人狼議事


179 仮想現実人狼―Avalon―

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――???――


   (どうしてなの … ?)


[それは暗く深き絶望

  底の見えない澱の如き、暗黒の世界]


[俺の今までのスキル……必死であげたそれぞれはなくなり
 ただ、一つ、狂人、と書かれたスキルだけがある。]

 …………

[俺は現実のように、微かだけ感情を口元に乗せる。]
[成功報酬は現実への帰還または消滅



 なぁ、アヴァロンへの帰還はどこにもないのかい?]


[光射さぬ細井戸の
           淀んだ水溜まり]

  ( どうして ―― が
       こんな目に 遭う の )

 [遥か上から落ちた雫は
       暗がりに囲まれ 色を失う]


 [長き時を経て いつか
          その存在をも忘れ]

( ごめん なさい 
            あやまるから
   ごめんなさい
        何度でも    
             あやまるから )

  [己の流した 一粒の涙さえ
                 忘れて]



(            ごめんなさい

   どうかもう これ以上 

        ―― を ……      )


 [闇に沈む 澱の中から 獣が姿を現す]


(何だこれ。消滅ってどういうことだよ…?)

[それを確認してから、フードの奥の眉間には深い皺が刻まれた*]


[ニュースキル――其処には『人狼』と書いてある。
  人 狼 ?
嘗てサイモンから聴いた説明、そして今し方不可思議にも現れた説明文に書いてあった事を思い出す。
  一 夜 に 一 人 の 村 人 を 喰 ら う 獣
困惑と緊張に、身体が震えた。
その時、誰かの『聲』――否、言葉にならぬ息遣いが脳へと響いた]

 ……誰か、居る……?


 ああ…………これが、スキル??

[あ、語尾がつかない。
 パト犬装備の恩恵強化聴力とも違う
 不思議な声の聞こえ方に俺はパト犬装備で
 目をまたたかせて。]


[唯一残っている、否、新しく手に入れたスキルは「人狼」
毎夜、人狼全員で一人だけ、村人を殺害します。という文面には、物騒な感満載だ。]

人狼って…あーなんか聞いたことあんな。
最近流行りの、だっけか。

[とつぶやいていると、方々から声が聞こえる。]

んー?なんだこれ、個別回線みたいなん?

おーい、誰だー?
ってああ名前言わないと解んないな。
俺クシャミだけど、そっちは?

[不穏を感じるからこそ、とりわけ明るく尋ねた。]


[問えば答える聲が聴こえる。
答えを得られて、ホッとした。
スキル、と上がる語尾に、成程そうなのかと少年の理解も進む]

 ……びっくり、した。
 その声、もしかして、グレッグ?

 俺だよ、トニー。
 俺、の新しいスキル――『人狼』、みたい。

[未だ戸惑い含みの口調で。
ボソリ、と新たな素性を知らせる]


牧人 リンダは、メモを貼った。

2014/06/01(Sun) 22時頃


[やがてもう一つの聲も聴こえる。
クシャミだ。
暫く逢ってなかったが、二人とも以前PTを組んだ記憶がある。
少年は安堵しながら、頭の中に響く個別メッセージに応える]

 クシャミー、俺だよー、俺々。
 トニー。

 久し振りー。
 ……てゆか、びっくりした。

[まだ困惑が抜けきらず、半信半疑の口調で] 


 クシャミにトニーか
 うん、俺はグレッグ
 …………狂人だって。

 けど、サイモンが言ってた狂人って
 ただの人間じゃなかったっけ……?

[ふむふむと、スキルを介した声を聞きながら
 俺は人狼にそこまで詳しくないので
 ヴァリアントルール囁き狂人を
 よくわかっておらず
 人狼同様に囁けることに不思議そうにして。]


お、グレッグと…トニーか!
おああ、ひっさしぶりだなー。
最近何してたんだ?全然会わなかったけど。

[会話を聞いてとりあえず、どっちも知ってる名前だったのに安堵した。]

人狼、ってことは俺と一緒かー。
ん、グレッグは違うのか?

[言いつつ配役を見ながら、該当しそうな物に目星をつける。ついでにその役割も。
そしてスキルの所に、何やらさらに不穏な物を見つけて眉を顰めた。]


……なぁ、ここ、
襲うってコマンドの隣に、
サイモンの名前が書いてあるんだけど。

[トニーとグレッグと顔を見合わせたかったけれど、特殊回線ではそれは叶わず、声ばかりが届いていた。]


【人】 牧人 リンダ

 ─ 宿屋/広間入口 ─

 ふ、え? あれぇ、えっと。えーっと?

[眠っていたのか、仮想現実なのにうたた寝からいきなり目覚めた様な、強烈な感覚に身体がガクリと震えた。
よろけながら周囲を見回して、宿屋と思しき背景に女はきょろきょろと周囲を見回す]

 いや、だって僕、アイテム整理とか装備選びとかしてた筈で!

[農場を出て辿りついたアイテム保管所。何だかアイテム保管数が増えた気がして首を傾げながら、たまにここで会うチアキが喜びそうだとかぼんやり思いながら、宵闇海底に向けた装備選びをしていた。
その筈なのに──……]

 何で僕お宿にいるんですかぁ? 夢遊病にでもなったかな。

[なんて呟いたのと同時、新着クエストの通知音>>#0
それに気づいたのと同時、今までのスキルがなくなっていた事にも気がつき。女は悲愴な呟きを落とした]

 ちょ、あれがなきゃ僕……[この世界でも、不要扱いされませんかと。
皆まで落とすと現実になりそうで、先の言葉は飲み込んだ]

(30) 2014/06/01(Sun) 22時頃


[グレッグの声に、サイモンとの記憶を辿る。
確か、このゲームに嵌ったサイモンは色々と調べ、
その話をしてくれていた]

 え、と、……前に、サイモンにーちゃんが、
 なんかじんろーと喋れる特別な狂人も居るよ、
 ――って言ってた。

 それ、なのかな?

[察するに、この特殊スキルが使えるのは3人だけの様だ。
他からの聲は未だ届いていない。
少年も不思議そうに唸りながら]

 消滅と帰還……て、ほんとなのかな。
 このゲームがほんとなら、俺たちが、サイモンにーちゃん食べちゃうんだよね?

[今一つピンと来ない**]


 最近、ドラゴン九匹倒すクエストやってたー。
 やっとコンプリったのに、スキル消えてて泣きそう、俺。

[他愛もない話しをするのは、緊張をほぐす為でもある。
だが、クシャミに言われ、コマンドをチェックし直すと、
現れたソレに、少年も驚きに目を瞠った]

 ……ほんとだ、俺のとこにもある。
 さっき、シスメでサイモンが最初の犠牲者だって言ってたけど、
 これ見ると、なんか……本気っぽいよね。

[ゴクン、と喉が鳴る。
スリルか、恐怖か、それとも興奮か。
少年は身震いをした**]


 上位合成に失敗してましたが何か

[クシャミの言葉に俺は思わずそう返しつつ
 そっか、人狼は襲うんだっけかと納得する。]

 PK(Player Kill)がないアヴァロンだけど
 今回はあるんだな…………

 まぁさ、ゲームだし、ちょと別の部屋で閉じこもりする
 だけじゃないの?サイモン。
 今閉じこもっている部屋の鍵をかけるとかさ?

[トニーの話には、へーと
 俺は感心した声をスキル回線に乗せて。
 きっとそれなのだろう、俺が知らないだけで。]


【人】 牧人 リンダ

[言葉を飲み込み、広間に集まる人々の姿を確認する。
人狼と言えばサイモンが聞かせてくれ、画面の向こうにいる彼がネット観戦をしていたあれだろう。
そうして、この仮想現実で必要とされた己のスキルの代わりになったそれを改めて見つめていたせいか、システムメッセージ>>#1はどこか遠くに聞こえた気がした。
けれどもサイモンがダミーと聞けば弾かれた様に彼に視線を向ける。青褪めた彼に何も言う事は出来なかった。
宿の客室に向かう彼と行き違えば、振り返りその背中を視線で追う]

 ダミーって事は……。

[サイモンさん死んじゃうの? 人狼に食われて?
まさかぁと笑いながらも、少しだけ、結構本気で思う]

 この世界で死ぬるの?

[現実よりも求めてくれる人がいる世界で。

それは素敵な事に思えて、遠くなっていくサイモンの背中をどこか羨ましげに眺めた。

こんなクエストとか、今の自分のスキルとか全てただのバクかもしれないのに]

(37) 2014/06/01(Sun) 22時半頃

【人】 牧人 リンダ

 ええと、釣りの人ですよねぇ。おかしいって、何がです?

[そうしてサイモンを見送れば、一番近くにいたワンダの呟き>>25を耳にして、首を傾げながら彼女に近づいていった。

リンダが常宿にしているのは湖畔近くの宿屋。通りかかる度に釣りクエストをしている姿を見ていたから、一方的に姿だけは見知った存在だった]

(38) 2014/06/01(Sun) 22時半頃

おおおマジかラゴンナイトのクエストだろ、おめでとー!
ってそりゃ泣けるな……

[と、おめでとうとご愁傷様を一緒にするのはありがたみが薄いが伝えた。さっきから笑ったり真顔になったりと忙しい。
だがトニーの言葉には絶句する。]


食べ…


いやいやいや、そんなトルにーみたいなこと無理だぞ!?
いやまぁトルにーが齧ってんのはモンスターだけど。
相手はアバターだし…

[モンスター相手に千切っては齧るギルメンの勇士を思い出すも、自分にそれが出来るとは到底思えない。まして相手は、ただのモンスターじゃなくてアバターで。]


…いや、アバターなら、現実じゃ無いから

いいのか?

[ここは現実じゃ無い。だったら許されるんだろうか?
感情を感じ取って流したのだろう、冷たい汗がアバターの背中を伝っていくのを感じた。]


グレッグマジ乙

[合成失敗に肩ぽむ…は出来なかったが。
ものすごく簡単な労いの言葉をひとつ。まぁ昨日?も慰めたし。
PKについては、あーあーと言いながら。]

んや、PKはちょい前…だったか?
忘れたけど実装されてるぜ。俺もやられたし。

[とはグレッグに、だからソロ危ねーんだぜという忠告がてら知らせておいた。()]

…………だよなぁ。ゲーム、だし。
そもそも鍵かけられて閉じ籠られたら、
俺ら襲うったって出来ないだろうし…。

[とそんな風に、まだどちらかといえば楽観の方が強かった。]


【人】 牧人 リンダ

 ワンダフルボディ……。

[>>47返ってきた言葉に思わず胸に視線がいったのは、リンダを操る者が男の性を持つからだろう。まぁ、現実で触れられるからわざわざ凝視しなくてもいいけれど。
彼女の名前をばっちりと覚えられそうな語呂に了解と頷きを返し、そうして人が少ないと言われれば、改めてフレンドリストを確認した]

 ああ、ですねぇ。
 僕もいくらか廃人さんのフレンドがいますけど、皆さんオフラインですし。
 ……人狼クエスト、なら。人数が限定されているのかもですね。

[土台が整いすぎという事は、つまりバグの可能性が低くなったという事だろうか。
頭の中で、ぼんやりとそう思う]

(55) 2014/06/01(Sun) 23時頃

 まじでー ?

[クシャミの言葉に俺は軽く目をまたたかせる]

 うーん、最近近場の採集しかしてないうちに……
 じゃあ、コリントスの柱が
 相場下がったのは買い占めしてた奴が
 PKされたからか…………

[そんな状況なら、このゲームも納得か。]

 まぁ、よくわかんねーけど
 そんな深刻に考えないで
 遊べばいいんじゃね?

[楽観の言葉に俺も楽観を返した。]


【人】 牧人 リンダ

[名前を覚えたばかりのワンダの行動を何となく視線で追えば、犬姿のグレッグが視界に飛び込んできた>>52
思わず目を見開いてしまうのは、こんな状況でもそれがお似合いだと思ってしまったからだろう]

 かわいー……。

[子供の頃に飼っていた犬と同じ毛色だったせいか、思わずそんな呟きを洩らし]

 最初ですか? そうですねぇ、能力者に名乗ってもらうとか、そういうのをやるみたいですよ。ネット人狼を観戦していてのおぼろげな知識ですけどぉ。

[なんて言いながらも、どうせならクエスト失敗の消滅の方がいいなとリンダはぼんやり思った。
帰還には、心惹かれる要素がなかったから]

(59) 2014/06/01(Sun) 23時頃

【人】 牧人 リンダ

 フランねぇさま……!

[心惹かれるものがない現実。
心惹かれるものがある仮想現実。
その心惹かれる最たる人物に声をかけられ>>57、リンダはぱっと顔を上げていつもよりも明るい笑みを浮かべて駆けていった]

 ここにいる、という事は参加者なんですよね。スキルも確認済みですし。……他の人のスキルは目視出来ないから、これで何かあれば一気に疑心暗鬼ですよぉ。

 ……サイモンさん、ダミーってシステムメッセージ流れてましたからぁ……。

 このクエストがバグじゃない限り──

(61) 2014/06/01(Sun) 23時頃

【人】 牧人 リンダ

 大丈夫じゃないかも、ですよ。

[羨ましいなぁと、最後に誰にも聞こえない様にポツリと付け加える]

(62) 2014/06/01(Sun) 23時頃

マジ!
まぁこっちは返り討ちにしてやったけどなー。
俺がひょろいからってナメすぎだ。

[とふんぞりながら言った。
グレッグが近場の採集でも襲われなかった事は、最近の運はそこに使ってたんじゃね?と思ったりもしたが。
相場の変動とかには成程とか思ったが。]

そっかー、それもそうだなぁ。

[深刻に考えないで遊べの弁には、にっちもいかない現状ならそれもそうだなぁと、今は気持ち切り替える事にした。]


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