297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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─山道─
たえちゃーん! たえちゃんおらんかーーー!!
うひゃっ。冷た。
[芙蓉に教えられた場所>>0:19目指し、 新緑の山道をざくざく進む。 時折、周囲に向けて声を張り上げてみるが 返ってくるのは静寂ばかり。
雨は降っていなかったが、 植物はしっとりと湿っていて時折顔にぺっちゃり張り付いてきた。]
(2) 2019/07/04(Thu) 02時頃
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なんやさっき、山の方で白っぽいのがゆらってと動いた気がしたんやけど。 白鹿でもおったんやろか。 いや、どちらかってゆうと亀吉の頭みたいな…
[山へ入る直前、ちらりと見えた白い何か>>0:100が無性に気になった。]
この山道きついやろしさすがに無しか? でもたえちゃん心配して人手増やすんやったら、 山へ登る朧が声かけ…
[山へ登る者、で脳内に浮かぶ朧。 続いて浮かんだのは、常日頃の朧と亀吉こと吉治の間で 繰り広げられる心温まらない交流風景>>0:94>>0:98]
(3) 2019/07/04(Thu) 02時頃
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……声かけは、しそうにないなぁ。 気のせいやったんかなあ。
[朧と亀吉。外見が対照的な二人は付き合いの形も独特で。 定吉視点では、朧が亀吉を苦手にしていて、 亀吉は朧を構いにいっているようにも見える不思議な形。
朧の一本気な所と亀吉の緩い所がなんやかんやなっとるんかなとは思った事はあるが。 当人同士の問題に横入りするのもお節介なので ま、ええかぁと流していた。]
(4) 2019/07/04(Thu) 02時頃
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今日の山はあんまり探検したい感じとちゃうなぁ。 まずは紫陽花の所までやけど、 朧やら探してる男衆と行き逢うたら どこ探したんかは確認しとかなあかん。
…紫陽花なぁ。 まさかたえちゃん食べへんとは思うけど。 昔えらいことなったん思い出すわ。
[基本的にはとっても健康優良児な定吉だが、 人生においては例外が発生する事も勿論ある。 その一つが、7歳頃に発生した 紫陽花の葉っぱを試食し、お腹を壊して大変だ事件だ。
紫陽花は生で食べると毒。 貴重な人生経験の一つになったのだった。**]
(5) 2019/07/04(Thu) 02時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/04(Thu) 02時半頃
もう、来たらあかんよって。
言ったやんか。
[幼子の、泥に濡れたすべらかな頬を、そうと指先で撫でる。
桃色に染めて輝いていたそれは、白く冷たく濡れている。
危ないから、あかんよって。
そもそもそん花は、お見舞いには向かんよ、って。
言うたのに。
あと少し、年が行っていたならば。
幼子にはその花が見えなかったろう。
あと少し、幼かったなら、こちらの声が聞こえたろう。
あと少し……
口惜しさは何の代わりにもならぬ。
私は、泥に足を取られて滑り落ちる子どもに、何もしてあげられなかった。]
あぁ、泣かんで、泣かんで。
[空が泣き出すような雨を降らせる。
これは、誰の涙だろうか。
この子のものか、家族のものか。
この子の家族は、誰やろう。
お見舞いと言っていたのだから、きっと病に臥せった家族がおるんやろう。]
泣かんで…な?
今、綺麗にしたるからな?
[幼子の亡骸に掌をかざす。
白銀の光に包まれて、物言わぬ子供は姿を消した。
代わりにその場に遺るのは、月明かりを写した銀竜草のような、仄かな輝きを帯びた紫陽花一株。]
そうら、綺麗やろ?
あなたが、綺麗て喜んだ、お花や……
あぁなんで。
なんで、まだ泣くん?
[開いたばかりの紫陽花に、ぽつりぽつりと雫が落ちる。
それはまるで、花そのものが泣いているようで。]
あぁ、あぁ、そうやんな。
ひとりぼっちは、さみしいな。
おねぇちゃんにも、分かるから。
[ひとりでに花束のようになる、花手毬を両手に包み、口付ける。
それはまるで、むずかって中々眠らない子供を寝かしつけるような仕草で。]
可哀想やな、可愛いな。
せやな、ちゃぁんと、帰してあげるからな。
[ぽつ、ぽつと、村への道を辿るように、紫陽花の花びらが、姿を見せる。
例えばそれは、紫陽花の花束を抱えた子供が、いち早く家へ帰ろうと、走り抜け様花を散らしていったような。
それを見守り、“わたし”は微笑う。]
ふふ、元気やな、可愛いな。
**もあの位ん頃は、
よう走っとったっけ…
[“わたし”は、遠い記憶に想いを馳せる。
誰からも、“わたし”自身からも、忘れ去られた記憶に。
『どうして、どうして…おねぇちゃん!』
誰かの泣き顔が記憶にひらめいた瞬間、私は────、**]
[ 昔に食べた、 ――― 食べようとした紫陽花は、どんな色をしていたっけ。]
[ 小さい頃から山が大好きだった。色んな所に行く前に、山の知識を教えてもらって、でもそれでも、こっそりと色んな所へ行った。
一度足を滑らせたこともあったが、持ち前の丈夫さでなんとかなった。 その時の光景や見たものは、思い出せないけれど。
運が良かった。
あたしはきっと、運が良かったのだ。]
[ 見た事がないはずの透明な紫陽花。
どうしても目が行ってしまう。あれは、…あれは。なんだっけ。]
…たえちゃん?
[ そう語りかけるのは頭の中でだけだ。
そう、それは、その透明な紫陽花に向かって。
泣き声が聞こえる。良く知っている気がする。だけど確信には至らなくて、声には…言葉には、できなかった。]*
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─山道─
たえちゃーん! たーーえーーちゃーんおーーるーーかーーー?
! 向こうの藪が動きよった!
ちょー待っときやー! そっち行くでー!
[>>13 声をかけた直後、近いところの藪の辺りから 踏みしめて歩くような音が聞こえた。
素通りされないよう声をかけてから近づく。 見えてきたのは、たえではないが意外ではある白い姿。]
(31) 2019/07/04(Thu) 18時半頃
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[こちらに向けて振っていた手は細くて白い。 知らないものが見れば山の精が人型でも取ったのかと 惑乱する場面かもしれなかったが。
定吉は、亀吉こと吉治の特異な外見については 無頓着と思われる位には気にしていない方だ。
最初にその姿を目にしたときも 「白い蛇や白い鳥がおるんやったら、白い人もおるわな!」で自己完結。 虚弱な質やから気をつけたらなあかんよな、と。 そちらの方ばかりを気にしていた。
本名が吉治である事も知ってはいるのだが、 長生きの亀がついた名の方が縁起が良さそうなので 呼び名はもっぱらあだ名の方だった。]
(32) 2019/07/04(Thu) 18時半頃
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おー!亀吉。 よぉ上ってこれたな。 ここら結構えらかったやろ。
一人か?それとも誰かと来とる?
[ガサゴソガサ。 茂みをかきわけ、時折邪魔な長い木は 鎌でスパンと切り落としつつ早足移動。]
俺は畑帰りに聞いて慌ててすっとんで来たとこや。 水とか飲むかー?
[危なげない足取りで亀吉の側までやってくる。 相手がどれくらいの間探索しているかはわからなかったので、とりあえず竹筒を出して水を勧めてみた。**]
(33) 2019/07/04(Thu) 18時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/04(Thu) 18時半頃
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─山道─
一人かぁ。それでもまぁ気持ちはわかるで。 あんな小さい子がおらんなったら、心配やもんなぁ。
朧とすれちごうたんやな。 叱られるのは…ま、しゃーないしゃーない。 責任感強い奴やし、色々考えてまうんやろうて。
そうかぁ。まだ見つかってへんかぁ。
[>>39 頑張って探してるとの言葉にはうんうんと頷いて。 朧の眉間に皺が増える様子が想像余裕過ぎて苦笑。
それから、顔色を確認するように亀吉の白い顔を見た。]
(45) 2019/07/04(Thu) 22時半頃
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今は体力とか大丈夫なんか? 一応俺、たえちゃん優先でおぶる事なるから 帰りは自力で降りる体力は残しといてほしいんやわ。
動けるんやったら、見る目は多い方がええから もちろん助かるけどな。
[疲労の色はそんなには見えないかなぁと、少しは安心。にかっと笑顔を向ける。 >>44 水は大丈夫との事なので、背負っている籠に竹筒を戻した。*]
(46) 2019/07/04(Thu) 22時半頃
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────とぉりゃんせ、とぉりゃんせ。
此処は何処の細道じゃ?
天神様の細道じゃ。
ちょぉっと通して、くだしゃんせ────
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─山道─
そんなもんかいな。 ま、今の俺も亀吉も全然のんびりしとらんけど。ははっ。
…お、鳥がよぉ食うやつ。 葉っぱが柔いんよな。これ。
[>>52 白い指先が小さな野草を摘むのを目で追う。
はこべを見て、綺麗や可愛いという感想より先に 食べれるやつ、鳥が好む、という認識が出てしまうのは残念な所。]
(59) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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……うーーん。 それはそれで、なんか違う気ぃするよな。 同じ村の仲間同志やし。
朧も真っ直ぐな気質のええやつや思うねんけどなぁ。
[>>52 話の雰囲気から見ると、亀吉が朧に対して 含む物があるようでもなく。 人間関係の不思議な曇り空。
朧にも、何かの機会に聞いてみた方がええんかなと少し思った。]
(60) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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どうしてもどうしてもあかんようやったら、 籠置いて、たえちゃんおぶった亀吉おぶるのも できんことないやろけど、これは奥の手な。
[定吉は二十歳手前の青年だが、 まだ所帯は持っていないので 男手が必要な時、気軽に村中手伝いに行ける立場。
座り込んだ亀吉を送り届けるのも朝飯前だったので その辺りは面倒とか気にする様子もなかった。>>53]
それやったらええなぁ。 心配したでーって正月の笑い話にしたらええし。
ん、それがええわ。 俺は上の方をもう少し…
[見ようか、と言い掛けた所で 亀吉が何かに気づいたように降りていく。>>58]
(62) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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どしたん。 何かあったったんかー?
[何かを追いかけるような動きを 呆気に取られたように見て。 早足で追いかける。]
おぉ、追いついた。 どれやどれー。見てみるで。
[亀吉の持つ何かにぬっと顔を近づけて、 まじまじと眺める。>>61]
(63) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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なんやろ。 形だけみたら、紫陽花みたいやけど。 透明なんは変よな。
あ!口には絶対入れたらあかんで。 もし紫陽花やったら、
……腹が保津川下りする。
ほんまやで。 どんなんやろってわざわざ試すのも無しやで。
[本人的には、とても真面目に警告をしたつもり。]
(64) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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[>>15 かつて自分が紫陽花で食当たり大惨事になった時、 芙蓉が好奇心満点であれこれ聞いてきて。 突撃隣の本草綱目状態で詳しめな説明をしてしまった結果、女子なのに多分追従したらしく、数日間…な事になったのはよく覚えている。
体が弱い亀吉がそんな事を実行したら、 それこそえらいことになるので。 声にも普段無い真剣さが加味されていた。*]
(66) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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─透明な紫陽花─
こんだけ薄いんやったら、 氷だと水になっとるやろし。 硝子でこんな細かい細工って見たことないしなぁ。
[>>70 指で軽く押して感触を確かめる。 崩れそうでいてしなやか。 見かけはどうあれ、触感は植物のような気も…しないでもない。]
そやで。 ほんまやから、指に汁とかついとったら後でしっかり洗った方がええ。
[重々しく頷いた。 尚紫陽花の毒成分、本来ならめまいや吐き気方面が連想されやすく、そちらも体験はしていたのだが。 記憶の中の主訴は最も印象深いもので刻み付けられていた。]
(71) 2019/07/05(Fri) 01時半頃
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はこべは吸い物に入れたり茹がいて 和え物にしたらええ味出るで。 村の中でも草場探したらよぉ生えとるし。
それにしてもこの紫陽花みたいなん、 なんでこんな所に落ちてるんやろ。
風が吹いたにしても、元の株無いといかんよな。
[周囲をきょろきょろ見回す。 それらしい群生は見当たらない。 代わりに、空のどんよりとした色合いを主張するように湿った風が吹いている。]
なんかこう悩ましい天気やなあ。 降られるの覚悟で合羽でも持ってきた方がええんやろか。 どうする?一旦降りるか?
[本来は、雨が降れば捜索も中止なのだろうけれど。 悩む顔で空と山を交互に見た。*]
(73) 2019/07/05(Fri) 02時頃
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んーっと、そやね。 綺麗なんやけど…変やな。 見てるとなんか落ち着かん気ぃするわ。
花に見られてるような感じの、なんかぞわーって。 綺麗すぎるからやろか。
[>>74 植物に関してそんな感想を持つことはあまりないのだが。 じっと見ていると背にさぶいぼが立つような謎の違和感。]
せめて白とか青とか色ついてたら綺麗なんやろけど。 透明なんはなぁ。
[呟きを拾い、うんうんと首を縦に振り同意した。
あえて色の中に白を含めた表現にしたのは、 先ほどのやり取り>>65の微妙な雰囲気を 思い出したからだった。**]
(75) 2019/07/05(Fri) 02時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 02時半頃
よかったねぇ、おたえちゃん。
無事、辿り着いたんやねぇ。
知っとるよ。
わたしたちの見分け、つかんこと。
どっちでもおんなじやって、
きっと言うんやろね。
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