83 最初からクライマックス村
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[白より流れる白。その表情《瞳》を護っていた白銀の兜はもうない。 振り払われた剣は先程よりも力ない物に思えたが、其れでも重く。ギンッ――、弾き、距離とる相手に再度、魔剣を構えた。]
その瞳が――ッ、 お前の…ッ…!
[白の騎士団長ののみ許されたその兜は清められていて、邪の、魔の、気配を遮断する。その兜がなくなった今、彼からは、いや、彼の右眼からは、ふつふつとその気配が広がり始めていた。 白い魔の気配。 其れにぎりッと歯を食い縛る。]
(9) 2012/03/19(Mon) 02時頃
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…ハーライト…
[兜のない友人の素顔に、二つ名ではない彼の名を一度呼んだ。]
効いただろう 愛弟子の 覚悟は
[流れる白銀はぽたりと地に落ち、そこに、彼を見上げるような視線を持つ水溜りを作る。]
今、… 今、楽にしてやる――!
[オオオ、と猛り声をあげ、ライトニングに向かい魔剣を振りかぶった。手には黒の力を乗せ、その白を黒で塗りつぶすかのように、一気に距離を詰めてゆく。 ――― が その剣が彼に届く直前、ひどく――… ]
(10) 2012/03/19(Mon) 02時頃
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―――嫌な予感がした。]
(11) 2012/03/19(Mon) 02時頃
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GURURURURURURURU………
[追い詰められ、正体を顕にした妖魔は、
徐々に理性をなくし、本能に従っていくのかもしれぬ。
だがそれでも、絶対的存在である神王の命令には
従おうとするのだろう。
一度は命令違反してしまったものとはいえ**]
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[ 轟ッ! ]
っは――、
[バヂィッ! 白の拒絶>>13に、振りかぶった勢いのまま、黒は弾かれた。ドッと重い音がする。 一度倒れ臥し、数度の瞬きの後、仮面の奥漆黒の瞳が映ったものは、向けられた聖剣の鋒と――、世界が白く染まる光景。
それは、光で世界を満たしたリンデンブルグのそれとは違い、冷たい、石膏《ツクリモノ》のような、穢れなき白《アルケー》。]
なん だと
[そしてその絶対為る存在《イデア》、呼応して現れたるは門《ゲート》。]
(17) 2012/03/19(Mon) 13時半頃
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馬鹿――なッ! ”滅びの神門《テリオプトシ》”だとッ!? あの門が開いたら、本当に世界が終わるぞッ!!
[それと時を同じくしてだったろうか!>>8 三首の屍竜《ドラゴン》の咆哮が辺りに黄昏(くろ)く響いた。 ビリビリビリ、と空気は震える。
グッ、と拳を握り締め、ガシャッ、魔剣を支えに立ち上がる。先程の衝撃でダメージを受けている身体は痛みに蝕まれ、神門《テリオプトシ》の出現により魔剣の気配も落ち着かず。]
…最終決戦《クライマックス》か――…
[けれどチャキりと魔剣《それ》を構えなおした。]
(18) 2012/03/19(Mon) 13時半頃
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―――“お呼びでしょうか”
[王の呼び声に応える思念がある]
セラスシエル。
暁を喰らい尽くすことを命ずる。
思うがままに奏でよ。
―――お前は美しい。
[傷つけられ、ついに現してしまったその真の姿。
生きた血の通わぬ、悪魔の姿。
精神的にも肉体的にも醜態としか言えぬ身を]
――……“仰せのままに”……
“煩わしき暁を 黄昏の静寂で 飲み干しましょう”
[美しいと形容されるのならば。
屍竜《ドラゴン》は歓びに震え、全ての力を神王へと捧げることを誓う]
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[広がるは謳うような白の響き。>>20 それに返るのは白の声とは反するかのような亡者の呻き。
再度の力を、仮初の命を、其の身に宿し、白の声の命ずるままに、ただ滅びを望み黄昏(くろ)く染める。 早く何とかしないと――、そう思い門《テリオプトシ》を見上げたが、三首の屍竜《ドラゴン》が門《テリオプトシ》の前へと立ちはだかり。>>26
咆哮が再度、響き渡った!黒炎、黒嵐はもう間もなく迫り来るのだろう。]
――… チィイ…ッ!
[翻された掌、其の動作はまるで完成された芸術品のように。今此処に、神話を体現する。>>21
”聖剣”――― ”鍵”
ガキンッ、重々しい硬質な音が鳴った。其れは黒の軍勢の呻き声の中でも残酷なほどに澄んで響き、世界へと届いた。 ”魔剣”の柄を握り締める。
門《テリオプトシ》が光を帯びる。浮かぶ文字は、聖教会に所属しているものなら読めるのだろう。>>22 其れは穢れなき白。一点の曇りもない、一点の曇りすら拒絶する、白《アルケー》。]
(28) 2012/03/19(Mon) 18時頃
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させ ッ るかぁあ―― ッ!!
[三度響いた白き声>>23に、力強い黒の声が返った。
――― ふぉおんッ ――
王と王門が共鳴し、鍵が反応を示す。 けれど足りない欠けらの一つが、この手の中に在る。
王《白》と王門《白》と鍵《白》へ。 割り込むは、鍵《黒》。 共鳴すべき、もう一つの鍵は、白へと共鳴はしない《黒のままである》!>>27
神門を鎖すにもまた、鍵が必要なのだ!]
(29) 2012/03/19(Mon) 18時頃
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【 白 夜 騎 士《ナイツオブナイト》 】
[黒でありながら白の名を持ち、白へと対峙するその矛盾は、だからこそ世界の理を――予言を覆す力を持つ。
だが、トルニトスが其の力を持っているのではない。
黒の騎士《トルニトス》を認めた人々の心にこそ、その力が宿るのだ。
椎奈が気付き>>1:96、リンデンブルグが其れを認めた>>1:101。 恐らく黒の予言を待っていたサイモンティウス6世も>>1:32、最期には認めていたのだろう。]
(30) 2012/03/19(Mon) 18時頃
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[そう、此処が【白の予言】と【黒の予言】の分岐点ではあった。
神門が開き”滅び《終焉の黄昏》”を迎える事こそが【白の予言】の本当の姿であり、 神門を鎖し”滅び《終焉の黄昏》”を回避する事こそが【黒の予言】の本当の姿である。
神門が開かれる事までは、どちらの予言にも沿っている。
だが、――其の時までに、彼《白》の弱点《瞳》を暴きダメージを与える事に成功したのは、間違う事なくシメオン《賢者の瞳/-ハクダクニシズミシシロヲトラエルケンジャノシセン-》の成果だった。
変化の兆しは現れている。 予言の通りの結末を迎えるのか、それとも、違う新たな道を作り出すのか――、未来はまだ、決まってはいない――。]
(31) 2012/03/19(Mon) 18時頃
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[一人の心の制御で、神門を鎖すほどの力は持てない。 ただ、時間を稼ぐ事は出来る。
けれど其の間にも黄昏《くろ》の軍勢は自分に仲間に無慈悲に襲い掛かる!
魔剣を制御しながも迎え撃つ。
心にあるのはただ一つ。
この世界を、 滅ぼさせたりなどしない!!
光《しろ》に溢れた、希望《おもい》だけ。]
(32) 2012/03/19(Mon) 18時頃
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仰げ黒雷ッツ!
雷環黒爾破<フルグロディルス・プロウォカートル>!!
[ゴオゥッ――、魔剣を一閃させると剣先より生み出された黒雷が自らの周囲を取り囲み、円を描きながら向かい来る軍勢へと放たれた。まともにくらい消し炭になる者、翼や身体を麻痺させ地に倒れ伏すもの。多々見えたが、軍勢は無限である。
このままでは埒が明かないだろう。
それに――、 魔剣を押さえながらの攻撃は内部を蝕む。 恐らく先にへばるのはこちらの身体の方だ。
其れでも魔剣の柄を握り締める手は緩めない。 心の決意も揺らがない。
神門が開き嵐が吹き荒れた事で、対たる白との距離が開いたかもしれず―― ただ仮面の奥から、盟友《ハーライト》へと、視線を*送った*]
(33) 2012/03/19(Mon) 19時頃
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[シメオンの死。それを嘆く枢機卿の姿。
嘗てのお前なら、この光景に心を痛めるんじゃないのか。
なあ、ハーライト…
変わらないからこそ、
お前が其処に居るのなら
お前はいったい、何を思っている――…?]
(65) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
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[もし、俺と同じ気持ちだとするのなら。
悲しむのは後、と。 使命《ノゾミ》を全うしようとしているのなら。
お前は必ず後悔するんじゃあないのか。 例えお前が勝ったとしても、必ず、必ず――…。]
(66) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
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[ぱぁっ…>>52
僅かな光が差し込むとゆるく空を仰ぐ。
―――…ッ
仮面の奥、再度表情を歪めた。 サイモンティウス6世――――、…墜ちたか。
自分を忌むべき者とし扱ってきた者たちの統率者…。 彼と最期に顔を合わせたのは聖教会の本部近くの森でだった。 俺が聖教会に入る事はない。皆が用が在るとなれば、ただ外で静かに待つのみだ。そんな時に、あいつは態々小言を言いに遣って来た。 けれど最後に。
『だがこの戦いが無事終われば――、 …いや 其の話はまた今度だ…。願わくば、もう顔も見たくないがな……』
フン、と鼻で笑い立ち去る姿を見送った俺の心には、もう昔のような荒波はなかったのだ。俺も彼も、少しずつ少しずつ、かわっていた。もう、あの話の続きを聞く事は出来なくなってしまった事に、今はただ、表情を歪めただけだ。]
(67) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
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だが――、まさか、継いだのかッ―― …!?
[零れ落ちた光は彼女へと降り注ぎ、>>53]
あんな翼は――― … 見た事がない…
[白と、黒と。 全ての存在を許すような慈悲深さを持ち、淡く優しい輝きを放つ彼女は、新しい教皇として其処に存在していた。まるで天使だと比喩したシメオンと、感情こそ違えど言葉は同じだった。]
白も、 ――― 黒も…
ああ………
[目頭が少しだけ熱くなりそうだったけれど、未だ、戦いは終わっていない。気を緩めてはならない。]
(68) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
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―― ッ、テッドッ!! ナンシーッ!!
[ハッ…と、痛みに呻く姿、怯む声に、二人の名を呼ぶ。]
クッ…、
[だが自分にも軍勢は迫り来て護る隙を与えてくれない。]
(69) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
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[そこへ与えられる選択肢がある!>>61>>62>>63
彼女から『名前』を呼ばれたのは、はじめての事。 驚いたように瞬いたけれど、其の僅かな表情を仮面は隠す。
答えなど決まりきっていた。]
(70) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
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俺の愛剣は、後にも先にもこれだけだッ!
リンデンブルグッ!
[望む未来は、ただ一つ《魔剣/背約》。
――――けれど第三の剣よりも。 俺はこの剣で、やらねば為らぬ事が在る。
魔剣を、握り締めた。]
(73) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
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[神《トモ》は表情のない表情で白瞳より白涙を落涙しているかのようにみえた。ただただ静かに。
それは沈黙ではなく静寂。
語らぬかんばせは矢張り精巧に作られた聖像《ツクリモノ》のようだ。 まるであの日見た聖教会での神像のようで。 まるでこの神殿に祀られた復讐の女神像のようだった。
そんな石膏《ツクリモノ》のような表情で。 表情だからこそ―――…。]
(92) 2012/03/20(Tue) 12時頃
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オオオ…ッ!
[テッドの瞳に光が宿る――いや、暁の光が新たに宿った!あの音楽は!!
”希望たるテオドール” ”勇光もつグレゴール”
今は亡きグレッグのその力は確かにまだ生きている。彼の中に――、彼と共に! 暁の希望を宿す彼は、神王とは対極の力強い意思秘めた表情をしていた。
その親友《二人組》を見ているとハーライトとすごした過去を思い出し微笑ましく思っていたものだった。テッドから来る”憧れ”は、そういう感情を向けられた事があまりなかったので、最初こそは邪険に逃げてはいたけれど。>>1:141 今はこうして名を、愛称を呼ぶ程に、彼に――彼らに好意と信頼を置いていた。
二人の二重奏《デュエット》は、俺たちに希望と勇気をもたらす。
巨竜の頭の一つは封印された!]
(93) 2012/03/20(Tue) 12時頃
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[拒絶する。
――― その白の響きに。
拒絶をされ続けた過去を思い出す。]
…
[仮面の奥の表情は、誰にも見えない。]
(94) 2012/03/20(Tue) 12時頃
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[けれどそういうシュティムング(きもち)に浸っている場合でも、 甘い戯言を思っている場合でもない。
俺は決めたのだ。約束したのだ。
『何があっても、世界の為、 この剣《チカラ》捧げる事を誓う。』
と―――…!]
(95) 2012/03/20(Tue) 12時半頃
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