人狼議事


237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】

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視点:


【人】 童話作家 ネル

― 回想>>0:161:窓際にて、リーと ―

[信用という単語が発されれば、ゆるりゆるりと瞳が、唇が弧を描く。言われるまでもなくそんなもの、どこかへと置いてきてしまったのだけれど。まぁありがたい忠告だと思っておこうか。]

 ふふ、でも本当に平気です。。
 だってボク、結構強いんですよ?

[危惧するようなことはありません、と軽く付け加えて。自分を女性だと思っている彼のこと、強がりか冗談に聞こえたかもしれないが、そんなことどうでもいい。どう思われようと、事実は変わりやしないのだから。

しばらく話は続いたか。手の中の缶が軽くなる頃、彼の背中を見送った。]*

(34) 2015/08/24(Mon) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

― 窓際→テーブル ―

[そのまま窓の外へと視線を向けていれば、がちゃりと開く扉の音>>#0に意識を持っていかれる。見ると黒髪の女性が入ってきたよう。腰を下ろしていたそこから立ち上がり、テーブルへと。

青山、と名乗るその女性は淀みなく、今回の実験概要を説明していく。それを頭へと入れながら、渡された新薬を手の内で転がしてみた。

赤いそれはなんとも。もっと別の色にすることはできなかったものか。今まで見てきた『薬』の中でもトップレベルに入るくらい、これの見た目は劇薬のそれだ。]

 うへぇ、美味しくなさそぉ…

[小さく呟いた言葉は霧散して消えたか、消える前に誰ぞやの鼓膜を揺らしてしまったか。

次々に嚥下していく面々と、手の中の薬。飲むふりをすることもできたけれど、お金をもらえる久しぶりの『真当な仕事』だ。真面目に取り組まないと罰でも当たりそう。いやいやながらもそれを水で流し込んだ。]

(35) 2015/08/24(Mon) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

[青山といったか、その女性の説明は続く。20分、なかなかに即効性のある薬ではなかろうか。

『満腹中枢の働きを抑える薬』

『満腹中枢を刺激し、食欲を抑える薬』ならそこかしこにありそうだが、こういった薬はありそうでなかった気がする。
流石大企業、目の付け所が違う。]

(38) 2015/08/24(Mon) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

[それから、目前で繰り広げられる会話>>9>>11に心の中で相槌を。特にお世辞にもやせ型とは言えない男>>11の発言には大いに頷きたくなる。

食べることは大好きだ。しかし仕事で老若男女全てに化けなければならない身、肥満は大敵だ。無いものを増やすことは容易でも、有るものを無いようにみせることは骨が折れる。

ゆえに食べても太らない薬が欲しい。それはもう、切実に。何年経ったら開発されるか、もう結構待っているのだけれど今だに吉報はこない。]

(39) 2015/08/24(Mon) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

[採血が行われるまでのその間約30分。所々会話が繰り広げられるそのテーブルに肘を付いて、それらを眺めている。

ナニカを見るのは好きだ。景色でも、人でも。流石に都会の人ごみは気持ち悪くなるが、これくらいの人数ならそれなりに楽しい。]

 おかえりなさい。
 どうされました?浮かない顔ですね。

[眺めていたから、イアン>>37が席を立ったことにも気がついていた。スタッフとなにやらやりとりをした後、戻ってきた彼の顔は朗らかとは言い難く。

採血まで時間はあるのだし、一応『常識的』には聞いておいてみよう。『心配そうな顔』をして話しかける。]

(42) 2015/08/24(Mon) 21時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/24(Mon) 21時半頃


[確かな違和感。薬の効き目がまだ甘いのか。胃液がせり上がり嘔吐感に苛まれる。思わず口を押さえてしまったのはきっと誰にも見られてなければいい。

噛むたびに溢れる肉汁は廃油をそのまま飲み下しているようにしつこく喉にまとわりつき、舌に触れる柔らかな感触とざらりとした舌触りはまるで魚の目玉を舐めているようなそんな感覚。
全員が美味しそうに食べているのが目に入ればここで吐き出すというのもはしたない。ああ飲み下さなければ、なんて無理やり喉の奥へ押し込めば喉を通る感触は異物を無理やり嚥下するかのように気分が悪い。

(……っ、なに、これ……)

その後口内にば胃液の酸味が広がるが、生唾と共にそれをまた無理やり飲み込む。…顔は、そう、笑顔で。何故だかこの感覚は他の人に気づかれてしまってはいけない気がして。

……嗚呼気付かれないようにするにはこの気分の悪い物体を食べきらなければならないのだろうか。

食べる前までは美味しそうに見えていたそれは最早美味しそうには見えない。あんな気分の悪いものを食べたばかりだというのに、薬の影響か空腹感はさらに増していく。]


【人】 童話作家 ネル

― 採血→その後 ―

[採血までの軽い『談笑』。イアンからの返答はどうだったか。それでも時間になれば再び青山>>#2は現れて。

痛いのは嫌いではないけれど、昔から注射は苦手だった。何が苦手と言われても、なんとも言葉にし難いのだ。強いて言葉にするならば、シリンジに自分の血液が満たされていくのを見るのが、としか言えない。この歳にもなって何を言っているんだと、自分でも笑ってしまう。

それでもやはり、採血の最中は苦い顔をしていたことだろう。採血された腕を自身の手でさすりながら、テーブルに戻れば、いい香りが鼻をつく。]

(46) 2015/08/24(Mon) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

― 回想:イアンと ―

[彼から反応>>47が貰えれば、成程と納得し。その口調と変に間延びした語尾は何も突っ込まない。彼から年下に見られたとしても一向に構わないのだから。

妨害電波、確かにそんな単語を聞いた気がする。自分には全く関係のない話だから聞き流してしまっていたらしい。]

 それは不安ですね。
 でも大きな会社ですし、管理も保証も
 ちゃんとしてくれると思いますよ。

[気休めにしかならないだろうが、気休めだから仕方ない。まぁ、事実それらを悪用するようなメリットはないだろうし、大丈夫だろうと彼に告げた。]

 …あ、よろしければ使いますか?
 メモ帳とペン、持ち歩いてるんで

[背負っていたワンショルダー。そこから簡易ではあるがメモ帳とペンを取り出して。
はて、気まぐれな気遣いは受け取ってもらえたか。]

(50) 2015/08/24(Mon) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

[電気機器は持っていない、これは本当。現代において自分が珍しい部類に入るだろうことは自覚しているし、不便だと感じる場面も少なくはないが、万一のことを考えると、どうしても。そこから足がついたら堪ったもんじゃない。

だから、電気機器は『拝借したもの』のみを使うようにしている。本日『貸手』はいないから、必然的に。



それも今はどうでもいい話だったか。]

(51) 2015/08/24(Mon) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

― >>46→ ―

[いい香りの出処を辿れば、なんとも美味しそうなステーキ肉。漂う湯気ですら美味な気がして、こくりと唾液を嚥下した。確かに薬は効いているよう。

しかし、モニタリングされていると聞けば食欲も減るようなそんな心地。たかが10時間程度、されど10時間。息が詰まってしまったらどうしてくれよう。]

 ―――――、

[何人かのスタッフによって配膳される料理。そのスタッフに話しかけるは『優等生』の彼>>29か。素晴らしい素晴らしい、実に『優等生』。心の中で拍手を贈る傍ら、それでは本当『配膳係』ではないか>>0:81なんて。

そんな『配膳係』に習ったのか、それとも自身の性か。さらに立ち上がるレティーシャ>>45を横目で眺める、だけ。

もし配膳途中近くまで来たのなら、にっこりと笑顔で『ありがとう』と告げてみようか。]

(53) 2015/08/24(Mon) 22時半頃

[隣の席の男、サイモンと言ったか
採血の順は彼と同時でちらと覗き見

同じ色で満たされていくシリンジ
針の刺さった部分から滲む玉の赤

自分のとは全くの別物の様に見える

叶う事なら奪い取ってその匂いを、味を、]

 ……あーー……
 美味そうだ……

[思わず漏れた声
聞こえた者が居たとすれば

             ──お仲間か*]


【人】 童話作家 ネル

[配膳は終わったか。スタッフは退席したのかその確認もそこそこに、両の手を合わせてから並べられる銀を手にする。

思っているよりずっと、薬は効いている。]

 いただきます、

[悲鳴で教えてくれた彼>>43に心配そうな顔と苦笑いを向けて。そして自分は気をつけてそれを口に運ぶ。じゅ、と広がる肉汁。厚みを感じさせないその柔らかな肉は、溶けるよう。飲み下すその前に、新しい肉を切り分けて。永遠運動。ここに白米でもあれば良かったのに。]

 えぇ、美味しいですね。
 結構食べれそうです。

[聞こえた感想>>45に是を返す。本当に美味しい。ここ数日の中で一番美味しい食事だと自信を持って言えた。]

(58) 2015/08/24(Mon) 23時頃

【人】 童話作家 ネル

[品のない音を立てぬように銀を操って。それを短時間で胃袋へと収めれきった後、行儀よく並べる。

いつもなら、食後に紅茶など欲しくなるものだが。]

 …ふぅん。割と強力な薬なんですかねぇ?

[空腹を訴えるのは、胃か、脳か。いつもどおり膨らんだ腹部、しかし頭は何か食べ物を寄越せと訴える。

早々に食べ終わったのか。席を立った彼>>52が冷蔵庫から軽食らしきものを持ち出しているのを見て、自分だけではないらしいと。

じ、と眺めていればその視線に気がついたか。気がつかずとも構わない。食事に夢中なのだろうから。]

(59) 2015/08/24(Mon) 23時頃

[今すぐにでも吐き出さなければ。ああ、喉を通ったあの気分の悪い塊が気持ちが悪い。気持ちが悪い。

(……おぇ……っ……ああ、だめだ……部屋までは……)

足が鉛のように重く、部屋がやけに遠く感じる。広間から離れれば、その歩みはさらに速さを増していく。
一体どういうことなのだろうか。自分の体の変化にも未だ気づけずに。ただ、あの肉だけではなく付け合わせの野菜までもがビニール部でも咀嚼しているような異物感を放っていた。

(……っ、気分悪い……)

自らの個室に辿り着けばその扉を開け、中へ。

シャワー室へと入り込めばその中には便器もあるだろうか。なければ咄嗟には思いつかず、洗面器の中へと吐き出すしかないのだが。]



……っ、おぇ……ぅ……ぁ……っ!!!

[耐え切れず咀嚼し無理に飲み込んだソレを吐き出す。気持ちが悪い。何が起きているのかさえ分からずに、気分の悪い塊が喉を通る感覚に生理的な涙が目の端に浮かぶ。

……恐らく全ては吐き出していないだろう。…無理に作り笑いを浮かべる余裕もなく、只々違和感と途方のない気分の悪さに包まれ、口からは荒い息が漏れる。]


……っ、なん、なんだよ……これ……っ

[思いつくのは薬の影響しかない。肩で息をしながら、あの赤い錠剤を恨めしく思い……暫く落ち着くまではここにいようとするだろう。]


【人】 童話作家 ネル

― 回想:イアンと>>62 ―

[自分ならきっと貰ってしまうのに。当たり障りなく、助かる、でもいいんですか?そんな触りのいい言葉を選んで、きっと。

そこから感じたのは、彼の生真面目な性格。その真面目さゆえに仕事で困っていそうだなんて、余計なお世話だろう。そもそも生真面目という考察すら見当違いなのかもしれないけれど。]

 そうなんですね、ならよかった。
 でも必要になった、ら遠慮なく
 言ってくださいね。

[締めくくるかのように笑顔で受け応えて。しばらく会話は続いたか、採血が始まればそれも次第にフェードアウト。]*

(64) 2015/08/24(Mon) 23時半頃

 ……──クソ不味い

[顔は作った笑みの形のまま小さく呟いた

何故周りは美味そうに食べているのか
己の味覚がおかしいのか

こんな砂の塊みたいなもの
汚い定食屋でも食べたことない

──否、
   ひとり見つけた
      自身と同じ例外か


口元を抑える手のひらを見流し
再び食事に目を落とした]


【人】 童話作家 ネル

― 戴く少し前>>61 ―

[ありがとう、と告げた自分の声も笑顔も完璧だった『つもり』なのだけれど、彼には何か察せられてしまったよう。]

 ―――――――――

[『優等生』然としないその態度に、ゆるりと瞳を細めてみる。それはここに来て自分が初めて見ることのできたものだと思うと、楽しくて。自分が彼に居心地の悪さを覚えさせているなどと少しも思わずに、その表情を眺めている。

しかしそれはすぐに取り繕われて。それらは中々に人間めいていて楽しかったというのに。はっとした表情なんか、特に。

取り繕った笑顔になど用はなく。それには何の魅力も感じない、なんて。自分のことは高い高い棚に上げ。
仕方ない、癖なのだ。そもそも、人の感情を見ることが好きなのだから。人の感情を測ることが好きなのだから。―――それが上手いか下手かは別にして。

彼はそれから配膳へと戻ったか。さすがの自分も、二度もその手を止めさせることはない。]*

(68) 2015/08/24(Mon) 23時半頃

【人】 童話作家 ネル

― 食後 ―

[ぽつりぽつりとテーブルを離れる人>>48>>56が出てきたよう。自分も食事は済ませてしまったし、ここにいては何かものを食べてしまいそうだ。
サンプリングとしては、どれほど我慢できるかといったデータだって必要だろう。なんて、食べてしまった後の後悔をしたくないだけなのだが。]

 ボクはちょっと休憩しようかな。

[テーブルから離れて、先ほどの窓際へと足を進める。その際、冷蔵庫を漁って飴の袋をお供にして。]

 ん、あまい…

[行儀が悪いと思いつつ、歩きながら封を開け。それから飴を口に含めば、広がるストロベリーの独特の味。からからと音を立てて口内を転がして。そうして数時間前と同じように窓際に腰を落ち着けた。]**

(69) 2015/08/24(Mon) 23時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/25(Tue) 00時頃


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