158 雪の夜に
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[あの後女は宿へと帰った。 ダーラの代わりに夕食を作る準備を始め、 しかし夕食が出来上がる時間になっても、 宿に勤める小さな子供が帰ってくる気配がない。]
にいさんと一緒だったから、 1人ってことはないと思うけれどね。
[ハナの母親らしき女性の姿も見当たらない。 しばらく待って、戻って来ないとわかると コートを羽織って宿から出る準備をする。]
小さな子だ。 探さないわけにはいかないだろう?
[そう言って。 宿から出たっきり、女は朝まで宿に戻らなかった。]
(5) 2013/12/26(Thu) 01時半頃
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……? 何が?
[唐突に零された囁きの、意図は察せないまま。]
― 昨夜 ―
[ティモシーの雑貨屋を訪れた後のホレーショーは、
恐らくはその足で、墓地に出向いただろう。
墓前の祈りを妨げる事はないが、その後のどこかで、
旅人は船乗りに声をかける。]
[それは、ハナとはぐれてしまったために、
探すのを手伝ってほしい、と言ったものだった。]
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[宿を出て少し後のことだ。 途中、1人で歩くヤニクに会った。 雑貨屋前で見た時には共にいた筈のハナの姿がない。 それを問うと、>>7 母親に返したという返答があった。]
そうか…、 ん、でもあの母親もなんか危なっかしい感じだからねえ。 一応親子の姿確認してから戻るよ。
[瞳を細めて、ヤニクにそう返して。]
にいさんは、そのまま宿に戻るのかい?
[そう訊いてから、ヤニクとはそこで別れた。]
(10) 2013/12/26(Thu) 01時半頃
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[翌朝、女は宿へ帰ってきた。 ヤニクはその場にいただろうか、 ひどく難しい表情で酒場に顔だけ覗かせ]
診療所。
[その一言だけ残してまた外へと出ていってしまった。 自警団がハナを迎えに来たのはそのすぐ後のことだ。
また誰かが襲われた。 その噂はすぐに宿から町へと広がっていく。
襲われたのは宿に勤める女だ。 ざわざわと、動揺にざわめく人々に そう間を置かず、新たな情報が伝えられる。
襲われたのは2人だ。 一夜に、2人。]
(14) 2013/12/26(Thu) 02時頃
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居る。
[確信だった。
一夜に二人、それも一方は"己のものでない"襲撃。]
けど、あの男が騒ぐまでは、人狼なんていないみたいだった。
どう言う事だ……?
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―翌朝・診療所― [>>11悲痛な鳴き声が診療所に響き渡る。 亡き母の姿に嘆く子供の声だ。
女は、それを部屋の外の廊下で聞いていた。 ハナの母親を一番に見つけたのが女だった。 女の羽織るコートが赤く染まっている、 倒れたハナの母親を抱き起した時についた血だった。]
―――……、
[顔色を蒼くさせて、 女が見つめるのは親子のいる部屋ではない。 その奥、慌ただしく医者達が行き来しているもう一つの部屋。 ハナの母親とは別に運び込まれてきた男がいたのだ。 それは、よく知っている名前の男で。]
(17) 2013/12/26(Thu) 02時頃
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[慌ただしく自警団が出入りを繰り返している。 死んだ女の方には、噛み痕があったのだ。 人狼、人狼、その名前が絶えず囁かれている。]
―――…、
[女は何時ものお喋りな様子とは打って変わり、 黙りこくってホレーショーの運ばれた診療室ばかりを見ていた。 吐き出す溜息が、少し震える。]
(21) 2013/12/26(Thu) 02時半頃
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[ハナの事はホレーショーにとっても、そう簡単には
放っておける事でもなかったに違いない。
やがて陽が落ち、人を探すにも難しくなった暗闇で、
狼は人知れず牙を剥いた。**]
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―――…ん、
[>>22ヤニクの言葉にも生返事しか返さない。 ぼうっと廊下の先を見つめていたら、視界が赤く染まる。 外套の重みで俯くと出ていく前のヤニクに弱弱しい声で呟いた。]
…なあ。 ―――…ったら、
(24) 2013/12/26(Thu) 03時頃
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…ホレ…死んじまったら…どうしよう、
[面会謝絶で会う事を許されない。 女にとっては初めてのことではなかった。 似たようなことが、前にもあった。]
なんであいつが、 …やだよぅ…。
[ぐす、と外套の奥からくぐもった鼻の音が鳴る。 >>23ヤニクの言葉には外套を被ったまま頷いて、 ぐすぐすと鳴る鼻を納めようと大きく息を吐いた。**]
(25) 2013/12/26(Thu) 03時頃
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―診療所― [ぐすりと鼻を鳴らす。このままでは借りた外套まで汚してしまう、そう思ってコートを脱いだ。子供の泣き声はまだ聞こえてくる。 近くで、聞き馴染みのある声が聞こえた。>>30]
…どうしてあんたが謝るんだ。
[鼻を鳴らしながらその声に問いかける。 扉の向こう側は見えない世界だ。ホレーショーがどうなってしまっているのかこちらから知ることはできない。]
……どうしてあんたが謝るんだ。
[もう一度、問いではなく呟いて。 使いものにならなくなってしまったコートは畳まず返り血が目立たないように丸めておいた。]
(32) 2013/12/26(Thu) 22時頃
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[実際、この人狼にとっては、
普通の狩りでもなく最低限の摂取でもない、
生きている範囲の最大限、という加減は、
初めての事であった。]
[とは言え、人間の生死の境はよくよく把握している。
壮健な船乗り、余程の不幸が重ならなければ
命を落とす事はない。]
(――陸の上でも、何があるか解ったもんじゃないからな。)
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[>>34子供の泣き声が止んだことに気がつくと 女はハナの母親が眠る病室へと顔を覗かせる。]
…ハナ、 一度宿に戻ろうか。
[ぐすり、大分落ちついた鼻を啜らせて]
あんた、夕食は食べたかい? 朝も食べれてないだろ…、なんか食わなきゃ。 あともっと温かい格好にして…、
そんで、後でまた来ようか。 …ねえ?
[小さな少女の頭に手を乗せる。]
(36) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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[失敗、人狼、ハナとヒューのやり取りを聞く。 また難しい顔になった。ここには自警団がいる。]
…宿に帰ろうか。 ヒュー、あんたも。
[2人へと、そう促す。]
(45) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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よっぽど手の込んだ偽装じゃなけりゃ、そうなる。
[軽く肯定した。]
……二人目の方は、死体を見れてないんでな。
けど、医者に運び込まれた上で『喰われた』っつってるんだ、
ちょっとやそっとの見間違いじゃないだろう。
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[ヒューとハナの会話に、やはり難しい顔をして]
なあ、それは…、 あたしが聞いててもいい話かい?
…話してくれるんならいいんだけどね。 あんたらの知ってること…。
[ハナの小さな背を押して診療所から出ながら 確認を取るように言葉を向けるのはヒューに対して。
診療所を出ると寒くて震えた。 外套を外したヤニクは今、女よりも寒いに違いない。]
(52) 2013/12/26(Thu) 23時半頃
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声も聞こえないのに、……不思議ね。
[こんな風に同胞に遭遇したら、
どうするものなのか、少し気にはなったが]
ということは、
……あなたは殺さなかったのね。
襲った、相手を。
[どこか安堵のようなものが声音に混ざる]
そうだな。
[向こうも、自分以外の人狼の存在に気付いて良い筈なのだが。
何らか理由があるのだろうと、想像を巡らす位しか出来ない。]
んー? あぁ。
……どうして? 安心でもした?
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[自らは口を開こうとはしないヒューに眉を下げた。 ハナへと手を伸ばす姿を眺めるだけだ。女はハナとは手を繋ごうとはせずに震える白い息を吐いた。ぐす、と寒さで鼻が鳴る。]
……話しておくれよ。 さっきの口ぶりだと、あんた知ってるんだろう。
…事件の犯人のこと、何か知ってるんだろう。
[ヒューとハナの姿は見ることができず、 前を向いてから雪の積もる地面へと視線が落ちる。]
あたしの勝手な推測だけど、 あんたの怪我も関係してるんじゃないのかい? ―――ホレだってやられた、 無関係って顔をもうしてられないんだ。
……なあ、話しておくれよ。 何もわからないままだと、考えることだってできや…
[ハナが、怯えるような声をあげたのはその時で、]
(61) 2013/12/27(Fri) 00時半頃
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―――…じんろう、
[ハナの言った言葉を繰り返すように、 女はハナの目を見て呟いた。]
(62) 2013/12/27(Fri) 00時半頃
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……そうね、
勝手だと思うけれど少し安心したわ。
[視界の中に、青年の姿を映しながら囁きを乗せて]
死ななかったらまだ罪が軽いってか?
だとしたら、そりゃちょっと解らねぇけどな。
[だとしたら、それはどこまでも人間くさい感情だと思う。
囁きの響きに、ふと気配のようなものを感じて、
一瞬背後を見遣る。]
結果は大差ないんじゃないか。
[船乗りを船から引き摺り下ろしたのだ。]
そうね、
結果は変わらないかもしれない。
……だとしても、
死んでしまうより、よかったと思うわ。
……あんたがそれを言うか。
[苦笑らしき揺らぎがそこに乗る。]
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