22 共犯者
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 00時頃
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っつ …―――― !
[低い低い、大きな音が響き渡り 私の耳の奥と、森の鳥達が震ったの マーチが、終わっちゃった]
どこのどいつだ、こんな時間にぶっ放したのは よっぱらいでもいるのか?
[私が村長夫人の死を知るのは、朝日が昇った後の話]
(4) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 00時半頃
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あ―――――…
あ―――――…
あ―――――…
あ―――――…
[耳が、キンキンする 自分の耳が確かなのかどうか、4つの音を出し確認したの
うんうん、大丈夫 たぶん銃声が遠かったからだろう 少しジンジンするくらいですんだよ]
歌を歌うと、的になりそうだなぁ
(12) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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んーと、森の中でやる事っと…――――
[森に入る前に聞いた、やる事を書いたメモ そいつを、ランタンの灯りを頼りに確認する]
んーと、森の奥に行った証に、特殊な樹の葉を持ち帰る事 生贄に死者が出たら、祭壇に捧ぐ事 生贄に死者が出なくなるまで、毎夜くりかえす事
今日帰って、皆いたらおしまいなんだな
[わかりやすいのか、わかりにくいのか こんな暗い森の中、一晩中歩くのは・・・怖い 獣が出たら、どうするのよ 体力的に、私は普通の女の子なんだ
気がついたら、テッドもいないし 後ろにいるだろうと思った、後続の人達もいない]
あはは…――――
(17) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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だ、大丈夫だ 私は強いからな
[暗闇に、そんな強がりを放り込み 樹の葉っぱを取りに、森のさらに奥へ
しゃくり、しゃくり、しゃくり…――――
さっきまで24だった足は、今はもう2本しかない 心細い・・・と想うのはおかしい事かな]
怖くない 怖くない 怖くない こわくないこわくないこわくないこわくない
[言葉にしたら、きっといつか本当になる 言霊って言うんだってさ]
(21) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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ひっ…――――
[ぶつぶつ、怖くないと呟きながらだったからか 足音を聞き逃し、声がするまで彼女達の存在に気がつかなかった 不覚・・・というのかな?]
よ、よぉ 無事? そりゃ無事さ ゴーストもモンスターも、生憎まだ会った事がないからな 何急いでるんだよ、夜は長いぞ?
[彼女達が急いだ理由に、心当たりはなく]
(25) 2010/08/02(Mon) 01時半頃
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何だよ、何かに出会ったらまずいみたいな…―――
[そりゃ、ちょっと怖かったけどさ? なんとなく、怖かったんだもん 御使い様なんか、信じてないもん]
あ・・・? ヘクターが、夫人を? 嘘だろう? あの女好きが、あんな美人を殺すわけない 馬鹿な冗談言うなよ?
・・・冗談だろう?
[銃声は確かにした、したけどさ・・・! 供物だ? 何を馬鹿な そんな・・・事]
(27) 2010/08/02(Mon) 01時半頃
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御使い様なんか、来るものか 私よりも、あんたの方が美味しそうだろう? ほら、女の子っぽくて柔らかい方が好きじゃん、皆 だから私は大丈夫さ?
[自分の頬を、引っ張ってみる 柔らかさと言う点じゃ、私が一番劣りそうだ 彼女のスカートの中の武器は、私の知らぬ事 だから、私よりも彼女の方が危うそうに想うのだった]
冗談じゃ・・・ないのか?
あの馬鹿な短気者が、女を撃ったのか? もしそうなら、私達助からないかもな
銃を持った男相手じゃ、抗いようもない あいつがその気になったら、お終いだ 森の中じゃ、何があったってわかんないしな
(29) 2010/08/02(Mon) 02時頃
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ああ、美味しそう美味しそう 私よりはずーっと
[少なくとも、そう思わないとやってらんない 同じびびりながらだろうと、少しはマシになる気がするの]
私は綺麗じゃないさ 少なくとも、女の子らしくはないから 昔話のヒロインみたく、襲われる役には向かないの まぁ、心配してくれるのは、ありがたいがな
[強気にならなくちゃ…―――― じゃないと、心すら闇の中に潜っちゃうから]
儀式なぁ…―――― 撃つ必要があるのかね、そんだけの事で ただ、自分が無視したら良いだけだろう? 皆が協力しなきゃ、成り立たないんだから
(31) 2010/08/02(Mon) 02時半頃
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ミッシェルを頼る?
[良くわからない…――― 彼女には、何か特殊な技能があったのかな? 実は格闘技のチャンピオンとか? 冗談 あ、料理と言う名のダークマター召喚術とか?]
…――――
いや、いいよ 必要ない 彼女に頼ったら大丈夫だと言うなら マーゴが頼りな? 心配なくなるんだろう?
あんたも、御使い様とやらは怖いだろう 無理すんな、守られとき
ありがとな?
[頭くらいなでようかなぁ? 感謝の印に…――――]
(32) 2010/08/02(Mon) 02時半頃
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うん、襲われるのは嫌だから言うな
[何度か、頷いたの 襲う、と言う言葉は、なんか怖いし 御使いだけじゃなく、獣とか男とかも怖いもんな 彼女の思いには、気がつく事はなく、知る事もなく]
保守的なぁ…―――― 殺す事はないだろうに 女を 銃で 後から、本人に聞くか?
ああ…――――
銃もった男に近寄るのは、色々な意味で怖いな
[でもなぁ・・・といくらか思案]
(34) 2010/08/02(Mon) 02時半頃
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あー、その、なんだ もし、その守りが本物だった時だ
私がそいつを、貰ったとするだろう? んでもし、マーゴが御使いに襲われたらさ 私の体は、助かるんだろうが 私の心は、深く傷つくんだよ
皆怖いよ、怖いからこそ 私はそいつに、頼る事が出来ないんだ 馬鹿だからな、私は
[彼女の頭をなでながら、私は思う この子は、可愛い顔して強い子なんだろうなと 出来るだけ、彼女の事を気にする事にしよう 彼女の恐怖が、和らぐように]
(36) 2010/08/02(Mon) 03時頃
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[彼女が頷くなら、私も頷くんだ わかったなら良いと言う、意味でさ]
そっか、じゃぁマーゴが聞くと良い ただ、気をつけろよ? あいつは、女好き以外の形容詞が見つからない男だからな
森の中で二人きりだと…――― がおー!
[両手を上げ、クマさんのまねー]
識っておく・・・? よくわかんないが、そうしたいなら、したら良い
(38) 2010/08/02(Mon) 03時頃
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私は、優しくはないな むしろ、冷めたいんじゃないか? 感情の起伏も、少ないしな
[人といる時は・・・ね? 一人の時は、むしろはげしすぎるくらいだけど
口篭る彼女の、心の内を知る事は出来ないけど 必要だと言う言葉には、ただ微笑む事にした どうなんだろう、必要なのかな
私は、ただ…―――― そう、両親のような馬鹿が、損をしないように 私以外に馬鹿がいた時、そいつの味方になろうと思うだけなの 人種や出身地、家柄や能力に左右される事無く 馬鹿の一念が通す岩を、見たいんだと思う]
優しい村か…―――― 難しい事を言うんだな、マーゴは
(41) 2010/08/02(Mon) 07時頃
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そう、あの野郎は女好きだ 何かある毎に
『おれのみりょくにきづけー』
って泣きながら言うしな そう言う事言わなきゃ、まともな男だと思ってたのに
子供だと思ってた方が危ないっつー事も・・・ごほん まぁ男は皆狼だ、気をつけるんだぞ?
[冗談交じりに、私が紡いだ言葉…―――― ああ、本当にそう思っていたのに 私の夢見る未来は、尽く幻の如く]
クマさんは、可愛いが怖いんだぞ どのくらいかと言うと、肉屋のニールが実は女だと言うくらい な、怖いだろう? だから、話を聞いたらちゃんと言いに来いな?
(42) 2010/08/02(Mon) 07時半頃
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漂白工 ピッパは、長老の孫 マーゴの誘いに肩を竦め、あいよと答えた**
2010/08/02(Mon) 07時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 07時半頃
「獲物」は一人離れて森の中を歩いている金髪の少年。
『忘却の罪には罰を。
我らは森に女と男の一対を捧げ。』
今回は俺のやり方で、儀式を遂行するぜ。
[そう同胞へ告げて、森へ入って行く。]
『罰』……か。
[ 音にはならない呟き。
森に入っていく同胞は追わず、離れた場所でその声を聞く。]
[ヘクターは最後に森に入ると、褐色の毛並みを持った大きな獣に姿を変えた。
狙うは大地への感謝と畏れを忘れた、あの少年――!
夜の闇に混じり、音を立てずにノックスへ近づくと、獣道から少年の身体を森の奥へ突き飛ばす。
そこで再び人の形に戻ると、ノックスに話しかけた。]
よォ。
…俺がどうしてお前をここへ連れて来たか、わかるか?
お前が何を忘れてしまっていたか、思い出したか?
[彼は状況を理解したか否か。こくこく、と頷いただろうか。]
んでよ、この儀式な、俺にとっても試練なんだよ。
[ノックスに向かってパピヨンを撃った銃を、引き金に一人差し指を引っかけたまま、手のひらを広げて見せる。
そして彼の目の前で、たった今空いたばかりの薬莢を取り弾を装填すると、ノックスに投げて渡す。]
――お前には抵抗の権利がある。
俺を倒す事ができれば、お前には至高の名誉が与えられるだろう。
銃の使い方はわかるだろ?
遠慮せずに使うといい。別に銃じゃなくてもいいぜ。
躊躇している暇はねえぞ。その間に俺がお前を殺す。
俺にとっては始めの獲物だからよ、こうやって堂々と命のやりとりをしたくてなァ。
[そう楽しそうに言うと、闘いの合図はこれから投げる木の枝が地面に付いた時だと伝え、枝を強く放り投げる。
枝が空中を舞う長い間に、距離を取り、じっと獲物を見据えて身構える。]
[一瞬で静寂は訪れた。
銃弾が放たれる前に、距離を詰め、ノックスの手首を捻り、体を密着させ、喉骨をえぐり出す。
そのまま手を返し、人間ではあり得ぬほどの鋭い爪で頸動脈をねじ切る。
少年は声を出す事ができぬまま自分の手を首に当て、それでも勢いよく噴き出す自らの鮮血を見ただろう。
血飛沫が掛かる前にノックスの手から銃を取り上げると、獣の姿に戻り、ソフィアにしたようにノックスの生き血を啜り、肉を喰らう。]
…おっと、アンタの分も残しておかなきゃな。
[「狩り」を終え満足した笑みを浮かべるが、また直ぐに挑むような表情に戻る。これは始まりに過ぎない。]
ノックス…汝の魂は、我らが祝福された地へ運ばれるだろう。
汝の血肉は我らが森に。
汝の血肉は我らと共に。
[ノックスに対し祝福の祝詞を上げ、聖なる地へ感謝を捧げる]**
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 20時半頃
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―― 夜 森の中で ――
[ふるり、ふるり、首をする彼女の姿があったの 月はいまだ、その身を半分と少しとしながらも 十分に明るい月明かりが、長く波打った黒髪を映す 蒼き輝きの、なんと美しい事だろう]
ん…――――
なら優しい人で良いか だが、マーゴだって十分わかりやすいぞ? ほらほら、難しい顔するな
[許されるのなら、ぽふり、もう一度頭を撫でて 拳に、肩に、首筋に、表情に 入った力を抜くようにと、私は言ったの 私の表情が、変わらない作り物だとしたならば 彼女の表情は、風の日の砂浜 ほんの小さな違いに、人々は気がつかないんだ]
(95) 2010/08/02(Mon) 21時頃
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そうだな、優しい村になったら素敵だ そんな村に、なったら良いな 本当の意味の優しさを、皆が知ったら出来るさ
[希望に満ちた笑みよ、人を信じる美しさよ 私にもまだ、その輝きはあるのかな 君のように、優しく笑う事が出来るのかな
ほんの少し、頑張ろう 君のような笑顔が、出来るように どう? 私は笑顔が出来ている?]
ああ…―――― 女神の矢が、もうすぐ丸くなる
(96) 2010/08/02(Mon) 21時頃
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だろう? 言わなきゃいいと思うだろう? まぁ、言わなくなったらあいつらしくないが もう少し、女心という物を知る必要があるよな
[うんうん、そう思う 首を傾げる彼女の姿には、苦笑いをしといた いや、あいつはそんな趣味の人じゃないと信じたい]
ああ、気をつけるよ 酔った野郎に襲われるのは、不本意だしな 愛があるなら、正気の時に来いっつー話だ 銀には、そんな効果があるのか? 凄いなぁ
[どうやら、高価なナイフだったらしい 凄いな、母さん そんな良い物だったのか]
おう、来たらちゃんと聞くさ
(97) 2010/08/02(Mon) 21時半頃
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[柊の樹…―――― 茨のようなその葉は、この森唯一の物 神木、と言ったら良いのかな? 月明かりの中、その樹はほんの少し神々しかった
一枚その刃を取り、証を確保した後 マーゴとミッシェルのやり取りを、ぼーっと見た 何かを渡したようだったが、私にはわからない]
…――――
[24の足音は、22の足音になった事を私は聞いた 村長夫人の死は、聞いた話なんだ だがしかし、銃殺ならただの殺人…――― 御使い様がいた、と言う事にはならない ただの殺人ならば、祭は終わるのかな 銃殺だろうと、撲殺だろうと、強姦だろうと 祭の中の事なら、許すと言うのかな]
ああ、暁が来た…――――
(98) 2010/08/02(Mon) 21時半頃
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―― 暁の向こう側 ――
[森から戻った私は、広場の騒ぎなど聞かずに まっすぐ家に戻り、すぐに夢の中に逃避したんだ
夜の間ずっと、緊張してた 怖い人が来ないか、ずっとびくびくしてた 緊張が疲労を早め、体力を奪ったんだ
私は、一人暮らしの女らしからぬ無防備な睡眠を 久しぶりに、取る事になった 夢の中なら、私は…――――]
…――――
[素直に怖いと、言う事が出来るのに]
(99) 2010/08/02(Mon) 21時半頃
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漂白工 ピッパは、長老の孫 マーゴが転ぶ夢を見た。バナナの皮を回避した先にあった雑巾を踏んで
2010/08/02(Mon) 21時半頃
漂白工 ピッパは、長老の孫 マーゴの髪が、転んだ拍子にアフロになった気がして泣きそうになった
2010/08/02(Mon) 21時半頃
[ 同胞がノックスと決闘まがいの仕留めたことは、映像こそ見えないものの、声とイメージから大体のことは読み取れた。]
……無茶をする。
[ 咎めるような声音ではないが、平坦ながらもそれなりに同胞を案じている響きが混じっている。]
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 22時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 22時半頃
安心しろ。
祝福されしノックス・ブラウン。
お前の家族は、我らが護るだろう。
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―― いまだ森の中にいた頃の記憶 ――
[森を出ようと、広場に向かう途中 森の木々達が目を覚まし、きらきらと輝く準備をする頃に 私は、小さな声を聞いた 救助を求むる声だったから、おそるおそる覗いた先]
…――――
[罠にかかったウサギみたいな、奴がいたんだ そういや、足が悪かったんだっけ、あいつ 日頃の(一方的な)恨み(嫉妬)を晴らすチャンスかも? 無造作に彼に近寄り、彼にも見えるだろう位置でしゃがむ そしてそして、じぃーっと見てやるんだ、じぃーっと]
ウサギさんウサギさん、不思議の国は何処にあるの
(121) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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