人狼議事


147 書架の鳥籠

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


グロリア! 今日がお前の命日だ!



 ――― 忠告はしたはずだよ。

[書架の中で本を読み進める2人の男女。
サロンから足音を消して書架の迷路で見つけた相手。]

 手を、離すなと。

[二度目の忠告は、誰の耳にも届かない。
私は―――迷わず術を行使する相手を選び、そして **]



[―――人形に変わりゆくグロリアの姿。
 魔女の願いを、また、叶える事となる。]

 博打ではあったが、
 どうやら私が勝ったようだ。

 ふむ、運気はわれにあるのか――
 それとも、これが等価交換というものなのか。

 …、

[僅かに間を置いてから]

 シメオン君。
 敵討ちは 成功したよ。
 



 ――…、シメオン君。
 




        シメオン君…、…
 




 ひとりじゃ ない。

[それは仲間に向けてでもあり、
 自分自身にも言った言葉でもある。]



 重い魂…か。

[ひとつ、またひとつと、奪っていった魂。
そのどれも軽いとは思ってはいない。

刈り取るたびに、
背に圧し掛かる。

けれど、それでも叶えられた願いのために
私は全てを背負うと覚悟を決めていた。

だからこの背を曲げる事は、しない。]



 これが、ゲルトなのだな。
 シメオン君。


 …見るのは初めてだが、君によく似ている。
 



 さて、…シメオン君。
 君が追いつめられて悪足掻きしたように

 わたしもひとつ、…そうしてみようと思うよ。

[負けられないのだよ、と。
何度か口にした言葉。

背が重い。生が重い。
だからこそ、――― ]
 



 [もう、 シメオンの声は 返ってこない。]

                  [   聞こえない。 ]



 間違った事は、“言っていない”がな。

[嘘をつくのが、苦手な探偵はそんな弱音を呟く。]



 守護者がまだ、…いたとはな。

[けれどそれがホリーと解れば、
声はやや低く、重い。

魔女がいかに、無邪気で残酷な生き者か。
痛いほど身体で感じていく。]

 …、私は―――
 



 どこまで人を騙し続ければ
 どこまで彼らを人形にし続ければ

 …いいのだろうな。

[返事はもう返らない。
ただの、独り言だ。]


[息苦しさを覚える錯覚。
それでも、まだ、魔女が叶えてくれた願いに縋ろうとしている。]

[幸せを、奇跡で手に入れようとした代償は、重い。
重く、圧し掛かる。]



 …負けるわけには、いかないのだよ。

[悪足掻きをすると決めた。
 決めたからには、それを曲げないのが筋というものだ。]



 全く…酷い男だ。
 



 私は、嘘は―――…苦手なのだ。
 



 ―――…故に、これが 最後の嘘だ。
 



 …私の嘘は、どうだったかな。
 シメオン君。

[声は返らない。
ひとりにさせないと言った言葉。
それもまた、現状では、嘘に聞こえて。]



 “次”もまた、私の番―――だったな。

[次も、あるのならその次も、
…魔女の願いを叶え続けるのは。]



 サイモン君。
 君が配ったキャストは快く思われていないようだ。

 故に、私はね…
 そんな彼らに私のことを、亡霊だと、言われたくないのだよ。


 私は――探偵なのだから。



 …ふ。

 どうやら、私の悪足掻きも
 無駄だったようだな。

[相変わらず抑揚のない声色。
けれど悔しさの滲まない声。]


[ くすくすくす ]

[少女の嗤い声がきこえる]


[私は願った。]

『死んだ妻と子と一緒に、また 暮らしたい』

[―― 魔女に、そう願ったはずだ。]



 …、…っっ あ

[これが わたしの願いの かたちだと、――?]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:クラリッサ 解除する

突然死 (1人)

クラリッサ
0回 (2d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび