人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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おいしくないなら、食べないだろうな。

[少女のあどけなさを思わせる疑問に、同じように簡単な言葉と理由で返事を。]


/*
ごめんなさい業務連絡。

襲撃描写ですが、お二方のどちらかが表でやりますか?
そうしない場合は、襲撃の状況を私が表に伝えても大丈夫です。
すぐCOするつもりですし。


/*
ありがとうございます。
赤で描写して、おおよそのところをアイリスに伝えてもらうのがいいかな、と思いましたが、トレイルが表でするならそれでもよいです。

それとも二人で襲います?


/*
んー、と。今日表で描写する気はとりあえず無いです。
襲撃に関しては特に希望が無ければ自分がしますよ。


/*
ではキャサリンはお任せします。


/*
了解です。

といっても、私のロルで多少なりとも触れちゃうと思うので、そこはあれそれ。


[現実を見ようとせず、人として振る舞っても。
吹雪はヒトも獣も、閉じ込めたまま逃がしてはくれなくて。]

……っ、…く

[かちり、かちり、物欲しげに牙が鳴る。抱き締めた己の身体が妙に熱い。
若い狼が衝動に耐えられた時間は、短いものだっただろう。]


[不気味な静けさが覆う夜の修道院に、四つ足のケダモノが闇に紛れ現れる。
爛々と輝く紅い目に、茶色の毛皮を持った狼は酷く飢えている。まるで、ずっと我慢をしていたみたいに。]

……

[その鼻が辿るのは誰の足取りか、
居る、居る。部屋に籠っていない人間が。]


[それもまた、旅人の時と同じ。
互いにとって不幸なことだった。

誰よりも真実を知っていたから、危機感を抱いていたから
落ち着かず、眠ることなど出来なかったのかもしれない。
金色の髪を持つ修道女は、その目を持って自分の正しさを知ることとなった。]


[彼女は獣の正体を知らず、獣は今本能に呑まれて訳も分からなくなっていて。
身寄りの無い寂しさを寄せ合い、きょうだいと呼びあっていた。
その相手を互いに認識出来ていないのは、幸運だったのかもしれない。]

[哀れな修道女は懸命に逃げた、必死に必死に、玄関へと。
けれどドアノブを握る間も無く、あっさりと追い付かれて。

……林檎よりも昏い紅が、散った。]


【人】 粉ひき ケヴィン

[鳥の為に残した林檎も
この吹雪に枝から落ちて凍えているかもしれない。
雪に閉ざされたこの場所で林檎や鳥を案じている場合ではないが。]

 心配するだろうな。
 迎えに来ようにもこの雪では難しいだろう。
 はやく、おさまればいいんだが。

[吹雪について語るふりをして
案じるのはキャサリンが話した事象についても。]

 酔ってしまえば眠れるだろう。

[酔わなければ眠れぬかもしれない。
メルヤと話しながら向かう貯蔵庫には
葡萄酒の他にリキュールの類もあったか。]

(17) 2016/11/15(Tue) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[葡萄酒の瓶をメルヤから受け取り]

 ――…ん。
 そういえばそうだったな。

 懐かしい、と思う反面、
 子供だった頃が重なって不思議な心地だ。

[貯蔵庫に漂う林檎の甘い香りもまた
あの日を思い出させる要因になろう。]

 メルヤ――…、食堂に行こう。
 他に飲みたい者もいるかもしれないから、
 少し多めに持っていくか。

[瓶をあと一本余分に持って、彼女を促す。**]

(18) 2016/11/15(Tue) 01時頃

[しかし、例え外に出れたとして、吹雪の中では運命は同じ。
彼女の咄嗟の行動は悪手だったと言えるだろう。恐怖で声もあげられず、哀れなことだ。]



[若い狼は今は仲間に呼び掛けることも忘れ、無我夢中で肉を貪るばかりだけど。
もし、気付くことが出来たのなら、その気があるのなら。
食事に加わる同胞を退けたりは、しない。*]


粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 01時頃


[食堂でうつらうつらとしながら暖炉前で座っていると、何かが駆ける音がして、目を覚ます。]

そうか、始めたか。


[静かにそう言って、テーブルの上の水を飲み、食堂を出る。

音と臭いを頼りに、玄関まで行くと、若い狼が修道女を貪り食っていた。
自分は人の姿のまま、その姿を見守る。
自分にはただの修道女だが、この狼にとっては古い知り合いだったか。

そう思いながら、腕を組んで壁に背を預け、その様を見下ろして。]


……ほどほどに、しておけよ。
証拠を残さぬようにな。

[血の匂いに鼻を動かし、ごくりと唾を飲むも、若い狼の獲物を横取りする気にはなれない。

それに、そうだ、ここには“食料”は数日分あるじゃないか。
急ぐことはない、と、そっと食堂に戻った。*]


[増えた気配に一度牙を突き立てるのをやめた狼は、顔を上げ男を視界に捉える。]

ーー……

[そして彼を少しの間唸り声を上げて睨みつけていた、同胞だと知っている筈なのに。
この狼は覚醒に至れども沢山の食料と閉じ込められてしまったくらいで理性を失う、とても未熟な獣だった。

やがて、その“匂い”に気付けば再開される残虐な食事。やって来ないのなら分けるつもりはないらしい。
忠告は果たして聞こえていたかどうか。満足がいくまで貪り続け、玄関は飛び散る紅で酷い有り様に変わってしまった。*]


あれ……っ、
俺、昨日……。

[声になったのは無意識のこと。

昨夜必死に堪えていた後の記憶は、何処へ?
それでも確かに腹はしっかりと、満たされていた。**]


もし、誰かを食べるのなら。
ほんの少しでいいから、残しておいて。

[就寝前に、そう伝えていた。
その理由は告げなかったけれど、不思議に思われたかな。

私が、彼らの仲間なら、
これくらいのワガママは、聞き入れてくれると信じて。]


[シーツが紅く染まっていた。
それを見ておぼろ気に思い出す。昨晩は、必死過ぎたのだと。

己は誰を喰らったのだろう?
おいしくないかもと、そう言って意図の分からないお願いをしてきた少女が浮かぶ。

『食べないよ』

私を食べないで、と言われたわけじゃないのだけど。その時は否定を返していた。
生きる為に求めるだけ喰らうだけ、出来ることなら、誰のことも。]

アイリス、
  ……おはよう?

[翌朝そう彼女に向けて呼び掛けたのは、呑気な挨拶でも何でもなく確認のつもりだった。]




俺か。
……俺が、彼女を喰ったのか。

[ああ、そう言えば見たような気がする。
闇に融ける鮮やかな金色。]


おはようございます。

[聞こえてきた確認めいた声に、
打って変わってこちらは暢気な挨拶。
昨日は何がなんだかわからなくて困惑していたけど、今ではその色もすっかり消えた。]

キャサリン、おいしくなかったです?

[あまり元気そうな声色じゃないから、能天気にそう聞く。
何もせずに済みたい、って、昨日そう言ってたっけ。
でも食べちゃったよね。あんなに夢中になって。

人狼の食欲のことは分からないから、首をひねるのみ。]


【人】 粉ひき ケヴィン

― 回想/一日目 ―

[姉は甘える事が自然と出来るようだったが、
妹の方はそうでなかったように思う。
キャサリンとメルヤとは修道院を行き来する事が多かったせいか
自分とは少し歳が離れているわりに近く感じていた。
これから酒を酌み交わそうとする彼女の幼き日を知るがゆえに
けれど親や兄代わりというほどの近さまではないがゆえに
彼女が子供だった頃の感覚が抜けきらず、
けれど大人の口調、振る舞いを見せられればそれを認識せずにはいられない。
ケヴィンの懐いた感覚は、口下手な男には不思議とあらわすが精一杯。

取り出されたリキュールの瓶を食堂まで運ぶのはケヴィンの役目。
葡萄酒の時と同じように、ささやかな力仕事さえ担おうとする。]

 ……懐かしい呼び方だ。

[メルヤの呼びかけ>>28に目を細めた。]

(58) 2016/11/15(Tue) 10時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


 まだそう呼べるのなら――…
 妹のように、甘えればいい。

 きょうだい、と呼べるものがいないせいかもしれないが、
 俺は、あの日、メルヤに肩車をねだられて嬉しかった。

[境遇ゆえか性格ゆえか、
我慢することを子供の頃から覚え
ケヴィンに、甘えらしき甘えをみせたのは一度きりの、メルヤ。
遠い過去に、言いそびれたひとつ。
心のうちにあったものをこぼして、貯蔵庫を離れる。]

(59) 2016/11/15(Tue) 10時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[食堂でなら楽しい時間を過ごせようか。
テーブルを見れば酒の肴の心配はせずとも平気そうだった。
其処に居る者に声を掛けるメルヤ>>29の声を聞きながら、
用意したグラスの数は、少し多め。

なみなみと注いだ葡萄酒を傾けて
燻製の香りと炒めた香ばしさのあるソーセージを口に運ぶ。
村長の娘であるローズマリーが料理したのを聞けば
少しだけ意外そうな表情が滲んだ。

語らいながら、杯をすすめる。
葡萄酒の瓶はいつしか空になり、
メルヤが揺らしたリキュールの瓶の中身も減って
心地よい酔いの中、お開きの時間となれば片付けをして
ほのかなぬくもりを胸に客室へと戻った。]

(60) 2016/11/15(Tue) 10時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[食堂ではあまり気にならなかった風の音が
一人きり、静まる部屋ではやけに響く。

ベッドに潜り込み目を瞑れば、世界は闇に閉ざされた。
また夢をみるだろうか。
酔いは思考や感覚を少し鈍くはしてくれるものの、
深い微睡みまでは与えてくれない。]

 ――…、占い師。

[目を瞑るまま、ひとつ呟く。
両親が健在の頃、ひとりの占い師が村を訪れた。
その占い師はケヴィンを一目見て、女難の相があると言った。
当人はあまり気にしていなかったのだが、
ケヴィンに面倒事を押し付けた墓守は、女性で、
後にして思えば、その占いも当たっていたように思う。]

(61) 2016/11/15(Tue) 10時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[過去を辿るうち、次第に眠気が訪れた。
キャサリンを一人にして良かったの、と、
昨日も夢で聞いた声が問いかける。

予言は危険を伴うもの。
危険を知らせるものだとしても、
予言は予言であり万能ではなく
予言者の危機は回避されない。

必死に訴えたキャサリンは御伽噺に通じていた。
めでたしめでたしで綴られるお話には
必ずといっていいほど英雄の存在がある。

キャサリンが結末を紡がなかった物語に、
英雄となりえるだろう守護の存在は欠けていて、
それが何を意味するか、
彼女自身理解していたからこそ何度も本当と繰り返したのだろう。]

(62) 2016/11/15(Tue) 10時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン



[微睡みはやがて深い眠りへと変わり、
夢の中の墓守が与えようとしたヒントを
結末に結び付けられぬまま、意識は途切れる。*]
 
 

(63) 2016/11/15(Tue) 10時半頃

ケヴィンは、ローズマリーに話の続きを促した。

2016/11/15(Tue) 13時半頃


【人】 粉ひき ケヴィン

― 二日目 ―

[朝の訪れを知らせる鳥の声は聞こえない。
瞼の裏を刺激するような陽光も隠されたままだった。
のそりと身を起こす。
十分とは言えないながらも食事と睡眠をとれた男に
朝まで残るような疲れは見られない。
昨日と同じく、軽く身支度を整え部屋を出る。

階段をおりようとすれば、声>>46が聞こえた。
足早に一階へと行けば、生々しい鉄錆が鼻につく。

ローズマリーにトレイル、ハナ、オーレリア、
アイリスや、メルヤの姿もそこにはあったか。
入れ違うようにオーレリアとローズマリーの姿は
一度見えなくなってしまったが。

玄関の方に歩みゆけば、
其処に集まるものの声の、断片から、
血に濡れるはキャサリンであることが知れた。]

(97) 2016/11/15(Tue) 14時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[キャサリンの死が、
この閉ざされた修道院に危険が在ると教えてくれる。

外は吹雪。
出歩くことは困難。
キャサリンを殺した者はこの修道院にまだ居ると。
それが人狼だと思ったのは、
彼女の惨たらしいさまをみたせいではなく、

彼女が語る予言じみた御伽噺の中に
己もまた、組み込まれているのを知るから。

白き魂は神のもとへとゆけるだろうか。]

 …………、

[キャサリン、とくちびるのみで綴る。
彼女の魂はこの場所に囚われている。
身の危険を知りながらそれを知らせた彼女は
のこされる者を案じ、憂い、見守る道を選ぶのかもしれない。]

(98) 2016/11/15(Tue) 14時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[現状を確認するように見渡せば
先ほどは見落としたヴェスパタインの姿も見えた。
今日になってまだ姿をみていないのは、ジェフくらいか。

人狼がいると言い出したキャサリンこそ、
彼女の予言の中にあった占い師だったのかもしれない。
ケヴィンはそんな風に思う。
だからこそ、今はその存在には触れず]

 ――… ジェフ、は、

[言いかけて、昨夜耳にした彼の言葉>>10を思い出す。
番をしていると言った。
今も食堂にいるのかもしれない。
探しに行こうと振り向けば、其処に彼の姿を見つけ>>99]

 ああ……、俺が来た時にはすでに布が掛けられていた。
 キミが来たのと、そう変わらない。

[そう答えおく。]

(101) 2016/11/15(Tue) 15時頃

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