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[頼りになるルームメイト。
けれど、さっきはなんだか様子がおかしかった。
さっき? さっきって、いつ?]
……本当は、覚えてるんやわ。
[覚えている。知っている。
これが夢だということも。
本当は、今生きているのが10年後だということも。
……タイムカプセルに、何を入れたのかも]
みんな、忘れてしもてんなぁ。
[それは、とても、寂しい。
この時間は、かけがえのないものだったのに]
【人】 聖歌隊員 レティーシャ―― 廊下 ―― (12) 2012/09/22(Sat) 01時頃 |
私を、高く運んで行け
魂の大きな国へ
さあ―――――
[ああ、よく憶えている。
繰り返し歌ったこの曲と。
タイムカプセルに埋めた、あの想いを。]
【人】 聖歌隊員 レティーシャ (17) 2012/09/22(Sat) 01時半頃 |
永遠の 夏の、
[――違う。
もう、夏は過ぎ去った。
涼しい秋風は制服の襟を撫で、金糸と首筋をなぞっては遊ぶ。それは身体を通り抜け、歌声を乗せて、遠くへと。]
……夢、みたい。
[人影少ない寮。
落ちた瓦礫と、台風一過の空の色。
少女と女性の声が、重なった。]
夢、やもん。
[どこからか聞こえた声に、ぽやんとした声を返したのは、無意識]
……あれ?
【人】 聖歌隊員 レティーシャ (27) 2012/09/22(Sat) 02時頃 |
ゲコ。
[生徒会長の眼差し。
あの眼差しを、別の角度で見た覚えがある。
慌しく携帯電話を片手に、個室を出て行った]
個室?
……夢、?
[舞うケープ、軒先にくゆる紫煙。
お久しぶりですと、言葉にした唇。
どこかでもう一度“夢”
[ヨーランダは、可愛い。
"あんな風"に無理しなくたって、十分可愛いと思うのに**]
ほんまに、そういうとこ、全然変わってへん……。
【人】 聖歌隊員 レティーシャ―― → 中庭 ―― (70) 2012/09/22(Sat) 22時半頃 |
【人】 聖歌隊員 レティーシャ (72) 2012/09/22(Sat) 22時半頃 |
[歌いたかったのだ。
ずっと、歌いたいと思っていた。
一人ではなく、誰かと。
その誰かは―――――]
……そっか、
過去形、なんだ。
[胸に抱きし憧憬は、過ぎし日を懐かしむように。
この中庭も、寮も、そして少女も]
全部、夢なんだ。
戻りたかった、過去なんだ……。
[あの日、タイムカプセルに閉じ込めた想いを。
同窓会が鍵となり、導いたのだろうか。]
昔はこんなんで、どきどきしてんなぁ。
せやけどほんまに、変わってへんというか……進歩があらへんの。
[困惑している自分と重なるかのように、懐かしんでいる自分がいる]
【人】 聖歌隊員 レティーシャ (106) 2012/09/22(Sat) 23時半頃 |
【人】 聖歌隊員 レティーシャ[やはりこの先輩はとても楽しい。覗き込むように伺うその表情は、期待した反応そのもの>>113。交わされる冗談の応酬に満足げに頷きながらも] (118) 2012/09/23(Sun) 00時頃 |
【人】 聖歌隊員 レティーシャ[秋風に乗って、その唸り声は耳に届いた>>126。もう指で押さえずに、楽しげに笑い声をその風に更に乗せる。 (133) 2012/09/23(Sun) 00時半頃 |
バーニー先輩、ほんっと……
変わってない。
[居酒屋の軒先で見つけた彼は、歳月を経てやはり大人の男性になっていたけれど。
こうしてみれば、なんら変わっていないように思える。
くすくすと、少女ではない声が漏れる。
ああこの懐かしき、良き思い出を
共有してくれる誰かはいないのだろうか――]
人間なんてねぇ、そうそう変わるもんやないんよねぇ……。
わかってたつもりやったけど、改めてしみじみ思うわぁ……。
[どこからか聞こえた声に、同意する。
二つに重なった自分の片方が、不思議そうに首を傾げた]
んー……?
[夢みたいと言う声に、夢やもんと返した]
んん……?
[ああ、もしかして、これは]
……んー?
[自分だけの夢では、ない?]
……誰か、いるん?
【人】 聖歌隊員 レティーシャ[長身の幽霊部員を見上げれば、やはりその顔に浮かんだのは困った表情>>139。その角度で見るバーナバスは髪が重力にしたがって流るるその様相から、ライオンのように見えた。蛙のうたのように、ライオンのうたは、あっただろうか? (148) 2012/09/23(Sun) 01時頃 |
【人】 聖歌隊員 レティーシャ (149) 2012/09/23(Sun) 01時頃 |
………え、
[刹那、声が引っくり返る。
相槌を打たれたような、気がした
果てさてそれは、己が幻想か。或いは。
今度は問いかけられたような
あ、あなたを快適な睡眠へ誘う、
聖川レティーシャです。
……って、何一人で言ってるんだ……。
[子守唄を無理やり歌おうと同級生らに吹き込んでいた残念キャッチフレーズを口にした。]
あ〜レティに快適な睡眠に誘われてしもたんか〜。
お陰さまで楽しませてもろてるよ〜。
[のほほーんと返事する。きっと名乗るまでもなくこちらが誰かは伝わるだろうと]
いやだな、どうしよう。
寝言聞かれてたら恥ずかしくてお嫁に
……、
……、
……。
……はぁ!?
ちょっと、ええ、クラリッサ先輩ですか!?
びっくりしました、私だけじゃなかったのですね。よかった……。
[普段の大人しさはどこへやら、はっきりと聞こえた返答
先輩と私の、二人……なんですか、ね。
それにしては当時より、はっきり会う人と、会わない人が多いですけれど……。
[当時の寮にはもう少し残っている生徒がいたような気がする。そこら辺の記憶は曖昧だったが、それにしても先ほどから会う面々は、同窓会で顔を合わせたばかりのメンバーばかりで]
だって、夢やもん。
[にこにこと、当たり前のように答えた]
別にうちらは過去に帰ってきたわけやないねんし。
同窓会で会った人らの印象が強いに決まってるんやから、その人たちばっかり出てきはっても当たり前やと思わへん?
[クラリッサは不思議をすんなり受け入れている。
だって、夢なんだから]
【人】 聖歌隊員 レティーシャ[同好会の活動場所も出来た。 (168) 2012/09/23(Sun) 01時半頃 |
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