人狼議事


190 やどかりさまの、暇潰し

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ー水を注ぐ前ー

私は何者なのでしょう。

[一言、私はそう呟きます。持っていた記憶も、持っていた身体も。その双方が、私が私であることを証明するものになり得ない中で。

「必要がない」私は、「存在しなければ」いいんじゃないかなって。
そんな事を思います。

そこで聞こえる*6彼の言葉。
それまで、グラスの水が増えていたことには気がつきませんでした。
見たくないものを、見なかったことにでもしていたのかな、なんて…私はそんな事を思います。]


謝らないで下さい。

[私は反射的にそう言いました。
最初から最後まで。謝られる筋合いなんて…「存在する価値なんてない」私には、全くもってないのですから。

身体なんてあるか分からないのですが。私の「身体」は、力が入らなくなってきていました。
それは、実体を保っていたまま私が声を出していこうとしていたからなのか。そのことに意思の力を使って。もうすっからかんに近づいてきているからなのではないのかなって。
それともここにきて、「自分」への迷いが、生まれてきたのかな…と。
そんな事を私は思います。]


私のには注がなくていいから。だから。


[何時の間にか時間が経って。エイリさんの水が…そそがれようとしていて。

私は余計にか細くなった声でそう伝えようとしました。

残りのみんなは生きて欲しいです。
私の為になんて、言うつもりは全くありません。

ただただ、自分の為に。

生きて下さいと。

そう思ったのですが…その言葉は、誰にも届かなかったようで。
注がれる水。それと同時なのか、何なのか。

感じるのは自分が消失するかのような感覚___]


[目が覚めて最初に見たものは電灯。起き上がり、周りを見回せば他に人の姿はあっただろうか。
ゆっくりとベッドから降りればすぐに感じるあの"空虚感"]

……………。

[沈んだ表情は誰かに見られただろうか。…いや、見えていても、見えないものとして認識されるだろう。昔からそうだ。

戸を開ければなるはずの音はならない。吐くため息でさえも、人の耳に届くそれではない。

気配は最早皆無に等しいもの。]

消えてしまえたなら…

[いつも考えるのはそんな事ばかり]


僕はどんなに幸せだっただろうか

[そんな願いでさえも、空気のように霧散してゆく。

どこにも、届きやしない。〆]


―グラスに水を注ぐ間―

[渚が鳥海のグラスから水を分けていく。

これでホントに、”許して”もらえるのか。
そもそも――鳥海はどうなってしまうのか。
わからなかった。
目覚めのキスを「愛してくれる人に」と言ったあの人は
一体今何を思っているんだろうか、と考えても、
彼の思いは鈍い女には察し切れなくて。
――切ない思い、だとはわかったのだけれど。

風祭の方をちらりと見る。
いっそ「男になってしまいたかった」なんて
いきなり言われて、彼はさぞかし困っただろう。

(……全部終わったら、また、謝らなくちゃ。)

[けど、また困らせてしまいそうだな――と、
頭の中でぐるぐると考え込んでいた*]


[オレはそれを黙って見ていた。
 グラスに分け与えられていく、オレの“魂(いのち)”。
 均一に注がれるそれを、ただ、黙って見つめていた。

 消えてしまえたら。
 男になってしまえたら。
 自分のために生きて。

 様々な思考の渦の中。
 オレというひとつの存在を、あの声が嗤っている。]




 ───それでも、オレは幸せだよ。
 
 
 


 ───幸せだよ、貴方が生き返るのなら。

[届くまい言葉は闇に触れられた者だけの発せる声。

 オレの魂が貴方のグラスに注がれたことが。
 まるで貴方を救った勇者に
 まるで貴方を起こした王子に
 まるで貴方を助けた魔法使いに
 なりたかった“オレ”になれたようで。

 幸せだなんて、とんだエゴイズム。]


[透けたこの身を近付けて、眠る姫に傅く。]

 おこがましくも、お許し下さい。
 どうか、この刹那だけは。

[触れようと、頬に手を伸ばす。
 皺を寄せがちな眉間に触れるのは指先ではなく───。

 霊魂が実体に触れられることはない。
 風がふわりと通りすぎたような感覚だけを残し
 オレはゆっくりと傍を離れた。]


[けれどその実、眉は微かに下がっていた*]


[見えないのに聞こえた…呟き

それは、「エイリさんの身体」の声に思われて。]


……

[頭を下げようとした時か、其の後か。
私の目はエイリさんを映した気がして。

頭を下げた後、そちらの方を向いたら。
彼とは目があったでしょうか?]


 ん…?

[その時オレがどんな表情だったのか。
 鏡もないし、たぶん鏡の前に立ってもオレの姿は映らないようにも思う。
 だから自分ではわからないまま。

 視線があったよう、だ。
 確証があるわけではない。
 だから、ふと。]


 「あなたの天使は?」
 
 
[思い出した、合言葉。]


[騒ついた気持ちは何故なのでしょう。
「私のせいで」一杯分水が、足りなかったのだと思います。

あの時に、私にだけ注がないという行動は…できなかったのではないかとは思いますが。
だけど。]

私の天使は……貴方です。

[届いた声の方向。
もう一度、彼に目を合わせて。

私は一歩二歩と、そちらの方へ歩きます。

どうして私は、「貴方」だと答えたのでしょうか。
その理由は…自分でもよく、わからなかったけれど。]


 ふふ、井上さんにはやっぱり見えてるんですね。

[「貴方です」という答えは、オレが答えたそのままのようで。
 けれどどこか違う雰囲気を持つことに、気付けるような敏感さも持たず。
 近付いてくる彼女に、偏差値の高い顔面はただ微笑んで。]

 あ、でも鈴ちゃんのままなんだ?
 オレは元に戻れたんだけど…何でだろ。
 法則性がさっぱりだな。

[何らかの参加者の思念が、などと推測してもいたけれど。]

 ヤドカリの神様の、暇潰しみたいだね?

[住む家を入れ替えて。
 あちらからこちら、こちらからそちら。
 まるでそんなイメージで。]


えぇ…見失わなかったのは、良かったです。

[そう言って、私は頬を緩めたけれど。
何と無く、ぎこちなくなってしまって。]

エイリさんが最後に戻ったのは、皆さんに水を分けたからかもしれないですけれど…他の方はどうなっているのでしょうね。

ヤドカリのようだ…と言われてみれば、何だか面白いですね。

でも…貴方だけがこうなる、必要なんて無かったんじゃ…

[そう言って、手を伸ばして。
触れることは叶わなくとも、私はその頬の位置に手を寄せてみようとしてみます。]


[ふと、思い出します。

儀式に使ったグラス。
最後に聞こえた言葉

私はさっきの部屋に戻って。「自分」のグラスを取ってきて。
エイリさんの休んでいるベッドの近くにある、テーブルにそれを置きます。]

後ろ…向いていて貰っていいですか?

[後ろを向いていて貰うのは、本当はアンフェアなのかもしれないけれど。

何の根拠もありません。だって儀式は終わったとしていいかも分からないですし、上手くいくか、そんな事知りません。

でも、やらなきゃいけないって。


それにきっと、やりたいのだと。

そう思ったから。]


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