人狼議事


112 燐火硝子に人狼の影.

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[どれだけ紅茶を飲んでも、渇きは癒えず。
砂糖の甘さでも誤魔化しは効かない。

“紅茶よりも、血を。”
“砂糖菓子よりも、肉を。”

飢えとも言えるその衝動は、徐々に体を巡っていく――]


 ――…ク。


[押し殺したようなわらいごえ。
それは人として紡ぐ声よりも低い響き。
人狼といわれるものの意識は見極めるものへと向く]


 容疑者の前で『見極める』者を紹介するなんて
 自警団も酷なことをするものだ。

 邪魔な力を持つ者を見過ごすほど甘くはない。


[俯き、垂れた髪の下。
口元は歪んだ笑みを形作っていただろう。]

……ああ、本当に、嘘みたい。
これでは食べてくださいと言っているようなもの。

[「居る」と分かっているのなら。
こんなところに護衛もなしに一人で残しておくなんて。]



………あァ。
喰え、って言ってるようなモンじゃ、ねェ、か。
喰えって。殺してくれ、って。死なせろ、って。

[聞こえてくる声に返す同意は、酷く震えたあかいこえ。]


ダメ、だろ。
生き延びろよ、オレみたいに。
こんな、ろくでなしの、オレ、みたい、に。……はは。


[「生き延びた」結果として、こうして こえ が聞こえるようになり。
 そして、同じこえ紡ぐ力に、囚われるようになった。]


[同胞の聲は聞こえれど俯く彼女の表情までは読み取れぬ。
翡翠は足を庇う女の方へと向けられたまま]


 用意された馳走に手を付けぬままは失礼だろう。
 遠慮無く、頂くことにすれば良い。


[同意するように囁かれる聲は愉しむような音色]


[同意を示すもう一つの聲には
クツクツとわらうような響きが漏れた]


 当人の意向というよりは自警団の意向なのだろうが
 喰わぬ手はあるまい。
 相容れぬ相手は喰らうに限る。


[いずれ邪魔になるだろう存在を思い伏せた眼。
邪魔と思う事が無ければ匂いの違う存在を喰う心算はない]



自警団の意向、かァ……。

ひっでェな。ひっでェよな……。
マジ、ろくでもねェわ。ろくでもねェ。

[響くわらいごえに返す、震えたこえ。
 それは言葉通り、自警団に対する憤りのような。
 それでいて、あかいこえの主に対する畏怖のようでもある。]

でもそのお蔭で、人狼サマの障害は真っ先に潰せて、
美味いニンゲンも喰らえて、一石二鳥、なんだよな。
なァ、人狼サマ。




あァ、オレも、人狼サマの為に、役に立たなきゃ、な……。

[ひとりごちるようにこえを零しながら、男は調理場へと向かう。
 去る前、此方を見詰めて声を掛けてきたその人が。
 あぁ、この彼が、「ケイトちゃん」が人狼なのだ、と思いながら。]

アイツ(自警団)ら、……人狼サマの力なら、「空腹」じゃなけりゃ多分、ぶち殺せる。
あァ、十数年前のあの時も、そうだった、っけなァ――。**


 うら若き乙女を生贄にするとは自警団も酷いな。


[自警団がアイリスが危険に晒されると気づかぬとは思わない。
アイリスを食餌と見なす男は己の酷さなど気づかずに
震えるこえに再び同意する]


 同じ聲を操る者にそう呼ばれるのは妙な感じだ。
 私の名は、ルーカス。
 ――…いや、リヒトと名乗るべきか。


[人としての名と獣としての名。
二つを紡ぎ薄い笑みを浮かべる]


[これまで幾度となく食餌を得てきた。
天涯孤独で面倒のない相手を好んで襲う。

過去に一度だけ、標的とした者を逃した事があった。
薄い皮膚に牙を突き立てその血を舌で舐めとりはしたのだ。

――けれど、獲物の啼き声を聞くうちに
それが聞こえなくなってしまうのは惜しいと思った。

月光をうつしたかのような金の毛並みを持つ獣が
己より少しだけ歳上だろう少年を残し姿を消したのは
今となっては記憶も朧な、遠い遠い、昔のこと――]


 狩りをするなら力の満ちる夜だが――
 空腹であるならそちらに譲ろうか?


[同胞である彼女へと向ける聲は
それほど獲物に執着していない風]


 何なら食べやすいよう私が捌いても構わないよ。


[甘やかすような言葉には悪戯な色が滲む**]


ああ、この声が聞こえるんですね…

[聞こえてきた声に笑みが漏れる。
同胞の声を聞くのは久しぶりだった。
先程言葉をかわしていたシーシャが
同胞に近い存在であった事には多少驚いたが。]


シーシャさんと…リヒトさんですね。
私はケイト。
ここでは、ミドルと名乗りましょうか。

[リヒトに倣ってもうひとつの名を明かし、
くすりと楽しげな笑いを音に乗せた。]


[なるべく身寄りのない者を。
奪う時はなるべく苦しまないように。
努めて余計な食事はしないようにしていたが、
ここ最近はなかなか食事の対象が見つけられずに、
空腹を持て余しぎみだった。]

譲っていただけるのなら、今回は。


…いいんです?

[空腹が強く、力は随分と弱まっている。
邪魔な力を持っているとはいえ、
抵抗されて苦しめるような事になるのは本意でもなく。
リヒトの言葉に甘えようかと伺った。]


 聞こえているよ。


[気配を感じぬわけではなかったが
仕事柄遠出することも多々あり
この町を拠点としながらも縄張りとする意識は些か低い。
これまでミドルと交流がなくとも不思議ではなかったが]


 これほど近くに同胞が居たとは思わなかった。


[ぽつとそう漏らし]


 ミドル、この一件が片付くまで
 共同戦線といこうじゃないか。


[仲間として協力する心算がある事を同胞に伝えた]


[確認するようなミドルの囁きには]


 無論。


[短い応えを向ける]


 ――…ならば頃合をみて聲を掛けよう。


[狩りに関しては請け負う心算であるが
何らかの申し出があれば予定変更の余地はある]


この声を誰かとかわすのは久しぶりです。
母が死んで以来かも。

[同じく人狼だった母親が事故ーー人間に殺されてから、
返る声は久しく途絶えていた。
父親は血がつながっておらず、普通の人間であったから。]


本当に。
驚きました。

[狭くはない街だーー
同胞を積極的に探さなければ、出会う事は稀だったろう。]


ええ、もちろん。
よろしくお願いしますね、リヒトさん。

[共同戦線の話があがれば
断る理由などなく、了承を返す。
この状況で同胞の存在は頼もしい。]


…はい、時期を見て。
それまでは静かにしている事にしますね。

[リヒトの声に、狩の合図を待つ事を伝え、]


何かお手伝いする事があれば、どうぞ遠慮なく。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ー広間ー

……人狼?
本当に、いるのでしょうか?
いえ、疑っているわけではないのです。ただ……っ。

[自警団の者の声に疑問を口にしてみるが、見せられた硝子細工の光に言葉を止める。
どうせ何を言っても意味が無いだろうという諦めもあり、近くの壁へとよりかかると自警団の者とアイリスの言葉に耳を傾けた。]

……、見極める、力……。


[話も終わり、アイリスが自室へと去って行く後ろ姿を静かに見送った。]

(39) 2013/02/04(Mon) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

来なくて好い……か。

[去って行ったアイリスの姿を思い返し、長く深いため息をつくと、近くの椅子へと腰をかける]

処刑……ずいぶんと。ずいぶんと。

[口許を手で隠し、現状を整理しようと思考を巡らせる。
しかし、考えは纏まらず腰に下げたランタンを外し机の上に置いた]

(40) 2013/02/04(Mon) 21時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/02/04(Mon) 22時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ランタンは天球義の形を模した作りになっており、
炎を灯す硝子部分を囲う様に数本の輪が取り囲んでいた。
慣れた手つきで輪を動かし、中心部分の硝子の扉を開ける。]

――フッ。

[短く息を吹きかけると輝きは失せ沈黙する。
皮の鞄から作業道具を取り出すと、ランタンの整備を始めた]

(41) 2013/02/04(Mon) 22時頃

 母君と同じなのだね。


[ミドルの言に一つ返す。
己の血縁について語ろうとはしない]


 何かあればお願いしよう。


[狩りについては軽く言葉を添えた]


[酷い、と思う心は人狼に対してよりも自警団への方が濃く。
 その時の彼のこえには、頷くような軽いこえを零していた。
 それから聞いた、ふたつの名前。言葉を紡いだのは、幾らか間を置いてから。]


ルーカス――いや、リヒト。

[ワッフルを買ってくれた女性客のこととはまた別に。
 もう一つ、ルーカス――リヒトには思い当たる節があった。
 まるで光そのものであるかのように輝く金色の髪。
 その色を見て、薄らと思い出される遠い昔のこと。]




なァ、リヒト。

「サリス」ってガキ。14、5歳くらいの。
……覚えてねェ、か?

[それはシーシャ・ウェイという男の本来の名。
 それを知る人間など、もうこの世に何人残っていることだろう。]


――回想――

[その夜は散々だった。
 まだ自分の店も持って居ない頃、下働きしていたカフェでミスをして解雇された。
 帰りを待つ友も、家族さえも持たない少年は、ただ行く宛も無く、人気のまるで無い通りを彷徨っていた。

 そんな中で、出会ってしまった――襲われた。
 まるで月明かりのような、うつくしい金色を持った獣に。]


[ただの人間、それも貧相な少年に、人狼の爪や牙から逃れることなど叶わない。
 もがいて抵抗しても殆ど意味を為さず、ただ、惨めな啼き声と涙を零すばかり。]

厭だ、死にたくない、助けて、死にたく、ないッ……!

たすけ、て……ころさない、で……
オレ、なんでもする、から、
サリスは、なんでも、する、からァ  …――――っあ、

[牙で破られ、舐め取る舌の唾に濡れた傷口。
 其処がかっと熱くなり、どくりと心臓が強く鳴り。
 あかい音色のようなものが、どっと意識に入り込んで――。

 気がついた時には、もう誰の、何の姿も無く。
 少年はただ一人、傷跡と共に路地裏に残されていた。]

――回想ここまで――


[シーシャとして、ケイトとして、互いの名は既に知っている。
 そしてここで新たに聞くこととなった、ミドルの名。]


ケイトちゃ……じゃなかった、ミドルも。
こっちでは、サリス、ってことに。

[彼女にまで此方の名で呼んでもらおうとしているのは、
 心までも、人狼なるものに囚われていることの表れ。
 そんなサリスの耳にも、リヒトとミドルの「共同戦線」の話は聞こえてくる。
 仲違いが起こらないのならば、今この男が寄せる意思は一つ。]


………オレ、なんでも、する、から。

[両方の人狼に対する、こえ。]


 
 
[気が滅入るというよりこの状況を面倒だと思っていた。
そんな素振り、表では微塵も見せはしない]
 


[シーシャの声から、
二人はかつて顔を合わせた事があると推測できたが。
どちらかから語られる事がなければ、
こちらから詮索するつもりはなかった。

改めて告げられた名を聞く。]


サリスさん。わかりました。
協力ありがとうございます。

サリスさんの思うように動いていただいて、
あたしは構いませんよ。




……んと。判った、ミドル。

[「思うように」、そのこえに頷くように小さく呟く。
 とはいえ、今のところ何の策を持っている訳でも無く――。
 目の前のシチューのことを。メアリーを、フランシスカを、その様子を確かめつつ。思考は漠然と流れていく。]


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