人狼議事


167 あの、春の日

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鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 00時頃


 
 ……それは、旅立つ人目線の歌だもの。

[小さく、誰かが呟く。]


[ぺたり。
無意識に、数学書を支える手とは逆の手が、木肌に触れる]

……ああ、そうだったな。

[ぺらりとページをめくりながら、低い声で呟いた]

僕には、やりたいことがあったのだった。


[木肌に触れていた手は、一度するりと撫でて。
ごく自然な仕草で、その手を持ち上げてひらりとマユミに向かって振った]


【人】 鳥使い フィリップ

― うさぎ小屋 ―

ごめんねー、急にわがまま言って。

[今日から寮を出るまでの間、毎日うさぎの世話をしたいと後輩の生物部部長に言ったのは、つい3日前のこと。

「春休みの当番シフトはもう決めてたのにー」とぶーぶー言う部長殿を、別に一人でやりたいって訳じゃないし、おれを加えるみたいな感じで大丈夫だからー、となだめたのが功を奏したらしく、部長が各部員に話を通してくれたのだった]

(22) 2014/03/03(Mon) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[今日の担当者は1年生の二人。一年間一緒に活動しただけあって、それなりに打ち解けているつもりではあったが、やはり先輩から自分の動きが見られているのは、多少動きづらいというのはあるらしく、動きがどことなくキビキビしているようで硬いような?

――やっぱり、邪魔だったかなぁ……。

そんなことを思っていたら、少しまん丸とした白兎が足元に擦り寄ってきた]

んー、どうした? ちょっと太ったみたいだけど、おまえ最近食いすぎなんじゃないのー?
って、うそうそ冗談だって。

[しゃがみこんで鼻先をつんつんしながらからかうと、怒ったようにこちらの膝に飛び乗ってきた。

人間の言葉が分かるはずはないのだが、ごめんごめん、となだめるように頭を撫でる]

(24) 2014/03/03(Mon) 01時頃

 
 ――……風邪引かないように気をつけてくださいね。

 それだけ、言えばいいのに。
 申し訳ありません、ハルカ先輩。

[木肌に触れた手をこちらに向けてくれたハルカへ、申し訳なさそうに紡いだ。
この声はきっと、届かない。そう思ったから。

どうして?]


 
 世の中は 夢かうつつか うつつとも
 夢とも知らず ありてなければ

[26歳の自分と、16歳の自分。
唇から零れたそれは、詠み人知らずの和歌**]


別に謝ることはない。
言いたいことを、言いたい口調で。
そこに謝る理由など存在しない。

[かくいうハルカも、上級生にすら口調はぶれず、一人称は「僕」である。
偉そうだとか敬意が足りないとか言われるハルカより、よほどいいんじゃないだろうか]


[届かないはずの声が届いたことに、最初違和感は覚えなかった。
それくらい、自然で、当たり前のことのように感じたのだ。
おかしい、という理解は遅れてやってきた]

む?

[数学書を抱えなおし、わずかに首を傾ぐ]

君も、なにか後悔しているのか?
……僕のように。


【人】 鳥使い フィリップ

[餌入れは、水を張ったものと、干し草と干し野菜を入れたものとを用意して、うさぎが餌に集中している間に、小屋の隅々を掃除をしていく。

3年間で自分には慣れた作業ではあるが、あまり手伝いすぎても恐縮されるとあって、大変そうなところだけ手伝い、あとは後輩部員達の動きを眺めてアドバイスをしたり、じゃれてくるうさぎをもふるだけの作業となった]

[後輩達の作業もほとんど終わり、夕方のうさぎの世話のときはどうしようか、などと思っていたら、どこからか犬の鳴き声>>15が聞こえた気がした。

――寮の裏庭のほう? ……いや、ここまで聞こえるはずないし

などと思案しつつも、やはり動物好きな男には、気になって仕方ないようで]

ごめん、おれ、ちょっと行ってくる。

[そう断りを入れたら、ぽかんとした後輩二人を置いて寮の裏庭へと駆けていく。
きっと、呆れられただろうなぁとか思いつつも、足はそのまま止まらずに裏庭へと**]

(36) 2014/03/03(Mon) 02時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 寮・裏庭 ―

あれー、たしかこのあたりから、鳴き声がした気がするんだけどなぁ。

[その場に、先程までいた彼女と白い子犬>>15はいるだろうか。

子犬を見つけることができたなら、嬉々とした表情で子犬を撫で回そうとしただろうが。

しかし、エルゴットがその場にいなければ、男に子犬を見つけることはできなかったろうし、彼女がその場にいても、子犬が隠れてしまっていたら、やはり見つけることはできなかっただろう**]

(46) 2014/03/03(Mon) 06時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 06時半頃


 えっ、……――――?

[食堂へ行くと、ハルカは確かに口にした。それを聞き届けて窓を閉めたというのに、また彼女の声がする
振り返れど、眼前にあるのは外界と隔たるガラス窓。

続けて、彼女は問うた
「僕のように。」
そうだ、ハルカは女性であるけれど、一人称は「僕」であった。
けれどどうだ、自らの中には、「私」と言葉にする彼女の姿も存在している。

数度、黒眼を瞬く。大きく、息を吐く。]

 ……はい。
 とても、……とても大きな、後悔を。

[言葉に滲んだ苦味を、溶かしていくかのようにゆっくりと紡いだ。]


【人】 鳥使い フィリップ

[あたりをきょろきょろと見渡していると、響いては空気に染み入るひとつの鳴き声>>55

明るい表情でばっと顔を向けると、白い小犬と側で屈んだ少女が一人。
幼馴染のルームメイトの彼女だろうか、と思っていたら、振り向いた顔は、はたして彼女のものだった]

どしたの? 迷子ー?

[小犬に目線を送りつつ笑顔で問いかけたとき、エルゴットはどんな表情をしていただろう。

小犬の側に紙皿に入ったミルクが添えてあるのを見ると、迷い犬にしては用意がいいなとは思いつつも、彼女から返事がもらえたなら、二言三言話しただろうか。

それから、新緑の雑草たちのメロディに合わせるような歩調で小犬に近づいて、その頭を撫で回そうと。
小犬はどんな反応を見せるだろう**]

(57) 2014/03/03(Mon) 20時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 20時半頃


―裏庭―

そうか。

[マユミとの会話が成立する。
冷静に考えれば、どう考えてもおかしいのに、やはりそれは、ごく自然な、当たり前のことのような気がした。
そうだ、今のこの状況に比べれば、これくらいの不思議はどうということはない。
当たり前のように、10年前の春にいる、この状況そのものの方がよほど不思議だ]

そうか。僕と同じなのだな。
後悔を抱えて、なぜか10年前のここにいる。
これは、夢なのだろうか。


[夢だとしたら、誰の?
己の見ている夢か。それともマユミの?
それとも……皆の見ている夢なのだろうか?
考えても、答えは出ない]

後悔を抱えているなら、やり直してみてはどうだろう。
人生に「もしも」はないというが、今僕たちは「もしも」の世界にいる。
後悔しなかったバージョンを体験してみるというのも、悪くないかもしれない。

[10年前の自分には、踏み出す勇気が足りなかった。けれどその結果を知っている。嫌というほど味わった、苦い苦い後悔の味を知っている]

うまくいっても、いかなくても。
どうせ、夢なのだから。


【人】 鳥使い フィリップ

……ふーん、そっかぁ。

[同級生なんだし、別に敬語じゃなくてもいいのに、と彼女には何度か言ってみたものの、結局はそのまま変わることなく。

そして、その態度>>60から、明らかに彼女が嘘をついてるだろうことは察するに易かったが、そのことは特に深追いしないことにした]

早くお家が見つかるといいけど。

[小犬に近づきつつこぼした言葉は、彼女の心中を察することができたならば、決して言うことはなかったのだが……]

[しゃがみこんで小犬の頭を撫でながら、そっとエルゴットの方を見遣る。
その表情>>61は、いつも以上に影が落ちたものに見えて]

まぁ、この場所が嫌だったら、すぐにどこかに行っちゃうと思うから、もしここに長くいることがあったら、それは気に入ってるって証拠になるかもねぇ。
――自由気ままな猫ほどじゃないだろうけど、犬だって忠誠を誓いたいかどうかの判断くらいはするものだから。

[色々と考えながら紡ぎ出した言葉は、少し的外れなものとなったかもしれないが]

(77) 2014/03/03(Mon) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[もし、頭から手を離した瞬間、小犬が慕っているだろうエルゴットの方へと向かったならば、「ずいぶん懐かれたんだねー」と軽く口にしながらも、動物好きの男からしたら、微かな敗北感を覚えたかもしれない。

赤紫と白のコントラストは、普通ではアンバランスなようにも感じるだろうが、エルゴットと小犬の組み合わせは、まるで一つの絵のようにも思えて]

(78) 2014/03/03(Mon) 22時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 22時半頃


 
 夢 ――――……なのでしょうね。

[ルーカスとぶつかる少し前。
考え事をしていたのは、帰ってきたハルカの言葉を考えていたからだ。
こんなことが、現実に起きるはずがない。
目の前には、ルーカスが居る。10年前のまだ、幼い面影を残したクラスメイト。
26歳の自分自身が、それを懐かしいと見つめている。]

 やり直し、そうですね。
 できることなら、……

[口にしかけたそれは、未だ飲み込むように沈黙に流し
けれどハルカもまた、同じように苦く思うところがあったのかと、ほっと綻んだ口元は彼女にはつたわらないけれど]

 ええ、やってみましょうか。
 素敵な夢にできるよう、頑張りましょう。


 
 私にできることがありましたら、仰ってください。
 今の私なら、昔の私より頑張れそうです。

[その声は、弾むような音色をしている。]


ああ、夢の中でまで後悔を繰り返すのも、詰まらないからな。

[弾むような声で、やってみようというマユミに、こくりと頷く。
その様子までは、見えなかっただろうが]

せっかくこうして会話もできるのだからな。
僕にできることがあれば、いつでも言ってくれたまえ。


【人】 鳥使い フィリップ

[その後、エルゴットとはどれくらい話をしただろうか]

――ん?

[ジリヤの心の叫び>>88が聞こえたのか、なんとなく胸騒ぎがして……。
早く食堂に駆けつけなければと、第六感が叫んでいる]

もしよかったら、一緒に食堂に行かない?
おれ、朝ごはんまだ食べてないから、お腹すいちゃって。

[あははと笑った瞬間、お腹の虫が盛大な悲鳴をあげた。どうやら、本当に空腹らしい。

エルゴットを誘ってみたが、彼女は一緒に来てくれるだろうか]

(104) 2014/03/03(Mon) 23時半頃

[後悔。
そう、己は、後悔している。
いろんな感情がない交ぜになって、
後悔しない道がどれなのかわからなくて、
結局、選ばなかった。ただ流されただけだ。
だから、ずっと後悔している]


[付き合いが長すぎた。
幼馴染で、腐れ縁で、クラスメイト。
抱く感情はひとつではない。

ある時は、母親のような、
ある時は、姉のような、
ある時は、友達のような、
そのどれもが本物で、だからどうすればいいのか、戸惑うのだ]


[男のような言葉遣い。一人称の「僕」それは自然に身についた。
彼は女性が苦手だから。
男のように振舞えば、女性を感じさせなければ、彼は脅えることはない。
深く意識したこともない、それは呼吸をするように、当たり前にハルカに根付いた]


[女性が苦手な様子は、気になっている。
爪を噛む癖の次ぐらいに、改めてもらいたい。
だから彼が恋を覚えたなら、それはハルカにとって喜ばしいことだ。
頬を染めてジリヤに相対する姿。苦手克服の一歩。
ハルカの中の、母親のような感情が、姉のような感情が、友達のような感情が、確かにそれを喜んだ]


だから10年前の僕は、胸の痛みに気づかない振りをした。


[この感情に名前をつけることを恐れて。
彼に女性という警戒対象であると認識されることを恐れて。
彼にとっての、母親で、姉で、友達。
そんな存在であり続ける方を選んだ]


[腐れ縁という名の鎖が、いつまでも続くものではないことに気づけず。

だから――――ずっと、後悔している]


【人】 鳥使い フィリップ

[伏し目がちに、胸の辺りに小さなこぶしを握る姿>>112は痛々しくて。
やはり失言だったかと思うと、その後に出てきた発言>>77は多分に焦りの感情が混ざって、うまい言葉にならなかった気がするが]

ん? どういたしまして?

[何に対するお礼かは分からず疑問符を浮かべるが、少しだけ顔に色味が戻ったようで、心の中で安堵のため息をつく]

(140) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[エルゴットの足元でくるくる回る小犬と、彼女の泣きそうな笑顔。>>115
その違和はすごく大きくて。

もしかして犬を飼えない事情でもあるのだろうか。

ふとそんな考えが過ぎる。こうして犬と一緒にいるわけだから、アレルギーではないだろうし、彼女の家庭事情のことは……よくは知らない。とりわけ、家庭の話が出たときの雰囲気を見ると、あまりむやみに立ち入ってもよくないだろうと思っていたから]

(142) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

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