147 書架の鳥籠
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ホリーは、[私は、すぐに人の輪の中に戻り。何事もなかった顔で、話し合いに加わった**]
2013/10/06(Sun) 02時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 02時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 09時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 09時半頃
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[サイモンの居場所を、知らせてくれたのは誰だったか。 彼の傍に侍る異形の黒獣に、微かに畏怖の滲む瞳を 向けつつも。話>>#0>>#1>>#2に耳を傾け]
( サイモンさん!? )
( ――…だめっ。 クラリッサ…!)
[鳴り響き始めた歪んだ鐘の音。 人形に変じゆくサイモンの、見開かれた瞳と 突如として猛りだした獣が、クラリッサに向かう様に、 叫び止めようとした声は、喉元で凍りつき]
(2) 2013/10/06(Sun) 13時頃
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( …ああ。 ほらね )
( “対価” は。 いつだって、 “等価” ではない… )
[人形に変じたサイモンと、髪を掻きむしる魔女が、 頽れるように眠りに落ちた>>#こととの関連は。 経験から、うっすらと想像がついて。
強い憤りを感じつつ、唇を噛んだのが、最後の記憶]
(5) 2013/10/06(Sun) 13時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 13時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 13時頃
魔女様に差し上げる人形が……減ってしまった……
酷いことするなあ、サイ
[理由はそういったことだったけど]
終るのは、――― 君の方だ。
[それは、彼の語る亡霊がなせる術。
魔女の願いを叶えるため、自らの願いを成就させるため。
私は、彼を――――**]
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 14時頃
…、サイモン君は
とんでもないものを残してしまったようだね。
[サイモンを人形にした事によって、操者から離れた黒い獣は
まるで飢えた猛獣のように無作為に人を喰らったように見えた。]
…、なるほど。
我々が亡霊だと気付かれると、
あの獣で殺すつもりだったのだな。
残念ながら、違う者を喰らってしまったようだが…
そしたら人形にしてあげる。
大丈夫、人形になればボリーは消えないよ、ずっと魔女様とサイと他の皆と一緒。
[密やかな呟きは無邪気な声で]
ねえ、今のどうだった?
普通の人間って感じがした?今までの僕っぽかった?
頑張って騙さなきゃね。クラリスとサイが違うなら占い師はまだいるんだもんね。
バレたらあの獣に襲われちゃう。怖いなー
[悪戯中の子供のように楽しげでもある]
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―夢・1年前の地下室の記憶―
『“夜”、どうしたの…?』
[意識を失っていた間に見た夢は、 1年前の、あの夜のこと。 真夜中の寝室、頬を寄せ合うようにして眠る黒猫が。 ピクリ、突然に身動きして。 薄暗がりの中、全身の毛を、ぶわっと膨らませ。 白い牙を剥いて、激しい威嚇の唸り声を向けた、その先]
『……ホリー、ホリー…』
『さあ。母様を…迎えに行こう…』
[ノックもなく扉が開き。 暗闇の中から、虚ろに響いたのは――…父の声]
(48) 2013/10/06(Sun) 17時頃
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―夢・1年前の或る夜の記憶―
[地下室の、あの暗闇>>1:9]
[揺らめく黒い蝋燭の焔]
[喉を切り裂かれた黒い子羊]
[血文字の3重円陣] [描かれた不気味な紋様]
[黒いローヴを纏った父と] [奇妙な人たち]
(49) 2013/10/06(Sun) 17時半頃
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―夢・1年前の或る夜の記憶―
『……父様と母様を、愛しているかい?』
[兄と共に、無理やり立たされた血文字の円陣の真ん中で、 幼い頃のように、そう問いかけられて]
『…あ、愛しています。だから…お願い…』
[震える声で、必死に紡いだ答えと願いに。 『よかった、うれしいよ…』と、 父の唇が、奇妙に歪んだ笑みを刻んだのと。
オスカーが、咄嗟に私の身体を突き飛ばしたのと。 喉元に、激しい熱を感じたのは。ほぼ同時のことで]
(50) 2013/10/06(Sun) 17時半頃
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―夢・1年前の或る夜の記憶―
[父の手に握られた短剣が、私の喉を裂いたのだと、 気付いたのは、床に倒れた後。 兄が守ってくれなければ、恐らく致命傷だったろう。
床に跪き、私の喉から流れ出る血を 必死に止めようとする兄の背後から、 父が、今度は正確に、兄の頸動脈を切り裂いて。 溢れた血で、円陣に最後の紋様を描き入れた]
[虚ろな父の声] [紡がれる呪文]
[奇妙な人々の詠唱]
[霞む暗い視界。向き合うように床に倒れた、兄の身体。 喉元から溢れ流れ出す、赤い命、いのち…。 見開かれた兄の瞳から、最後の光が失われた瞬間]
(51) 2013/10/06(Sun) 17時半頃
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―夢・1年前の或る夜の記憶―
[ ぐにゃり ]
[空間が歪んで]
[何処からか、一陣の冷たい風]
[カタカタ] [カタカタ] [震える身体] [出血のせいばかりではなく]
(嗚呼、ナニカが、ヤッテ来ル…)
[霞む意識の中で、聴こえたのは。 歓喜に打ち震える父の声と、そして――……]
(52) 2013/10/06(Sun) 17時半頃
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( ……にゃあ、にゃあ )
( にゃあ、にゃあ、にゃーあ)
(53) 2013/10/06(Sun) 17時半頃
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―現在・サロン―
……う、ん…?
[響いた大きな音と、誰かの叫びに>>16 ふっと浮上する意識。 悪夢を見ていたせいか、ひどく頭が重鈍くて。 ふるり、一つかぶりを振ってから、周囲を見回して]
……ラルフ、大丈夫かい?
[まだ、ラルフが立ち尽くしていたなら>>1、 そう声をかけてから]
(61) 2013/10/06(Sun) 18時頃
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―サロン―
[ピッパが、ボリスの背に手を置くのと>>21、 それに続く、ボリスとピッパのやりとりを見守って。 もう戦えるじゃん、というピッパの言葉>>43に、 はっと顔を上げた時。
耳に入ったオズワルドの「それを友情と言えるか」 という呟き>>55に、微かに華奢な肩が揺れ]
……友情でなければ、何だと?
[同じく呟き声で問い返すと、 意図を図るように、ちらと彼を見遣った]
(69) 2013/10/06(Sun) 18時半頃
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―サロン―
……たしかに、あの獣は、魔女狩り用だったと 考えるのが妥当だと、僕も思いますが…
[続く、オズワルドの推測>>56には、 その考えは支持するものの]
亡霊とあの獣の両方と戦う…。
…オズワルドさんは。こわくないのですか?
[クラリッサの最後>>#4>>2を思い出せば、私の声は、 微かに声が震えて。こんな時にも、ポーズを決める様と、 誇らし気な表情のオズワルドに、ふと湧いた疑問を口にする]
(71) 2013/10/06(Sun) 18時半頃
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(『……父様と母様を、愛しているかい?』 )
[オズワルドの、黒に近いような髪と瞳を見ていると、 ふいに、蘇る先程の悪夢>>50]
( お父様、お父様……どうして?)
[ふっと、瞳が遠くに向かいそうになるのに、 一瞬だけ瞼をきつく瞑って堪える。
同じような髪と瞳の色をしているからといって、 オズワルドは、父のようになったりしないはずだと、 頭では、分かっているはずなのに… >>0:102>>0:322>>0:327]
(74) 2013/10/06(Sun) 19時頃
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[シメオンが、親のことを口にした時>>24と。 ボリスが亡霊でも人間でもどっちでもいい、という言葉>>32 に、微かに眉を寄せるも、サロンを出ていく背を見送って]
……?
[ふいに、ラルフのいる方から視線を感じた気がして>>73、 振り返り。ラルフが此方を見ていない様に、 あれ? と小首を傾げてから、声をかけようか どうしようかと、躊躇うような表情を浮かべる]
(75) 2013/10/06(Sun) 19時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 19時頃
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[視界の端、グロリアが 身を起こすのが見えた時>>47には。 掌の内側の治り具合までは、遠目にはうかがえずとも、 微かに、ほっとしたような表情を浮かべ、 彼女が、書見台の上の本の文字をなぞる様を見守った]
……あ、うん…。 何でもないなら、いいんだけど…。
えと、こんな時だから…。 何かあったら、一人で抱えないで、言って…ね。
[ラルフのどこか違和感のある様子>>76と、 視線を合わせてくれないことに。 何かよくないことをしてしまっただろうか、 或いは、やはり、何かあったのだろうかと。 テーブルに向かう背を見つめる、夜色の瞳が不安気に揺れた」
(79) 2013/10/06(Sun) 20時頃
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[貴方が、書見台に近付いた時には、 既にグロリアは去った後だったろうか。 彼女がしていたように、頁に指を滑らせて」
………!
[伝わってくる情報から、 新しい配役が、増えているのに気づけば]
[ “守護”の文字に。
数瞬、何かを想う様子で、夜の瞳をきつく閉じて]
(81) 2013/10/06(Sun) 20時頃
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( …サイモンさん…)
[テーブルの上。 見開いた目のまま、小さな陶器の人形になってしまった サイモンを、そっと掌に取れば]
……すごく、冷たい。
[眉を寄せて、ぽつり、呟く]
(86) 2013/10/06(Sun) 20時半頃
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( [何処からか、一陣の冷たい風] )
( [カタカタ] [カタカタ] [震える身体] )
[咄嗟に、あの夜>>52の、圧倒的な冷たさを思い出して ぱっと離しかけた手から。サイモンが、絨毯に 転がり落ちそうになるのを、慌てて受け直す。 傍から見れば、陶器の冷たさに驚いたように見えたかもしれない]
(87) 2013/10/06(Sun) 20時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 20時半頃
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―書見台近く―
…え、あ。大丈夫…です。
[ルーカスに静かな声>>85を掛けて貰った際のこと。 貴方は、閉じていた目を開いて、其方を見遣り]
ありがとうございます。 ……クラリッサと、サイモンさんのことを考えていたら、 少し、かなしくなってしまっただけ、だから。
[瞳を閉じていた理由を、そんな風に説明して。 心配をかけまいと、ややぎこちない微笑みを向けた]
(89) 2013/10/06(Sun) 20時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 21時頃
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―サロン・テーブルー
( あの、圧倒的な冷たさとは、少し違うけれど。
これが…魔女の魔力の冷たさ?
「人形」には、“呪い”がかかっているのね……)
( ――― それならば…)
[「人形」のサイモンを、掌に包んだまま。 ふと、脳裡を過った、”ある考え”に。
あの夜の、凍りつくような冷たさが、蘇る心地がして。 ふるり、一つ大きく身体が震えた*]
(105) 2013/10/06(Sun) 21時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/06(Sun) 21時半頃
レティ嬢が、あの獣に喰われるのは
――― 見たくないものだな。
うん、それに
………僕達が亡霊だってことも知ってほしくない。
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―書見台付近―
………! いいえ。いいえ……
[ルーカス>>96の、やさしいなという言葉に、 彼が此方に、猫のイメージを持ったようだとは知らず、 ちょっぴり驚いた子猫のように、 くるんと瞳を瞠った後、ふるふると首を横に振る]
[“貴方”なら、いい。 けれど、“私”には、その資格は、ない…から]
……ルーカスさんの方こそ、こんな時なのに、 いつも紳士で、周りを気遣ってくださって、 お優しいと思います。
[だから今度は。先ほどより、 少ししっかり見えるようにと、頑張って微笑んだ]
(116) 2013/10/06(Sun) 21時半頃
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随分と、優しい事を言うのだな。
[シメオンの言葉に、少し驚いた声色で返して]
そう。
レティ嬢に植えつけられた私の記憶は、
―― 偽りなのだな。
[知ったら彼女は、悲しむだろうか。
また、泣かせてしまうだろうか。
それは―――]
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……ああ。そういうこと、ですか
[亡霊であるか否かで、友に線引きはできない、 と語るオズワルドの返事>>92には。 微かに瞳を瞠ってから、静かに頷いた]
…そう、ですね。 僕もきっと…亡霊だとしても、それでも、 想い続けてしまうかもしれない…。
[だって、どのような形であれ。どのような存在であれ。 私は、それでも――…]
(123) 2013/10/06(Sun) 22時頃
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