人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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/*

やあやあ、陰日向誰彼問わずよいさと上がっておいでよおいで。
閉じられた幕。またその内。
皆々集まって話すのが好い。


【人】 鳥使い フィリップ

[ 身を隠せて、雨が凌げて、本当それだけの場所だけれど
 僕にとっては幸せが詰まっていた場所で。
 彼女の家の話が聞けたのなら
 確実にここよりは良いだろう生活環境に苦笑をひとつ。

 ここではないどこか、きっと今も唄っている兄。
 足かせをされて、籠の中で ひとりで。
 僕が兄のように唄えていたら傍にいられたのにと
 ”兄達”の真意を知らない僕は口を固く結ぶ。

 僕らの生活が置き去りになったままの家に
 僕をここへ運んでくれた人を招く。

 荒れ放題の家を見て”掃除”>>4:81という彼女を
 僕は不思議そうな顔で見つめて]

   ……お、送ってくれて……ありがとう。
   それなのに 掃除まで頼めない…よ。

[    僕があのプリムラに奪われたのは   ]

(0) kanko 2015/07/18(Sat) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ



   [    何よりも大切な 彼女への恋心。   ]

 

(1) kanko 2015/07/18(Sat) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ


[ それでも、僕はまた 少しずつ
           いちから彼女に焦がれてゆく。

 閉じられた翼が綺麗だなと思う。
 読めないその目が何を想っているんだろうと思う。
 まっすぐに揺れる黒髪が夜のようだと思う。



       星降る夜空で、僕の唄を。

 交わした約束だけが、理由の見えない違和のように
 ぼくのなかで浮かんでいた。]
 

(2) kanko 2015/07/18(Sat) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ


[ 彼女からしたら妙によそよそしいだろう僕は
 とりあえず座れる場所を、とベッドを片付ける。

 ちらりちらり
 妙に”気になる”翼を持ったひとへ 視線を送り
 斜めに伏せた僕の目は、どこか様子を伺うように]

   たくさん飛んで疲れたでしょ、
   ごめんね、重くなかった?

[ 憂いのような色を浮かべて、彼女を見た。*]
 

(3) kanko 2015/07/18(Sat) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 見つめた先の人>>10の目が、
 くろくておおきな僕の”――――”な目が

 はたり、瞬き
 その上に乗る感情の色が淀む。
 どうしてだろう、こんなに胸がしくりとするのは。]

   ………ま ゆみ ?

[ 狼狽えて、差し出しかけた真っ青の手が 所在なく
 湿った家の空気だけを掴んで帰ってくる。

 一歩、すすんで
 狭いばっかりの部屋の中なのに なんだかとても遠くて
 どうしてだろう、どうしてだろう、どうしてだろう。
 彼女との距離を 縮めなければ、と思うのは。]

(29) kanko 2015/07/18(Sat) 15時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 灯りの油も無い家は、差し込む斜陽が反射するだけの

 ほの光、それを吸い込む大きな濃色の翼
     それを反射する柔絹のような肌

   はらはら  はらはら 

 その上をひかりのつぶが転がっていく。
 それが あんまり綺麗で  ぼくは ]

   まゆみ。

[ 一度ひっこめた手を、折り曲げられた白い肘に添えて
 隠された口元を隠すゆびにむけて
 ひどく遠慮がちに腕の輪郭をたどってゆく。

 伺えない表情のむこう、彼女のひかりを掴みたくて
 口元と 唇の隙間に、僕の蒼碧の指が滑り込めたなら]

(30) kanko 2015/07/18(Sat) 15時半頃

【人】 鳥使い フィリップ



   泣かないで。 泣かないで………
   ぼくも、泣いてしまいそうになるから。

   ねえ。


[ 彼女の泪は拭わない。
 僕は困惑と締め付けられるような”何か”を持て余し
 瑠璃色でもって 宝石みたいな泪を見下ろす。

 彼女の手が僕の中にあったなら
 左胸へとあてがって

 ことばにならない何かを、心音に乗せる。**]
 

(31) kanko 2015/07/18(Sat) 15時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 小さく紡がれた拒絶の言葉>>32に、僕の手は
 4つの赤い貝殻がひくりと跳ねて 戸惑うけれど
 意志の裏っかわからにじむ何かが
 白い ちいさな手を取ってゆく。

 彼女が泣いているのが、つらくて どうして、って
 ( そんなひどいことを 勝手に思って )

 左胸へと誘った手は、僕の心臓を握りこむよう。
 ( とうに、その中身は彼女のものなのに )

 僕は何を伝えたかったのだろう
 左胸から、なにを 

  「 ごめんなさい。」

 零れた謝罪のことば。 ――ちがう、そうじゃなくて。]

(36) kanko 2015/07/18(Sat) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ



[ とくり とくり  

       僕の心のなかに響くおと>>2:165

    とくり  とくり  

              なんのおとだろう。]

  

(37) kanko 2015/07/18(Sat) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[     ( ねえ、 ぼくの音を 聞いて )


 彼女の目は閉じられてしまって>>33
 僕を拒絶するように したをむいて

 足元に描かれる黒い染みが、ふえていく。
 震えていた彼女の口元が脳裏に映る。

 泣いている彼女が嫌がるかもしれないなんて
 考える余裕すらないまんま、  ]
 

(38) kanko 2015/07/18(Sat) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 僕は、彼女から貰った安心を
 目の前で泣いているひとに 伝えたい一心で
 ふたつの肩を抱き寄せる。]

   …………ごめん、

[ 泣いているのが、多分僕のせいだから?
 勝手に抱き寄せようとしているから?

 僕は、兄さんから貰った安心を
 目の前で泣いているひとに 伝えたい一心で
 僕が泣いているときに、耳元で唄ってくれたうたを囁く。]

  Flee as a bird to your mountain,
      Thou who art weary of sin

  Go to the clear flowing fountain
      Where you may wash and be clean.

[ 呟くような、ぽつりぽつりとしたおとで。**]

(39) kanko 2015/07/18(Sat) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 小さなお礼のことば>>42と共に 押し返される胸。
 こちらを向いた黒いひとみは、濡れていて
 目元も微かに赤くって    >>2:208
 そんなこのひとの顔を、見たことが…ある、ような。

 頬にのこる泪の線を指先でなぞって
 無意識のうちに 赤い舌先で舐める。

 ( どうしてこんなに しょっぱいんだろう )

 無理にもちあげられた淡桃色のくちびるの端っこに
 掴まれた心臓の下のあたりがずきりと傷んで


 けれど、]

(52) kanko 2015/07/19(Sun) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 「大丈夫」って、 言われてしまったから

  ぼくは 
  彼女を抱いている理由を 失ってしまった。]

   …………そう。  …よか、った。

[ くちからそんな 思ってもいない言葉が出る。
 けれど、そう云うしかなくて

 僕は抱いていた腕を広げ、緩すぎる鳥籠を開けた。]

   それじゃあ、まゆみも………
   夜のうちに帰ったほうがいいよ。
   そのほうがヒトにも見つかりづらいだろうし

   掃除は明日、僕ひとりで頑張れるから、大丈夫。

[ へたくそ加減でいったら、きっといい勝負の
 とんでもなくぎこちない笑顔をうかべて ]

(53) kanko 2015/07/19(Sun) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


[  もうすっかり陽の落ちた夜の森へ
  梟が支配する夜へ
               小屋の扉を開いた。]
 

(54) kanko 2015/07/19(Sun) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 僕は小屋の窓から見える満月を 背中にしょって
 彼女を外へと促してしまう。

 こころのどこかが しきりに叫び声を上げているのに
 水の壁を隔てたように、不明瞭なおとでしかなくて

 迷惑をかけたと気にする声>>58に、
 「ううん、ぜんぜん。」 なんていう
 的外れな返事を返した。


 外の風が、僕の頬と梟の柔らかな黒髪を揺らして
 振り返った彼女の 口元の笑みに彩りを添えるのを

  ( ――― 綺麗だな。)

 って、おもったんだ。]

(60) kanko 2015/07/19(Sun) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ ”さようなら” のかわりに 置いていかれた”すき”は
 僕のじかんを止める理由に十分で

 まるで言われた瞬間>>59の時間に
 僕の影が縫い付けられてしまったかのように、
 口も脚も動かない。

 月明かりのなかで色を失った瑠璃色だけが
 大きく見開かれて ]

   ……………まゆ、 ( み )

[ 声は、彼女のおおきな羽ばたきの風に飛ばされて
 外へ行けずに、埃だらけの部屋の中に押し返される。
 月明かりを背中に受けた 彼女の翼は
 夜の中で光を吸い込み、
 僕の視界から ”――――”な ひとの姿を覆い隠した。

 見えなくとも見送りを、と 僕は夜空を仰ぎ見る**]

(61) kanko 2015/07/19(Sun) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 夜空を黒く切り取ったような影が
 月光を淡く散らす雲の上に重なって、
 星たちを思うままに隠しながら 飛んで行く。

 ひっくり返してしまった宝石箱
 ぼくの手には届かない 遥かな空
 その中で自由を模す 黒翼のはばたき
 人間にも鳥にもなりきれないぼくの、憧れそのものが
 遠く 美しく 空に影を落とす姿は。


     ……ああ     嗚呼、


 いま、目の前にある姿は 僕がなにより見たかったもの

 ぼくの、大切な―――― ]
 

(70) kanko 2015/07/19(Sun) 14時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


[  ( ほんとうに? )
  ( ほんとうにこれで、ぜんぶ? )

  足りない、 足りない ( 何が? )

  これ以上僕がのぞむものなんて………
  なかったはず、だけど ( あるでしょ? )


  ……足りないよ、
  だって僕は 約束したじゃないか。

           ―――――夜の空で、唄うって。]
 

(71) kanko 2015/07/19(Sun) 14時半頃



[ 内臓が沸騰する。

       胃の中で針鼠が暴れる

            猫の爪が心臓を裂いて


 目の裏にある”うみ”が 「たべたい」と焦がれた。]

 


【人】 鳥使い フィリップ

[

 最初は、 翼が羨ましくて
 つぎは、 その触り心地がよくって
 それから、僕の森の話に 輝き出す彼女の目が綺麗で
      静かに本に落ちる視線と白い横顔が綺麗で
      流れるようにページをめくる指先が綺麗で
      黒いのに 光が当たると艶めく髪が綺麗で



  ――― 僕は彼女に、恋をしたんだ ―――


]

(72) kanko 2015/07/19(Sun) 14時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ しっとりとした夜風が 何かを急かすように頬を叩いて
 気がついた僕の頬は、あふれ出たうみの水で濡れる。

 黒い影が小さくなっているのか
 ぼくの視界が歪んでいるのか  ( 多分、両方 )

 そらに溶けてゆく影に向けて、
 追いつくはずもない脚を走らせはじめたのはいつだろう。
 樹に宿る以外に向かない僕の脚は
 走っている彼女にすら追いつかなかったじゃないか
 そらを翔ける彼女に、追いつくはずがない。

 わかってるのに。

 月のなかに浮かぶ翼へ、目が離せないから
 足元の幹に躓いて転ぶし
 カッターのような草叢が 露出した手足に赤い筋を作る。

 伸ばした掌の上に、月と彼女を乗せ
 何も掴めやしない黒いばかりの指を 握りしめて ]

(73) kanko 2015/07/19(Sun) 14時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

   まゆみ!!!!!!!!

[ ぼくの絶叫が、黒い森に吸い込まれてゆく。

 声なんか届くはずもない 高い空に居る彼女を
 追いかけ続ける、僕の顔のすぐ傍から飛び立つ


 朱く、流れる星 一迅。


 僕なんかよりも、余程ぼくの腹の中を知る鸚哥が
 慣れぬ夜空へ 飛び出してゆく。

 おおきな翼の彼女が振り返りでもしなければ
 どれだけ必死に飛んでも追いつけないのは
 兄自身知っているはずだけれど

 僕が走る理由と、兄が飛ぶ理由はたぶん、同じだ。]

(74) kanko 2015/07/19(Sun) 14時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 少ならず鸚哥は思っていた。

 ( 鳥使いが荒すぎやしねーか )とか
 ( 弟だからっつって、甘すぎやしねーか )とか

   でも まあ。
   俺と違ってあいつは工夫もできない
   愚直で馬鹿な鳥頭だから
   仕方がないのかもしんねーけれども。 ]

 『 マユミ! ワスレモノ! ワスレモノ! 』

[ 遠くを見る目は 暗闇のなかを闇雲に、
 彼女を目指す心は 月光のなかで光芒に沿って

 目的の影がこちらに向かってるって気付くのが
 ほんのちょっと遅かった。
 差し出された腕>>76にべふっと頭をぶつけて くるり
 ひと回転して ヨタヨタと腕に脚を降ろした。]

(82) kanko 2015/07/19(Sun) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 梟の腕から見下ろした森は 真っ黒い海みたいで
 ……馬鹿野郎、
 フられたらお前んとこに戻れるかも怪しいじゃねえか
 なんて、灯りも付いていない我が家を想う。

 よじ登った白いブラウスの襟を 嘴でついと引っ張り
 どさくさに紛れて、彼女のほっぺに頭をこすりつけた。

 ( このくらいの役得なきゃーなあ。 )]

 『 マユミ! ヤクソク ワスレモノ!
   フィル! バイバイ イイタイ、
   オレモ! オウチ  ワカンナイ、

   モドッテキテ?  モドッテキテ?』

[ こてりこてりと 真っ赤な首を傾けながら。]

(83) kanko 2015/07/19(Sun) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 飛び立って行った兄を見上げていたのに
 僕の目はだんだんとそれを見失って

 月の光を切り取っていた黒い翼のはばたきが
 様子を変えたことに
 願うような、祈るような気持ちで見つめる。

 ( せめて、一言だけでも )

 彼女が置いていった「さよなら」>>59
 返事を、させてほしいんだ。 ]

(86) kanko 2015/07/19(Sun) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

  『 マイゴ、 コマッタ オウチ ミエナイ… 』

[ しょぼり、と頭を下げて 双翼を震わせる。
 ”芝居” を打つのは得意だけれど
 こればっかりは芝居でもなんでもなく、現実問題。
 森のどこかにいるフィルはもう見えないし、
 日が落ちる前に見つけた小屋も同様で。

 ”彼女をつかまえて” という弟の感情の叫びに乗って
 月を目指したはいいものの、梟の夜目が無ければ
 連れ帰ることすらできないじゃないか。

 「仕方ないわ」>>88に ほうっとしたのは
 自分の本心からのも かなり占めていたけれど

 ( あー もー、 後は知らんぞー )

 ぼろっぼろのナリして空を見上げているだろう弟へ
 投げやりなエールを送りながら
 梟の腕の上でほっこりと 脚を仕舞って丸くなった。]

(89) kanko 2015/07/20(Mon) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ これだけは見失うもんかと 見上げていた梟の影が
 だんだんと高度を下げてきて
 僕は空を見上げたまんま 樹の上によじ登る。

 月のひかりに できるだけ映るように
 唯一ぼくの脚が”ほかのひと”より役に立つ場所で

 ( 見つけてくれるって 想いたくて ) ]


   まゆみ!!!!!!!!


[ 精一杯の声で、夜の影を呼び止める。

 蒼碧の腕も、花びらのように朱い爪も、
 月の中ではただの灰色にしかならないけれど

 それでも、両腕をおおきく広げて。]

(90) kanko 2015/07/20(Mon) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 舞い降りてくる影が、ぼくの名前を呼ぶ。
 現実だ、 目の前に居るのは鳥になった彼女なんだと
 訝しげに此方を伺う様子>>92なんておかまいなしに、
 ふたつの腕を 縋るように伸ばして ]

  よか、った………
  もう 会えないかと、思っ……

[ 熱い何かが詰まって、言葉が途切れる。
 でも そんなものに構ってはいられない
 だって、彼女が兄を置いてその翼を開いてしまったら
 翼を持たない僕には引き留めることができないから。

 せめて彼女が離れ難くなれば良いと、
 月明かりの中で白く浮き立つ手を
 絡め取ろうとしたけれど ]

   まゆみ………

[ ほっぺに出来た切り傷に、海から溢れた水が染みた。]

(93) kanko 2015/07/20(Mon) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


[ 弟の元に運ばれた鸚哥は

 『 アァ 』 と、 まるで鳥のように啼いて
 梟の肩へよじ登って動かない。

 彼女を僅かでも引き留めるための
 ”出来る範囲”の、微かな抵抗。 

 ほんとーに、弟には手がやけるのである。 ]
 

(94) kanko 2015/07/20(Mon) 01時半頃

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