人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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モスキート! 今日がお前の命日だ!


[返ってきた答えは、酷く曖昧。
例えば、見知らぬ誰かがどこかへ行っても、さみしいと思ったりするだろうか。
さみしいと思うのは、その対象に、思い入れがあるからではないのか。
もしくは……“本当は自分が行きたいのに”と思っているからではないのか]

……あなたは。

[君も何処かへ、行ってしまうの?というその問いは、私にはまるで別の言葉に聞こえた。
“置いていかないで”と言われたような気がした。私は、声の主のことを、ほとんど何も知らないというのに]


[フィリップの声が、私の背中を押すようだった]

私も。行きたいと、思っているわ。
……だから、

[私の耳に届いたような気がした言葉が、私の勘違いではないのなら]

置いていかれたくないなら、あなたも、行かなくちゃ。

[その「鍵」をあなたは持っているのでしょう? という言葉は、飲み込んで**]


 ―――おはよう。

[ひとり欠けた管理人たちに向かって、朝の挨拶。
いつものようでいて、いつもと違う朝]

 脱走者とは穏やかではないわね。

[“亀”からの伝達は、アマルテアの耳にも届いている]

 管理人もひとり、辞めてしまったし。
 気を引き締めて仕事をしていきましょう。

[果たして、他の管理人たちはノアのことを知っていたか否か。
まるで他人事のように、アマルテアはマイクにそう呟くのだ**]


……ちょっと、待って。

[返事をしてから、私はようやく違和感を覚える]

あなた、今“君も”と言ったわ。

[君“は”ではなく、君“も”と
それは、つまり]

外の世界に行った獣がいるの?

[そして、声の主は。「鍵」の持ち主は。
その旅立ちのことを、さみしく思ったのだろうか]


……え。

[マユミの言葉を受けて、思わず声が漏れる。誰にも聞こえないような小さなその音も、確実に言葉を表していた。

外の世界に行った獣が、ヒトにならずに外に行った獣がいるのなら]

どうして、私は....

[ヒトになろうとして、薬の実験までしているのか。その言葉は呑み込んで、再び沈黙を守る。

きっと何かの間違いだ。そう、自分に信じこませて]


[手に入れた施設の地図。
それも、外の世界へと行くための、有用な道具となるはずで。
けれど、ここで明かしてもいいものか。
やっぱり私には判断できない。

息を詰めるような気配があった、気がした]



          ―――、 …僕も?

[   行きたい 、

        2羽の声が聴こえて、僕はひたりと耳を欹てた。

   置いて行く? ――― 二人にも、 ” 置いて行かれる ” ?
   いや、 二人は ” 出ていく ” 。そらに唄うために?
   先日も言っていた。『 ふたりでとぶ 』。なら、僕は、 ]



            でも …… 鶴が、 鶴が僕を恨むんだ。


[          むかしむかし。
        海辺で誰かに虐められていた僕に、
        ひとつの提案があった。

     『 鶴の居場所を教えたら、もう虐めないであげるから


        嬉しくて嬉しくて、救われたくて、僕は、


               ――――鶴の伴侶が死んだ、前の日のことだった 。 ]



     ――――もすきーと ……。


[ ―――開けた過去の頁。 朧に塗れた脳内で、僕の意図の外で声が出た。
 今はもう居ない ” 自由 ” になってしまった彼の名を紡いだ声が。

       ( さみしい。 ……さみしい。 )

 君に喜んで欲しかった 。 だからたくさんを教えた。
 そして君は出て行った 。 僕は少し嬉しかった。
               ―――同時に君を、恋い焦がれた。 ]



[ そうした思考の外で、誰かが困惑のようななにかを落とした気がした。
 僕はこてりと首を傾げて、「 いま、なにか 」と赤い声で聞き返す。
 ―――大扉の向こう、 射し込んだ光を狭まらせながら。 遠くなった彼の背中を見つめながら。


     きっと、あの時鶴は、こんな気持ちだったんだ。なんて、今更 ]**


[外の世界に行った獣がいるの? と私は聞いた。
その返事だったかはわからない。
けれど、聞こえた者の名に、私は息を飲む]

モスキート、って。

[それは、一緒に出てみるかと私に問うた鮫の名だ]

無事に行けたの……?

[そうだったらいい、と思う。たとえ脱走者によって、警備が厳しくなるとしても]


[そして]

鶴が恨む……?

[それは、何かの比喩なのか。それとも文字通りの意味なのか。
少なくとも私は、この施設の鶴なんて知らない。外の世界のことはわからない。
声の主は、鶴とやらの存在によって、この施設に縛られているのだろうか。
だから、行くことはできないと、そう言うのだろうか。
……「鍵」を持っている、らしいのに]

贖罪だというの?
そのために、ここにいるの?
……ここにいたら、いつか許してもらえるの?



      ―――行けたよ。


[  声の先で、息を呑んだ音がした。
  朧な思考の、遠い場所 。 呆然として彼の名を呼ぶ前に、梟の彼女が僕に聞いたことを思い出しては。

      ――” 生 ”くことはまだ、わからないけど。

  まるで懐かしむように、また惜しむように吐いた僕の声は、誰にまで聞こえただろうか? 誰かの流した空気を気に掛けながら、僕は言った 。]


―――警備、 強くしなきゃ……でも、

[ そら。と、うたうとり。
      僕は何を戸惑っているんだろう 。 ]**


[現実においてでも、こちらにおいてでも、その脱走は確かだという]

 こんなのって、無い……。

[抑圧された本能は口に出されることなく、静かに、吐き出された。]


[行けたよ、という返事に安堵しながら。
同時に、思う。やはりこの声の主は。この獣は。そのことを知りうる立場にある。
さみしいという言葉は本物だろう。
私には知りえない事情があるのだろう。
それでも……気をつけるべきだ]

クラリッサ……。

[届いた声は、私にはまるで嘆きの声のように聞こえる。
人間に“なおす”研究をしているという女医を、クラリッサは弁護していた。人間に従順だった。
そんなクラリッサにとっては、不従順な獣が自由を得たという知らせは、やるせないものがあるのかもしれない]


…わかっただろ。イカレ女医のいいなりになる必要なんかないって。

[クラリッサの言葉には、そう吐き捨てる。従順になっても、こうなる事は分かりきっていた。猿共は、私たちに何も与えてはくれない。…与えてはくれない、はずだ]


[そう吐き捨てながら脱走を伝えた声の主の事を考える。脱走を知っていて、獣たちに教える。この謎の会話の方法を教える。警備を強化しないと、と呟く。…こいつは誰だ?何の目的がある?脱走をさせたいのか、それとも、させたくないのか。どういった立場の奴なんだ。とにかく胡散臭い]


[――ぷつり

 ……、ああ、おはよう。

[いつも通りではない朝の、いつも通りの朝の挨拶。
 彼はアマルテアの声に静かにそう返すと、
 続く言葉に、相槌を一つ。]

  ――そうかい。誰か辞めていったんだね。
  (……それは、よかった 逃げ出せたなら、)

[淡々とした物言いの裏にある彼女の想いに
 気づく事はないが]

  なら、きっと忙しくなるね。
  把握したよ。……。

[小さく、柔らかくそこまで言うと
 ――ぷつん、と音声は切れる*]


[ジリヤの声が聞こえれば、今はもう反論することも出来ない]

 そう...ね。
 どうせじきに、結果が出るから。

 
 もし私が、その結果を伝えられなくなったら。
 頼むね、ジリヤ。


…ッ!オイッ!お前、まさかッ!やめろッ!まだ、わかンねえのかッ!

自由になりたいんだろッ!なんで、そんな、道を閉ざすような…ッ!

[クラリッサの言葉に焦る。強く呼びかけて、やめるように伝える]


[ 正直者が正直なまま報われるのは、御伽話の中だけだと
 「そと」で汚いものばかり見てきた僕は、
 彼女の慟哭に目を伏せる。

 鮫が”行けた”と 警備を強く、と迷う声
 やはり彼は「あちら側」なのだと下唇を噛んで。

 自分が誰ぞの恨みがあるから行けぬことと
 獣を逃さぬ為に 警備を強める事とは関係が無いような
(自分が鍵を持ちつつ出られぬ、八つ当たり以外には)

 手元でひらいた本の文字が 頭に入ってこない。
 兄が気になるのも勿論だったし
 ”脱走者”にざわめく”声”達に 胸が騒ぐ。]

   恨みなんて届かないほど、
   遠くへ行ってしまえば良い。……ねえ、行こうよ。

[ 怨嗟も 柵も届かない遥か遠くへ。
 それよりも遠くへ行こうとする声に、本を閉じた。]


[結果が出る。なんの?
結果を伝えられなくなったら。なぜ、伝えられなくなる?
血の気が引いた。クラリッサのその言葉は、ジリヤの言葉を受けてのもので、ジリヤが話したことといえば、女医の言いなりになるなという話で……]

いけないわ。

[ジリヤが必死に止めている。感情に強く訴えるその説得に、私は冷静にならねばと思った。
情に訴える方はジリヤに任せるべきだと]

クラリッサ、考えて。あなたは、本当に人間になりたいの?
それとも、外の世界に行って、自由になりたいだけ?
お願い、考えて。

[お願い、と私は繰り返す。
だって、心から女医の薬を信頼していたなら、あんな言葉は出てこない。
クラリッサはいつも女医に好意的だったけれど。
その薬がどれだけ危険なものなのか、本当は気づいているのでしょう?**]


お願い。
ここから出て行くのに役立つものが、さっき手に入ったの。

[施設内の地図。管理を強化などと言う油断ならない声の主の存在に、ここで秘密を明かしてもいいものかと躊躇っていたけれど。
それが、クラリッサを止めるために有効なカードとなるのなら、今切らなければ後悔する]

お願いよ、クラリッサ。

[もしも、クラリッサが命を落とすようなことがあれば。
そのこと自体もとても大きなショックだけれど。
ジリヤがあの女医に、何をするかわからない。
ジリヤが今度こそあの女医を手にかけようとして、危険と判断され殺される。
そんな悪夢のような死の連鎖が起こる可能性だって。
お願い、と繰り返す唇が震えた**]


....ごめんなさい、ジリヤ。


オイッ!オイッ!クラリッサ…ッ!ごめンッて、わかってンだったら…!

[謝罪の意味を悟ると、駆け出して。もう、手遅れかもしれない。だが、だからと言って、この脚を止めるわけにはいかない。…本当は、もっと早くにかけ出すべきだった。この、棘に隠した臆病さが、今は、ただ恨めしい]


――――……お願い。生きて。

[そう、祈ることしか、もうできやしない]


[ 悲痛な針鼠の声も、別れを告げるような猫の声も
 懸命に引き止める梟の声も 聞こえてはいるのに。

 僕は諦めることに慣れすぎていて、焦燥も自責すらも無く
 彼女との約束がなければ
 自分の身ですら執着しない関心の無さ。

 正しくなかろうと 猫がそれで良いのなら
 僕は正す心算は毛頭無いし、嘆く心も持ち合わせない。

 自分のことのように怒り 嘆くふたりが
 僕にはとても眩しかった。

 ( あんなふうに 誰かに執着できた頃は )
 兄といっしょに 喪ってしまったみたいで。

 ただ、ひとつ思った事といえば
 悲しむ梟は見たくないという 独善的な思考。

 ( ああ、やっぱり。……僕は、卑怯だ。) ]


     [ 数刻前 ]

         「 いつか、 」?


[ 問い、問われた声を僕は鸚鵡返しした。
     ―――いつか、許されると思った。
 それは紛れもない事実で、僕もまた、そのつもりだった。
 許してくれると思って、思って、 ……いや、願っていたのかもしれない。

     だってそうしたら、僕の罪は、赦される。 ]


     ―――でも、 …それは、 ” いつ ”?


[ 僕の潰れた声が、彼らに聞こえたかは解らない。
 幾ばくもの「 消えた光 」を見てきた。 そうして今回も、そうだと思った。
 だってそれが、 「 正しいこと 」だと思ってた。 なのに、

        これじゃあまるで、 僕が間違えてるみたいじゃあないか! ]


          …………、


[ ついぞ僕は声を発することはなかった。 欹てていた耳にすら、音が入らなくなる。 沈黙。 世界が僕をあざ笑う。

          ―――「 地下の僕 」を組み立てる、 土台が脆く崩れた気がした。 ]*


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注目:ノア 解除する

処刑者 (3人)

ノア
30回 (3d) 注目

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