171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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―どこかの廊下―
……皇くん?
[ふと図書委員《ライブラリ》のことが頭に浮かんだ。 この場所《レッドゾーン》から失せ行く「呪い」の気配がした。 遙夏はぎゅっ、と唇を噛み締めた。]
別城さんも、「退場」になった。 私も―………動かなきゃ…ッ!!
[再びタバスコを取り出すと、一気に飲み干した。 そして、しゃがんで靴のあたりを弄った。]
(8) 2014/04/08(Tue) 16時頃
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[カシャン―…
カシャン―……
靴底からローラーが出現した。 「久々だな」などと呟きつつ、少し試走して感触を確かめる。]
「走れる靴の少女《ドライビング ビューティ》」……か。 いつ以来だろう、これを使うのは。
[前傾姿勢で肩にシャベルを担いだ。 そして、目を吊り上げて”正面を向いた” 噛み締めた唇から血が出る。タバスコの赤と相まって、 その表情はさながら「鬼」のようだ。]
(9) 2014/04/08(Tue) 16時頃
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私だって進路委員《ガイド》 やってやらぁああ!!!!!
[遠くまで響き渡るような大声で気合をつけると、 穴《ドリルダイブ》を併用しながら、廊下を疾走**]
(10) 2014/04/08(Tue) 16時頃
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そろそろ空の上のアレが穴を開けきる前に何とかしようと、あいつらが動き出す頃だろうから、俺は精々派手に陽動して時間を稼ぐ。
……まあ、負けはしないけどな。
神様引っ張り出すのは、任せたぞ。
[そう言って、赤い校庭を見据える。]
ええ、それは任せて。
あたしが神を引きずり出してみせる。
そして、その神を――
[聞こえる声に、そう告げて。
彼女は静かに笑っていた。]
− 回想 −
[皇との戦いを清々しく語った光流に、くすっと笑うと]
男の子ね。
青春だわ。
[羨ましいと思うが、これは2人が育んだ絆だ。
育むべきをしなかった自分が持てる筈も無い]
そうだ…1つだけ謝っておくわ。
皇が万全じゃ無かったのは私のせいよ。
[詳細は問われれば返しただろう。光流がそれに対して
不満を更に口にしたか、怒りでも口にしたか、
何も言わなかったか。
何を言ったとしても、静かに耳に入れた後]
私はそう言う女よ。覚えておいて。
[感情を込めず、光流と、七枷に言い切った]
ええ、覚えておくわ。
それでも、頼りにはしてるけどね。
[そんな事をラブ先輩に告げて。]
―回想―
………………そうか。
[謝る事、前置きして告げられた真実。
親友を蝕んだ呪いと同志《ラブ》が繋がり、かなり長い沈黙の後そう返す。]
……戦いの結果だ。
文句つけたらあいつに草葉の陰から斬り殺される。
だから、気にするな。
……そんな女だろうと、俺も頼りにしているから。
[それでも声に苦いものが混じるのは、避けられなかった。]
あなたじゃなければ良いけどね。
[陽動を買って出た光流に、
長い長い沈黙の後に掛けられた声を思い出して
静かに目を閉じた]
/*
これ、エピまでは神は斃しちゃいけないのよね。
まだ3日目だけど。
なら先輩も手伝ってあげればいいのに。
それとも、こっち《生徒会室》来ます?
/*
多分w
あたしらが勝ったらエピで神を倒して良いんだと思う。
/*
斃したらだめだねえ。
倒される=村側の負けだから。
何とか引きずり出そうとしつつ、できないのを引っ張るしかない。
[どうやら敵と認識されたらしい。
エフェドラのミサイルに笑顔のままで七枷に声を掛ける]
あは。
ごめんね、七枷。
ちょっとこっちで遊んで欲しいって言われたわ。
中庭吹っ飛ぶから気を付けてね♪
ハルカは、オスカーの方へこのタイミングでローラースケートですいーとやって来た。
2014/04/09(Wed) 01時頃
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どうもー、進路委員《ガイド》でーす。
[なんかいろいろ、大変なことになっているオスカーのところへ、 急に遙夏はローラースケートでやって来た。 深刻そうな横で、口許を赤く染めて見ている。]
あ、今取り込み中? ごめんね、空気読まなくて。 一応、七人委員会《ジャキディス セブン》として、 「力になれること」があって来たんだけど。
[なんだか頑張ってるオスカーの横で気楽そうには言うけど、 眼差しは真剣だった。]
(109) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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ハルカは、オスカーの力ずくっぽい様子を見て、何か言いたげな不満な表情を見せた。
2014/04/09(Wed) 01時頃
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私は神出鬼没《アンダーグラウンド シーカー》
[などと言いつつ、彼の手に持つものをみて、 表情を真剣にした。どうやら力になれることとはこの件についてらしい。]
貴方が……ね。聞いてはいるけど、ロビンくんの方が カッコいいわね……。どうでもいいわ。
[などと言いつつ、ロビンの方をちらりと見たか。]
ロビンくんも気が向いたらやってみてね。 私からは、ひとつだけクイズです。
(120) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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[えー、嫌われる?などといいつつ、 ロビンのいう通りに口を拭った。が。 いつもと違う鬼の気配は消えず。]
クエッション。 あるところに《機関》がありました。 私の友達は機械にされてしまいました。 私は……。
[そう言いながら、口を開けて見せた。 そこには 舌が なかった。]
辛いもの以外は、感じることのできない身体になりました。 ここで問題です。
(122) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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私たち、「選ばれし者」は幸せになれるでしょうか?
貴方はその手に持ったものに答えてください。 ロビンくんは、答えたかったら私に答えて?
[クイズとは、それのこと。 一瞬、ロビンに悲痛そうな目を向けた。]
(123) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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ええ、進路相談《ガイド》するのが、私の務めだし。
[すごい軽そうに答えたが、表情は真剣通り越して鬼のよう。 なんなら、少しだけ涙目になっていたかもしれない。 シャベルを握る手が、か弱く震える。]
(137) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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ロビンくんには……「今は」いいわ。
[少しだけもじもじした。]
でも、参考記録として、あとで聞かせて? そうね……すべて終ったあとで。 学園の「大樹《ラバーズ セーブポイント》」の下あたりとかで?
[少し強引にロビンにシャベルを渡した。]
そのシャベル、3回。3回だけ私と同じ力が使えるの。 とても大事なものなんだけど、終わったあとで返して?
私にそれを返しに来てよ。
[もじもじしつつ、積極的だった。]
(141) 2014/04/09(Wed) 02時頃
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ハルカは、オスカーに目を瞬き、剣の反応を見た。
2014/04/09(Wed) 02時頃
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……アツいわね。貴方。
[答えを聞いて、ふ、と笑顔になった。 鬼は泣きもしたが、今は 笑った。]
私はね、七人委員会《ジャキディス セブン》でも、 気まぐれな困ったちゃんよ。正直派閥とかどうでもいい。 《新生派》の言うことも、考えとしては理解できるわ。
[などと言いつつ、鞄からみかんを取り出した。]
最近ね、私。この果物の酸っぱさと、甘さが。 少しずつ、少しずつわかるようになってきたの。
(150) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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あの人たちの未来《絵図》に、私たちはいないの。
……なーんか、第三の道なんかないかなーって思うの。
[ふ、と笑った。]
押さえつけるだけじゃダメよ。 もっと、耳を傾けてあげなきゃ。今は何もいってくれなくても、 必死に聞けば……剣《それ》もなにか働きかけてくれるかもね。
[ローラースケートでくるりと回ったあと、 床に穴を開ける《ドリル》。]
私はね、貴方の考え方好きよ。 貴方にも「地底の国《ワタシノリョウイキ》」通る許可《アドミット》を あげる。……どこにでも、好きなところへ行きなさいね。 私は「澪標」。導いてあげる。
[「好きなところ」へつれていく。 というのは、彼女にとっても負担が強い行い。
(151) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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私だってね、今幸せだし……幸せになりたいの。
もっと優しくしてあげなさい。その剣《ひと》に。
[ましてや、特定個人の近くなんて、相当な力を使う。 度が過ぎればこの世界にいられなくなるかもしれない。 鬼の眼差しは真剣だったが。同時にロビンをみて、頬を赤く染めた**]
(152) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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で、どこにいきたいの?
[ふたりに聞いた。]
(166) 2014/04/09(Wed) 15時頃
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……はい。
[ロビンの言葉に、ひどく従順に。 それでも、すこし頬に赤みがさしているのは変わらない。 彼の口から出た名前に、さすがに眼差しを真剣にしたが。]
緋奈……ね。思ったより早かったわ。
[周りをしゃーっ、しゃーっとローラースケートで めぐった後、ロビンの後を追うように、回転しながら飛び込んだ**]
(168) 2014/04/09(Wed) 15時頃
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