236 【誰歓】 悪魔の月の嗤う夜 【特殊騒動】
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え、ええ…。奇遇ですね。
[呼び止められ>>1何も返さずに去ることも出来ず一度足は止まり振り返る、にこやかに返しながらも舌打ちしてしまいそうなのを必死に堪えていた。]
酒場でお会いして以来ですよね?
[口から出るでっちあげに相手はどう反応するか。 視線を必死に送る。一度自分を見逃したんだから黙っててくれよ、そんな意味を込めたつもりだが伝わったかは分からないしそも男に従う理由も無く。 嗚呼、こそ泥が行った親切>>2をどう思うのか。金を払ったのに出ていくのは嫌だ、心は荒波に呑まれた船のように揺れる。]
(3) 2015/08/23(Sun) 01時半頃
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― 数日前のこと ―
[それは、まだメルヤと組んでいる者たちが生きていた頃の話。
老婦人を襲った獣が悪魔憑きではないかとの話を聞きつけ、討伐依頼を受けてきた。
それに対してメルヤは渋い顔をしていたが、他のメンバーに押し切られてしぶしぶとついていった]
ただの獣なら、大丈夫だろうが。
悪魔憑きを払うような力は、ないんだぞ。
[そんな忠告も耳を貸さずに血気盛んな若者たちは我先にと目撃情報のあった墓場へと向かい]
――っ
[ぞっとする空気を感じて肩を震わせた。
メルヤが感じたものを他の者たちは感じることができなかったらしい]
気をつけろ。
[忠告は、少しばかり遅かった。
まず真っ先に前衛を受け持っていた男が喉笛を噛み千切られて息絶えた。
次に弓を射掛けていた女もまた、腹を割かれ喉に噛み付かれて息絶えた。
前衛だった男も獣の体に傷をつけたし、矢は獣の目をつぶした。
それでも、息絶える運命をかえることはできず。
その間、メルヤも呆然としていたわけではない]
[呪を唱え、魔力を練り。
獣に照準を合わせて]
火の矢!
[発動させた魔法は狙いたがわず獣を焼いたが、それで死ぬような相手ではなく。
喉を狙われて、手にした杖で叩き落したものの、皮膚を抉られ]
[杖を持つ手に噛み付かれて、引き剥がすために獣をけりつける。
火だけではなく、風の魔法もつかって獣を切り裂くようにしていたが、それでも押し負けそうになり。
最期の一撃とばかりに、のこった力すべてで大きな風の刃をつくりだす]
切り裂け!
[叫んだのと、獣が飛び掛ってきたのは同時。
獣の腹が割かれ、血が降り注ぐなか、最後の足掻きとばかりに体当たりされて倒れこんだ。
倒れた先にあった石に頭を打ち付けたから、意識がなくなり。
獣が倒せたかどうか、メルヤにはわからなかった]
[意識を取り戻したあと、ふらつく体で杖を支えにして立ち上がり。
とりあえず撃退できたことを依頼主に伝えにいった。
その後、死んだ仲間たちの装備やら所持品やらを受け取り。
依頼を受ける前から泊まっていた黄金の林檎亭で静養している。
――メルヤには獣を殺した自覚は、ない]
[悪魔が、とりついたことも。
彼女は、知らないまま*]
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[刺のある笑み>>4に表情が引きつる、やはり駄目だったか? 目線は短い時間で己の後ろ、二人の向こうと巡り退路を確認する。二階から飛び降りるのと横をすり抜けるのどちらがいいだろう。]
……! そ、そうですよ。忘れてたんですか?
[逃げる方向に思考が傾いていたから、相手が合わせてくれたのには>>6思わず目を見開いてそれから誤魔化すように言葉を続けた]
トイ……で、す。
[問い掛けにメルヤに対してと同じように名乗るも、一歩後ろに下がり目を逸らす様から偽名であることは容易に察すことが出来るだろう。 明日には宿を出よう、部屋の中どれだけ安心して眠れたとしてもだ。そう心の中決意した。]
(8) 2015/08/23(Sun) 02時頃
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[タライを返しに行くらしい、何事も無くこの場を去れるメルヤが羨ましかった>>7]
はい、また……
[返した声は疲れきったように細かった]
(10) 2015/08/23(Sun) 02時頃
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何言ってるんですか、あはは……
あ、ちょっと……
[意地の悪さ>>11にはひやりとした。笑いは乾いたものと化して。 引き寄せられるがままの非力な身体、近くなりヘクターの体格を改めて見て、密かに羨んだ。]
……俺、あんたのこと大っっ嫌い。
[望まない言葉の後、解放される。 メルヤは去ったものの、間違えても他者には聞こえないよう小さな声で毒づいた。
拗ねたような、悔しがるような、その表情は 少年の面影と年齢相応の青年がまだ混在している若い盗賊稼業の男の顔を、幼さへ軸を傾けさせる。]
……
[まだ何か言いたげに口をひん曲げてヘクターを睨むも、背を向けて足早に階段を上がっていく。 今度はよっぽどなことを言われない限り、振り向かない。*]
(12) 2015/08/23(Sun) 02時半頃
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[漸く入ることが出来た宿泊する部屋、すぐに鍵を掛け外套を脱ぎ捨てる。それは少し硬質な音を立て、床に落ちた。 深い深いため息をついてから動き出す、窓を確認し、左右の壁へ耳をつけどれだけ聞こえるものかを確かめて。 一連の動作を終えれば粗末な寝台に無造作に横たわる。]
……最ッ悪
[弱味を握られた悔しさは収まっていない**]
(13) 2015/08/23(Sun) 02時半頃
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[わざとらしい悲しげな顔>>15に猫を被る時の己が重なって、嫌悪は表情により濃く表れる。 もうこれ以上こいつの相手はしたくない、そう思って二階に向かおうと舌のに。]
……しつこい奴だな本当に
[また声を掛けてくるものだからため息も零れる。 振り返らないまま、足だけが止まった。]
(17) 2015/08/23(Sun) 10時半頃
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……悪魔、か?
[足を止めたのは応える気があるからではない、ヘクターが言う稼ぎ口が>>16例の悪魔ではないかと思ったから。 ぽつり落とした問い掛けに彼がなんと返したとしても]
…オッサン、やっぱりあんたバカなんじゃない。 何にも出来ねェ屑だからこんなことしてんだよ。
他を当たりな。
[きっぱりと断って、再び階段を上がっていく 一時の仲間を得ることがあれど、それは同類だけだ。言う程真っ当にも見えないがこの男と組む気は起きない。 鞭打たれる子供に優しげな大人が差し延べてくれた手を取った結果、この身に何が起きたことか。そうして、「役立たず」として二度も捨てられる目にあったのだ。 そして疲れた身体はやがて部屋に辿り着く>>13*]
(18) 2015/08/23(Sun) 11時頃
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[どれぐらい休んでいたことか、ふと起き上がり上半身の衣服を寝台の上に落として。]
……
[筋肉の乗らない薄い身体を憂鬱そうに見下ろす。何年前からこのままか、数えようとして指を三つ立てたところで止めた。 食べるのに精一杯の生活をしているから、今はそれでも通用するかもしれないが……。 その身体、魔力を持たない筈の男の背には
黒い魔法陣が刻まれていた。]
(19) 2015/08/23(Sun) 11時頃
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[それでも、女に間違われることは無い。 少年と青年の狭間成長を止められたような身体は恐らくこれから何年生きられたとしても男らしく変わることは無く。]
[そのまま再び横たわり天井を見上げた。 「何も出来ない」>>18果たしてあの時本当のことを口にしたのか、嘘を言ったのか。 ぼんやりと己の中でも整理がつかない事柄を考えていた。*]
(20) 2015/08/23(Sun) 11時半頃
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[意味があるのか分からなくとも、この街を去る気が無いのなら。 今夜か、明日の晩には、…使ってみるべきかもしれない。 緑は複雑な色を含み、唇が歪む。使わずに終わるならそうあってほしかったのだが。]
はぁい? あ、ちょっと待っていて下さい。すみません。
[扉を叩く音、掛けられた声。メルヤが来ること>>27は頭の隅に追いやられてしまっていた。 慌てて起き上がり扉へ向かうも上半身裸のままだと気付いて、待っていてくれと声を掛けて外套を拾い一度戻る。 しっかりと服を着て、微笑を浮かべ。今度こそ扉を開けた。]
(28) 2015/08/23(Sun) 15時半頃
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お待たせしてすみません。本当に来て下さったんですね…。
[そこで腕に抱えられたものに気付けばきょとりと瞬く、礼とは酒だったのか。 あの程度の手伝いで些か過剰すぎる気がするのだが。それは自分の価値観でしかないのかもしれない。]
(29) 2015/08/23(Sun) 15時半頃
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あ、いいえ。休んでいただけですから。
[盗人が求めるものなど金と決まっている、そして、奪う物なら金に替えやすい武器やお貴族様が自慢げに身に着ける宝石が主で。 礼に口に入れるものを貰うというのは>>30あまり無い経験だった。差し出され受け取った後もまじまじと眺める。 酒は人より弱いが、嫌いというわけではない。]
こちらこそ、ありがとうございます。 気を使わせてしまい、すみません。
[グラスも受け取って両手が塞がったまま、頭を下げる。 そこでふ、と思い付いたことがあってメルヤが去る前に再び口を開く]
(31) 2015/08/23(Sun) 16時頃
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あの、…図々しくもう一つお願いしたいのですが。 もし使っていない包帯に余裕がありましたら、少し分けていただけません?
あれば、でいいので……。
[包帯に覆われた姿に己も必要になることを気付かされた。 酒まで貰っておいて更に頼み事をしているのだ、無理だと言われれば謝罪してすぐに引き自分で買い求めるつもり。]
(32) 2015/08/23(Sun) 16時頃
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ええと、ですね……
[まあ元気そうな身体でそんなことを頼めば、疑問を持たれるのも仕方ない>>34 しかしこれから自分で大きな傷を作るつもりなんです、なんて怪我人の大切な包帯をねだっている立場では口が裂けても言えなくて。口ごもり考えてから]
必要になるかも、しれないので…。 私も、悪魔の噂を聞いてこの街に来た身ですから。
[色々隠してはいたが、口にした言葉は事実だった。祓う力が無くとも、もし上手く行けば…… 身なりからそう金銭に余裕が無いことは察してもらえるとは思うが、果たしてこれで納得してもらえるかは微妙なところ。]
(37) 2015/08/23(Sun) 16時半頃
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すみません。本当に、少しでいいので…。
[やはり、納得はしてもらえなかった>>38がこれ以外何と言えばいいのか分からなかった。 気まずそうな表情は素のもの、もう一度頭を下げて。メルヤが取りに戻るならこちらもまたワインとグラスを置きに部屋へと。]
(39) 2015/08/23(Sun) 16時半頃
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ありがとうございます。
…決して無駄には使いませんから。
[包帯を持って来てくれたなら>>42扉を開けて、受けとる。物言いたげな様にはついと視線を床に落とす。
素直に言うわけにはいかなかった。 信じられるかも難しいところだし、逆に大騒ぎされたり頼られても困る。そして、メルヤが悪魔に憑かれている可能性だってあって。 誰かを信じれば痛い目に合うことをよく知っていた。]
また何かありましたらお礼なんて無くてもお手伝いしますので、いつでも呼んで下さいね? 本当に、何から何までごめんなさい。
[少し苦く笑って、そう言う。 立ち去る姿を見送ってから扉を閉めた。*]
(43) 2015/08/23(Sun) 17時頃
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[メルヤに倒された獣についていた悪魔は今は弱っている。
それでも、隠れることには長けていた。
弱った力を取り戻すための贄を、探している。
メルヤは、今はまだ気づいてもいない]
[眠りに落ちてからどれだけの時間がたっただろう。
ゆるりと瞬いた、金の瞳が天井を見る。
周囲を確かめるように視線を動かし。
ゆっくりと体を確認するように、手足を動かす。
けれど起き上がることはせずに、またも瞳を閉じて眠りに落ちた]
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[独りの部屋で休息を得た後は、寂しく鳴る腹を抱えて廊下へと出る。 冷えた内に味わうのが用意してくれた相手への礼儀だと飲んでいたワインはまだ半分程残ったまま室内に。それは弱いからでも勿体ないからでもなく理由があってのことだった。 宿の食事は断ってしまったから、さてどうしたものか。酒気に赤く染まる顔のまま、ゆっくりと階段を降りてゆく**]
(54) 2015/08/24(Mon) 02時半頃
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っ、うわ!
[吼え声が響き渡った>>62のは丁度階段を降りている最中で、危うく踏み外しそうになったところを手すりを掴んで堪えた。]
……やあ、どうも。 今のは何なのでしょうか、凄かったですね?
[背後からも足音が聞こえ>>68 >>70振り返る。跳ねる鼓動はすぐには収まらない。 こそ泥は幸いと言うべきか、仕事の際に竜騎士に出会ったことはなかった。]
(71) 2015/08/24(Mon) 16時半頃
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竜、ですか。
[聖職者の答え>>72に瞬いて、繰り返す。 恐ろしいものだが捕らえることが出来れば高く売れる、なんて老いた賊から聞いたことがあったが。 自分がそれをする気は今の声を聞いてゼロからマイナスになり果てた、命あっての金である。]
あ、…はい。 ごめんなさい、メルヤさん。
[横をすり抜けた彼の言葉にはたと我に返ればもう一人、メルヤへと謝罪し慌てて階下へ降り、そのまま宿を出れば声が聞こえたほうへ向かおうと。]
(73) 2015/08/24(Mon) 16時半頃
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[この宿で仕事をするつもりは無い、それならば今の自分は善良な一般市民と言えよう。 だから近付くことを躊躇う理由も無いのだ、好奇心のままに野次馬をしたって構わない筈。そう、相手が竜だけならば]
……マジかよ
[そこにあの時の銀髪の女とヘクターがいるというなら話は別である。 どれだけ世間は狭いのか、遠目に姿を確認すれば思わず素で独り言を口走りつつすぐに数歩引き返して建物の陰から顔だけを覗かせ様子を窺う。]
(75) 2015/08/24(Mon) 17時頃
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[一体何を話していたのか、気になるところではあったがヘクターはもうここに用事はないらしく、向かってくるのは自分がいる方>>77 慌てて再び気付かれないよう場所を変え、なんとかなった>>79]
……鶏。
[男が去った後ぼそりと呟く。あれは、贄か? すぐに思い至ったのは、自身に才が無くとも呪術を日常的に傍で見て過ごした時期があるから。 何をするのだろう、やはり彼も悪魔を探すつもりなのか。何にしろ自分に被害が無いことならそれ以上気にする理由も無く。]
(82) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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[鶏と思ったのは場所と袋に入る大きさの暴れる生き物を考えてのことだが、まあ違っていたとして己には関係のないことだ。]
あ……
[実のところ会いたくないのはヘクターより銀髪の女で、宿に戻るべきかとそちらを向いた時にメルヤ>>81と目が合う。 他の人も来ることを、うっかり忘れていた。]
(84) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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