚いて目を見開いたものの。
続いた言葉に、…うん。と弱く頷いて。]
ありがとう、セシ兄。
いつも、セシ兄は…優しいね。
[そう言った呟きは、どことなく悲しそうな色を纏っていた。]
(25) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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…急にじゃ、ないよ。 言わないだけで、いつもそう、思ってるよ。
[それが自然過ぎて、ずっと甘えてきて、しまったけれど。]
─…うん。いつもの、ことだね。 いつも、セシ兄が優しいから、甘えてた。 ずっと、甘えてて、ごめん、ね。
だから、もう…良いよ、セシ兄。 私は、大丈夫、だから。 セシ兄は、セシ兄の行きたいとこに、行って。
最期、なんだから。
[手を引き、前を歩いて。 顔を見られてしまったら嘘を吐いていることはバレてしまうから、決して見られぬよう前だけを向いて。
外に出て、待っていてくれたリアとラルに心配かけてごめんね、と微笑む姿は普段通りに出来た。]
(32) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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あの、ね。
私、ちょっとやりたいこと、出来たから。 悪いけど、先に帰るね。
ごめん。 また、お茶飲みに行くから。 今度はゴドおじちゃんにもらった茶葉、持ってくね。
[リア達にそういうと、それじゃ、と返事も聞かず走り出して。 向かった先は、教会。]
(38) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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─ 教会 ─
[教会の中はがらんとして誰もいなくて。 あぁ、此処も逃げてしまったんだ、と心の中で呟いた。
ゆっくり歩いて神像の前に行くと、祈りを捧げるようにその場にしゃがみこんだ。]
神様が、本当にいる、なら。 私のことを、許してくれますか?
嘘をついた私を、許してくれますか?
好きって思うことだけでも、許してくれますか?
…この、気持ちだけは、最期まで。 持ったままでいて、良いですか?
[小さな声で呟く懺悔に、返る答えなどなく。 ただ、何も言わぬ像を*見つめ続けた。*]
(49) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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『生命とは 喪われるもの――』
生まれた時から人は死に向かって歩いていく。
『冥闇は世界を侵し、人々を連れて行く』
それでも闇の中で人は必死に足掻くもの。
『死以外の約束など交わせはしない』
識っていても、認めない、そんな生き方をしてはいけないのですか?
失ったものは一体何だったのでしょうか。
手に入れたものは一体何だったのでしょうか。
沢山の悲しみを生むこの病。
それでもほんの少しの喜びが在ればどんなに良いかと思う。
この手は悲しみだけを生んでしまうのでしょうか。
この手は喜びを生むには余りにも未熟でしょうか。
サイモンさんは、いつも可笑しな人です。
橋で彼と出会いました。
嗤っていました。
狂気に呑まれてわらっていました。
待ち受けるのは死、のみ。
全身が麻痺しても、微かに唇が動くことは知っていますが
彼には、その唇で伝えるものがないと、
私はそう判断しました。
身体が動かず、孤独に死すことは、
とても悲しいことです。
だから私は彼を橋から川に突き落としました。
それだけです。
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