25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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>>3:33
かわいいこと……
[それは複雑な表情で、一度口の中で反芻する。 なにやら続いた言葉には――しばし黙って 冬の言葉を思い返しつつ、返事を返したのは、彼を寝台においてから。 ぽふぽふとかけ布を叩いて、厳しい顔をひとつ]
――深い事情はわかりませんけれど。 ロビン殿は、あなたに生きてほしい、と仰ってました。
あなたの中に自分という存在を残したい、と。 彼を残すべきあなたを、要らないというのですか?
[――むすっとしたまま、 感じたことより少しだけ、 己にはもうあるはずのない熱を込めて]
(@0) 2010/08/07(Sat) 02時半頃
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[それを告げたは、 桜花の吹雪をまぼろしに見たからか――]
――とりあえず、わかりました。
私が月瀬殿を“その名”で呼んだら、 必ず意味を説明して下さいね。 説明できなかったりしたら、許しませんから。
約束です。
[一方的に告げれば、ふと視線を彷徨わせる。 それは常世の声、ひびく――名を呼ぶ一つの声]
(@1) 2010/08/07(Sat) 02時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 03時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 03時頃
/*
えーっと えーっと 出来れば使いたくなかったんですが中身ですみません。
駄目だったらスルーで構いません。
このままだとそちらがLWの予感なんですが、
時間的に行けそうですか。大丈夫ですか。
ちょっとその点だけお訊きしておきたく。
/*
いえ、こちらは問題なく。
出来るなら隠れ通してもらいたいところでしたがw
話の前後も脈絡もなく、突然無理やりな方向から感づかれるのは困りますよねぇ。心中お察しいたします。
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[ふと、その姿はゆらいで、 一度眼差しを落とす、きこえる――きこえる]
いえ、死ぬのは……
[死んだのは、桜ではなく―― 聞こえる声に、指先をこめかみに這わせて首を振る]
要らない、とかそんなことをいうからです。 誤解もします、まぎらわしいです。
[過ぎる声を掻き消すように言い募り]
――枯れ木ということは、ないでしょう。 たとえ狂い咲いたとて、 春には緑も芽吹く、でしょうし。
[桜花でなければ、何であれるというのだろう。 黒紅色はじぃっと見据えて]
(@4) 2010/08/07(Sat) 03時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 03時頃
/*
了解しました。
恐らく今日占われるのだと思うのですが、万が一の時はよろしくお願いします。
まあ、理由は何となく想定はできるので構わないのですが…。
こちらもLWの可能性を割とみて動いているつもりだったので、
最悪表で襲撃を駆けてしまうのもありだとは思っています。
昨日食べ損ねてるし。守護さえ外せれば難しくはないかと。
/* えぇ、了解。
夜光も天満月も、様子がおかしいことには感づいていましたので、魚がコンタクト取りに来ぬようなら喰らいに出る気はありました。
状況は俄然厳しいですが、くれぐれもお互い無理は無しですよ。
美味いこと村側のあちこちに見せ場をうまく作った上でこちらも綺麗に散りたい所存。
/*
把握しました。ありがとうございます。
こちらも散るなら幾らかは望みもあるので。
お互い無理なく美しく頑張っていきましょうね!では**
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[口を噤んで、主が言葉を聞いている。 その告白に、俯き眼差しを伏せる。
――交わされる会話のうちに彼岸の声もまた混じる。
冬の友を呼ぶ、声]
(@5) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
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[言葉を続けられなかったそれを、 どうやら感じているらしい、 月瀬の姿をいぶかしむ――
己がそれを知っているのも、 また、おかしなことであるというのに]
――……、 学とかそういう問題ではありません。 勝手に案じ――いえ、誤解しただけですから、 謝らずともよいのです。
[緑を摘む、という桜花の言葉に、 込められたるは知らず、ゆるく首を捻る]
――己の為には、咲かぬのですか。
[何処であれど咲く椿はぽつり、零して]
(@7) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
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――…主様、こそ。
[告白の意味をあれこれと思い巡らせ、 けれど、それが結びつくは何れであれど、 よい、とはいえぬ答えだから]
ご無理をなさらぬよう。 私も、月瀬殿も、 ……消えてなくなったりはしませんので。 [見上げる双眸は、黄泉の名を冠すはなのいろ]
(@8) 2010/08/07(Sat) 04時頃
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落胤 明之進は、去り行く主が背中に、そう言葉をかけた。
2010/08/07(Sat) 04時頃
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[布団にこもった白い蓑虫、 再びぽふぽふと柔らかくたたいて]
言われなくても、 今出て行こうと、思っていたところです。
……思ってたところですけど、 あなたがそういうこと言うので、もう少し留まります。
[寝台に背を向けて、目を閉じる。 彼岸の声は静まって――聞こえるのはくぐもった声だけ。 返すべき言葉は多々あれど、疲れているだろう彼にこれ以上多くの言葉を投げつけるのは躊躇われて]
描くのは、お好きなのでしょう?
[返したのは、それだけ。 それは、己が舞う理由]
(@9) 2010/08/07(Sat) 04時頃
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[己に返された言葉には、目蓋を伏せる]
――椿は日陰でも日向でも、 何処ででも咲くんです、それは花自身がそう望むから。
けれど…
[落ちた花は、もう]
……案じているわけではありません。
[布団の中のくぐもった声を聞けば、寝入ったふりの桜花。 狸寝入りを気づいたわけではなかったけれど。 しばらくはそこに留まって、時折ぽふりと白い蓑虫を撫でていた。やがてはそれはふいに――気配を失わせるのだけれど]
(@10) 2010/08/07(Sat) 04時半頃
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……そうでもないのですけれど。 あなたが逆のことを言ったのかと思ったので。
[捻くれ者、との言葉にはさらり、と返して。 もぞもぞ動く気配、そちらは見ずに手だけを寄せる]
――あなたの好きな絵も、 誰かの為に、描いているものなのですか? 誰かの為にしか、描けないものなのですか?
[声は届いたかわからない。 彼岸より届く音楽に、ふわり、その気配は揺らぎ誘われて―― 優しくも物悲しき響きは八十八の鍵盤の音色、鎮魂のうた]
(@11) 2010/08/07(Sat) 04時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 04時半頃
投票の結果、
白鳥を落としておいた。
[まさに報告のみ**]
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 10時半頃
…?
[微かな違和感。
それは夜の事。
だが、声が届けられるのは朝の事]
霞。天満月とは何者だ?
[自分の交友関係にはないが、幅広い顔を持つ彼なら何かしら知っていようかと]
天満月は、古くよりの名家…
いや、ちょっと待て。
なにやら…生きた獣を見つけることが出来る者が、と…
イアンが、いうておる。
…成程。
それで。
[夜の行動に納得がいく。
煩わしそうに声は響いた]
恐らく、それは天満月だろう。
…昨夜、こちらの背後で何かしていったようだったのでな。
恐らく調べる何かを獲られている。
…邪魔だな。
[ぽつりと。]
…いま、件の彼が。
やはり、そなたの見識と勘のよさには、恐れ入る。
なに、狼憑きとしての人生が長いだけの事。
それにのうのうと舞いを眺めて暮らしているだけの左団扇でもないのでな。
背後の気配に気づけないようでは本郷の名が廃るというものよ。
[思い溜息を一つ吐き出し]
可能なら早急に喰ってしまい。私も、いい加減腹が減った。
イビセラの望みを叶えてやったら余りの餓えの激しさに
苦しさすら感じる。まったく、獣憑きとは厄介な身よ。
…とりあえず、情報の収集はお前のほうが向いているだろう。
私はしばらく、知らぬ存ぜぬを通すことにする。
えぇ、少し…探りを入れておきましょう。
[くつと小さく哂う声。]
…では、よろしく頼む。
[告げて、しばし男は微睡みに消える*]
[人の心と言うのは、まこと制御の難しいもの]
[特に青年は、芸に生き、聖職者の元で育ち
媚さえ売らず、あまりに歪みを知らない
刷衛が当然と思うことも、思わず
聞かされた情報に素直にうなづいた]
[霞が旧知であった事も災いしているのだろう]
[人は信じたいものを信じやすく出来ているから]
…どうやら、外堀はかなり埋められております。
あの新参め…情に流されかなりの無茶を……
[そっと、耳に入った話を伝える。既に嫌疑は四名へと。]
いやだ、聞こえない……っ!
俺は狂ってなぞない………っ!!
狂ってなぞ……
[己に言い聞かせるように、何度も何度も呟く
認めたら、もう、立ち上がれない。
そんな予感がしたから]
何を魘されておる?
[あきらかに様子がおかしい。
仏間から立ち上がる。]
どこにおる。
[一応訊くが……。]
…………っ!!
やめ…やだ……いやだっ
聞こえない、聞こえないっ!!
狂わない、狂えない……いやだ、いやだ……
[やはりおかしい、放っておくわけにはいかない。]
お前は狂わんよ。
お前は狂わない。
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 18時頃
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