人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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バーナバス! 今日がお前の命日だ!


[感情にも動揺がはしるーーー]


【人】 会計士 ディーン

[>>4もらった証を手の中に大事に抱え込みながら、ディーンは>>5ニコラの指差す先に視線を向けた。
暗雲の向こう側に見えるのは、ずっと昔に見失ったような心地がしていた太陽の光だ。

おとぎの国から来た彼はきっと、日常の世界にはいられない。
ニコラに視線を戻すと、>>6微かな鼻歌が聞こえてきた。
>>7彼の形が、崩れていく。]

 …………

[指先がなぞる感触に、ディーンは僅かに息苦しさに喘ぐように、微かに唇を開いた。しかしそこに、音は生じない。
目の前で光となり、拡散していくものをただ静かに見送る。]

(17) nico 2014/11/26(Wed) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ――…… いい子じゃなくても、君が君なら
 僕は、それだけでいい。

[柔らかな頬の感触に目を細め、ディーンは笑みを浮かべる。
自分がこんなにきちんと笑えるなんて、思ってもいなかった。

彼がいなければ得られなかったものが、沢山ある。
誰かと一つになる喜びだとか、人の体温の温かさだとか。
たとえそれを知る代償が命であったとしても、知らないままでいるよりはずっと良かった。]

 ニコラ。君が、好きだ。

[ディーンは、間を空けることも、言い淀むこともなく。
証を付ける代わりに、はっきりとそう告げた。]

(18) nico 2014/11/26(Wed) 22時半頃

 ごめんなさいーーーーーー

[そう思った それは何に対してか]


 ――…フィリップ?

[奔る感情、感じ取れば名を呼んだ。]

 如何かしたか?


 ーーーーー…………

[思考がこぼれないよう歯を食いしばる
 獣でも人でもない 化物
 甘えていいはずなどなくて]

 怪我…………はしてない

[嘘は思えない だから 事実の一部だけ切り取る]


 怪我、しそうな事してるのか?
 今、フランシスと貯蔵庫にいる。
 合流して、さっさと此処を出るぞ。

[吹雪が止むことを信じて、意思伝え]


 フィリップ、
 無茶だけはすんなよ。

 一緒にラルフを故郷まで連れてくんだろ?
 旅しながら、ルーツにも歌、教えるンだろ。


 ーーー………………
 ーーーーーー…………




 無理ーーーできない


 できない、って、何が。
 ……フィリップ?


 ーーー…………全部
 ごめんなさい でも 無理
 無理だよーーーー



 …………無理


 ――…ああ、もう。
 全部が何かも謝る理由もわかんねぇけど

 無理って思う全部俺に預けて
 いいからこっち来い!


 できないーーーそんなことできないよ




 フランシスにありがとうって ごめんなさいって
 ドナルドも ありがとうーーーごめんなさい


 できる……!

 短い付き合いで俺はまだガキで
 たよりねぇのはわかってる。
 けど、今だけでもいい、俺を信じろ。

 謝らなくていいから!

 ――フィリップ!


 ーーーー信じられるよ……
 信じられるから こそ 駄目なんだ


 きっと ドナルドとフランシスのところは暖かい
 だからダメなんだ


 短い間だけど 嬉しかった


 フィリップ!
 ひととして、暮らすんだ。
 俺らと一緒に、来い!

 ――…ラルフもきっとそれを望む。

[別れの言葉にしか聞こえぬそれに
ドナルドはラルフの名を出し引き留めようとし]


 ーーーラルフにもお別れした





 俺はきっと人でも 獣でもないから
 いけないよーーー 

 ーーーーさよなら


 お別れ、って……


 フィリップ!
 俺とお前は同じだ!
 さよならなんていうな!


 ーーーー同じ……なんかじゃないよ
 全然違う 違うから



 ごめんね


 こうして意思交わせるのに
 違うわけ、ない、だろ。

 フィリップ、ひとりで行くな。


【人】 会計士 ディーン

[>>24頬に落ちる唇の感触がくすぐったい。
こんなむず痒くなるような甘ったるい時間も、彼が教えてくれた初めてのものだった。

吹雪が止むまでの短い時間。
同族同士が身を寄せ合うことになる、避けるべきはずの時間。
やはり、ただ耐えるだけが正しいとは限らないのだと、ディーンは思う。

>>25肩に乗る温かみに、ディーンはそっと頬を寄せる。
自分の使う魔法など、誰にも通用しないと思っていた。
だから人の名を借り、経歴を借り、魔法を使い続けていた。
しかしそれを捨て、命をも捨て

――届くべき人に、魔法は届いた。]

(35) nico 2014/11/26(Wed) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ――…………待ってる。

[>>25唇が触れて、離れて。
喉の奥がきゅっと締まり、目頭が熱くなるのを堪えて、小さく息を吐いて。ディーンはただ一言、そう言った。

>>27一瞬の瞬きの後、ニコラの姿は消える。
雲の切れ間を裂いて現れる朝の光に証の残る左手を伸ばし、その一条を掴もうとして――止めた。
彼は去っていく。しかし、終わりは始まりでもあるのだ。]

(36) nico 2014/11/26(Wed) 23時半頃

 …………獣として同胞を喰らい
 …………人として同胞を殺めた




 意思はかわせるけど 
 ーーー二人とは 俺は大きく違うよ

 ごめんね


 ――――…殺したのは俺も同じ。
 憤りのままに復讐を誓った。

 俺とお前は同じだよ。
 フィリップ。

[呼び掛ける言葉を重ねる。]





 ーーーーーそれだけじゃないんだ
 だから 大きく違ってしまった

[どこまで届くだろうか?
 窓を見上げて思う きっと
 もう少し 離れたら聞こえなくなる 思い]


【人】 会計士 ディーン

[置いていかない、という約束を果たせたことに、ディーンは安堵の息を吐く。
彼の姿が見えなくなることに感じていた不安は、もう無い。
身が削げ、骨の見える指は決してロマンチックとは言えない外観をしているが、ディーンにとっては何よりも大切な証だ。
それは一つの物語が終わり、新たな物語が始まることの証でもあった。

紙とペンが無くとも、物語を紡ぐことは出来る。
誰かの生きた道は、それ自体が物語となる。
音階と旋律の並びは、その二者の冒険の物語でもある。
一体の獣にも生があり、生は歴史の物語の一端となる。]

 ――…………。

[次は、人を幸せにする話を書こう。
彼がいい子になるならば、幸せの魔法を使う魔法使いになろう。
溢れるそれは、悲しい業を吐き出す為のものではない。
たとえば小さな音で鼻歌を歌うような、軽やかで、柔らかなものだ。]

(40) nico 2014/11/27(Thu) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

[――ただ一つ。
ディーンには完結しない物語があった。

胸に刺さった小さな棘は、結局抜けずに残ったままだ。
微かに痛むそこに右手をあて、ディーンはゆっくりと目を閉じた。

そして、次に目を開いた時――]

(41) nico 2014/11/27(Thu) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

― いつか、どこかの ―


 ――……夢?

[自分の寝室で目を覚ましたディーンは、そう呟いた。
何やら長く、大切で、大事な夢を見ていた気がする。
ディーンは、仄かに窓から差し込む朝の太陽の光に左手を翳す。

ディーンの左手の薬指には、生まれつき変わったものがあった。
ちょうど婚約指輪の嵌るような位置に、指輪よりもやや幅の広い、ぎざぎざした傷跡のような形をした痣がぐるりと指を囲むように一周。
痣なんておおきくなったら消えるわよ、と母親に言われていたが、ディーンの痣は今も尚、消えないまま残っている。

気持ちの落ち着かない時は、その痣を見る。
右手の指先でぎざぎざしたラインをなぞり、唇を寄せると何故か安心するのだ。]

(42) nico 2014/11/27(Thu) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

 ――――…………。

[ベッドの中で、ディーンは痣のラインをなぞり、唇を寄せる。
今日は、有名な文学賞の受賞者発表の日だ。**]

(43) nico 2014/11/27(Thu) 00時頃

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