人狼議事


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【人】 薬屋 サイラス

お前な…。

[ヒネた返答に溜息をひとつ。
胸を押し返され、離れる妹へ。]

……。

………。

―――…あんま拗ねてっと、本当にブスになんぞ。

[何かを言おうとして口ごもった後、口をついて出たのは余計な忠告だった。]

(4) 2010/07/05(Mon) 01時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 01時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―――っぐは!

[胸に重い一撃。
思わずソファで蹲った。]

…いってえ……、げほっ。

[薄らと目尻に涙を滲ませながら咳き込む。
思いの外ダメージを食らったようだが、自業自得である。]

言われなくても、そのつもりだっつの…。

[独りで死ね、との言葉にはぽつと呟いて。
ソファから起き上がれないうちに、妹は扉へと着いてしまったか。]

(18) 2010/07/05(Mon) 01時半頃

 伝えたいことは 何ですか?



 あなたが本当に伝えたいことは何ですか?
 


 後悔をしない内に、

 どうか、伝えてください。


 「こんにちは。さようなら」

 そんな些細なことでも構いません。


 明日会えない「さようなら」を
 伝えられるのはつらいから

 だから何も、

 伝えないことが最期の言葉ならば



 ――――それでも、構いません。
 


【人】 薬屋 サイラス

――――ぐっは!

[今度は胸に飛び込まれ、苦しそうな声と共にソファへと倒れ込んだ。
痛さに顔を顰めていたのも束の間、首に回る腕に驚いた。
捲し立てる様に怒鳴られ、締め上げられる。
最初こそ目を丸くしていたが、次第に男の口は曲がり。]

っの……、うっせぇな!!!!

[ついに、声を荒げた。]

(36) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

お前こそ脳みそ入ってんのか?!

俺だって怖いつってんだろ!
独りは怖いに決まってんだろ!

でもな、お前より先に死なずにいられんなら、独りで死ぬ事を願いてえよ!
俺は、お前より先に死ぬ事だけは御免だ!
例え独りで死ぬ事になっても、お前より先に死ぬ事よりは断然いいと思ってんだ!

[胸の上の妹を睨み上げたまま言い切って、ハッとした。
しかし出し切ってしまったものは戻す事も出来ず。
余計な事を言ったと、苦い顔をしたまま視線を逸らした。]

(37) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

……うるせえな、黙れよ。

[嘘つけ、と言われてばつが悪そうに言う。
訂正するのもバカみたいだと思った矢先、頬を優しく包み込まれた。
視線を戻すと、涙で濡れた顔に灯る笑顔。]

ばぁか。
んな夢みたいな事出来たら苦労しねえし。

[呆れたように言ったが、口元は微かに笑った。
そして、頬に降るキスには驚いて瞬き。]

……もうガキじゃねえんだから、そういうのは好いた男にしてやれ。

[暫くの無言の後に、口を曲げた。]

(54) 2010/07/05(Mon) 03時頃

【人】 薬屋 サイラス

あーはいはい。嬉しい嬉しい。

[棒読みで嬉しがった後、今からやってくると妹の身体が離れればガバッと勢い良く起き上がった。
だが、何をする訳でもなく、伸びそうになった手は自然を装ってソファの背もたれへと回され。]

……ああ。

[ソファに座りなおして、一言、それだけ。]

(62) 2010/07/05(Mon) 03時頃

【人】 薬屋 サイラス

 
―――…好きな奴が居るとか、初耳だぞ。

[男は独りになった居間で、ぽつりと独りごちた。
暫く妹が出て行ったドアを見て。
眉を寄せると、ぐしゃぐしゃと頭を掻いて溜息をつき、ソファに凭れかかった。**]

(67) 2010/07/05(Mon) 03時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 03時半頃


 『生命とは 喪われるもの――』

 生まれた時から人は死に向かって歩いていく。
 
 『冥闇は世界を侵し、人々を連れて行く』

 それでも闇の中で人は必死に足掻くもの。

 『死以外の約束など交わせはしない』

 識っていても、認めない、そんな生き方をしてはいけないのですか?



 風化風葬。
 


 失ったものは一体何だったのでしょうか。
 手に入れたものは一体何だったのでしょうか。


 沢山の悲しみを生むこの病。
 それでもほんの少しの喜びが在ればどんなに良いかと思う。


 この手は悲しみだけを生んでしまうのでしょうか。
 この手は喜びを生むには余りにも未熟でしょうか。


 
 ――…。
 


 サイモンさんは、いつも可笑しな人です。
 橋で彼と出会いました。


 嗤っていました。
 狂気に呑まれてわらっていました。


 彼の未来に、
 希望が見出せなかった。


 待ち受けるのは死、のみ。
 全身が麻痺しても、微かに唇が動くことは知っていますが
 彼には、その唇で伝えるものがないと、
 私はそう判断しました。


 身体が動かず、孤独に死すことは、
 とても悲しいことです。


 苦しんで、逝くくらいならば いっそ。


 だから私は彼を橋から川に突き落としました。
 それだけです。


 彼が幸せであったかどうかは分からない。
 けれど死を予告されて不幸せな狂気に生きるよりは
 まだ、良いのではないかと、そう思いました。
 
 ―――だから、私は。


 ―――…。

 大好きな空 大好きな村
 このまま、同じように明日へ続いてゆくと信じていた。

 乾いた口笛 空を渡る調べ。
 その日風に乗るのは口笛だけじゃないと知った。


 緋い空を見上げていた。
 沈まぬ夕陽を見上げてた。
 幾千の影が森を駈けてゆく。


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