102 あの、秋の日
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……チョコレートケーキ
食べたかった、な……
[食べ物の恨みは、怖い。]
チョコレートケーキ食べてしもたん、誰やったんやろうねぇ?
[思い出すのは、ものすごい勢いで廊下を駆け抜けていった一人の人物]
まさか、ねぇ……。
同じ寮の仲間を疑うやなんて、ようないしねぇ……。
[寮の仲間も何も、外部の犯行のわけがないのだから、寮の人間が犯人に決まっているのだが]
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―寮内・自室― [自室に引いてある固定回線は、生徒会の業務で利用する為。 代々会長の自室として扱われるその部屋は、他の部屋とは少しばかり趣が異なる。]
はい、はい、そうです。 かなり大掛かりな工事が必要になるかと思われます。 男子寮の一室から丸見えでしたから…。 崩れ落ちたら危険ですし、不埒な行為を行う者がいないとも……。
えっ?いえ、決してそのような…そんなことは……。
[僅か頭を抱えながらも、教師の言葉を聞きながら苛立ちを抱えれば、思わず声を張り上げ立ち上がる。]
(63) 2012/09/24(Mon) 13時頃
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そのような事はありえません! そこまで言うのなら、休み期間中は寮の風呂場を使います! 不埒な行為を行う者はいないと、信用していますのて! 臨時の銭湯用の予算に関しては、出して頂かなくて結構です!
[ガチャリ、受話器を激しく置くと、チンッという音が響いて…]
…やってしまった……。 今は女生徒の安全確保が優先だと言うのに…。
[自分の悪い癖である。 出来るか分からない事でも、教師のネチネチした発言に、短気になら自分でやる!と言い放ってしまう。 結果、やり切っているが故に、教師達からもその発言を信用しても得ているのだが…。]
今回ばかりは俺一人で済む問題じゃない。 願わくばジェフ辺りにこの事が知られないよう祈るしかないのだが…。
[残念ながら、自身よりも早く風呂場の崩壊を知っているとは思わず。]
隠し通せれば、或いは事が起きても公にならなければ…。
(64) 2012/09/24(Mon) 13時半頃
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まあ、なんとかなるだろう。 それよりも、他の業者の手配と、あとは、女子用の風呂場の現状確認と……。
[やらなければならない事をタスク化して、書き出す。 思った以上に仕事が多そうだと、再び頭を抱えた。]
……役員を1人くらい残しておくべきだったな。 誰か手伝いを頼めそうな者は……。
[届けの出ていない、寮に残っているであろう人物を確認して、リストを眺める。]
……………このくらいの仕事量、毎日こなしているからな。たいしたことはない。たいしたことはない……さ…。
[膝をついて頭を抱える。]
落ち込んでいる暇があったら仕事だ。 まずは女子寮、女子に会えれば案内をしてもらって現状確認、いなければさっさと行って、さっと現状確認。 まさかこんな昼間から、風呂に入る女子もいまい。
[そう呟いて女子寮に足を向けた。]
(65) 2012/09/24(Mon) 13時半頃
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ベネットは、途中、誰かに会えるだろうか?**
2012/09/24(Mon) 13時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/09/24(Mon) 13時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/09/24(Mon) 13時半頃
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―寮内・玄関前― [玄関脇を通る時、妙に賑やかな一団が目に入る。 バーナバス、クラリッサ、ヨーランダ、ジェフ、リンダ、(恐らくノックスも)、当たり前といえば当たり前だが、見知った顔に溜息を漏らした。]
その格好を見る限り、一名を除いては掃除をしているように見受けられるが……。
ずいぶんと賑やかにお喋りをしているんだな。 掃除は終わったのか?
[除かれた一名(ジェフ)には、若干冷たい視線を向ける。 セミ捕りを自由研究にしているのはお前と小学生位だ。 とでも言いたげな視線だ。]
(82) 2012/09/24(Mon) 16時頃
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えぇい、やかましい!
[間に入ったくらいでこれだ。 素直に礼を言いたくとも、彼らの様子にそれは忘れて]
大山鳴動して鼠一匹、いやゴキブリ一匹か。 ゴキブリの事は俺が処理をしておく…何処に出たかをまとめておいてくれ…。
[一匹や二匹ではなさそうだと、頭を抱えて、各々が終わったと言う言葉には、礼をする事を思い出し]
そうか、お疲れ様。 引き続き他の所もしてくれると助かる。掃除に必要なものがあれば申請してくれ。
…ゴキブリは退治すれば済む分、ゴキブリよりたちが悪そうだな。
[ジェフを哀れみの目で見つめた。]
(96) 2012/09/24(Mon) 16時半頃
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リンダ、ジェフがその程度で泣くほど繊細な男なら、とっくにクラリッサを諦めているか、既にクラリッサが折れている。
[リンダのフォローには、ビシッと言い切る。 網に囚われているリンダとジェフを見比べて。]
その男の手綱を握ってもらえるなら、クラリッサでもリンダでも構わないんだがな。 犠牲者は1人でいいだろう。
[さらっと酷い事を言ってのけた。]
(100) 2012/09/24(Mon) 16時半頃
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一回駆除すれば済む点はゴキブリより多少マシか。
[ジェフのセルフフォローに深く納得する。 残る問題はどうやって駆除するかだけだ。]
クラリッサ、ジェフはこれでいい男だ。 俺は強く推薦する。 君が(犠牲になれば、皆が)幸せになる一番の近道だよ。
[珍しく真面目な表情。 心の一部は隠したが、バーナバスの一言に、少しだけ苦い顔をして]
焼き芋大会を許可すると張り紙に書いただろう? 生徒会の予算を使うからそれで勘弁してやってくれ。
(106) 2012/09/24(Mon) 17時頃
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………気のせいだクラリッサ。 だが、意外とお似合いだと思うぞ。俺は…。
[そこは少しばかり本音を漏らして、一度だけ咳払い。]
生徒の恋愛事情に深く首を突っ込むものじゃないな。 その辺は自由意志だ。
[肩を竦めてふと思い出したように]
そうだった。 これから女生徒用の風呂場に行きたいのだが、誰か女性陣、お付き合いを頼めないか?
[余りにも堂々と、理由も言わずに告げる。 下手をすれば変な誤解を生みそうなものだが。]
(114) 2012/09/24(Mon) 17時頃
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ベネットは、レティーシャの声が聞こえた方を見て、やかましい…。と呟いた。
2012/09/24(Mon) 17時半頃
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ん?なんだ?
[リンダの様子に不思議そうに首を傾げて、クラリッサの言葉に]
あぁ〜理由が分かっているのなら内密に頼む。 余計な輩に知られると、厄介な事があってな。
[何処ぞの誰か、余計な輩(ジェフ)を見て呟いた。]
(117) 2012/09/24(Mon) 17時半頃
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……そ、そうか…。
[頭を抱えた。 知られさえしなければなんとでもなる、そんな風に思っていただけにこれは痛い。]
銭湯を代用できるように交渉したんだがな、どうにも予算不足で難しそうだ。 申し訳ないが、秋休み中に治すからあのまま使うか、或いは…。
[男子用を見た時は問題はなかった事を思い出して]
綺麗に掃除するから男子用を使ってもらうかと言った所か。
……わかってると思うが、覗きは例えではなく窃視という犯罪で、刑罰に処される行為だからな。 特にジェフ。
[その場にいた男性陣に注意を促す。 これで聞くとは思えないが…。]
(122) 2012/09/24(Mon) 17時半頃
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ガラス張りにして露天風呂……。
[最早呆れるを通り越して感心してしまう。]
つまり、お前は、自分が満足して見るためなら、クラリッサの身体が、他の男に露出してもたいしたことではない。 そういうわけか。
[彼女への思いは、唯一信用していた事なのに、と軽蔑の視線すら向けるのを惜しんだ。]
とかく、俺は自分が惚れた女が誰かの視線に晒されるなど、言語道断、何が何でも防止する。 風呂場へは男手はいらん。 現状の確認をして、危険と判断すれば男子用を使ってもらう。 今日の掃除担当に念入りに洗うように言伝をしておけ。 男が入るのとは流石に違うからな。
[そう告げて、案内を申し出る者がいれば頼み、いなければ単独で風呂場に向かうだろう**]
(130) 2012/09/24(Mon) 18時頃
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黙れ、色情魔。
[ジェフに向ける視線は酷く無感情に]
一時でもお前を友人だと思った過去の自分に、友人は選ぶように、警告を促したい気分だ。 だいたい、俺が言ったのはだな…。
[そう言いかけて、クラリッサの言葉に>>155]
いや、クラリッサの事が好きなのは何も間違いではないが、それは……。
[と、言いかけたところで、ヨーランダに声をかけられれば]
知らん。 ジェフの頭に蛆が湧いているのはいつものことだが、今日はいつにも増して酷いだけだ。
[人の話を最後まで聞かぬ彼の事など、考えたくもない。]
あぁ、風呂場のことなら、これから見に行こうとしてたんだが…。
(160) 2012/09/24(Mon) 22時頃
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[呆れ果てていた所にクラリッサのフォローが追加される>>159 "一般論"、"客観的"との言葉に思わず口許を覆って笑いをこらえる。
『なるほど、これが"満更でもない"理由か。』
例の言葉を思い出せば、その二人の様子はどう見ても…。]
あぁ…御馳走様?
[クラリッサにぼそり呟いた。]
とかく、俺は忙しくて、いつまでもじゃれている暇がない。 ここで失礼させてもらうよ。
[そう告げれば、改めてくれ女子風呂のある方向へ足を向けようとして。]
(162) 2012/09/24(Mon) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/09/24(Mon) 22時半頃
ベネットは、ジェフを去り際に一度だけ振り返り
2012/09/24(Mon) 22時半頃
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俺のクラリッサ愛の方が上になりそうだ…とか発破をかけてやろうかと思ったが……。
[既に回復している様子のジェフをみれば肩を竦めて]
不要らしいな。
…あぁ、見取り図は頭に入っている。 どういう経路が一番近いか、から、どういう経路が人に見つからなそうかまで含めてな。
とは言え、理由があれど男が一人、女子風呂の様子を見るわけにもいくまい。 ついてきてくれるなら助かるさ。
[先導するヨーランダにありがとう。とだけ付け加えて]
あの二人は、すっかり学園公認バカップルだな。 いつまでもあんな関係を続けていそうだよ。
[少しだけ楽しそうに笑みを零しそうになって、一つ咳払い。 すぐに表情を戻した。]
(175) 2012/09/24(Mon) 22時半頃
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ベネットは、バーナバスにかけられた言葉を思い出して、
2012/09/24(Mon) 22時半頃
ベネットは、リンダは一人で買い出し大丈夫だっただろうかと思案した。
2012/09/24(Mon) 22時半頃
ケーキの犯人……そういえば、誰だったかな。
[あまりにショックだったのか、ケーキ事件は10年後の彼女は記憶していなかった。]
あ、そうだクラリッサ先輩。
ちょっと聞きたいことがあったんですけど……
[少女の歌声をどこかぼんやりと聴きながら、大人びた声はクラリッサへと質問を向けようと]
ジェフ先輩のこと、この当時……どう思ってたんですか?
[当時は楽しいバカップルだとばかり思っていたが、クラリッサの心うちは聞いたことがなかったからと。
季節感のない歌を歌う少女までもが、にやにやしていた。]
んー……?
どないしたん?
[18歳のクラリッサと重なっている、28歳のクラリッサ。
一つになっては、少しぶれて二重になったり。
今より少し余裕のないあの頃のクラリッサを微笑ましげに見つめていた、もう一人のクラリッサが、レティーシャに首を傾げる]
……おお、これは素晴らしいリアクション。
[こっそりメモをしたかったが、残念!メモがなかった。]
[思わず咽た。あれ、28歳のクラリッサは、余裕があるはずじゃなかったか]
あー……そやねぇ……、
[なんと答えたものか、言葉を濁す。結局この秋休みをきっかけに付き合い始めて、もう10年になろうというのだから推して知るべしではあるが]
そういうレティはどうなん?
好きな人とか、いたん?
教えてくれたっていいではありませんか。
[にまにました表情はそのままに、こちらに向けられた質問には素直に笑みを浮かべて]
居ましたよ。
……はい、居ます。
[微妙に言い直した理由を、彼女は察するだろうか。どちらでも、隠すつもりはそれほどなかった。]
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こう言う時に備えて、よりも覗きのためだな。
[誤解に取られそうな発言に、流石に自分でも察して]
正確に言えば、覗き犯を見つけ捉えたり、警備するためにだ。 生徒の日々の安全も、生徒会の仕事だ。
[ヨーランダに問われた最初の答えは簡単に出てはいたが、次の問いには首を傾げる。]
いい加減に見えるだけさ。 あいつはやる時はやる男だと今でも俺は信じてるよ。
俺はそう思ってるから、素直にあいつを勧めているんだがな。 本当にいい加減な人間を、俺は俺の学校の生徒に勧めたりしないよ。
[そう言う意味合いか?と言いたげに答えを出したが、 どうにも彼女の質問の意味は違うように感じて。]
(187) 2012/09/24(Mon) 23時頃
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あら。
[素直な返事に瞬いた]
レティ、恋心継続中なん?
それは初耳やわ〜。
……素直なレティに免じて白状したら、そりゃ、90回も告白されたら絆されてまうと思わへん?
せやけど、うちも子どもやったから。独占欲とか、あるやん?
[口ごもる18歳のクラリッサを懐かしげに見つめて]
この歳になったら、割り切れるんやけどねぇ。
[うふふと笑った]
これでも結構、秘密主義なのです。
[へへ、と惚けた笑みを漏らした。仲の良かった先輩にも、同級生にも話したことはなかった。一人静かに向き合って来た想いが、今ここにこのような夢を見させているのだろうか。]
絆されて?ふふ、そうですね。
何より情熱的ですから、先輩は。
確かにジェフ先輩イケメンですし、人気もありましたしね。独占欲、わかります。
[若く、どこか幼いその独占欲は。彼女の見かけと同じで可愛らしいもの。
ジェフはこんなところに惚れたのだろう、のた打ち回るに違いない。]
先輩、大人ですね。
子どもなのは、私だけなのかもしれないです。
[その余裕が少し、うらやましい。]
大人……なんかなぁ……?
[少し羨ましがるようなレティーシャの声の響きに首を傾げる]
むしろ、諦め?
だって、ジェフはそういう人やもん、仕方ないやん?
服を着たうちと、水着の女の子がいたら、間違いなく水着の女の子をガン見すると思うわ。
[当時はそれが我慢できないと思った。けれど10年の歳月は人をそれに慣れさせる]
せやけど、そっかぁ。レティ、好きな人いたんやね。今でも、好きなんやね。
誰かはわからへんけど、思い出してくれたらええねえ?
タイムカプセルのこと……。
愛ですね。
愛ですよ。
[くふふ、と含むように笑い声を漏らした。]
でも、水着はきっと誰でもそうだと思いますよ?
男の人って、皆そうじゃないですか。
[一部から怒られそうな個人的な意見ではあるが、きっとそんなものだろうと思い込んでいる。]
ええ、大好きです。
でも……思い出してくれなくても、いいのです。
[ふと息を吐いた。
それでも幸せだと、今思うから。]
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いや、そんな不埒な企みをする方が悪い。 全男子生徒なんて、大人数でないことを俺は祈っているよ。
[彼女の言葉にそう返したものの、どうしても大丈夫と言えないのが男の辛い所である。]
寂しい…?何故だ?
[クラリッサがジェフの元に…そう言われれば、やはりどこか不思議そうに首を傾げるも、続く言葉に、 あぁ、と納得して]
それを言うなら、少し寂しい気持ちもあるが、幸せになれる選択をどうして悲しんでいられようか? 俺はその寂しさを笑顔で隠す術を知っている。
[そう、僅かな寂しさはいつも笑みで隠し、その幸せをより大きくするものだと。]
愛か……。 俺はヨーランダも愛しているぞ?
[素っ頓狂な台詞を当たり前のように口にして、真面目に頷く。]
(210) 2012/09/24(Mon) 23時半頃
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クラリッサも愛しているし、レティーシャも愛している。 もちろん、ジェフも愛しているし、バーナバスも愛していると言えるだろう。 ノックス、ピエール、ラルフ、ミッシェル、リンダ、オスカー、他の生徒も皆。
愛している人間を上げればキリが無いほどにな。
[何の迷いもない目でそう告げて、そうして少しだけ窓の外に視線をやる。]
血を分けたが家族、つまり血縁者がいない俺にとって、ヨーランダのいう、親戚などに向ける愛がどんな愛なのかはよくわからん。 ただ、好んだ人間の幸せを祈るのが愛だと施設の先生に教わった。 ならば当然、俺にとってお前達も、当然学校内の全生徒を俺は愛していると自信を持って言える。
[自分の感情に誇らしげに、胸を張って、そう答えた。]
勿論、俺を高校まで通わせてくれている施設の先生にもな。 あとは、真面目に学校に通えるよう財産を其れなりに残してくれた父母にも同様に愛があるのだと思うが…。
[如何せん、会った事がないからさすがに…と少し困った表情。]
(213) 2012/09/24(Mon) 23時半頃
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