人狼議事


245 at 10:15

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サイモン! 今日がお前の命日だ!


【人】 隣席座り カナビス

[ 背を丸めて、首から上だけを持ち上げ
 男の笑いは途切れ途切れに。

 ”それ”>>3:92を視界に収めようと
 歩みに合わせ首を回しながら、
 動かぬ指先でコルトのグリップを押し上げる。

 銃は下手だ。銃相手ですら、勝算をナイフに見た。
 そうまでして抜かなかった。
 けれどもう残されたものはこれしか無くて

( 懐のカードなど、何の役にも立たぬ )

 はやく取り出して立ち上がらねば
 けれど立ち上がれば、きっと拳銃は掴めない。

 焦燥に駆られながらも嗤った奥歯から、
 血の味がした。]

(6) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃

【人】 隣席座り カナビス



   ……ええ、思っていましたよ。

   私を ”怖がっていた” cowardなら
   さぞ扱い易いだろうと、ね!


[ 地に落ちたコルトを、利き手ですらない左で拾って
 足裏は体を回しながら立ち上がらんと
 靴の下の砂を捻る。

 ハンマースパーを下ろす指、振り上げた腕
 その先のターゲットを認めるや否や

 狙えやしない発砲を、2発。


 内のひとつは彼の背後
 車のウインドウで、蜘蛛の巣を張った。]

(7) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃

【人】 隣席座り カナビス



   っふ、  ははは、  はは、 は。


[ 左手が弛緩する。

 付き出した腕の先、引き金にかかった指を軸にして
 コルトローマンの銃身が、くるり。

 男の眼球と同じ速度で回転し
 ひとつしか無かった黒目は、眼球の裏に消えて。


 脳天に風穴を開けた男は
 最後の最期まで嗤ったまま

 掻き消されたグリーンの血痕の道の上に、堕ちた。**]
 

(8) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃

【人】 隣席座り カナビス

[ 全身を打ち付けるように前へ斃れた衝撃も、
  遠のく意識の中では
  まるで上等なウォーターベッドの上と紛うほど
  たゆり、たゆりと揺れていて

  肩は燃えるように熱いくせ
  背は凍えるように寒い。 


( Owner of a lonely heart、Owner of a lonely heart )


  今朝、自宅を出る前
  腕時計を留めている男の横で、Radioが唄っていたが



          ……――――バツン。

  無機質なスイッチが倒れるのと共に、無音になった。]

(23) kanko 2016/04/15(Fri) 00時半頃

【人】 隣席座り カナビス

[ 死に絶えてゆく言語野は、
  男の最期の思考すら奪っていって

  暗から明へ >>11

  男がたどれたのは そこまで。






  31年と247日ぶりにかけられた

  「 おやすみ 」は  >>12

 
  舞い戻った一匹の鴉だけが聞いていた。**]

 

(24) kanko 2016/04/15(Fri) 00時半頃



 ――――良い子じゃ、ねぇ か……
 でも、まだ 「ふたり」じゃねえ
 な、


[ けたたましい笑い声を真似てやろうかとも思ったが、呼吸するだけで精一杯。薄ら笑みと役立たずな目を細める表情だけ、そっとピンクに向けた。

 ふたりでにげよう
 わるいようにはしない

 ――約束はまだ生きている。
 少なくともオレの中では]



  ―― 終わったぜ、グリーン。

  なあ、……お前、



  どこにいる?


   (ころしてやるから)


[ すぐさま殺意の牙に咬み付かれないなら、だが。
 オレは触れようとする。

 ピンクの口元――呼吸と、
     首筋――血の流れと、
     胸元――鼓動を、

順になぞって確かめようとする。命を。頼りにならない感覚の中で、じりじり痺れて冷たい指先が、何より信頼出来る気がしたからだ。死に損なった手でなら、死に損ないの命を感じやすいかもしれないと考えたからだ]


【人】 隣席座り カナビス

[ つい先刻、男の身にも覚えがあった脳の揺れ>>3:41

 血を流すばかりの右目と
 血を求めるばかりの左目が
 なにか>>3:65を皮切りに、揺れた瞳>>64を確かに見る。

 コントロールを失った腕>>65が放った一発が
 ”運良く” 男の左耳を吹き飛ばしていった。


   過ぎていく爆音に
   ぐわあり、 と また 酩酊にも似た心地。


 既に口火を切った一手>>3:70
 十分に速度を乗せていたが、
 即座に腹から引き抜き、首を狩ることは出来そうにない。

 男の思考は冷静に、次の一手を。
 この手の中にある銃に次手を塞ごうと、廻る。]

(71) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃

【人】 隣席座り カナビス

[ 埋めたナイフを脇腹相手に突き上げる。

 逆光。色濃い影の中でまだ光を失わぬ獲物の目>>65から
 足が崩れるのに比例して、力が消えてゆくのを感じる。

 性交渉をしたことがない男にとって
 この瞬間が、最も興奮するひとときだった。


 途切れ途切れに荒れる息>>3:71
 この至福の時を終わらせはせぬと
 押さえつけた、銃持つ腕。

 視界が埋まるほど近づけたパープルの身体が発する
 溢れるばかりの血の芳香に ゆらり 笑んでは
 拒絶の言葉>>66を嘲笑うかのように


 彼のスーツの上へ舌を伸ばし、血を探した。 ]
 

(72) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃

【人】 隣席座り カナビス

[ 足が腹を蹴れば>>66 顔が歪むが
 その隙間を無くすように身を屈め また、ひと舐め。

 男の命を狩らんとする影>>3:75が居るとも知らずに

 身体の下で蠢く蟲>>66に打ち込んだ欲望の塊>>3:70
 横から縦へ、刃の向きを変え
 流れ出る命の嵩を増やしながら

 手元を濡らす暖かい血と
 傷付いた自分の身体そのものに、男は欲情していた。]



   童貞は、まだ捨てられていませんが。
   久方ぶりに勃起しました。



[ 向けられた悪態>>67へ返すのは、唯の事実。]

(73) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃

【人】 隣席座り カナビス

[ 挿れる場所の無い男根のかわりに
 暖かい暖かい ”そこ” をナイフで掻き回す。

 ひと突き   ふた突き

 ヤり方なぞ知らぬ男は、執拗に
 知識でのみ知っているピストンを ”穴” に向けて

 熱篭もる股間を持て余しながら
 夢中で腰を<ナイフを>振るばかり。


 寂れたモーテルでもない、場末のバーのトイレでもない
 抜けるような晴天の下で
 男は短い息と 汗とを溢れさせながら>>3:71


 この世で最も嫌いな何か>>0:84に近しい十字>>67
 穢し、殺した。**]
 

(74) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃


 ……

 なン、だよ

[冷たい指先が不躾に口元と顎に触れて
雨に打たれた野良犬みてえに
びくりと背を跳ねさせた。

噛み付いてやろうかと歯を剝き出したら、
ずるりと手が下へ向かう。

首筋、胸元、――触れてくる氷みてえな指先に、
一瞬、黙って、
燃え尽きそうな程熱い体を寄せた。]


 
 
  ―― てめえを道連れにすんなら、地獄だ。
 
 


[ 触れた命は、まだ熱かった。
 ピンクの声と震えは冷たい指先によく伝わる]


 探して 、んだよ
 オマエが 一番“感じる”ところ


[ ピンクの胸の真ん中に手の平を押し当て、鼓動の熱を感じる箇所をゆるく弄る。そこはもちろん、肉や皮膚や着衣を隔てて心臓の真上。
 銃口でキスすべき最良の箇所]


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