人狼議事


150 堕天使達の淫哀歌〜ヴェルル女学院〜

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【人】 墓守 ヨーランダ

― 回想 図書室 ―

 どういたしまして。

[細長い手が役に立ったようだ。>>0:207
 伸ばしていた髪を久々によけたら視界がクリアで、
 理知的な笑顔がはっきりと目に映る]

 いえ、気にしないでください。

[握られた手は、包むように温かだった。]

 ……わぁー……

[掌が拭われる間、ちょっと感心している]

(16) 2013/10/29(Tue) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[もし、その事を尋ねられたらこう答えたろう。]

 色から、陽に灼けたように熱い想像をしていました。

 ですが、熱いのではなく温かったので、
 新鮮だと思ったんです。

(19) 2013/10/29(Tue) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ただ立つのに丁寧に手を引かれる扱いは、
 どこか不慣れで少し照れる。>>0:215

 フラン先輩ですね。
 私はヨーランダ・ティレットと言います。

[優美な感謝の言葉ではにかんだような顔も束の間、
 一瞬のうちに起こった額へのキス。
 目を白黒させている間に、風のように翻って去る]

[柔らかい感触の余韻に触れて、思い出して髪を掻く。
 長い銀が、ばらりとまた顔を隠した]

 ……なんというか……
 かっこいい先輩だなぁ。

[最後まで感心しきりだった。]

(22) 2013/10/29(Tue) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 校舎→寮の自室 ―

[そして短い放心状態から復帰すると、
 慌てて図書室を出て寮に帰っていく。]

 ただいま……あ、いないか。

[同室のピッパ先輩は不在だった。
 鞄があるから、帰っては来たのだろう。
 彼女こそ大人しく真面目な人と呼ぶに相応だけれど、
 不思議と不在がちでもある]

 ……大丈夫かな。

[時々。
 時々、沈鬱そうな顔をする先輩の事が心配になるのだ。
 学年も違って、しかも年上だから
 自分では乗ってやれない相談もあるだろうけれど。]

(24) 2013/10/29(Tue) 00時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2013/10/29(Tue) 00時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ……相手のある事を、一人で悩んでもしょうがないな。

[今度何か、自分の相談がてら聞いてみよう。
 よし、と気を取り直す。
 今日はお風呂に入ってさっぱりして、
 せっかく参考書も借りたからチアキと勉強する。
 そう決めて、着替え等の手荷物と共に部屋を出た]

(30) 2013/10/29(Tue) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 談話室前廊下 ―

[小さな足音と共に共同スペースの廊下を歩く。
 さやさやと微かに、女の子の甘い声が響く場所は
 いつも俯きがちに通りすぎるように気を付けて]

 ……ん?

[いるのだが、今日は何かと勝手が違った。
 談話室の声に、よく知った友人が交じっている事に
 気づいてしまったのだ]

 ――――!

[うわあああ、と喉まで出かかったのをすんでで飲み込む。
 更に壁に背をつけて扉の陰に隠れた。
 全く意味ないけど。]

(39) 2013/10/29(Tue) 01時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2013/10/29(Tue) 01時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[チアキが校風に順応しているのは知ってた。
 知っていたが、言ってみればそれだけだし、
 彼女は自分の前ではいつもからりとしているし、
 考えても見なかったのだ。]

[密談を立ち聞きしてしまったみたいな気分だ。
 申し訳なさと羞恥心とで混乱に陥ると、
 着替えとタオルをもさもさと揉んで顔を覆った]

(45) 2013/10/29(Tue) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ひぅっ!

[くぐもっていたが、驚きすぎて変な声出た。>>44


 ――い、いい良いですお構い無く!
 誰にも言わないから……!

(49) 2013/10/29(Tue) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[返答してから、
 あれこれチアキにバレるんじゃなかろうか、
 と思ったが後の祭りだ。]

 ……………………

 ごめん。でも本当に邪魔しないよ、その――

(50) 2013/10/29(Tue) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ……えっ、

[顔に押し付けた着替えを離し、流石に目をむいた。>>54

 えぇ、あの。……せ、先輩。

[談話室の奥からは未だに嬌声が漏れている。
 そして、そこから出て来た目の前の人の姿には乱れがない。
 頭上を飛び越える状況に、乾いた笑みを象った]

(57) 2013/10/29(Tue) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[次にフランが取った行動に、抵抗なく肩が押しやられた。
 掛かる力は決して強くなく、紳士的ですらある>>59

 ――……

[屋上=目的地お風呂と逆、だったりするのだが、
 恥か、恐怖か、思考停止か。断るという選択肢はなかった]

[あの時助けてくれた友人が遠ざかる、というのは、
 それはそれで、いささか心細い]

(63) 2013/10/29(Tue) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 屋上 ―

[小さな足音で階段を上がる。
 隣からの足音はしなかった。
 秋の夜気に出てみれば、赤面した頬がゆるりと冷やされて]

 すみません。取り乱しました……

[最初に海より深く反省した調子で告げてから、遠慮がちに]

 どちらかと言うと、コーヒーの方が。
 ……良いんですか?

[そう申し出て、間近の顔に眉を下げて見せる]

(68) 2013/10/29(Tue) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[しばらくの間、何を言われるだろうかと緊張していたが、
 やがて、フランが本当に自分を宥めようとしてくれている、
 そんな風に感じられて、ほうと息をついた]

 立ち聞きするつもりではなかったんです。

[だからか、ぽそぽそと事情を話し始めた]

 単にわたしが、この学院の空気に馴染めないだけで。
 そういうのに誘われた事も……少しだけあったけれど。

 ただ、皆の気持ちは否定されるべきものではないし、
 普段は見聞きしないように気を付けているんですが……その、
 知り合いの声のように聞こえて、驚いてしまって。

 彼女たちには、悪い事をしました。

[髪を顔に垂らすように俯いている**]

(73) 2013/10/29(Tue) 03時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2013/10/29(Tue) 03時半頃


―― 回想・二年前の理事長室 ――

[まだ身長も今ほど伸びておらず、幼さを伴っていた頃の話。
 当時の詩文部の部長――初めての相手に、処女を奪われて
 毎日泣きはらしていた時期があった。
 サディスティックな部長ではあったが
 流石に毎日目を腫らして登校する自分を見かねて
 理事長室まで連れてこられた。]

 な、んですか……?

[私何か悪いことしましたか、と泣きそうな顔をしている。
 悪いことなら確かにした。でも加害者は先輩だ。
 その先輩が自分を理事長室に連れてくるなんて
 一体どういうことなのか、状況が飲み込めなかった。]


[理事長であるビアンカは、自分を見て優しい表情だった。
 そして、そんなに目を腫らしていては可愛い顔が台無し、と
 微笑んでくれた。]

 ……え、ぅ……でも、私、その……

[初めてを奪われたショックなんて理事長には話せない。
 と思っていたら、理事長からその出来事について語られた。
 目をまんまるにする。
 理事長が知っていて黙認とはどういうことなのか、
 そう考えていると、彼女はこの女学院で
 代々行われている秘め事について
 わたくしの趣味なの、という衝撃的な一言で
 全てを完結させた。]

 ……え、えええ……


[そのあとの理事長はカウンセラーのように優しく
 自分の傷を理解した上で、それは必要なことだと諭し
 女生徒が大人になることについてやら
 スキンシップがどのような心理的効果があるかやら
 専門的とも言える知識を、わかりやすく話してくれて]

 ……。

[丸め込まれている気がしないでもなかったけれど
 かと言ってせっかく入った学校を辞めるという選択肢はなく
 最後に先輩からぽんぽんと頭を撫でられ、理事長に微笑まれ
 そのコンボで、行為は悪いことじゃないんだ――と、
 いつしか罪悪感や恐怖感は、ぬぐい去られていた。]



 そっか……悪いことじゃないなら……
 いいんです、ね……

[先輩を見上げると、いつもない笑みで抱き寄せられ
 そのまま口づけられていた。
 理事長はにこにこしながらそんな自分たちを見ている。

 ああ、此処はそういう場所なんだ――

 納得した、というよりも、納得せざるを得なかったのである。]


――そして今に至る――

[えっちなのは悪いことじゃない。
 身をもって教えられたこと。
 ただ社会に出て、それでもこの考えは通用するだろうか?
 卒業まであと半年もないのに――]

 ……私、
 セックスがないと生きていけない身体にされてしまったんだわ。

[ふわり零した言葉は、誰かのもとへ届くだろうか**]


― 幕間:入学して半年後の事 ―

[入学当初から色んな生徒に手を出して回り。
果ては、校内で自称彼女が複数名絡んでの修羅場まで演じたミルフィだった。

流石に見かねたのか理事長室に呼び出される。
彼女自身、退学にはならないだろうと開き直っており。
停学になったら一時帰宅して服でも買いに行くかぐらいに考えていたのだったが――]


――はい?


[理事長は色んな意味で大物だった。

モテる事を褒められた後。
それでも、校内で自称彼女が鉢合わせるようになったのはミルフィが悪いと諭し。
そもそも、個室はその為に選んだのでしょうと紅茶を飲みながら微笑む。]

えっと、つまり……
もっと上手くやれと?

あ、紅茶おかわりください。


[驚いた事にその通りだと肯き。
ミルフィの遊びにはむしろ期待しているとまで言い始めた。

無茶苦茶な理事長である。
そして、そのままあと40年若ければ一緒に遊ぶのにと言い出した彼女にミルフィは告げる。]

女子高の教師が卒業した生徒と結婚なんて良くあるんだし。
理事長も遊べば良いんですよ。


― 現在 ―

ま、良いんじゃない?

[聞こえてきた声に応える。
彼女の声は耳に心地良く届くのだった。]


 ……え、あれ

[独り言のように呟いたはずだったのに
 肯定の声が返ってきて]

 幻聴……?
 いや、でもその声聞き覚えが……


 い、いいのかしら?

[ミルフィの声……?]


……やっぱピッパの声か。

理事長にこの前妙な紅茶貰ったけれど。
この状態ってそのせいなのかしらねえ。

[頭の中に直接響くような声。
まるで漫画だった。]


 紅茶……?あっ!

[そういえば詩文部の後輩が、先日紅茶を差し入れたのだった。
 貴女は飲まないの?と問うたら
 先輩にだけ飲んで欲しくてーなんて甘い声を出していたけれど
 よく考えたら怪しすぎた。
 あれが理事長の差金――ありうる、十分ありうる。]

 ミルフィと一心同体なのね……。

[少し苦手意識すら抱く相手の声に複雑な気分。]

 授業中にエッチなこと言ったりしないでよ?


あ、バレた?

いやあ、授業中もそうだけど。
部室とか、皆でご飯食べてる時にも「こっそり触って」とか色々出来るなって思ってたんだよねえ。

[全く悪びれた様子も無く告げる。
ふと、思い出したように。]

そういえば、さっき返してあげた携帯だけど。
もうメールとか時間とかは確認したのかしら?


 ば、ばかっ、そんな回りくどいことしちゃや

[暗に直接して、と告げているようで、
 言ったあとで少し照れくさくなる]

 え?携帯?
 見てないけど……。

[時計は腕時計だしメールなんてこないし。]

 ……なんで携帯?


ふーん。
皆が居る前で「ちょっと触ろうか」とか直接言って欲しいんだ?

[わざとそんな曲解して見せたりして。
彼女の反応を愉しむように。]

んー。
ちょっと悪戯しておいたんだけどね。

いつ気がつくかなーと思ったけど、まだ何も来なかったからさ。


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