人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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シメオン! 今日がお前の命日だ!





 ーーーーーー…………

[夢も見ないほど 懇々と眠り込む
 時折 何かを呼ぶように 小さく唇*震えた*]


 

 フィリップ………


[血塗れた姿に、瞳を細める。
 なにもできなかったことを理解して。

 ただ、痛い]




 ―――――っ


[消せない、血の匂い。
 眠りながらも、うずくものを、かかえていた*]


[階段で、フランシスと合った折。
 彼の表情は図星そのものだった。

 そうだろう。
 うちの子でなくて良かったと、思うのは当然だ。

 出逢ったばかりの存在と、長年共にした存在と。

 守ってやれるのは、己の存在だけ。]


[壁の向こうで起きたこと。たったひとつの、壁の向こうで。止めようと思えば止められたことだ。


 愛しい子の血肉を啜った。

 2つのことをバーナバスが知ったらどう思うだろう。


 純粋無垢でいられた少年は、泣いたまま。


【人】 許婚 ニコラス

[寒さで、目が覚めた]

 んむ……。

[身を起こすと、肌と服についた赤がぱりぱりと音をたてる。
まだ眠い目で隣を見て]


 ……おはよ。


[ずいぶんと‘小さくなった’ディーンへ、微笑んで朝の挨拶をした]

(13) 2014/11/19(Wed) 13時頃

【人】 許婚 ニコラス

[彼の手も足も臓物も、お菓子を際限なく食べるみたいに。
噛んで、飲み下して、いくら食べても満ちることなく。
一欠片だって他の人にあげたくなかったから。
ああ、これでもう心配ない。
きっと、すぐに全部食べてあげられる。
思いながら、抱きしめて。

けど、いま抱きしめた体は冷たい]

 ……ん。

[あれ、って。
なにか、心の中に転がった]

(14) 2014/11/19(Wed) 13時頃

【人】 許婚 ニコラス

[どこかに温かいとこは残ってないかと、なぜか焦りが頭を満たす。
食い破った空っぽの腹を探って、空洞の目を探って、噛み砕いた骨を探って。
それでもどこももう温かいとこはなかった。
音を亡くした心臓をぐちゃりと握りながら、目をまんまるく開く。
手も足も臓物も、すべて失った彼の前。

なにかおかしい。
だって、昨日はあんなにも幸せだったのに。
通じあって、確かめて、満ち足りて。
これでずっと一緒だって]

 ……ディーン?

[なまえをよぶ。
声は返ってこない。

ただ食道を通しただけなのに]

(15) 2014/11/19(Wed) 13時頃

【人】 許婚 ニコラス

[目玉を、手に握って。
きらきらのそれを眺めながら、なにかとても悪いことが起こった気がしていた。
それでも、いま手の中にあるものがどうしてもほしくって。ほしくって。

噛みつきたい肉厚の白さも、開いた瞳孔も、深い海の色も。
いま手の中にあることが、心を少しなだめた]


 ……あ。


[けど、これはどうなるんだろう。
腐るの?溶けるの?干からびるの?
そんなの、堪えらんない。

幸せが、止めようとしても止めることができないで。
指の隙間からするすると零れていく]

(16) 2014/11/19(Wed) 13時頃

【人】 許婚 ニコラス



 どうしよう……。


[出した声は、子供みたいに震えていた]

(17) 2014/11/19(Wed) 13時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 13時頃


(ノックスの「よかったね」という
唇の動きが忘れられない。
彼も、彼で、同行者を心底大切に思っているに相違ない。
おれの、それと。
形は違うのかもしれないが)


(――守れるのは自分の大切なもの、だけ。

もし、もしも、衝動が
全てを食らうほどに強かったとしても。
何もかもを犠牲にしなければならないとしても。
生きていてほしいと思うのは――本当だ)


【人】 許婚 ニコラス

[どうしたらいいのかわからなかったから、ディーンの残りをかじる。
飲み下して、流し込んで、食道を通して。
喉に噛みついて、死骸に残った血を飲む。
赤いシーツの上に、骨がいくつか散らばっていた。

それは獣に襲われた家畜に見えた]

 ……さむい。

[ふる、とひとつ震えて。
温もりを求めて、部屋から出る。
ノックスたちはどこだろう。まだ寝てるのかな。

目玉だけは、相変わらず握ったまんま]

(21) 2014/11/19(Wed) 13時半頃




  ………………ラルフ

[痛い 何が痛いのか
 誰が痛いのか わからない

 現実に聞いた言葉 ほろ と涙がこぼれる
 けれど現実には零れない
 この 涙の意味は なんだろう?]



 ーーーー…………うん

[何か言おうとした 何も言えなかった
 完全に 緊張の糸が 途切れて
 微か 笑いたかったのだけれど
 笑えたのかは 彼にはわからない]


[まだ 朝の早い頃
 ラルフが懇々と眠る頃 ふっと上を見る

 そこは ただの天井

 その先にいるだろう姿の]


 ーーーーーラルフ……大丈夫?

[静かな波のない思考が案ずる]


[目には見えない涙。
 こぼれたそれを拭うことはできず。

 その夜は結局何もいえぬまま。

 かすかな、笑みともいえぬものに、笑みを返したことを思い返す]


 ――

[朝になって、フィリップを思う。
 眠っているなら寝かせておきたいと。

 声をかけるかどうか、ためらう]


[フィリップの案じる声は、眠っていて届かなかったから。

 いま、彼が起きているかはわからないけれど]

 ……フィリップ。
 大丈夫かな……

[ぽつり、呟き。

 最後に見た、血塗れの姿を思い出す]


 ーー俺なら 大丈夫だよ……生きてる
 …………心配かけて ごめんね

[感じた 案じる気持ちに
 静かな声がかえる]

 ラルフこそ 大丈夫?



 そっか、よかった……

[心から安堵する]

 大丈夫……そこまで、ひどくなかったから。


 ――――フランシスに、気づかれたと、思う……


[感じる安堵に やはり暖かい]


 ーーーーそう………

[昨日 離れ際 思ったこと
 やはり知られた ……当然だと思う]


 ……俺は……みんなより 山や森で生きてける
 少しでも……吹雪が小康じょうたいになったら
 すぐ ここから離れるから  


 あと少し 子供達を 保護して……て
フランシスに伝えてもらえる かな?




 うん……


 ――え。

[驚き、ゆるりと首をかしげる気配]

 ……フィリップだけが、でていくことは、ないよ……

 フランシスには、俺が、ちゃんというし……


【人】 許婚 ニコラス

[赤いペンキが垂れて、廊下に掠れた足跡をつける。
髪も顔も服も真っ赤に汚れていて、お風呂に入んなきゃとどこかぼんやりした頭で思う。

考えることが多すぎて、なにから考えていいのかわかんなかった。
ただ、なにか取り返しのつかないことを取り返しのつかないって分かってながらして、それで]

 ……のっくす?

[>>28名前を呼ばれた。
何年も何年も聞いてきた声。
振り返って、少しの空白のあと]

 ……どうしよう……?

[いろんなものがつまったハテナを、ゆっくり投げかけた。

ああ、雲の上を歩いてる夢を見てるみたい]

(33) 2014/11/19(Wed) 14時頃

 雪の中 数少ない獲物
 仕留める技術が ラルフにはあるの?


[ふっ と優しい思いに 自嘲の笑みをこぼして]


 フランシスだって 許すわけないよ…………
 自分の可愛い子が 食われるかもしれないんだ
 
 


 う、……それは、ない、けど……

[問われる言葉に、ひるむ。

 フィリップに教えてもらった弓は、まだ使い物になるわけもなく]


 うう……
 でも、やだよ……

 フィリップだけ追い出すとか。
 声、聞こえなくなるとか。

 ――……やだ。

[かなうはずもない、わがままがこぼれる]


【人】 許婚 ニコラス

[>>36音が遠い。
抱きしめられて、困った顔でおとなしくしながら、そう思う]

 だってね、ごめんなさい、こっちには……あ。
 そういえば、あっちにはもっとなにもなかったんだ、

[魔法の忘れたこちら側にはなにもない。
魔法のあるあちらには、もっと。

呟きは独り言のように。
泡のように口からこぼして、それからトレイルをみて、ちょっとザイアクカンで目をそらす。

それから、ノックスの前に握った手を出して]

 ねえ、どうしよう。腐っちゃう……。

[とりとめのない言葉は、言いたいことがありすぎてまとまらないときと同じ]

(42) 2014/11/19(Wed) 14時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>44忘れたわけじゃ、ない]

 ディーンは、僕になりたいって言ったの。

[だから叶えてあげた。
そばにはいれなくても、きっと形を変えて一緒にいるんだと思った]

 でもいまディーンはどこにいるんだろう。

[朝起きたら、急にそれがわからなくなった。
食んだ肉はただの肉で、ディーンじゃない。
トレイルの言いたいことが、こんなときばっかり分かって頭の中がちかちかする。
寒くって、困った顔でノックスを見た]

 ……それでも欲しかった。

[急に泣きたくなった。>>47それでも目は乾いたまんま、ノックスの声に素直に頷いて手を開く。

手に乗った眼球は、少し血で汚れて。
それでも、見惚れるほど綺麗]

(52) 2014/11/19(Wed) 15時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[二人に素直について行って、血の足跡をぺったんぺったんつけながら。
心の中でお話しする。

ねえ、もし昨日に戻れたら食べないかな。
ううん、食べると思う。
だって、彼は食べられることを望んでいて、僕もこれが欲しかった。
月の秘密すべて引き換えにしてもいい、その対の光がどうしても。

けど、シメオンのことを教えてあげたらさ。
もしかしたら、彼はさ]

 ……。

[それでも欲しかった。

ぺったんぺったんついていた足跡は、そのうち掠れてつかなくなった]

(56) 2014/11/19(Wed) 15時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>57おとなしく待っている間、なぜだかノックスはソファを動かしていた。
どこに身を置けばいいのかわかんないからたっていたら、濡れたタオルで顔を拭われる。
乾いた血とまだ濡れた血が、白いタオルを真っ赤に染めた]

 なりたいもの……。

[問われた言葉に、きょとんとしてから。
口を開きかけて、閉じて。
首を横に振った。

なりたいものはない。
なりたいものはないけども。

ただ、愛情を独りだけのものにしたい]

 ……でも綺麗だよ。

[>>59聞き分けない赤ちゃんみたいに呟いて。
腐っちゃうことが怖くって、困った顔で手の中でそれを転がした]

(64) 2014/11/19(Wed) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>66脱がされることも、体を拭かれることも慣れたことだから。
抵抗はなく、おとなしく膝の上。
濡れた体が綺麗に拭われて、お湯は赤く染まる。
足の裏を拭われて、くすぐったさに少し身をよじった]

 ん……。

[きゅうと目をつぶって、開ける。
>>69それから、ゆるりと目を開けて]

 腐っちゃう……。

[それが一番の心配だと、繰り返していれば。
>>70手の中の宝石を覗いたトレイルが、目を細めて笑う。

なんだかイヤな気分になって、駄々をこねるみたいに低く唸った]

(72) 2014/11/19(Wed) 17時頃

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