人狼議事


72 人狼戦隊ウルフマン ーThe Movieー

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[その掛け声は、通信内にも木霊する]


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/16(Fri) 01時半頃


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/16(Fri) 02時頃


【人】 調律師 ミケ

うー……ん?
さっきの仔人間の顔、どこかで見たような?

[過ぎ去ってしまったバイクへの視線は、既に無い。
人波に煽られ舞う埃が日光に反射するのを目に、顎に指を当て僅かに首を傾げる]

[物心付いてから此方ずっと人狼殿に篭りがちだった己に、人間の知り合いが居る訳が無い。
記憶をゆるゆると辿るけれど、血色に全て収束して、判然としない]

まぁいっか。どーでも。

[どうせ殺すのだし、と帽子の下で窮屈そうに縮めていた耳を一度ぴこりと伸ばす]

(30) 2011/12/16(Fri) 02時半頃

【人】 調律師 ミケ

[同輩であるヨーランダに殺された部下について、長に不満を漏らした際に命じられた事は速やかに為した。
足りない分は半狼虫を使って補充しろとの仰せに、街中を物色する道すがら幼生を放ってある]

[今頃、幼生達が孵化>>66した頃だろう]

[知能に劣る彼らは、破壊衝動という本能しか持たない。
成虫には劣るが、並の人狼族程度の働きはしてくれている筈だ]

(31) 2011/12/16(Fri) 02時半頃

【人】 調律師 ミケ

[――つと]

[隊列のよう一定の速度で進む人波に紛れ、明らかに群集に馴染めずに居る男が目に付いた。
だらしなく伸ばされた黒髪と、暗く隈どられ落ち窪んだ眼窩。
薄汚れたシャツの胸元に、男の身形には不釣合いに思える、狼の牙に似た装飾具が覗いていた]

あれ。
…………ん??

[資料でしか見た事は無いが、ウルフキラーと呼ばれる宝石――今はウルフ・バスターと名を変えている事は知らない――は、あのような物では無かったか]

[じっと見詰めていると、男と視線がかち合った。
途端におどおどと覚束無げに細い路地へと脚を向ける男を目に、座していた石組みから腰を上げる。
先程から頻りに話し掛けてきていた命知らずが、何を勘違いしたのか立ち上がる己に手を差し出してくる]

――ボクに触らないでよ。

[無遠慮に触れようとする掌ごと相手を蹴り倒し、男の消えた路地へとゆったりとした足取りで向かう。
数人の男女が巻き込まれ、背後から怒声が追い掛けて来るのはお構いなしに]

(33) 2011/12/16(Fri) 03時半頃

【人】 調律師 ミケ

― 路地裏 ―

[黒髪の男は、人波と視線から逃れた安堵からか、ほっと息を吐いたようだった。
薄暗い路地裏の突き当たりにその姿を見留め、性質の悪い笑みを浮かべ息を潜めて]

……ねぇ、おにーさん。
ちょっとボクに遊ばれてくれない?

[びくり。突然背後から掛けられた声に、眼前の男の肩が大袈裟な程に跳ねる]

あははっ!
そんなに驚かなくてもいいのにー。

……ね、なんで、逃げたの?

[恐怖と戸惑いに引き攣る男の顔を愉快そうに嘲笑ってから、囁くように尋ねた。
狩りの相手を甚振る肉食獣由来の悦びに、仮初の色を貼り付けた瞳が本来の金銀の光を帯びる]

(34) 2011/12/16(Fri) 03時半頃

【人】 調律師 ミケ

[男は混乱し切った体で、「あ」だの「う」だの声にならない呻きを漏らす]

ボク、はっきりしないの嫌いだな。

[不恰好に顔だけ振り向けた男の首筋目掛け、鋭く尖った爪を突き出す。
始めから男の真横を狙った爪はセメントの壁に突き刺さり、壁内部の水道管を傷付けたのか血の代わりに水が吹き上がる]

「ひぃぃっ!」

[混乱を極めた男が、長く尾を引く情けない悲鳴を上げる。
壁に縫い止めた獲物を更に追い込もうと、掛かる水飛沫もそのままに瞳を細めて]

ねぇ。
その胸の――、……?

(35) 2011/12/16(Fri) 03時半頃

【人】 調律師 ミケ

[ざわり。突然に毛がそばだつ感覚]

『 アオォォォ―ン!! 』

[何処からか、否複数の箇所から聴こえ来る、唱和するよう重なる遠吠え。
破壊の欲に塗れた人狼族の遠吠えとは性質を間逆とする清浄な音に、胸元が不快に満たされる]

――あ、こら。

[帽子の中の耳を澄ませていると、此方の気が逸れたのを察したのか黒髪の男が脱出を図る。
その時、獲物を逃がさじと壁から引き抜いた爪に何か引っ掛かっている事に気が付いた]

……なぁんだ、ハズレ。

[ぷらんとぶら下る装飾具の成れの果ては、薄汚く褪色した樹脂製の牙。
こんな物が人狼族を一度は窮地に陥れた物の筈が無い]

(36) 2011/12/16(Fri) 03時半頃

【人】 調律師 ミケ

[顔に掛かった水滴を煩わしげに手の甲で拭い、安物のアクセサリーをその辺に捨てる]

なにこれ。

[興を削がれて気付かなかったが、男の姿は既に無い。
何故か其処には、一通の封書が残されている。
表書きには定規でも使ったかのような妙に綺麗な字で『遺書』としたためられていた]

さぁって。どうしようかな。

[ぽいと遺書も放って、帽子を被り直す。
男を追っても良いけれど、先程の遠吠えも気に掛かる。それに何より、新しい玩具をどう使うか――]

あ、いいこと思いついた。

[未だ水飛沫を噴出し続ける破れた水道管。
それを壁から引き摺り出すと、半狼虫をケースから取り出す]

(37) 2011/12/16(Fri) 03時半頃

【人】 調律師 ミケ

[くすくすと上機嫌に笑いながら、水道管に半狼虫を置く]

これならその辺にいっぱいあるし、ね。

[苗床へ放たれた半狼虫は暫くもぞもぞと這っていたが、
かぷりと小さな顎で水道管に噛み付くと、その中へと融けるよう消えた**]

(38) 2011/12/16(Fri) 03時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/16(Fri) 03時半頃


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/16(Fri) 19時頃


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/16(Fri) 22時頃


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/16(Fri) 23時頃


こ、ちら…イエロー…、グリーンと応戦中、瘴気を…

[ゲホッ、とむせてしまいそれ以上は言葉にならない。]


―――― ァオーーーーゥウ  …ン


[空に向かって、仲間の無事を祈る咆哮を。
どうか気付き、その瘴気を振り払う力とならん事を。]


【人】 調律師 ミケ

― ネオ・トーキョー市街 ―

[男は全力で駆けていた。
幾日も洗っていない髪を振り乱しながら、覚束無い足元をよろ付かせながら、脇目も振らず]

「はっ……はぁ…………っ!」

[先程の路地裏で起こった事は余りに現実離れしていて、男の理解が追い着くような事態では無い。
けれど、『アレ』に捉まれば、更に理解の及ばない恐ろしい事が起こる事は想像に難くない]

[先程まで死に場所を求め彷徨っていた事など、既に男の頭には残っていない。
ただただ生存本能のまま、駆け続けて――]

(53) 2011/12/16(Fri) 23時半頃

【人】 調律師 ミケ

― 路地裏 ―

[男が逃走するのと時を同じくして、びくびくと水道管が脈動を始める。
それをうっとりと瞳を細め、退いて行く水を、塞がりゆく亀裂に指を這わせて拭い去る]

早く大きくおなり。
沢山のヒトから、養分を吸い上げて。

[脈動する金属へ一つ口付けを落とし、踵を返す。
ざり、と足元に思わぬ感触があり視線を落とすと、先程草臥れた男が落として行った『遺書』がある]

死にたがりの命は、あんまり足しにもならなそうだけどね。

[己の足型が確り付いた遺書を抓み上げ、文面に軽く目を通す。
友人に裏切られた、恋人にも謀られた、居場所が無い、絶望した――そんな、何処にでも転がっているだろう悩み]

(54) 2011/12/16(Fri) 23時半頃

[咆哮は、届くけれど。
 身体はそれ以上に重くて、ままならない。]


【人】 調律師 ミケ

― ネオ・トーキョー市街 ―

[他人が見ている。見っとも無く逃げ続ける自分を。
男が思う程には周囲の人々が男を気に掛けている訳でも無いのだけれど、男は何もかもから逃げ出すよう駆け続けて]

……あ、いたいた。

[逃げ続けていた後方からでは無く、前方。
そこに、先程見た金銀の瞳を見付け、凍り付いた]

ボクもね、考えたんだ。
死にたいなら殺してあげてもいいけど、それってヒト助けになっちゃうなーって。

だから――はい、あーん。

[口元に押し付けられた黒く柔い何かが、唇に潜り込むや否や幻のように融けて消える]

(55) 2011/12/16(Fri) 23時半頃

【人】 調律師 ミケ

居場所が無いなら、作ればいいんだよ。
ボクたちと一緒に作ろうね、平和で慈愛に満ちた世界。

[にっこりと笑い掛ける金銀に、返る応えは破壊を本能とする獣の咆哮だった]

(56) 2011/12/16(Fri) 23時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/17(Sat) 00時頃


グリーン!イエロー!ブルー!

聞こえてるか?これは退却した方がいいかもしれんね
リーダーのハウリングが聞こえた
合流した方がいいかもしれんな

[何が起こっているのか、一部通信が途絶えていたブラックにはわからない。とりあえずの戦略的撤退を打診したようだ]


[辛うじて意識はあるが戦闘して、そして勝つことは難しそうだ。
ブラックの言葉に]

そう、だねぇ!
合流しよう!

[咳き込みそうになるのを堪え、見えないと知りながら頷いた。]


退却ね、足留めはなんとか・・・!

[その合間にも三方から攻撃は飛んでくる。
余裕のない声が通信に流れただろうか。]


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/17(Sat) 04時頃


【人】 調律師 ミケ

― ネオ・トーキョー市街 ―

亜使徒サイモーン、生まれ変わった気分はどう?

[人が変わったように――実際、人では無い姿となった男に、微笑み掛ける。
異形の獣と、それに寄り添うよう立つ人影。
その異質な光景に、人々が惑い遠巻きに様子を窺っている]

……そう、気持ち良い?
よかった、じゃあ要らなくなった世界、もう壊せるね。

[その言葉を皮切りに、男――サイモーン――は、一つ咆哮を上げ市街の中に駆けて行く。
目的地の無い逃避ではなく、破壊衝動の為に。
途端に悲鳴を上げ逃げ戸惑う人々を愉快そうに細めた瞳で見詰めてから、ひらひらとサイモーンへと手を振り立ち去る]

(84) 2011/12/17(Sat) 04時半頃

【人】 調律師 ミケ

[もう擬態をする必要は無い。
金属に縁取られた硝子で視界を覆うと、一瞬にして纏う衣が白と紫紺を基調とした隊服へと変わる]

――……しっかし、派手にやったみたいだね。
歩き辛いよ。

[市街の先、ビル街に通じる道筋は、崩壊した建物の瓦礫で溢れ返っていた。
其処彼処に呻く人々に混じり同族の姿も見えるようだが、頓着する事無く瓦礫を踏み分けて]

ま、これなら此処が堕ちるのも時間の問題かな。

[その少し前、長がこの場へ直々に降り立ち破壊活動を行った事など知る由も無い。
適当な忠告通り無傷で残っている和菓子屋の壁に背を凭れ、一つ欠伸を*零した*]

(85) 2011/12/17(Sat) 04時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/12/17(Sat) 05時頃


[ドナルドが人狼殿に戻って少し経った後、ヨーラからの通信が入る。]

閣下、ご機嫌麗しゅうございます。
“白百合の騎士”ヨーランダ。報告いたします。

先程、例の力を持っているであろう面々と戦闘いたしましたわ。

[彼らの戦闘方法を。
その眼で見たままに伝え、今回は戦果は上げられなかった事は包み隠さず伝えた上で。]

逃げられてしまいましたが、問題はありません。
もうすぐ、彼らの逃げ場はなくなる……いいえ、私が奪うのですから。


細かい手管までは今は申しませんが。
きっと、閣下のお気に召しますわ。

では、御機嫌よう。

[この口調もまた、お遊びの一環であった。
殊更に丁寧な口調。それがそのままの敬意とはお互いに思っていない。

そうして首領も彼女の口調には慣れているのだろう。
遊びが過ぎるとは言え、結局は幹部まで上り詰めたのだから。]


……俺、百合さんに会って来る。





皆を、救う為に。


[短い言葉だが、皆に、特に真琴には
デート目的ではないというのは知れただろうか。]


ああああああああ!!
あいつから病気のワクチンぶん取るの忘れたぁああ……


[それは、百合と敵対して尚、無事だった事を示唆しつつも
戦士としては情けない結果を報告するものであった。

頭に血が上ると、目の前が見えなくなるのはいつもの事なので、
もしかすると仲間は、慣れている事態かもしれないが。]


グリーン、イエロー、無事に逃げられたな?
ブルー!ちゃんとついて来てっか?
俺だ。オーヴァー。

電波塔には白百合ナンタラいう奴とその仲間4人が
「正義の味方計画」、作戦か?ってのを展開してた。

[以下、簡単に状況を説明する]

レッド、ホワイト、そっちはどうなってる?
何?白百合仮面に呼び出されたって?
なんで一人で行く!手助けはいらねえのか
おい!てめえシュウ大丈夫なのか?


[通信機から手短に声をかける。]

シュウ!!どないした!!!
つか、一人で行くな!敵の思うツボやろが!!!
すぐ行く!!

[恐らくシュウは敵に遭遇している。
応答がなくても、その咆哮は確かに和菓子屋から聞こえたはずだ。]


俺は大丈夫―――…って


おい、ゲンタ!!来たら駄目だ、まだあいつが―――…

[敵から、一度は身に受けた瘴気が思いだされる。
一歩間違えばどうなっていたか分からない。]


[シュウからの通信が聞こえる]


お前無事か!?
あいつって―――


[言いかけた声が途切れ]


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