162 絶望と後悔と懺悔と
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[理依には、口煩い奴だと距離を置かれた。
真弓には始めから、それが先の会話で増々広がったはずだ。
リカルダの、何か含んだ笑みを、変えることも出来ず。
明之進の選択を見守ることも出来ず。]
……ねぇ、だから。周じゃなきゃ………
お前達、喜べ。家族が増えたぞ。名はアマネ。
仲良くすると良い。
[命を掛けた戦場で眷属達に告げる残酷な事実。
ホリーが傍にいれば、彼女の牙で、彼はいつも自分を
殺そうと狙い続けてくれたかもしれないなと。
少しだけ、ほんの少しだけ残念に思った位か]
[零瑠の腕に収まった周を見つめる色は既に紅に。
見下ろしながら、現実を彼の胸に楔として打ち込んだ]
たった今より、お前の敵は守護部隊含めた人間達に変わる。
人間達を鼓舞したように。
その傷でこの戦いに臨めとは言わぬ。
家族の勝利を応援すると良い。
[返せば守護部隊の全滅を、人間達の家畜化を願えと
優美な三日月は残酷な言の刃で周を裂いた]
よっ…と。
[邪魔な外套を外して引っ張り、襟のフックを外す。
何度か周の首には噛みついたから、何処に噛み付けば良いか、分かるはず。無論、この時のためにしていた訳ではないけれど。]
……周。負けない為に、さ。
居て欲しいって―――俺は、思ったの。
周が居てくれれば、きっと人間の部分は残ってくれるんだろうなって、思ったから……。
そうか、私を殺してくれるのか? 愉しみだ。
[一層燃え上がる憎悪の炎>>+1宿る瞳を受けて、
返すのはやはり冷えた口元。
人でも鬼でも無い周がこれから見るのは何なのか。
鬼として生まれた金の鬼には判らぬ事だが。
もっと悲劇と苦痛に裂かれれば良いと願いと言うには
残酷な呪詛を込めて]
涼平ももう少し愉しませてくれるかと思ったのだがな。
[口にしたのは共に城に囚われた男の名。
周が知っているかどうかは気に掛けず、
末路を示唆する様な口ぶりで話を切った]
[大事にしろ、と主に言われた事も含めて。]
あまねく光がある限り、きっと……。
………あぁ、リッキィと明が、ね。
周に生きてて欲しいって。
[こんな『生』は嫌、かなぁ?と、前を向いて笑う。]
[あぁ……明を、探してやらないと。
真弓に頼んで折った獅子を、牡丹と共にと贈った事があった。
『おかあさん』と訪ね探すような歳ではないけれど。
姿が見えず、声すら届かぬ事を、今は寂しいと思った。]
[震え始めた手>>+2を哀れと見下ろすが。
その表情は哀れとは懸け離れたもの]
柊に聞いた方が早いだろう。
私も途中からしか判らぬ。
[嗤う。
嗤う。
邪悪な笑みで、彼の末路を案ずる男を]
安心しろ。お前は安全な位置にいる。
柊に尋ねても無礼には当たらぬから遠慮なく聞くと良い。
[その後どんな呪詛が聞けるだろうかと、
期待に満ちた視線を周に、そして柊の気配へと向けた**]
周、が…?吸血鬼に?
[サミィから伝えられた事実に脳裏が真っ白になりそうで。
どこまでも救われなきにに傾く天秤は
どれ程の犠牲を持ってつりあうのだろう]
何で…
[脳裏の混乱は表に出さぬが努力の限界]
ねえ、真弓。
[剣戟の合間に彼女へと囁く。]
あたしの全部を手に入れて、それで貴女はどうするの?
[それは純粋な興味。
彼女がどこまでを欲しているのか。]
神宿を支配して家畜を管理する?
それとも、あたしの代わりに吸血鬼を率いてお父様を助けるの?
[彼女の望み、それを確かめようとするかのように。]
そう、ですね……、
ゆくゆくは、お父様の退屈を……
終わらせて差し上げたいと、
……考えて、いるのですけれど。
[その形はまだ見えず、
父に近づく力を手にしたとて、
この支配があれば、己が身は役にもたたない]
……お姉様は、
そんなことは、考えませんでした……?
そうね。
考えた事は無かったわ。
[そう、彼女と違って血に縛られている訳では無いホリーがずっとトルドヴィンの所に居た理由。
結局は惚れた弱みのようなものなのか。]
お父様の退屈を終わらせる……か。
真弓?
[さっきから気配が血なまぐさい。
サミィに気を取られていたが
彼女がどうしていたか、ふと気にもなり]
…ホリー?
[何があった?何か起きているのだろうか?
周が眷属になったのであるなら
高笑いの一つでも聞こえてきそうなのに。
返事がなくとも、今はサミィとの対峙から動くことはないが]
[黒百合の気配を、血統を繋ぐ感覚で追う。]
……お傍に、参ります……ご無事で。
[彼女がそれを願っているのかどうかは解らないが、
己の中の血はそう訴えている。]
理依、それに明之進とリカルダ。
悪いわね、ちょっとこれ以上は持ちそうもないわ。
……お父様を頼むわね。
いやだね。
[ホリーからの言葉には即答で拒否の言葉が返せた。
きっと自分は血のつながりがないからだ。
けれど僅かくちびるを噛む。
悼んでいるわけではない。
また少しだけ感じる後悔に似た何か]
全員で帰ると言われたじゃないですか。
[誰かを傍に侍らせるのは慣れないと言った少女に、
背いてでも仕えるべきだったのではないかと、
刺すように思ってしまうのは、やはり鬼の血ゆえだろう。
情があったかと思えば否で、
それを持とうという思いもさほど湧かなかった、
唯一「お父様」を求め、こちらを振り向かない主に]
頼むと言われても……
あの方がそれを求めるようには、思えません。
真弓、お父様を頼むわよ。
[退屈を終わらせると言った彼女。
どんな形になるのかは分からない。
だが、その時が来るまではと。]
[彼女には不要であっても守れと命じられたもの…
守らなければいけないものがまた一つ消えていく
ちくりと胸が痛くなる。
誰も彼も、やはり自分にもたらすものは後悔だけだ。
サミィの前であったけれど、一瞬でも目を閉じてしまったのは
5年の月日故に何かに祈ってしまったからだ]
そうね、言い出したあたしがこの様ではね。
[そう言って苦笑した。
ならばせめてと。]
多分最後の命令だわ。
貴方は生き残りなさい。
リカルダも聞こえているかしら。
どこまでも生き残って、お父様にずっと仕えなさい。
[間際に下された命令が、死しても己の内に残るのか――
それは未だ、解らない事**]
[優しく唇を合わせるだけのキスを落とし。]
これは祝福、あたしからのね。
[そうしたら、周にーさんだって寂しくなんて――――…、]
[違う、これはやっぱり僕のワガママで、僕は剣を振るう理由づけに周にーさんやみんなを巻き込んでて、
でも、他にどうしろっていうの?]
[頬を滑り落ちて行った手、
それを祝福だと彼女は言った。
見開いた瞳、
驚きに言葉は出てこない。
ただそういえば、
彼女はよく自分の頬に触れていたことを思い出して、
自分も彼女の頬に、手を伸ばして触れたのだ*]
2人は、
……自由になれるのかしら。
[親たる者の支配は消える、
消えて何かが残るのだろうか]
……、
[ しばし時を置いて、そんな呟きが理衣の元に届いた*]
なれると、思うよ。
なってほしいと思う。
[ホリーに対してもやはりほんの少しの後悔を抱きながら
静かに答えた]
…あの子は何を思っていたんだろうね。
別に知りたくはないけど。
[最後、きんいろを頼む、となんて都合よいを通り越した言葉だ。
自分たちがあのきんいろをよろしくする必要もないと
彼女はしっている筈なのに
それでも口にした言葉の意味は]
[真弓に応えた後、きんいろの声が聞こえる
あぁ、と心中はまさに天を仰ぐよう。
出陣前、きんいろの「期待している」の言葉には
相変わらず言葉は返さなかった。
期待しているのは武勲ではなくお互いの苦しみだろう、と。
そして零瑠達のようにきんいろを「父」と呼んでしまえば
きっとどこかで何かしら後悔する対象になる。
せめてそんなことはあってほしくないと、一度もそう呼ばなかった]
…あんたを家族と…父さんとでも呼んだら、
少しは俺が後悔するようなことになったのかな。
[その呟きに隠し切れないくらいの殺意を込めて。
手も力も決して届きはしないのに
きんいろが「家族」の意味をどう捉えようと一笑に附すのみだろうが]
――お父様。
今までありがとうございました。
先に逝きますわ、ご機嫌よう。
[最後の瞬間、そう告げる。
トルドヴィンと最後まで共に在りたかったと思いながら。]
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