人狼議事


168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです

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アイリス! 今日がお前の命日だ!


【人】 受付 アイリス

― 現世 ―

……んっ?

[電車の発車ベルの音で目が覚める。気がついたら座席の端に寄り掛かって眠っていた。
今どのあたりだろうと駅の名前を風景から探す。夜の帳に包まれつつあるホームでは、灯りのついた表示板がその名前を示していた。
良く目を凝らして見れば、そこは自分が乗り換えに使う駅で]

(し、しまった!)
すみません降ります、降ります!

[慌てて座席から立って駅のホームに飛び出す。幸い扉は彼女が外に出るまで閉まる素振りを見せず、すんなりと降りる事に成功した]

危ない危ない、乗り過ごすところだったわ……

[酒のせいかしらね、と心の中で自問自答した。
何だか夢を見ていた気がする。何か温かい感じがあったような気もしたが――
思い出せなかった]

(2) elenora 2014/03/29(Sat) 18時頃

【人】 受付 アイリス

[彼女は、あの世界での記憶をほぼ完全に失っていた]

(3) elenora 2014/03/29(Sat) 18時頃

【人】 受付 アイリス

― ××駅・○○線ホーム ―

……あふ、ねむ。

[小さい欠伸を噛み殺しながら、ホームへ続くエスカレーターを上がる。
欠伸が終わると浮かんだ涙をその手で拭って前を見た]

まったくあいつら、私がフラれた事出汁にして。

[独り言で思いっきり愚痴を零す。互いの色恋話も、こういう形になってしまえば酒の肴にしかならないのだった。
まったくしょうがないと言えばしょうがない。あの人は私が話をするよりずっと前に先輩に――]

(……あ、れ?)

[はた、と気づいて首を傾げる。あの酒盛りでそんな話をした覚えはない。
それどころか自分さえも今初めて聞いたような情報だ。何故そんな風に想ったのだろう、見当もつかない]

……まだ酒、残ってるのかしら。

[無意識にあの部屋の経験に沿って意識が動いている事に気づかないまま、彼女の身体はホームに運ばれて行く]

(11) elenora 2014/03/29(Sat) 21時頃

【人】 受付 アイリス

― ××駅・○○線ホーム ―

[エスカレーターを降りると、電光掲示板の電車の発車時刻を確認する。
のんびり考え事をしていて気づかなかったのか、前の列車が出発した直後だった]

あーもう、次10分後じゃない。

[やれやれと呟きながらホームを歩く。終電近くで逃すなんて運がない、そんな風に思いながら。
時間があるならならせめて最寄駅のホームについた時に、改札に近い所に移動しようと考えたのだ。
そんな彼女の視界が捉えたのは、千鳥足でフラフラと危なっかしく歩く中年男性>>13]

(14) elenora 2014/03/30(Sun) 03時頃

【人】 受付 アイリス

(……大丈夫かしらあの人)

[ホームの白線どころか滑り止め周辺までふらつくその姿を見れば、今すぐ転落しそうで。
身体どころか首までふらふらして歩く禿頭に、どうにも焦燥感が煽られた]

――ちょっと、そこの貴方! 危ないですよ!

[別の意味でも心配になり、駆け寄って声をかける。普段ならまずやらないことだった。
思いかけず大きな声が出る。お酒の勢いだろうかと考える余裕は――直後になくなった]

(15) elenora 2014/03/30(Sun) 03時頃

【人】 受付 アイリス

[男性が足を滑らせ――こちらに倒れこんできたのだ]

(16) elenora 2014/03/30(Sun) 03時頃

【人】 受付 アイリス

なっ……!?

[慌てて身構えるが、既に遅い。倒れこんでくる禿頭の男性に押しつぶされそうになる。
共倒れにはなるまいと思わず突き飛ばしてしまう。何とか彼の身体はホームに押し戻せた。
だが彼女の低くないヒールはその衝撃に耐える事は出来ず――]

え…!

[ぼきりと響く鈍い音。それと同時に大きく後ろに傾いだ身体。
直後に自分の身体が宙に浮かぶ感覚]

(あ――)

["あの時"と同じように、見慣れた駅の風景が離れていく]

(17) elenora 2014/03/30(Sun) 03時頃

【人】 受付 アイリス

[横から感じた感触。何が起こったのかがわからなかった。
大した高さがないのは判っていたが、重力よりもその衝撃に弾き飛ばされ――
高架になっているコンクリートに強かに身体を打ちつけてしまった]

――痛った…! な、何なのよ!?

[足こそくじかなかったが、かなり身体が痛む。頭も打ったかもしれない、そんな痛みをこらえながら声を上げる。
だがその戸惑いの声は、凄まじいブレーキ音にかき消された]

……っ!!

[迫りくる眩しい照明に、思わずそちらに向けた目を両腕で覆い隠す。
だが緊急停止ボタンが押された列車は、自分の少し前で止まる。
安堵のため息を吐くと、改めて自分の状態を確認する。
真っ青になった顔でこちらを見下ろす男の他に、次々と人が集まってきていた。
そして何より――]

……。誰、この子……?

(21) elenora 2014/03/30(Sun) 16時半頃

【人】 受付 アイリス

[折れてないヒールを履いている方の足を軸にして立ちあがる。
幸いどこもそこまで痛みは残っていない。足をくじいた様子もない。
そこまで高くなかったからだろうと心の中で思いながら、
集まってくる駅員や野次馬の姿を見た]

(あの酔っぱらいは……逃げたかしらあん畜生)

[見下ろす野次馬に禿頭の姿はない。まだあのまま倒れているか、それとも面倒は御免だとさっさと逃げたのだろう。後者を想像して悪態を吐く]

(……ん?)

[心配そうに手を伸ばしてくる少年>>28の姿がいやに引っ掛かった。
何か大切な事を忘れている気がする。何だったろうか。
ぐるぐると取りとめのない考えが頭を過ぎりながら、助けを借りてホームへと戻る]

(29) elenora 2014/03/30(Sun) 21時頃

【人】 受付 アイリス

何、どうしたの?
大丈夫よ、もう落ちたりしないから。

[心配そうに見つめる彼を説得しようとそんな言葉を言ってみるが――効果はなかった。
結局駅の医務室まで付いて来てしまって、いい弟さんですねと声をかけられ困惑して――
またその違和感に首を傾げる]

(あーあ、終電のがしちゃったらタクシーかしら。結構高くつきそうね……)

[何ともないと判ると別の事が心配になってくる。それはまるで違和感から逃れようとしているようで。
観念したのか、深いため息をついて]

……心配してくれるのは嬉しいけど。
もう、夜も遅いわよ。貴方のような子が出歩いて良い時間じゃ――

[何故だろう。何だか声が空しく響き渡る。
違う、彼に伝えるべき言葉はこんなものではない。
そう思うのに、何故そう思うかも、ならばどういう言葉を伝えるべきなのか、全く判らない]

(31) elenora 2014/03/30(Sun) 23時頃

【人】 受付 アイリス

……ま、しょうがないわ。
こうして会ったのも何かの縁だし……
貴方、家はどのあたり? 近くだったらタクシーで途中まで乗せていってあげるわよ。

[駅を出ようとするその足取りは酷く覚束ない。
酒のせいではない。折れたヒールを応急処置したため、迂闊に体重をかけられないのだ]

……?

[じっとこちらの目を見つめてくる彼>>38の姿に、どうしたのだろうと言葉を止める。
それはまるで、彼の一歩を待っているかのようで]

(39) elenora 2014/03/31(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス

[彼の話>>43を聞けば、他人事に聞こえなかった。
自分以外にもそんな男運のない女性が居るとは。
恋して、傷ついて、強く見られて、それでももがき苦しんでいる彼女]

(本当、不思議なものね)

[私は、そんな強い女じゃない。そう言いたい彼女の気持ちが痛いほど理解できた。
共感し、共鳴する気持ちが溢れ出そうで。思わず目尻を拭う]

……何だか、涙が出てくるわね。
どうしてかしら――彼女の事も、彼の事も。まるで他人事に思えな――

[発言出来たのはそこまでだった。気がついたら、彼の身体がすぐ近くにある。
――抱きしめられてるのだと気づいたのは、少し後のことだった]

(47) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃

【人】 受付 アイリス

ちょ、ちょっと貴方何して――

[抗議の声を上げようとしたのは一瞬の事。だがそれはすぐに既視感にとってかわられた。
そうだ、確かこんなことをしたのではなかったか。ただしそれをしたのは自分からで――]

(……あ、あああああ……!!)

[何故忘れてしまっていたのか。待っていると言ったではないか。
こうして現実で出会ったらそうしようと。自分では決めていたのに。
聞き覚えがあるどころではなかった。彼の声はずっと待ちわびていた――]

――真墨、くん……!

[彼の、進村真墨の声だったのだと]

(48) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃

【人】 受付 アイリス

……こんな風に再会するなんてね。探してくれたの、私の事。

[抱きとめたままの彼に、そんな言葉をかける。
彼にはどんな死に方をしたのか、自分では一切語った覚えがなかった。
どうやって自分の死因を知って、この場所を調べ、こうして駆けつけたのか。
――いや、そんなことはどうでもよかった。彼がここに居る。それだけで十分だった]

ありがとう、私を見つけ出してくれて。
ありがとう、私の心を救ってくれて。
――本当に、ありがとう。

[呟くと、それと同時に彼の額にキスを一つ落とした。
その直後、音を立ててタクシーが自分のすぐ横に止まる。
名残惜しいが、お別れだ。そっと身体を離す。
そして茫然とする彼の手に、そっと一つメモを握らせた]

(49) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃

【人】 受付 アイリス

それ、私の連絡先だから。
――時間がある時に、もっと話をしましょう?

[約束よ、待ってるから。
あの扉から出る直前に告げた言葉を彼にかけると、タクシーに乗り込んだ。
直後の彼の反応は見ていない、けれども想像は出来た。
思わず笑みがこぼれてしまう]

(51) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃

【人】 受付 アイリス

[それは彼女が初めて浮かべた、心からの笑顔だった]**

(52) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃

[その向こう側に映るのは、どこかへと駆け出す少年の姿。()
まだあどけなさの残るその顔に映るのは、焦燥の色。

やがて、彼が辿りついた駅で。
線路に落ちた女性。止まる電車。そして、手を伸ばす少年の姿を見れば]

 うん。
 大丈夫そうだね♪

[満足したように、一つ頷いて。]


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