人狼議事


279 【突発R18】Temptation NightPool

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【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[――夜が訪れる。
イベントが始まるかお客様の声がかかるまで、愛嬌を振り撒きつつ待機する。

もしも隅の方へ目をやるなら、女がブロンドのコンパニオン――クラリッサの髪に赤い花を挿して、内緒話をするのが見えるでしょう。控えめな笑みを浮かべたクラリッサの頬が上気し急激に艶を帯びる様は、なかなかに見もので。

膝を擦り合わせる彼女を存分にからかって、愉しいお仕事に身を投じるのでした**]

(4) 2018/08/04(Sat) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[先程の男性の視線>>6に、楽しげに手を振り返す。
眼鏡の女性との時間は楽しいものとなっただろうか。

前哨戦、とばかりのお客様たちの会話や駆け引き。
見れば、行く先々で彼は注目の的。
ただ顔と身体を並べただけでも人の目を惹くのに、某俳優の面影とそこから導き出される彼の背景は更に好奇を煽るのだろう。

気持ちは分からないでもないけれど!
多くの花と蝶の中で、彼がどう動くのかはとても面白そうだ]

(9) 2018/08/04(Sat) 17時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[日が落ちて暑さが和らいでも、挨拶>>#0を受けて非日常の幕が上がれば、場に熱が満ち始める。オーナーとお客様に礼をし、にこやかに動き始めよう]

 ライトアップされた肌の色って不思議ね――。
 艶かしくて、美味しそう。
 お客様も、そうお思いになりませんか?

[ちゅ、とわざとらしいリップ音を立ててクラリッサの胸に跡つかぬほどに口付ければ、近くのお客様の目に値踏みと欲情の灯が点る。

クラリッサと「歓談」するというお客様を送り出し、程よいタイミングでお酒でも持っていくていで遊びにいこうか、なんて悪巧みを一つ頭の隅に置いておく]

(11) 2018/08/04(Sat) 18時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[もし彼の視線>>8がブロンドを追っていたなら、軽く「ごめんなさい!」という感じで両手を合わせましょう。

目移りが長引くようなら、人通りのない場所や逆に声や姿をさらけ出せる場所なんかを参考に伝えに行くついでに構ってアピールに行くけれど、基本的には楽しげにじっと見つめるだけ。

――だって、彼自身の選択、見てみたいじゃないですか!**]

(12) 2018/08/04(Sat) 18時頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

2018/08/04(Sat) 18時頃


聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

2018/08/04(Sat) 22時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ふふっ、あてられちゃうな。

[彼の言葉>>13を完全には読み取れなかったけれど、足取りを見れば何となくは察せられるもの。
「はーい」と、ちょっと子供っぽく手を振った。お互いご縁がありますように!

眼鏡の女性の肩に手が回ったのを遠目に見て、ブルーハワイを運んだ時のように微笑む。短くも濃厚な一夜のこと、縁があれば、彼らにもまた逢えるでしょう。

多くの人々に取り巻かれていた二人が動き出したことで、周囲も刺激されているよう。こういう、普段は立派な立場にあるお客様達が隠された一面を覗かせる瞬間が堪らなくて、どきどきする]

(28) 2018/08/04(Sat) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 カード?
 ……わぁあ、ありがとう!

[お客様達が思い思いに楽しみ始めて。
軽食と気分を盛り上げる飲み物とを運んで戻ったところで、スタッフに赤い縁取りのカード>>21を渡される。

きっと違わず呼んでくれるだろうとは思っていたものの。
何でも叶うとはいえ限られた一夜、シャルロッテだって、あの二人のように引く手あまただ。こんなに早く逢えるとは思っていなかったから、胸が踊る。

送り主の声>>24が掛かったのは、カードを胸に押し抱き、ワンピースの裾を翻してくるっと小躍りしていた時だった]

(31) 2018/08/04(Sat) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 シャルロッテ様!

[ぱっと振り向いた顔が上気したのは、喜びと羞恥から。
人の情事を垣間見たり求められるまま快楽に溺れたりするより、澄まし顔に戻る前を見られたのが恥ずかしいなんて、変な話ではありますが]

 ……もちろんです。
 お呼び頂けて、とっても光栄です。
 何でもお申し付けください…♪

[寄り添えば、柔らかな感触と体温が腕に優しい。
何処ででも高らかに歌ってみせましょう。全てはお客様の望むままに。

なんて言いながらも、蟠る熱と期待を我慢しきれなくて、キスをねだるように頬を寄せ、薄く唇を開けてしまっていたのだけれど*]

(32) 2018/08/04(Sat) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 は、んんっ……!

[返事をするより早く、欲しかった熱に触れた。
強く密着した互いの胸が柔らかく歪んで、みじろぐ度に水着越しの体温の違いを感じる。
甘えるように舌先を吸って誘い込み、粘膜が擦れあう心地よさに陶酔した]

 ぁ、んっ。
 ふぁ……、〜〜〜…♡

[シャルロッテの滑らかな背から腰に手を回し、もどかしい愛撫に背を震わせる。周囲でも響き始めた甘い声に負けじと振る舞うには、柔らかな唇と熱い舌の触れ合いは捨てがたかった。水音に頭が痺れて、シャルロッテに触れる手は次第にすがる一方になっていった。

長い口づけ。満ち足りた気分でくすくすと微笑みあう]

(37) 2018/08/05(Sun) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 沢山の方にシャルロッテ様にお相手頂くところを
 見て頂けたら……は、ぁ…それは、素敵ですね…♪
 も、意地悪っ……私、今だって我慢できないのに。

[この人と夜を分けているのを見せつけて、与えられた快楽に溺れるのを見られて。想像だけで胎が熱くなる。
細い指先に煽られて息を乱しながら思う。――そうしたら、クラリッサのように覚えていてくれるだろうかと。
花に囲まれて美しい笑みを見ることができたなら、それだけで達してしまいそうだ]

 はいっ。
 沢山、ノッカで愉しんでください……!
 私も、一番近くでシャルロッテ様を見たいです。

[水の流れと、それを照す灯はきっと彼女の髪に映える。散々に煽ってくれた指先に導かれて、熱い息をこぼしながらプールへ向かう]

(38) 2018/08/05(Sun) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ……あんなに、蕩けるまで?
 ひどいです、まだ着かないのに思い出させるなんて…。

[艶めく期待と子供めいた不平とに、頬が赤らむ。
シンプルなイイコトの気持ちよさとはまた一味違って、背徳的な遊びや人の情事に昂ることは、好奇心と後ろめたさ故に敏感に感覚を引き立てられるもの。>>39

耳朶のくすぐったさと囁きもまた、心身を震わせるもので。もどかしさに、返す言葉も鼻にかかって甘えて響いた]

(46) 2018/08/05(Sun) 03時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

ー流水プールー

 思っていたより大きくて流れが穏やかですものね。
 ――でも。
 そんなの気にならないくらいにしてくださる、でしょう?

[水上を流れる独特の感覚。
見交わす間もないキスにとろりと微笑みながら、抵抗なくフロートに凭れかかる。>>40]

 んぅ……。
 水に浮かぶ感じ、が、頭が真っ白になる時に似ていて。
 それで、もっとほしくなって、ふぁ……熱くて、

[続く言葉を考えるより粘膜の接触に夢中になる様の方が、よっぽど雄弁だったかもしれない。

手に促されれば、既に潤みを帯びているのを意識してしまい、ゆっくりと足を開いていった]

(47) 2018/08/05(Sun) 03時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 賭け?

[肉芽に指先が伸びる緊張と期待に甘く息をついたところで、思いがけない提案に目を瞬く]

 わあ……すごい! 思いきりのいいお話ですね。
 そんな面白い賭け、乗らずにいられないです。
 ――遊技場から離れた此処で、何を賭けましょう?

[VIPの破格の申し出以上に、「シャルロッテ」がチップになることに興をひかれる。

問いはしたけれど、この一夜の賭けといえばおよそ自明ではある。遠からぬ絶頂の回数という淫蕩な賭けに、うっとりと目を細めた。一度も気をやらずにいるのは不可能だろうという認識とシャルロッテが重ねての絶頂に賭けたことが、興奮をより煽る]

 ぜったい、1回で耐えきって、お願い聞いて頂きます…♡

[一度は絶頂を味わえ、続いて耐え忍ぶ愉しみもある。
賭けの了承代わりに、深く深く口づけた]

(48) 2018/08/05(Sun) 03時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 あっ、ああぁあ!
 は、いっ……んぅ、はぁ、ぁ……!

[そうして与えられる振動は細やかで、きゅうと爪先が丸まる。シャルロッテの背を抱き締めて、嬌声とキスの合間に胸を押し付けるように身悶えた]

 んっ、んっ、うぅん……。
 え、あ――せんぱい…ふふっ、先輩も、愉しそう……♡

 あっ、シャルロッテ様――、

[知らされて、ようやく人影を捉える。
荒々しく揉まれたかと思えば優しくなぶられて、甘い悲鳴が上がっていた。

彼方と此方の視線が交錯する。背筋がぞくぞくした。柔らかな髪の香を胸一杯に吸い込んで、囁きへの期待に震える**]

(49) 2018/08/05(Sun) 03時頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

2018/08/05(Sun) 03時半頃


聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

2018/08/05(Sun) 23時半頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ん、ちゅ……私、ほしがりですから
 コンパニオンの立場さえなければ、シャルロッテ様に、ぁ
 思うこと、たーくさんあるんです! ふふっ。

[何を求め、何を賭けるか。
濃厚な口づけのように奪い合うとは、どれほど甘いことだろう]

 ふぁ、んっ……!

[魅惑的なお言葉>>51に、浮かぶことは幾つもあるのだけれど。今は、高まっていく熱に翻弄されるばかりで。

途切れ途切れのあえかな声の合間に、次を考えては今に溺れる感覚に、うっとりと震える手でシャルロッテの背を辿った]

(81) 2018/08/05(Sun) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 先輩の後を追いかけて、きもちよくなるとこ……
 見られるの、ヘンな感じ、…んっ。

[右肩を辿る熱に、心拍が上がる。>>52
内からの熱にしっとり汗ばんだ右胸がさらされ、触れられて形が変わるのがはっきり見えることに熱い息を漏らす]

 ――あっ♡

[朱い花を咲かされる僅かな痛みに、びくんと身体を跳ねさせた。それでも逃れられないくらいに上体を密着されて、無意識に腰が浮く]

 これっ、嬉しい、です。
 これ……すき……。

[身に残る花、すぐに見えないのが惜しいくらい。
口づけと愛撫の合間に僅かに窺えるメアリーと響きあうように、目前の人に溺れていく]

(82) 2018/08/05(Sun) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 は、ぁん……!
 や……見られるより、恥ずかし、です。

[強く揉みくだされ、身体は確実に悦を拾っていく。
快楽を与える柔らかな掌に全て感じ取られているのが、まるごと支配されているようで。>>55
露出した胸ばかりを緩急つけて愛でられたせいか、半身の快さに堪えかねて閉じそうになる足を懸命にシャルロッテに添わせる]

 あっ、ぁ、ふ、

[その瞳に宿る色に、ぞくぞくと背筋に電流が走った。
ひとつひとつ、声に出されることで怖いくらいの期待が熱に変わっていく]

(89) 2018/08/06(Mon) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 だ、だって……!
 あ、う。シャルロッテ様のいじわる…!

[先に当人も言っていたように、じわじわと高めていく手腕と言葉が合わさっては成す術がない。>>56
コンパニオンらしく淫靡に微笑む余裕もなく、素直に赤くなって頬を膨らませた]

 あんな風に、って頭の中いっぱいで、熱くて。
 ぜんぶ、シャルロッテ様の、せいですよ……。
 あ、っ……。

[胸の頂に進もうとする手の甲をするりと撫でて、身を委ねる。追い立て誘い込む言葉>>85は、解放を待ち望む身体には甘すぎる毒だった]

 も、もちろん、簡単に負けたりしないんです、か、ら――

[1回は、セーフだから。
大きな快楽の予感に息を積めながら、甘い目算に雪崩れ込む]

(90) 2018/08/06(Mon) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ひ、ぅ……!

[泥濘に押し込まれた指>>85に派手に背を反らせたが、まだ耐えて。トドメになったのは耳朶を辿る唇の熱さだった]

 〜〜〜〜っ♡
 は、やぁあっ、あっ、シャル…様ぁ……♡

[そっと覗き見た夜、妖艶な弧を描いた唇に触れられていると思うと、肉の快楽はいやました]

 キス…すき、ですぅ……。
 あっ、待って、まだっ……ああぁ♡
 だめ、きもちぃの、だめ、ぁ――。

[時おり変わる責めに、爪先がピンと伸びて登り詰める。胸に花が咲けば、シャルロッテの唇を見つめる瞳が快楽に潤んでいった**]

(91) 2018/08/06(Mon) 01時頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

2018/08/06(Mon) 01時頃


― 二週間前:船着き場 ―
[例年のこととなっている、リゾート諸島でのバカンス。その中でも拠点となるのが、グロリアの経営するスターダイナーホテルだ。夫と共にタラップを降りた私を出迎えたのは、よく見知った娘の姿だった。]

こんにちは、メアリー。
今年も休暇を過ごしに来たわ。

[ハグと共に交わされる頬への口づけ。ナイトプールでの愉しみではそれ以上の事もしていたけれど、どちらもそれを窺わせるような素振りひとつ、出しはしない。それは夫もまた同様。深みのある声で再会と健勝な様子を祝う声が聞こえた。]


今年のフロアは、どのような趣向で迎えてくれるのかしら、と。
この時期が来るのを心から楽しみにしていたわ。

[メアリーへ笑いかけて、先導する彼女に続いていく。グロリアの様子を尋ねれば、聞き及んでいた通り溌剌と事業に勤しんでいるとのこと。少しワーカホリックなところがあるんじゃないの、とジョーク混じりに苦笑した。]

バカンスの季節だというのに、毎年こうやって招待してくれるのだもの、彼女。
私たちよりずいぶん若いとはいえ、ねぇ?

[夫を見やると彼もまた、真面目な表情で頷いていた。彼女の羽根は、一体どこまで羽ばたき続けるんだろうね?と。
尤も、それが作った真面目さだということは知っている。クリスマスシーズンになれば、今度は私たち―に限らない、多くの友人達―が彼女を招きたがるのだから。]


ま、そうは言っても。
メアリー達のような娘が、グロリアの元にいるのですから。
働きづめなんて心配は、私たちがする必要もないのかもしれないけれども。

[オーナーを心から信頼する笑顔と共にメアリーが振り返り、頷いた。
それではお車に、と指し示す彼女に従い、リムジンへ乗り込んでいく。
短い距離とはいえ、真夏の暑さの中。冷房のよく効いた車内は快適だった。]


― 二週間前:宿泊フロアにて ―

今年も私は、コンパニオンの子たちを見ていこうかと思うのだけど。
貴方はどうするおつもり?

[これから半月ほど滞在するフロアに落ち着いて、私は夫へそう尋ねた。私にとってのこのバカンスは、実はもう一つの目的のためでもある。人材の目利きに長けたグロリアが、彼女のホテルのコンパニオンとして選び抜いた人物をスカウトしてしまうというのが、それ。
とは、言っても――]

もぅ、諦めたらなんて言わないでよ。
それは確かに、一度も成功してはいないけれど。

[夫が可笑しそうにくつくつと笑う。このスカウト行為はグロリアも了解ずみのこと。だけれど今までに誰一人、スターダイナーを離れてハノンへ移籍しようとする者は居なかった。条件だって間違いなく良いものを提示していても、それ以上にグロリアの人心掌握術は優れているらしい。]


だって、これは賭けごとなのよ。
私が勝つか、グロリアが勝つか。

ハノンとスターダイナーが、とまでいうつもりはないけれど……狙った子と私との勝負でも、あるのだもの。
負ける賭けを楽しむ贅沢だって、一年に一度くらい許してもらったって良いじゃない?


……去年の子は、行けるかなって気もしたんだけどなあ。

[夫の笑みはますます深まって、去年も一昨年も聞いたような気がするよ、と茶々を入れる。
私は頬を膨らませて彼を睨んだ。]

だって、とっても可愛いらしかったのよ。
連れ出した時はおずおずとして、だけど素直に、身も心も委ねてくれて。
貴方は見かけたかしら、クラリッサという娘のこと。

[逃した魚を値踏みする。
大きく見積りすぎないよう修正しても、私たちのホテルにいてくれればどれだけ価値が高まることかと思わずにはいられなかった。]


去年が初めてだって言っていたの。
ほかには二人ほど、採用された中のひとり。

一年目であれだけのスキルを身につけていた子だもの、きっと――

[検討は知らず知らず、過剰なくらいになってしまったようだった。近づいていた夫の手が、軽く私の肩を叩く。
ふぅ、と溜め息を吐いて、私はカウチに腰を落とした。]


……ま、それはもう済んだこと、よね。

クラリッサはナイトプールの後、うちで休暇を過ごしてくれて、リフレッシュして帰っていった。
今までの子達と同じように。

きっとまた今年も、笑顔で迎えてくれるでしょう。
メアリーみたいに、ね。

[これで大丈夫かしら?
そう夫を見上げた。彼は私の何よりの理解者だ。時に感情が行き過ぎそうになる私のことを見守り、こんな風に方向修正してくれる。]


――さ、それじゃあバカンスの過ごし方について。
もう一度確認していきましょうか。

[気分を変えるためにあえて、そう口に出した。
半月余りのバカンス期間。過ごす場所はスターダイナーホテルだけではないのだから。]

グロリアとのディナーの服装も、最後に確かめておきたいし。
貴方の感想も聞いておきたいものね、旦那様?

[ゆっくりと夫が頷きを返す。私たちの今年のバカンスは、そうやって始まりを迎えたのだった。*


― 一週間前:密林のプール ―
[熱帯の木々がひときわ密生したジャングルの中、細い道の先にぽかりと開けた場所があった。周囲の視線から遮られた、隠れ家めいた空間。
そこに設えられているのは長辺10mほどのプールだ。パラソルの影の下、カウチに俯せで寝ころぶ私の姿がこの日、そこにあった。]

――そう、あの二人はミッシェルとノッカというの。
皆、同い年なのかしら?

[振り返って尋ねる先には一人の少女。昨年のナイトプールで私の相手を求めた、クラリッサだ。少し考えるように瞬いて、彼女は答えを返す。]

ミッシェルだけ、ひとつ年上。
そうなんだ。三人とも、仲良さそうね。

[はい、と微笑する声が掛かる。
サンオイルを塗らせる手が私の背中全体に触れて、俯せる元の姿勢に戻った。]


[今日着てきたのは、イエローのビキニの水着。上も下も、留める紐を外してしまって背面全体にオイルを塗るよう指示していた。]

ん。お尻も。
塗り残しなく、お願いね。

[クラリッサはもう、私がナイトプールの後に望んだことを知っている。それを断ったからと言って、何も悪感情を私が持ちはしないことも。だから、独り言のように続けて聞かせた。]

今年は、誰を呼ぼうかしら。
二人のどちらかと、出会えれば。
それも楽しめそうなのだけど。

[一瞬、クラリッサの手の動きが反応した気がする。ハノンへの誘いを、同期の友人が受けた時のことを心配したのだろうか。
私はくすりと笑い声を洩らした。]


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