5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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襲撃セットし忘れましたorzデフォルトラルフやっちまいましたorz
眠いとだめだorz
―夜―
さあて、ここがディーンの部屋かね。
[そうっと部屋の扉を開く。
頭まで布団をかぶったかたまりを見つけ、魔法を振り撒く。]
おまえさんには恨みはないがね。殿下のお守りは疲れるだろう。ゆっくり休んでいるといい。
[ふと、赤子ディーンの眉間に皺があるか、好奇心が芽生え、布団をめくった。]
ありゃま、部屋を間違ったみたいだよ。
殿下の右隣の部屋じゃなかったかね。
───あれ、向かって右じゃあなかったのかな。
まあ、仕方ない。済まないね、ラルフ。こんなつもりじゃなかったんだが。
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――港町へ―― [潮風の強くなるごとに、露骨にしかめっ面になっていく。 海に感嘆の声を上げる面々には、風に耳を伏せながら、ぶつぶつと]
――全く、この匂いといい。 なんだか風もべたついている気がするぞ。 大体、湿気が多いと楽器が傷みやすい。
[>>5 聞こえれば、蜜飴ひとつ 口の中に放って]
海など見ずともよかろうが、まあ、土産になるものでも仕入れてやれ。
[波間の向こうには目も向けず、 宿に付く頃には、恐らくは日も暮れていたか。
夜毎の呪詛への苛立ちも、 募りっぱなしの疲労には勝てず、夢の波間に沈む]
(8) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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――海の夢――
[夜の港が夢を見る、揺れる波間の子守唄の 夢。 囁きは海鳴りにかき消され、遠い。
海は余り好きじゃない。
最後に海を訪れたのはいつだったか。 遠くの国へ旅立つという、彼の――…]
( ……の傍らに控える犬を )
[ 波音に 途切れる 囁き声 ] [ 聞こえて ]
(10) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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――ディーン ッ、
[溺れるようにもがいた指先が 風をかいた**]
(12) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 17時頃
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――港町・宿――
――……、 ディーン 無事 か?
[金糸の守り役は、今宵も傍らに控えていただろうか。 その姿を確かめようとすれば、暗闇の中、猫の眼はきらりと光る。 鉄さびの街でも、声は囁いてはいなかったか]
( 周…の人が……なくなっても きっと …子様は )
――お前、 あまり俺の傍にいないほうがいいかもしれない……
[無事な姿を確認すれば、それだけ 言葉にした]
(14) 2010/03/25(Thu) 17時半頃
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[>>16 頬を撫でた手は、きっと温かかっただろう。耳に入る言葉に、海鳴りの音は遠ざかってゆく]
――…いや、夢じゃない。 聞こえるんだ、声が。呪詛の媒体となった者の、声 が。
[髪に触れられるまま、 問いかけにはふるふる首を振って]
留まることは出来ない、呪いは夜毎だ。 ……お前も、狙われてる から
[口ごもれば、わずか俯き加減になって。その表情は隠れたか]
(18) 2010/03/25(Thu) 18時半頃
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――たかが仕事で、 呪いのとばっちりまで受けることないだろ。
[>>17 それでもお前をいらない、 そう言えないことが、己の弱さか。 俯きながらも唇噛みしめ、続いた言葉に]
……くそ、勝手なこと言って決め付けんな。
決断と責任くらいは全部背負わなきゃ、 俺のやることなんて、なんもねーだろ……
[髪を梳かれるに任せて、ちらをそちらを見上げる。 いきなり折れてしまいそうになるのは肝心なところで、 優しくされてしまうせいだ、と思った]
(20) 2010/03/25(Thu) 19時頃
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一応は王族として神の祝福を受けた身だからな。 ……おかげで、音楽の加護が失せた現状、 呪詛への抵抗力が失せてるらしい が。
[>>21 問いただされる言葉には、ぽつぽつと答えて]
声は、誰のものかはわからない。 ……一人、名を呼ばれていたのは聞こえたが ギリアン と。
三人だ。 手の者はあの くま を含めて三人。
[そして、ずきり、こめかみが痛んだ気がする。 それは夢の中の誰かと同じ痛みだった か]
(23) 2010/03/25(Thu) 19時半頃
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――お前のそれは趣味だろ? わざわざ、海まで越えやがって。
[>>22 折角梳かれた髪を混ぜられれば、 夢の残滓の痛みは和らいで、軽い口調は戻ってきたか。
次いでの言葉には、 返す言葉がなかったけれど]
――んなこと、 言われなくてもわかってんだよ。ばか。
[覗き込んでくる顔に、緩く笑みを浮かべれば、 淡い菫の儚さは、大分常の色に近づいていただろう]
(24) 2010/03/25(Thu) 19時半頃
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また誰か聞き耳を立てていたね。
昨日よりも気配が鮮やかだった。あと何回かで誰が聞いていたかわかりそうだねえ。
あと二回?それとも────
[昨日、ヌマタロウの最後のささやきに]
うーん。それは分かるんだけど。それより鏡をどうにかしないとまずいんじゃないかな。
[しかし、声は届かず]
大丈夫かな。……かみさま。
昨日、誰が鏡を受け取ったか、見ていたかい。
[生憎、見ていなかったので虎の子に聞いた。]
今日は、今日鏡を持っている誰かに呪いをかけてみないかい。
[ヌマタロウは鏡のことが話題にのぼった、そして誰から誰への手へと渡ったあの場にいなかったのだろうか。それなら次は伝えなければと思いながら。
翌朝]
……あれ?ラルフ?
[誰が赤子となったか、それに気づき]
えっと、ヌマタロウってもしかして。
[ヨアヒムを裏切る気だろうか、とそれは口にはしなった]
ああ、ちょうどその話をしようとしていたところだよ。
今日鏡を持っている誰かか、今日鏡を渡される誰かか。
どちらがいいと思う。
ん、後手だね。
[はぁ、とため息]
鏡は、ピッパからギリアンに。それでピッパに。こっちは割れてしまって、もう片方はドナルドからアイリスに。あれ、違ったかな。ドナルドからザック。で、アイリス。それからコリーン。
ディーンさんはやるなら最初にしておくべきだったね。
[鏡の力を信じるなら、かなりあぶりだされているような状況に、焦りは隠れない]
ぼくが、どうかしたかい。
[疑われているとは思わないから、言い訳もしない。]
今日、鏡がぼくかおまえさんか、どちらかに渡された場合は、どうする。
そうだね、僕らに鏡が渡されなければ、そうするのがいいかもしれない。
問題はそれが今日は分かるか。僕らに渡されないかってことだけど。それは考えても仕方ないか。がんばろう。
もし渡されたら、後は残った方が。
[言いながらも、自分を子守に残す意見が出ていたようなことを思い]
かみさま、かみさま。
[再び、そう祈った]
その時は渡した人をそのまま。
[それ以外何があるの?と首をかしげてヌマタロウを見た]
ん、じゃあそれで。
他に話すことか。
馴れ合う理由は別にない。が、言いたいことや聞きたいことがあるなら言ってみるといい。
……ん、なんにも。頭は痛くない?
[ヌマタロウをじっと見る]
ああ。けどそう。覗き見って、さっき言ってたよね。あの匂い、僕、覚えがあるんだけど……。
[けど、確信もなく首をかしげる]
頭か、今は痛くはない。さしずめ、ヨアヒムがまだ眠っている時間なのだろう。
[じっと見られて見つめ返し]
ふむ。聞かれて正体がバレる不安もあるし、誰だかわかるならそいつに呪いをかけるのも手だろう。
おまえさんがどうするかはまかせる。
うん、そうだね。
がんばろ。
[自分に言い聞かせるように、言った]
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そう、お前を狙おうとした一人と あと一人 …恐らく呪いはもう、誰かに、
[>>31 床に押し付けられれば、恨みがましそうな目。 そこに多少の照れが混ざっているのは見て取れたかもしれないが]
……ああ、例の鏡、もあったな。 行方を確認すれば、絞込めるかもしれない。
もっとも、鏡を手にした者の言葉が、 そのまま信じられるとは、限らない か…
[語りながら眠りに落ちれば、次に訪れる眠りにもう夢はない]
(42) 2010/03/25(Thu) 21時頃
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―遅い朝―
[砂時計は懐に、大分遅めに階下に降りれば、 小さな翡翠は誰の手に抱かれていただろう。 この頃から臆病だったりするのだろうかと思いつつ]
――呪いはそこにいったのか。 強そうな者か、あるいは……
[俺に近いとこか、と思った言葉は口に出さずに。 誰が作ったのだろうか、テーブルに置かれた笹舟を手に取った。
交わされる会話をぼんやり聞きながら、首を傾いでた]
(47) 2010/03/25(Thu) 21時頃
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んと、芯の強い人が、周りが倒れて言ってがんばって。けど元々そんなに強くなくて。それでやっぱり最後には倒れたら。
とってもヨアヒム様の望みだと思うから。
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