104 路地裏の因果律
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音と歌の境界は、どこにあるんだろうな。
[小さくつぶやかれたそれは、今ではないどこか遠くへと放たれたようで、うつろな響き帯びる。]
ん。
[促されるままにバーへと向かう。 荷物は幾ばくか持とうと手をのばしたろう。]
(2) 2012/10/17(Wed) 23時頃
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[金の為ならなんでもやる。
脅しでも、誘拐でも、殺人でも。
重ねた借金は莫大な金額へと膨れ上がり。
その為に重ねた殺人は何時の間にか路地裏の殺人鬼などと言われるようになっていた。
今月もまた返済がある。
ならばまた殺すまで。
次は誰を―――。]
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[歌姫の言葉に、諾と応えるようにひらひらと手を振った。]
またあとで、な。
[馴染みの店員とも二言三言話したろうか。 いつものカウンターの隅へと身を滑らせる**]
(5) 2012/10/17(Wed) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/10/17(Wed) 23時半頃
[ずっと、ひた隠しにしてきた“秘密”
それを握られて以来、あの金貸しには何をも言われるがまま、抗う事は出来なかった。
だが、そろそろ潮時だろう。
仕事の為に暴力を振るう事は、とうの昔に厭わなくなったが。
それ以上、自分の手を汚す気はさらさら無い。
あの腐った金の亡者相手になど。
―― こちらの言うがままに。
脅しつけ、やがては人を手にかける事すら厭わなくなったあの男を使えばきっと容易い。
路地裏の隅で、新しい煙草に火を点けながら男は考えていた。]
[男へと近づくと、辺りをそっと窺うように視線を巡らせる。]
もしかしてまた誰か殺れって話し?
最近さぁ、すげぇ噂になってんだよね。
[あちこちで噂を聞く。
今日はヨーランダから聞いた。
犯人は複数であるとも言っていた。
借金を返しきる前に足がつく事は避けたいのだが。]
まぁ、そのうちな。
[近頃は、この男も周囲がざわつき始めているのに焦っているのだろう。
その口ぶりは、急ぎ仕事さえ求めているように聞こえる。]
こういう事は慎重にやらねぇとな。
…俺に任せろ。おめぇだってここまで来てヘマしたかねぇだろ。
[グレッグの前で立ち止まり、その顔を覗き込むようにする。]
それまでは、大人しくしとけ。
お前は、待ってりゃいいんだよ。
[顔を覗き込まれれば、その近さにぱちりと一度瞬きをして。
続く言葉に僅かに眉を寄せる。]
…なんかたまーに妙に優しい事言うよな、あんた。
俺じゃ頼りになんねぇとかそういう事?
[思わず憎まれ口を叩いてしまう。
優しくされた記憶なんて遥か遠い昔にしか存在しない。
否、存在はしているのかもしれない。
でも裏があるのではと疑ってしまうし、素直に言葉を受け取る事は出来ない。
信じて裏切られるなんて当たり前にあるのだから。]
[こちらの言い草に意外そうに目を瞬かせた後、顔を顰める様子に鼻を鳴らして笑う。]
俺が優しいか?
ま、おめぇの脚がつけば俺も無事じゃねぇだろ。
一心同体ってやつだ。
[グレッグから顔を離すとにやりと笑う。
共に“仕事”を片付けて来たこれまでを水の泡にする訳には行かない。]
頼りにしてるぜ。
ただ、俺の期待は裏切るな。
[グレッグの肩に手を置き、ぐっと強く掴んで揺するようにする。]
じゃあ、またな。
お袋さん、大事にしとけよ。
[そう言い残し、すれ違い歩き出した。]
…頼りにしてるとか嘘くせぇ。
[期待を裏切るつもりはない。
こちらとて、捕まってしまうわけにはいかないのだ。
一心同体というのならそれもいい。
強く掴まれた肩へと手を置き、そっと撫で。]
余計なお世話だっての。
[母親は大事だと思っていた。
しかし重なる借金と繰り返される殺人とで、何が大事なのかは分からなくなってきている。
いっそこの手にかけてしまえば。]
……楽になんのかな。
[歩き出すヘクターの背中を見送り、ぽつりとつぶいた。]
[その昔、今よりもまともな暮らしを送っていた頃。
平穏とまでは行かなかったが、それなりに自分が望む事を選ぶ事が許されていた。
仕事、女、付き合う知人、時には気分で喧嘩もすれば、小さな悪さ程度は日常茶飯事で。
だが、サツに睨まれるほどのデカい悪事に手を出すほど、堕ちてはいなかった。
すべてが狂ったのは、そう。
―― アイツは死に、俺は一人生き残った。
あの、夜からだ。]
[別れ際、背中に聞いたグレッグの憎まれ口が蘇る。
虚勢は張っているが、どこかすがるような弱々しさが滲むのを聞き逃してはいなかった。
うまい具合に進んでいる。
脅しや暴力で相手を動かすのも限界がある。
グレッグが、共に仕事を共有してきたこちらに心を許し始めているのであれば利用しない手はない。
歩きながら短くなった煙草の燃えさしを、道端に投げ捨て。
先を急がずにゆっくりと男は脚を運んで行く。]
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[しみ渡るような静かな歌声>>6ほおづえついて静かに耳を傾ける。]
『…カラン』
[サービスのグラスの氷が、小さな音を立てて崩れた。]
(19) 2012/10/18(Thu) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/10/18(Thu) 21時頃
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[>>17ドアが開く音にちらと視線をやるも、すぐにグラスへと戻される。 きらきらと光を弾くそれをみつめる長いようで短い時間。
『かわいいこ、あなたは私の宝物よ』
抱きしめる腕は逃すまいとするかのように強く。 歌声が呼び覚ますのは―――遠い日の記憶。]
(20) 2012/10/18(Thu) 21時頃
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[『死んだ人の声なんて、聞こえるわけないわ。 そうでしょう?』
冗談を言わないで、と。 笑顔で告げられるそれは、つよく、つよく、響いた――。]
(22) 2012/10/18(Thu) 21時頃
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[唐突な言葉に傍らの男をみやる。 視線は指差された歌姫へと流れ、]
ああ。歌ってる時は特に。
[そのまま数瞬みつめたのち、すっと隣の椅子を引いた。]
座ったら。
[話があるという男に促した。]
(25) 2012/10/18(Thu) 21時半頃
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[紫煙に少しばかり顔をしかめるが、声の告げる内容に片眉をあげた。]
どんな仕事、だ。
[こちらも声を落として応える。 できないとは言わなかった。
問題は自分がどこまでかかわるか、と、金額だ。 鍵がすでに手に入っている、というのであればそう難しくはないだろう。]
(27) 2012/10/18(Thu) 22時頃
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……。
[しん、と脳裏に響く静寂。
だけれど微かなノイズと共に気配がする。]
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[厄介事のにおいがぷんぷんする。 実入りはいいが、かかわったとしれれば面倒なことになるんだろう。]
また寝床を変えるのはごめんだぜ。
[暗に巻き込むなよ、と釘をさして。 了承の意をこめて小さくうなずいた。
余計な好奇心は抱かないことだ。 その笑みの暗さがひっかかろうとも。]
(29) 2012/10/18(Thu) 22時頃
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Lala lalalala lalala...
[脳裏の音は歌声を運んだ。
挨拶でもするように、思いを込めたうたを。
はじめまして、こんにちは。
すてきなわたしのお仲間さん。
今後、どうぞよろしくね――と。]
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ああ、かまわない。
[最後のささやきに再度小さくうなずくと、グラスの酒を飲みほした。
再び歌へと耳を傾ける。
目隠しをして歩いているようだ、と。 自嘲の笑みを浮かべて。]
(32) 2012/10/18(Thu) 22時半頃
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[>>37歌い終えた歌姫に小さな拍手を贈る。 こちらへと向かってくる姿ににやと笑みを浮かべた。]
ありがと。
[きれいなカクテル越しに見つめる店内は海の中を映すようにゆらめく。]
乾杯。
[君の歌声に、とグラスを掲げる。]
(42) 2012/10/19(Fri) 00時頃
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ヴェラは、カクテルを一口含んで目を細めた**
2012/10/19(Fri) 00時頃
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