226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/09(Tue) 02時半頃
|
―夢の中:手紙のゆくえ―
家族に手紙を出している、院内の患者仲間を見てメルヤも手紙を出していた時期があった。
但しメルヤが手紙を出した相手は、両親ではなかった。 両親は、物心ついた頃には不仲だった。メルヤを名門の小学校に通わせ、無事合格した後も教育ばかりを押し付けて、世間体しか見ていない親だった。 メルヤのやりたいこと。 欲しいものなど、気にする母親ではなく、父親は無関心だった。
――彼が病気を最初に発症した、10年前。
中学に上がって間もない頃だった。透明で鋭利な鱗が生える。切除手術をしても、また生えてくる。 子ども時代のメルヤは生意気で愛想が無く、大体のことをこなしてしまうからこそ、同年代の友と呼べる親しい間柄もいなく、気味の悪い子どもだと指を指されて蔑まされた。
世間体ばかりを重んじる母親が、メルヤを厭わしく思うのは直ぐだった。 無関心の父親が、口を出すこともなくメルヤはこの病院に送られた。
外の世界への未練が無い。そのこともメルヤの諦念に拍車をかけていただろう。 幻に両親も知人も現れないのは、メルヤの深層心理を明確に働かせている。
(7) 2015/06/09(Tue) 03時頃
|
|
――彼の世界は、白い箱庭の中から始まっていた。
あれは奇抜なピエロの格好の男が、いなくなった後のこと。 もの珍しそうに、患者仲間が手紙を書いているを見掛けたことがある。 書きたい相手に書けばいい、と屈託のない笑顔で告げられ、戸惑うメルヤに笑顔で便箋を一組渡した。
思い浮かんだのは、突然いなくなったピエロの男。 隔離区域に運ばれたらしい、と耳にしたメルヤは、手紙ならば届くとかすかに期待した。
返事は返らなかった。
もう自分のことを忘れているからだろうか。 あちらでも、元気にやっているから手紙を書く暇が無いのだろうか。 そんな風に考えながらも、メルヤは何通か、ピエロの男相手に手紙を書いた。
(8) 2015/06/09(Tue) 03時頃
|
|
返事は一度も返らなかった。 隔離区域は、この病院の一部。 郵便事故で届かないということもないだろう。
あのピエロの彼が、手紙に返事を書くかどうか――ほぼ確信として言えば書くだろう。
手紙を書いた誰もが返事が返らないことに、メルヤが知ったのは何時だったか。
――――…それでも手紙を書き続ける男がいることからは、目を反らす。
隔離された者とは、連絡が取れない。 それが、真実だと知ってしまった彼は手紙を書くことをやめた。
きっと届けたい相手に届いていたなら 愉快な仕掛けが施された手紙が来ていただろう、とメルヤ思う。
――そんな人だったから。
(9) 2015/06/09(Tue) 03時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/09(Tue) 03時頃
|
―翌朝:自室―
――ッ!!
[目覚めは最悪だった。昨夜の酔いが残っているだけじゃない。 シンバルのけたたましい音で、深い眠りから急激に覚醒した。
彼にしか聴こえない幻聴。平常心を心掛けている彼も、心臓が止まるような思いだ。 幻聴や幻視があった時に声を出さないようしていたが、叫びそうになったぐらいだ。]
……部屋の中で良かったよ。
[ぼやきつつ、身支度を整える。普段通りに包帯の替えをポケットに入れる。 ややあって。>>2:81で貰った鎮痛剤も入れた。
ラックから取り出して、いくつかの手品も持ち出す。]
(31) 2015/06/09(Tue) 14時頃
|
|
―廊下―
[廊下に出たなら>>19の背中が見えた。朝から幻覚症状が起きている彼は、佇むシーシャが幻でないと判断出来ない。
周りに人がいないことを確認する。]
おはよう。昨日はごめんね。
[軽い挨拶のみで済ませた。 彼自身の不調もあるが>>19の様子が奇妙であったため深入りしないためもあった。]
(32) 2015/06/09(Tue) 14時頃
|
|
[先を歩く。思考を巡らせていたためどれ程歩いたか不明瞭だった。 廊下の先で>>22と>>26の姿を見掛ける。 ヒナコの今にも泣き出しそうな、様子。ケイトの無表情の裏で、困惑しているような様子。
彼はここのところ病院関係者を避けていた。>>2:192のように勘付いてなどいない。
ただ、予感があった。 ひたひた、と。不穏な足音が押し寄せるような、黒い影のような、予感が。]
二人とも、どうかしたの?
[常と同じような声で、問い掛けるのが彼の精一杯だった。**]
(33) 2015/06/09(Tue) 14時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/09(Tue) 14時頃
|
―少し前:廊下―
[振り返る。いつも通りの、澄ました顔。 何ということは、日常の続き。彼はまだ、隔離施設に連れて行かれた者を知らないから、普段通りを繕った。
ケイトとの昨夜の会話が、耳に甦る。 ポケットから新しい包帯を取り出し>>39に軽く投げた。手元に、行くように。]
じゃあ、それで貸し1つ返済にしてね。
[シーシャの指が赤く染まっているのを見る。咎めるような口調で、少しは爪を大事にね、と言って立ち去った。 再三の通告で、医者の部屋へと向かう為に呼び止められても歩みは止めなかっただろう。
未練は残さない。誰の痕にもならぬように。
彼が”また”と口にしなかったことに、シーシャが気づいたかは定かではなかった*]
(41) 2015/06/09(Tue) 18時半頃
|
|
―現在:廊下―
[告げられた残酷な真実は、彼は目を瞠る。 頼りなげなヒナコと、淡々としている奥で動揺をみせるケイトを交互に見つめる。]
ナナオが?
[彼は、内心決めつけていた。 次に”連れて行かれる”のは、彼自身であろうと勝手な解釈をして、少しでも引き延ばすために足掻いたのだ。
ナナオの症状が悪化しているような様子は、少なくとも彼には見えなかった。 過剰なまでの心配は、ナナオの持つ病ゆえだ。彼より後から入ったから、憶えている。何もかも。 優しい、優しすぎる彼女のこと。>>2:110>>2:111 その心の傷みには、触れずにいた。]
(43) 2015/06/09(Tue) 19時頃
|
|
…僕に言うことじゃないよ、それは。 覚えてる。忘れない。
忘れないんじゃない、忘れられないんだよ。
[呟く声は、少し弱々しい。拳を握りしめた。 起きてしまったことは、取り返しがつかない。
(――――…もしも)
そんなことが、過ぎっても仕方がないのだ。]
……ケイト、ヒナコをお願い。 僕は、ちょっと寄るとこあるから。
タルトや、他の人も気に掛かるしね。
[厚い包帯の上でも壊れもののように、ケイトの肩にそっと触れて足早に歩く。 ”連れて行かれた” 他の人が無事かどうか定かではない。安否が気掛かりだった。]
(45) 2015/06/09(Tue) 19時頃
|
|
[ヒナコの背に生える青い翔に、ふと目を向ける。 また、少し大きくなっただろうか。
こんな時に綺麗な翔だね、なんて。言葉を掛けた時のことを思い起こした。
こんな時だから、思いだした。**]
(46) 2015/06/09(Tue) 19時頃
|
メルヤは、シーシャに包帯を投げた。
2015/06/09(Tue) 19時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/09(Tue) 19時頃
|
―医務室― [彼が足早に向かったのは、再三の通告を渡された医者の元。 彼はごく普通に訪れていた。鱗の増加具合。他症状。精密検査を受けながら、医者や看護師に愛想笑いを浮かべる。]
……先生。
[検査と検査の合間だった。 病院関係者の前では、彼はなるだけ気弱な青年を装う。彼が、身体的には健康な青年だったからだ。他の患者との相違点。 故に彼は模範的であろうとした。シーシャもそういった点で身体的障害は無いが、軽業や手品で鍛えていたせいで彼の身体能力は低くない。
鱗が増えれば、トレイルやヒナコのように足が動かしづらくなるなどの弊害が生じるかと思えばそういった症状は起きなかった。
代わりに生じたのは、幻覚だ。]
(61) 2015/06/09(Tue) 20時半頃
|
|
……先生。 僕が、早く。来ていたら……ナナオ”達”は連れて行かなかったんですか? [>>45もしもの続きの言葉を、弱々しく吐く。 演技半分、本音半分。歯噛みしたくなるのを、彼は抑えながら注意深く医者を見る。]
「ナナオとゆりは、病気が進行して――」
[かすかな動揺が、医者の瞳に生じるのを見逃さなかった。 その後のお定まりのような、言い訳は彼の耳には入らなかった。彼とナナオ達とは関係がない。病気の進行度合いによって――。
そんな言葉が、耳に滑っていた。
引っ掛かった、と彼は思う。複数が”連れて行かれる”ことも多いから彼はわざと”達”と言って鎌を掛けた。
だが病院関係者は、彼が普段どんな行動をしているかも記録しているから、既に気づいていると勘違いしたのだろう。]
(……ナナオ、ユリ)
[診察台に座っているため、拳を握ることも出来ない。 彼は見誤った。次は自分の番だという思い込みが、あった]
(62) 2015/06/09(Tue) 20時半頃
|
|
[診察台に座っているため、拳を握ることも出来ない。 彼は見誤った。次は自分の番だという思い込みが、望みがあった。
[最近、特に距離感を気にしていたのも。少しでも引き延ばそうとしたのも。 少しでも、他の家族が穏やかに過ごせたらいい、という願いだった。
喪われることは、恐ろしい。誰がいなくなっても、心臓を抉るような傷みを刻みつける。
(消えられたら、いいのに。)
頭の過ぎる歪んだ思考は、追い払う。]
(63) 2015/06/09(Tue) 20時半頃
|
|
……せんせい。
[掠れた声が意識せずに出た。 連れて行かれた人々が過ぎる。新たに加わったふたりを想う。]
(64) 2015/06/09(Tue) 20時半頃
|
|
(――…ナナオ。 君が来た時には、僕はもう手品をやめていたんだったかな。 だからこそ。未来を紡ぐような詩を、歌を紡ぐ。君はみんなの心を明るくしていたよ。
君から見れば遠くからだったけど、僕にとっては君の家族だった。 明るくて優しくて、優しすぎて人を傷つける。
……誰かに触れたがっていた、寂しそうな君。 僕とは違う。触れることを、諦めた僕とは違う君の長所。臆病な部分も。 妙に一緒にいることが多いせいで、君が誰を見ていたかも、本当は知っていたけれど。
――触れない僕が、どんな風に見ていたかなんて伝わらなかったんだろうね。)
(65) 2015/06/09(Tue) 20時半頃
|
|
(――…ユリ。 来た時には柔らかな笑顔を見せる、子だった。 徐々に言葉を喪い、感情を喪う君を、僕は他同様に黙って見守っていた。
喪われていく君を、僕は憶えていようと思った。 君が忘れたくなかったであろうことも、君が好きだと言ったものも、怖いと言ったものも、憶えているから。)
[人間は、残酷だ。 誰の存在もが平等でなど、あり得ない。
彼が、ピエロの男がいなくなった時だって、他にもいなくなった人がいた。だけど、彼はピエロの男がいなくなったことに、悲嘆に暮れた。
人はそうやって枠組みを作る。余り言葉を交わさなかった相手のことほど忘れやすい。 だからせめて。彼は、誰にも深入りしないように。誰にも深入りさせないように。
誰がいなくなった時も、同じぐらいに心を痛めて、悲嘆し、誰かの大切な相手が連れて行かれた時に同調する]
(66) 2015/06/09(Tue) 20時半頃
|
|
[メルヤ自身がいなくなった時。 ――…誰も余り悲しみに暮れないよう、余り傷つけないように深入りさせないようにしてきた。
あくまでも彼自身がそうしてきたつもりであって、実際は定かではない。彼自身気づいていない、気づかない振りをしていることがある。]
せんせい、次は僕の番ですか?
[途方に暮れた子どものような、頼りなげな表情を浮かべる。 医者の男の、瞳が一瞬泳いだ]
(67) 2015/06/09(Tue) 20時半頃
|
|
それが、答えだった。
[――…ナナオ達のことは残念だったが、とか。君は気にしないで生活していい。 列ねられた言葉は、彼の耳にも心にも届かない*]
(68) 2015/06/09(Tue) 20時半頃
|
|
―医務室前廊下―
――うげっ…!
[>>70医務室から出たのを見られたかどうかが、先に気になった。 猛獣にでも出会したかのように、距離を取る。息を詰める。泳ぎそうになる目を必死で堪えた。 ひとつ咳払いをして、必死で表情筋で口を引き攣らせながら笑みを向ける。]
トレイル、おはよう。 変なとこで偶然だね。
[――…それじゃ。手を振って逃げ出したくなるのが何故か、彼自身には不明だった。理性で必死に留まる。
逃げ腰なのは、ここ最近のいつも通りだった。]
(76) 2015/06/09(Tue) 21時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/09(Tue) 21時頃
|
……――。 [彼の心に、さざ波が押し寄せるような感覚が陥った。 伊達に。長い付き合いではない。無遠慮に踏み込まれることも、多々あった。]
トレイル
[固い声。呼び掛けた意味は、彼にも不鮮明だ。 ――…喪われていく。欠けていく。
直視して刻みつけて置くのが、記憶に留めて置きたいと思ったのを、話したことはあっただろうか。話したとして、忘れただろうか。]
化け物なんて、生易しいよ。 ……君こそ珍しく先生に用?
じゃあね。
違和感と言うには、大きな差異を、彼は見逃さない。残酷な現実でも、優しい虚実を振り払い、心に芯を定める。 今更のことに。狼狽した理由が彼自身、わからない。 素っ気無い振りをして、辞去する。その横を通り際に>>79の横を通る。]
(84) 2015/06/09(Tue) 21時半頃
|
|
(――…ナナオとユリが”連れて行かれた”)
[その呟きだけを残して、廊下の奥へと去る。 後で話がある、とは何故か声が出なかった。
果たされないかもしれない約束を、口にしたくなかったのだ。*]
(86) 2015/06/09(Tue) 21時半頃
|
|
(何がちょっとだ、人のこと言えないけどさ。何がちょっとだ。) [>>90に、彼は何故か苛立ちを憶えた。何故かはやはりわからない。重々しい口振りに勘付いてないとしたら、甘くみられたものだと思う。 彼自身が見ないようにしているものが、見える。
何時の間にか。彼の隣にはピエロの男が佇んでいた。
『スマイルー♪ スマイルー♪』
今だけ黙ってて欲しいなどと思ったが、幻覚の相手をしないように努める。 呼び掛けに、振り返る。真っ直ぐに鳶色の双眸を、ぶつけた。]
――――……ヒナコと、いま、先生から聞いた。 間違いないよ。
こんな冗談、嘘でも口にしたくない。
(97) 2015/06/09(Tue) 22時頃
|
|
[一旦、立ち止まる。 >>91を見る目は、常ならず穏やかじゃない。]
……トレイル。 ”ここ”で話すことじゃないよ。君らしくもない。
[躊躇うように一拍置く。 どう声を掛けるべきか、逡巡する。]
君”らしく”ない。 落ちつきなよ。普段通りに、タルト達にどう話すかとか考えててよ。
……もし。詳しいこと聞きたかったら、昼ぐらいに部屋に居てよ。
[辛辣なようで、取り乱している>>91を叱咤しているつもりだった。 喪失は恐怖だ。互いにとって意味合いは違うけれども。
今度こそ踵を返し、医務室から少しでも離れようと足早に廊下を去る。 彼が何か声を掛けたとしたら、振り向いて頷く程度だったろう。*]
(98) 2015/06/09(Tue) 22時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/09(Tue) 22時頃
メルヤは、ケイトのことがふと過ぎったのは、診断を終えた後だからだろうか。
2015/06/09(Tue) 22時半頃
|
[>>106かすかな、返答とも溜め息ともならぬものは、耳聡く彼は聴いていた。 深入りはしない。いつも踏み込んで来るのはあちら側。 勝手にこちらが言い捨てたことだ。昼に部屋にいなくとも、気にはしない。
彼自身見て見ない振り。]
[廊下を通り、食堂へと向かおうとした。彼には目的があった。 中庭を見つめる。
そこにはキルロイとオスカーとタルトが、和やかそうに談笑をしていた。 気づいているのか、いないのかは不明だが、どこか遠い風景のように思えたのは、何故だろう。]
……。
[誰かと目線があったなら、ややぎこちない笑顔で手を振ったことだろう。*]
(110) 2015/06/09(Tue) 22時半頃
|
|
[中庭に目を向けていると、こちらに歩き出す>>109の姿。 オスカーとタルトが居たならば、おはよう、と挨拶ぐらいしただろう。]
キルロイ、おはよう。 天気が良いね。
…僕は食堂に行くつもりだけど、君はどこいくんだい?
[普段通りの笑顔と声で、彼に話しかけた。 元より覚悟は出来ている。だから、今日も普段通り。
普段と違うのは、誰に対しても”また”と言わないことだけだ。]
(113) 2015/06/09(Tue) 23時頃
|
|
キルロイ。
[僅かな逡巡は、数拍。少しだけ>>115廊下の方に手招きする。]
…その様子じゃ、まだ知らないんだね? ナナオと、ユリが”連れて行かれた”
ユリは、よく図書館に居た子なんだけど…
[続く言葉を、選ぶように。黒瞳を静かに見つめる。 息を吐いた。本気の本音は、トレイル辺りにいつも通り押し付けようと思ったのだが、そうも行かない様子だ。]
……誰かが、タルトに話さないといけない。 ヒナコにそんなことさせられない、から。
[伺う視線の先に、オスカーを見る。 老年の精神を持つ彼がいるなら、まだ、自分だけでも上手く伝えられるか、と逡巡する。]
僕にも弁当…出来ればサンドイッチみたいなのがいいな。 あと、バナナ。一房おっちゃんから貰ってきてくれない?
(117) 2015/06/09(Tue) 23時頃
|
|
[>>124見る見る内に青ざめていくのが、わかる。 キルロイに、その役目を押し付けようとは思わなかった。
なるだけ、タルトの発作を引き起こさないように、上手に言う。 頭の中でトレイルが以前、幼い子に言い聞かせていた時のことを思い起こそうとして――
その時、大体、彼自身は他のことに追われていることが多かったのを思い出す。]
役割分担、ってね。 キルロイ、君は君の、気に掛ける人に掛けてあげて。
[激励のようにそっと肩に触れる。 両手とも鱗が突出してしまったため、傷つけないように柔らかく。]
(127) 2015/06/09(Tue) 23時半頃
|
|
バナナも、忘れないでね。
[心の中で、謝罪する。 おそらく近い内に、自分も連れて行かれることを確信していた。
彼がいなくなっても、誰も傷付かないよう。振る舞ってきた、つもりだった。彼自身は。]
[キルロイが食堂に向かったかどうか。わからないがもう一度。 励ますように、そっと。肩を叩き。
中庭のオスカーとタルトの方へと足を向けた*]
(128) 2015/06/09(Tue) 23時半頃
|
|
タルト、おはよう。
ちょっとおいで。オスカーさんと一緒にキルロイ待ってる間に…僕とお話しようか?
[手招きをしながら、オスカーの元へと歩み寄る。 意味深な視線を、彼はオスカーへと投げた。彼は今勘付いたが、オスカーの背がまた縮んでいるようだ。]
オスカーさん、僕、メルヤだけどわかる?
[まずは、世間話をしつつタルトの方へも、何気ない話を投げてみた。]
タルト。絵本呼んで貰ってたのかい? [昨日、彼が選んでトレイルに渡した絵本を、見つける。 顔が、強張りそうなのを総動員して宥めた。
医者の顔を浮かべて、人の良さそうな愛想笑いを浮かべる。少しでも、タルトが安心出来るようにという配慮だった。]
(130) 2015/06/10(Wed) 00時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る