人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示



[ ぐい、と。男はイヤホンに繋いでいるマイクを伸ばし口元に当てがった。 ]

聞こえております。確認済み。
いやはや、脱走なんて……、

…―――いや、秘密棟の彼女は、不安ではありますが。


[今日も今日を守るんだよ。
 そんな言葉に、彼は小さく息を吐いて笑う。]

  ――聞こえたよ。

  あゝ、そうだね。
  きちんとお仕事に励むことにするさ。

[今は見回り、と小さく伝達して、
 彼はぼんやりと前をむいた。]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/10(Fri) 09時頃



! from:kame >>

Test. test.

聞こえるかな。僕のこえ。
獣にしか聞こえない、秘密のおハナシ。秘密の声。

管理人に怪我させられた人は、居ないかい?


【人】 鳥使い フィリップ

― ジリヤと別れた後:1棟2棟間廊下 ―

[ 薄暗い廊下に、かちゃりかちゃりと長い爪の音が響く。
 光差す庭から一転 体を包むようなしっとりとした空気は
 木々の中で出会った人物の触れた手指を思い出させて
 僕のちいさな鳥の心臓が きゅう、としぼんだ。
 
 猫と梟に詫びてきた兄を肩に迎えてひとつ撫で
 さてどうしようかとひとりごちる。
 昨日も今日も変わらない、死んでいないだけの日々を。

 コツ、と向かいから聞こえた靴音>>13
 硬質に響く音に反して 脚の主はほうやりとしている。

 ( あんまり、あっちに行かせたくないなぁ )

 傷だらけのジリヤはきっと、
 あの姿を管理者達に見せたくないだろうと思ったから。]

(22) 2015/07/10(Fri) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 僕がそう思った矢先、兄はばさりと羽ばたいて
 夜色を纏った肩へと。]

  『 センセ! フィル! グアイワルイ!』

[ ( 仮病はだめって、アマルに言われたのに )
 僕はくすっとひとつ笑ったあとに
 兄の演目に付き合うように、
 ひどくわざとらしくお腹を抱えてみせる。
 よろ、よろと近づいてみせ、 ふ と目が留まるのは

 光りあふれる庭では気づかなかった、彼の首元の光。

 鳥は ぴかぴかするものが好きなのだと言ったのは
 どこの誰だったか。
 思考も趣向も、鳥のそれではなかったはずなのだけれど
 僕の瑠璃色の視線は無遠慮に、彼の首へと注がれた。**]

(23) 2015/07/10(Fri) 13時頃

[ひみつの声、が、聞こえてくる]

注射を突き立てられたというのは、“怪我させられた”に入るのかしらね。

[ジリヤを見やって呟くのは、独り言のようなそんな言葉。
背中の傷は……どうだろう。あの女医は遠因とはいえ、凶器となったのはジリヤ自身の髪だ。そのことまでカウントするのはさすがに少し違う気がする]

――――……ああ、でも。
私たちは、日々、あの人間たちに、心に傷を負わされて、いるのかしら。


[…よくわからないが、声が聞こえる。そして、その聞き方も、発し方も、何故か、わかる。それが猿共に聞こえない事も]

入るだろ。まだ頭クラクラすっしよ…他人に薬の入った注射器振り回せるってイカレてるぜ。

[鎮静剤の効果はだいぶ抜けてきたが、それでも気持ち悪さは残る。何か不都合があるわけではないが、ただひたすらに苛立つ]

あいつら、アタシらを見下してるからな。イカレ女医はその筆頭だ。この境遇を憐れンでらっしゃるニンゲンの皆様も、地下勤務のお辛さを自分より憐れな生き物を見てご自分のお心をお慰めになってるだけだよ。

[猿共はみんな敵だ。この施設に閉じ込めるような奴が友好的なはずがない。自分のような者はともかく、生まれた時から、なんてのは、ケモノである事が罪だと言ってるようなものだ。腹立たしい]


一人で歩けるの?
痩せ我慢しないで、支えが欲しいなら言うといいわ。

[私は気が利かないから。言われないとわからない。
くらくらするというジリヤにそう返しながら、求められない限り自発的に手を貸そうとはしない。
人と関わりを持つのがあまり好きではない私にとって、一緒に大浴場に行くというだけで十分すぎるくらい非日常なのだし]

そこまで決め付けなくても、いいんじゃないかしら。

[続く言葉には少し目を細めた。笑っているように見えなくもないかもしれない]

だって、あの人たち、私たちのことを全然わかっていないのだもの。

[“なおす”という発想が出てくるくらい、わかっていないのだもの]

同じくらい、私たちだって、あの人たちのことわかっていないのだと思うわ。

[特にわかりたいとも思わないけれど。
人間が何を考えているか。そんなことに、私の知識欲は刺激されない]


歩けるよ。気持ち悪いだけだ。色々やってる間に抜けてきたみたいだ。

[薬に身体が慣れている、というのもあるのだろう。すでに薬の効能は気持ち悪さを与えるのみになっていた。鎮静剤の投与回数は、この施設でも確実に上位だ。]

…そうだな。分かりたくもねぇけどよ。

[確かに、あいつらのことを理解しよう、なんて、思ったことはなかった。だが、こんな仕打ちをしてくる連中のことを、理解しようとは思わない。なんでこっちから歩み寄ってやらねばならないのか]


[いつものように交わされる、管理人同士の会話。
聞こえてくるヴェスパタインの声に、眉を寄せた]

 その、秘密棟の彼女だけれど。
 今は秘密棟にいないわ。抜け出したみたい。

 ……どこかの誰かさんのせいで、ね。

[マイクに向かって、少し意地悪に言ってみせるだろうか]

 怪我には気を付けて。
 なにかあったら、私のところへ。

[先程と声音を変えて、柔らかな口調で言葉を紡ぐ。
何事もなければ、それにこしたことはないけれど]


耐性ができてきているのかしら。
そうして薬が効かなくなったら、あの人、あなたにどうするのかしらね。

[薬の効果が切れてくるのが、随分早い気がする。自分だったら昏倒してしまって当分目が覚めないんじゃないかと思う。
さらに強い薬を投与する? そして、その薬が効かなくなったら、次は?
……よそう。あまり楽しい想像にはなりそうにない]

そうね。別にわかりたいとは思わないわ。
それくら相容れないものなのに、どうしてあの人、私たちを人間にしようと思うのかしら。

[続く言葉に同意して、首を傾げた。
もしも薬が完成して、見た目が人間になったとしても、きっと私は人間ではないと思うのに。
見た目ではなく、心がきっと違うのに]

見た目は“なおす”ことができたとしても。
きっと心までは、変えられないわ。


道具に頼れなくなったら、あのイカレ女医は終わりだな。その時はじっくり八つ裂きにしてやンよ。

[強い薬に変えられていくのは目に見えているが、効かなくなってくれば、チャンスはあるはずだ。今回だって、髪がカスッただけで狼狽していた。もしも、あの鎮静剤の効き目にもっと耐性が出来てきたら、とても愉快なことになっていただろうと考えてにぃと笑う]

さぁ、猿共の考える事はわかンねーよ。どうせくだらねー支配欲とか、そのあたりだろ?なんの欲求があるか知ンねーが、迷惑な話だよ

[ニンゲンにどんな目的があっても関係ない。あいつらの欲求なんて一ミリたりとも満たしてやりたくない]

…言えてるな

[最後の言葉には同意を返す]


 言っておくけど僕は関係無いってハナシ


[ずっと聞こえていた会話に黙っていたのは心当たりがあるから、との事で
申し訳無いとも思いながら、自分が悪い事したとも思っていない…つもりだ]


 言われなくても怪我には気を付けてるつもり
 …ただ気を付けてるだけだけど


[実際に負傷した所を見れば“気を付けている”が“注意していない”ようで、その怪我は絶えない
けれど他二人の管理人はそうでないのかもしれなくて]


 怪我はしないのが一番
 見付けたら教えてほしいってハナシ


[少しくらいは責任を感じてから、マイクを切った**]


[物騒な言葉に、少し眉が下がった。
そこまでジリヤが手のつけられない危険性を示せば、それこそ殺されてしまいかねない、と思う。
けれど多分、それもジリヤの望むところなのだろう。
ジリヤは、自由に執着しているのであって、生には執着していないように見えたから]

見た目が一緒なら同じになれると考えているのかしら。
だとしたら……随分、御目出度いわよね。

[わからない。それは確かにジリヤの言うとおりで。
わかりたくもない。それもジリヤと同意したことで。
けれど、理解の出来ないその思惑に巻き込まれるのはたまらない、と溜息を吐いた**]


[ 秘密のおハナシ、と届く声にマスクごと、首を傾げる。――やがてちらつく2つの音程に、同様に耳を向けた。

 どうやら離れた位置にいるようだ。まるで文字で読む“かいちゅう”みたいだな、と何と無しに息を殺しつつ。
 針鼠が注射を打ち込まれた、と知れば、覚えのある痛みを思い、顔を顰めた。かといって余計な口をきくつもりもなく、押し黙るまま。――そういえば、彼女は外からきたのだったか。

 ほんものを知っているなら。と、羨望ににる熱はあまい臭気に潰される。うみ、と心中で反芻しながら。外を知る針鼠の彼女は、ココを出たならまずどこへ向かうのだろう。]

  ――……、人間に?

[ 続いた梟の声には、思わずくぐもった声をあげた。アマル先生の“実験”は聞き及んでいたものの、目的までは知り漏らしていた。
 それが本当なら、何のために為すのだろう。共存姿勢? 針鼠のいうように支配欲だろうか、それとも。

 いずれにしろ、奇特な話だと思う。興味のまま、己の言葉が届くなら。その実験はどこで行われているのか、と声を投げただろう。受けた経験のある者がいるなら、興味深げに話を聞き出そうとも。]


さぁてな。そんなに見た目が同じになりたいのなら、あいつらが羽生やしたり、鱗生やしたりしたらいいのによ。あいつら自分はいじらないでこっちをいじってくるンだから、堪ったもンじゃねぇぜ。

[後天性のケモノなんていくらでもいるのだから、その方がずっと楽だろ、とすら思うぐらいで。短絡的に考えれば、嫌がらせをして楽しんでる、としか思えない]


どこで、だぁ?
[突然入ってきた声に反応する。あの場所は他言無用、と入れられるときにいわれたが、要するにそれは針鼠にとって『いいふらせ』と同義てまある]

庭園の奥、猿共がビビって相手出来ない連中を閉じ込める檻でやってンだよ。他でもやってるらしいがな。あっちじゃ他とは違うイカレ女医が見えるぜ。
[秘密棟での女医は別人だ。大脱走なんかあったら、真っ先に殺されるのが目に見えるくらいには]


【人】 鳥使い フィリップ

[ 僕に断りもなく、小さな企みを背中に乗せて飛んだ赤鳥は
 差し出された腕>>33に素直に乗って
 くるる、くるる、  思惑通り!
 フィルに歩み寄る”センセ”に、ご機嫌に喉を鳴らす。

 いつもの聡明な彼ならば、瞬時に見抜いて
 一笑に付してくれそうな演目なのだけれど
 思惑に反して 慮るように肩に添えられた手に
 僕はゆるりと頭をあげる。

 珍しく焦りを浮かべた夜色の瞳>>34
 少しの申し訳無さと、微かな違和を覚えながら
 ふる、と大きく首を振り、縋るように彼の袖を握った。]

  『 センセ! コッチ! 』

[ 赤い鸚哥が得意げに 2人を先導するかのように
 飛んでは 降り  飛んでは 降りる。
 女医とノアが居るであろう医務室を避けて、
 僕と兄の 思い出のモノなど何もない白い部屋へ――。]

(52) 2015/07/10(Fri) 18時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 下腹に片手を押し当てて 痛いふりをしながら歩く折
 低くした姿勢の先に、光る石。
 じぃと見つめた僕の瞳に答えるように、
 彼の口から出た「過去」は
 少なくとも 僕にはひどく羨ましいものだった。
 僕には、唄しかないから。

 彼に支えられながら着いた自室は、真っ白な壁と
 朝起きたままのヨレたベッドがひとつあるだけ。

 ”大丈夫”と”ありがとう”を詰めた掌で
 彼の胸元を2度叩き 自分を支える力が弱まったなら
 冷たいベッドへ腰をおろした。]

  ……友の形見、
  …たいせつなひと、いまは?

[ 顎を上げ 薄暗い部屋で濃紺に染まった目で問いかける。
 (死んでしまった?)とは 言えずに
 はて。 僕のたいせつなひと は 。]

(53) 2015/07/10(Fri) 18時半頃

【人】 鳥使い フィリップ



  『 コイビト? コイビト? 』

[ 相変わらずの ”兄さん” は
 僕の言葉を追うようにしゃべりだす。
 空気を読んだ上で無視をするから 本当にタチが悪い。


 ぼくのほんとうのにいさんだったら……

 にいさんだったら、 何て言っただろうか。 **]

(54) 2015/07/10(Fri) 18時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/10(Fri) 18時半頃


だって、あの人は私たちを“なおそう”としているんでしょう?
あの人にとって、人間が正常で、私たちは異常。
それなら、異常な方を正常な方に合わせようと思うのは、仕方ないことだわ。

[ジリヤの言葉にはそう返す。私が理解できないのは、そこじゃない。どうして人間が正常で、私たちが異常と判断されるのか、ということだ。数の暴力としか思えない。
そして勝手に異常と判断して、勝手に“なおそう”とするのは余計なお世話だということだ]

どこで……。

[新たな声の質問に、ふと、そういえば知らない、と考えた。
だって私は、そんな実験とやらに興味はないし、縁もなかった。だから実験とやらが行われている場所にも興味がなかったのだけれど]


庭園の奥に、そんな場所が。

[ジリヤの回答に思わず呟く。
私にとって、第二棟の終点は第二図書館で、まさか庭より奥に別の施設があるなんて、思ってもみなかったから]

ジリヤ、時々姿が見えないと思っていたけれど、もしかして、そこにいたの?

[そもそも、私は普段はこんな時間には起きていない。他の人たちとは活動時間の違う夜行性。その上、人と関わるのがあまり好きじゃない。
私のそんな生態ゆえに姿を見かけないのだとばかり思っていたけれど、それだけではなかったのかもしれない。
そうだ、そもそも、ジリヤは人間と面と向かっていがみ合っている分、目立つはずなのだ]


あー、そりゃそーか。傲慢な猿共だ

[言われてみれば、確かにそうだ。そう信じていたら異常に正常を近づけるわけがない。]

あぁ、結構な間な。要するに独房だよ。猿共の手に負えない獣を入れておくな。基本一人で過ごさせられる。飯のときもな。設備もひどい。…錆び臭くないシャワーを浴びたのは久しぶりだよ。
檻に閉じ込めてなんとか安心しようとしてンだよ。ンで、好き放題だ。イカレ女医、暴れても怪しげな薬投与して来やがる。
[秘密棟で悲鳴が聞こえる時は、大体女医が実験をやっている。壁がボロいから近くの部屋でやってるなら女医の声も微かに聞こえるのだ]


独房。

[ジリヤの言葉を反芻する。
考えてみれば、物騒な実験をやっているのだ。物騒な場所があってもおかしくはなかった。
けれど、その存在を予想するのと、実際にあると確認するのでは、やっぱり受ける衝撃は違うらしい。
暴れても怪しい薬を投与されて。それでもジリヤは暴れ続けるのだろう。抗い続けるのだろう]

ジリヤは、強いわ。

[愚かだとは思う。けれど、自分にはない強さがあることも間違いないと思う]

私、ここを出られるとは思っていないの。
だけど、もしここから出られる獣がいるとすれば、それはジリヤのように抗い続ける人なんだと思うわ。


…強くねーよ。従うより抗うほうが楽ってだけだ。アタシには

[自由への執着、それで立っているから、だから、従うなんて、ありえない。抗う他に道がない、という事も、あるのだ。あの反抗には]

…アタシも出れねーとは思うけどよ。諦めねーよ。諦めねー自由だけは、持ち続けるんだ。アタシは

[外に出たい、自由を得たい。それに向かって抗い続けるのが、抗う事自体が、彼女の「生」を、形作っている]


[ ざわ。ざわ。耳に届く「飼われる側」の声に、僕はすぅと息を吐いた。
口元の機械を通して、混ざった音が外に流れる。

実験を知らない、場所を知らない獣人
実験そのものをされる獣人

実験自体、僕は口うるさくするつもりはなかった。獣から人へ。また、獣から人へ。―――なれるなら、それで良いじゃないか 。
だって、そうしたら古の――鶴が紡いだ物語の、終止符も。きっと打たれる事は――― ]

………?

[ 僕は首を傾げた。 ごちりと機械の端が、マイクに当たって音が弾けた。

むかしむかしの物語…って、なんだっけ。

『「 異物 」を処理することが無ければ、良いんだよ。』――と、 誰かは言っていた ?

こきりと僕の首が鳴いた。…最近、運動不足かなあ。 湿った肌を撫でると、少しだけかさついた。
ノイズの混じる思考はキライだ。ふるりと首を振る。]


【人】 鳥使い フィリップ

[ 怯えるように引いた一歩>>0:190
 まるで伸ばされた彼の手>>18を拒絶でもするようで
 それは、あながち間違いでもないのだけれど

 ”同じ”と言った ”同じ”奇異なるもの同士ならば
 拒絶がどれだけ痛いものかも知っているから
 握りしめられた指先は 僕の胸に微かな後悔を生む。

 「ごめん」 そう言いたいのに
  喉はこくりと鳴ることしかできず

 僕は胸の内に ある種の恐ろしさを抱えたまま
 「いっしょ」だと繰り返す手へ、蒼碧のそれを重ねた。

 明るい光差す庭の中で ひやりと湿度を保つ手は
 ”ヒト”のそれとも確かに遠くて
 もしかしたら 僕の名は誰かから聞いたのだろうか、と
 彼の手へ視線を落としながら 思案していた。]

(65) 2015/07/10(Fri) 20時半頃

こわいなあ………。

[ 僕は何も知らないふりして、態とらしく声を出した。 まるで抑揚も見えない声だった。
…耳の奥でざわざわと、先程鸚哥の弟と話したときに、凪いだ幻聴の一端が聴こえた気がした 。

その雑音をも振り払って、僕は運動した後に図書館にでも行こうと思った。 僕の知らない、いや知ってた気もする、物語。 クエスチョン。]


―――ここから出られたら、どうするの?


[ 直近、聞こえた声色に。 僕は何気なく問うた。僕の声が 聞こえたかどうかは、わからない。

お外の世界。 ひろいひろい、箱舟なんて目じゃない、遠い世界。

漆黒に塗られた、永久に続く宙のキャンパス。
流れるきらめきは、遠い星の欠片?
手元の水面に映る月に、この身を投げた、―――むかしのきおく。

ぎりり、いつの間にか握り締めていた手のひらに、爪の後が微かに残っていた。 ]**


【人】 鳥使い フィリップ

[ ―――それだから、ひどくびっくりしたんだ。 ]


[ 謎解きのように「名を知る理由」を僕に問う姿に
 夢の狭間へ誘うような「鍵」をちらつかせる言葉に

 ( それじゃあ まるで… きみは )

 僕等は ヒトではないから”管理”されている のだと
 半ばあきらめていた何かを根底から覆すような
 ひとつの仮定が 太陽の無い空から降る。

 既に乾ききった唇は震えて
 浅い息が ひぅ、と空気を切った。

 僕の目は、玉蟲のように定まらぬ瞳>>20に縛られ
 含みを持って閉じられた口元が また 笑った気がして

 重ねたままの蒼い手が 彼から跳ねるように逃げた。]

(66) 2015/07/10(Fri) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 逃げ出した手を胸元に抱える。
 抱えていないと 朧の中に見えた人影も
 赤い鸚哥も どちらも見えなくなってしまいそうだ。

 「何」と問うた僕に 彼は十分すぎる答えを残し、

 最後に 「 なんてね 」 と>>21
 全てを反故にするようで 全てがほんとうだと言うような
 こどものような笑みに 僕は ]

   ……………っ、

[ 素直に こわい と思う。 

 彼が取った距離を広げるように 2歩 3歩
 大きな爪が後退りながら 地面をえぐる。

 ひら、と両手を翻し 彼に背を向けて。
 背後から引き留められる事がなければ、
 走る事に向いていない脚で 逃げ出すことだろう。*]

(67) 2015/07/10(Fri) 20時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:フィリップ 解除する

生存者
(5人 60促)

フィリップ
50回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび