人狼議事


20 Junky in the Paradise

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【人】 双生児 ホリー

[声をかけられて、足を止めた。見知らぬ男の姿を認め、きょとんとした顔で首を傾げる。それからにっこりと笑って]

今日は、お兄さん。可愛いでしょう。
ローラって言うのよ。

[ガキと言われるのには訂正しないまま――実際には、まず彼女の方が年上だっただろうが――挨拶をし、ぐっと腕を伸ばして手にしたローラを見せるようにした。取り出されるキャンディを見つつ、来いと言われるままに駆け寄っていき]

飴、くれるの? ……あ!

[男が持つ飴を手に取ろうとして――持ち上げられた男の手と飴に、何とか届かせようとするようにその場でぴょんぴょんと小さく跳ねてから、むう、と膨れてみせた。飴を渡されてからも]

(1) 2010/07/06(Tue) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

意地悪なお兄さん。あの鳩みたいだわ。

[まだ不満げな様子でそう呟いたが、頭を撫でられて挨拶されると、機嫌を直したらしく笑顔を浮かべ]

宜しく、ヴェラ。
私はホリーって言うの。

[そう名乗ってから、ふと、サイモンの居場所を尋ねた。方向だけでも教えられれば、ぱっと明るく笑って走っていき]

(2) 2010/07/06(Tue) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

――サイモン!
元気にしていた? ご機嫌いかが?

[人が集まってきていただろう大広間に飛び込むと、サイモンに駆け寄っていって微笑みながら挨拶をした。ごく嬉しげに親しげに。傍から見ればただ仲の良い悪友故のものと思えたか。
 実際、サイモンは彼女にとって大切な存在だった。
 一方的に深く愛している――妄想によって成る、「恋人」だった]

(5) 2010/07/06(Tue) 00時頃

[従兄の言葉を守らず薬を噛まずに飲み干したのは気紛れか。
味より喉越しより別のモノを求めたカクテルは、
其れでも味わい深く五臓六腑から四肢へと染み渡る]


【人】 双生児 ホリー

元気なら、良かったわ。ローラもきっと喜んでいるわ。
私なら見ての通り元気よ。勿論、ローラもね!

[手招かれるままぱたぱたとサイモンの傍に寄る。小柄な体について示す言葉は、彼女には己を愛しているが故の心からの心配だと思えた。返事にも何処か跳ねるような声で言って頷き]

ええ、勿論、気を付けるわ。
貴方の言う事だもの。

[髪を撫でられると仄かに頬を染めて僅かに俯くようにした。同時に発した言葉と共に、それは見る人によっては何か特別な感情が内にあるのを察せられるようなものだったかもしれない。
 深い愛。恐らくは一目惚れに、些細な言動の一つ一つや、薬物による妄想の偶然の一致などが重なって、彼女の中で完成したもの。元から空想は好きで思い込みやすい癖もあったのだったが、それらの性質は彼女が薬物を常用するようになってから強固さを増した。サイモンと彼女は、体を重ねた事もない。告白した事すらなかったが、それでも重いが通じ合っていると信じていた。
 それから、ふと。先程会ったヴェラ以外にも初めて見る姿がいるのに気が付けば、名前を告げて挨拶をして]

(9) 2010/07/06(Tue) 01時頃

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[言い付けをまもらぬ身は昇る為の助けが足りない]

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]


【人】 双生児 ホリー

今日は、女中さんも遊ぶの?

[ローラを小脇に抱えてマドラーをからからと回しながら、ノーリーンにもグラスが渡された事に、ぱちりと瞬く。意外そうに、不思議そうに。先代から仕えてきた生真面目な女中であるノーリーンが、まさか自分達と同じように薬物を摂取しようとは考えられなかった。
 じっとノーリーンの姿を眺める。他にも戸惑っているような男の姿を見て取れば、其方にもちらと興味を注ぎつつ]

ええ、初めまして。
サイモンの……従妹の人、なのね。
私はホリー、宜しくね。

[初対面の面々に対する中、「恋人」の従妹だと名乗ったマーゴには、何処かおどおどと、恥ずかしがりでもするように、含みがある挨拶を返した。程なくして――乾杯、とグラスを掲げ]

(15) 2010/07/06(Tue) 01時頃

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[ひと舐め毎に意識はおちていく]

 ふふっ

[酩酊に零す笑みはアイに揺れる]


【人】 双生児 ホリー

[グラスに揺れる液体を飲み、マドラーを齧る]

私は……
……私とサイモンはね。
愛し合って、いるの。

[マーゴには、彼女にだけ聞こえるようにぽつりと零した。サイモンの方をちらちらと見やりながら、照れ臭そうに]

きっと……
――楽しい、よ。

[ノーリーンに幼い、けれど妖しげなようでもある笑みを向けて呟く。世界が、ゆっくりと、変わっていく]

(25) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

[歩くごと、ふらりと上体が揺れる]

 わ わか ら な

  わか わか らな い

[脳の血流まで犯されて呟く声も目に映る風景と同じにぶれる]


【人】 双生児 ホリー

[一瞬、目の前が色だけになった。輪郭を、質量を失って、何もかもが色だけに変わった。赤に、青に、黄色に、緑に、黒に。ちらちらちらちらと、光線のように無数の極彩色が瞬いては、溶けて、混ざって、広がって、弾けて、消える。
 その後に見える世界は、形を取り戻し、だが全て歪んでいた。柱は真っ直ぐではないし、平坦だった床はきつい坂道になっているし、天井はとても高い。そして、何処も、毒々しい色をしている。
 机は紫の切り株に見えた。椅子は赤と青のキノコに見えた。森の中にいるようだった。森の中にいる。幾つもの声が遠く聞こえてくる。あれは鳥の鳴き声だろうか、蝶の密談だろうか。高い笑い声が耳に付いた。あれはきっと女王様の声だろう。私のパーティ。パーティ。女王様のパーティ]

……私は、お呼ばれしていたかしら?
ねえ、ローラ。どうだったかしら。
招待状は持っている?

[ローラを抱き締めながら、ふらふらと大広間の中をうろつき出す。きょろりと辺りを見回して]

(42) 2010/07/06(Tue) 02時頃

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[スティーブンへ向ける眼差しの底は冥い]

 …


【人】 双生児 ホリー

[虚ろな視線は大広間の風景を変わった森のものとして捉えていく。招待状、と零したのに応える声を聞いて、振り向いた。声の主であるノーリーンの姿は、赤と黒の衣装を着た、物語に出てくる女王のように見えた。顔はそのままに見えていたが、それでも、ノーリーンという名前が頭に浮かんでくる事はなかった。
 驚いたような表情をした後]

女王様。招待状は……

[慌てたようにごそごそとドレスのポケットを探る。ローラの耳を、尻尾を、足の裏を、一つ一つ確かめていって]

ああ! こんなところに隠していたのね!
酷いわ、ローラ、こんな悪戯をするなんて。

[ローラの右脇――実際には何も隠されてなどいない――を、腕を掴んで挙げさせながらじぃと見つめ、怒ったように眉を顰めた]

(49) 2010/07/06(Tue) 03時頃

 シテ見せて
 壊シテ見せて

 アナタの世界
 アタシの世界
 何もかも全部

[一度たりともスティーブンにアイを囁いた事はない。
プロポーズされるまでもされてからも。
或いはアイを囁くまでもなく酷くぞんざいに扱ってきた]

 そしたら
 アナタだけでイイわ

[今まで囁いたどんな言葉より熱っぽく囁き、
擦れ違い様にスティーブンへと囁き彼の股間をなぞる。
開きっぱなしのチャックを引き上げていく]

 出来ないなら
            アタシの邪魔はしないで


【人】 双生児 ホリー

梟先生。

[ローラに向けていた顔を、はたと声がした方に向ける。スティーブンの姿は、大きな二足歩行の梟のように見えた。それでも先生と呼んだのは、その梟が白衣を着て眼鏡をかけていたから]

大丈夫よ、足さえあればダンスは踊れるもの。
転んだって、女王様はきっと許してくれるわ。
ゲームで負けさせたりしなければね。

[そう笑って言うと、またサイモンのすぐ傍まで来て立ち止まった。やはり酩酊しているだろうサイモンの姿を、じっと、じっと見つめる]

(54) 2010/07/06(Tue) 03時半頃

[冥い眼差しを硝子の奥の目が上目遣いに受ける]

[彼女から、好きだといわれたことはない。
 彼女から、愛しているといわれたことはない。]

[どれほどぞんざいに扱われても、
 つかの間の気まぐれでも
 身体を与えてくれる女(ひと)の柔らかさにか、
 その快楽の心地よさに溺れてか]

 … あ あい あいして……る、るん だ。

[繰り返し、言葉で"愛"を囁くのは男の方。]


[耳元に囁かれる熱に、硝子の奥の眼瞠られる。
 どろりとした黒い眼に光が点く]


 ほ ほん ホントに?

 そ そんな そんなこと
 いち 一度も

[ごくりと唾を飲み下す。手の指が幻の柔らかな胸を
 もみしだくように指先だけが折れ戻り蠢き]



 し…こわ、壊す
 壊してこわして
 こわ…

 じゃ

 邪魔なん なんかしな しない。
 しない。

[小刻みに首を横に振る。]


[振っていた首かかくかくと今度は縦に振られる。]

 で、でき できるよ。
 ぜ ぜん 全部。

 こ 壊せばイイんだ?
 
[届かないと思っていたものに、届く手段がみつかったような
 希望が見つかったとでも言うように、声は明るい。]




 と とく 特別なのは
 … き きみ きみだけ だ だから。

 マーゴ


【人】 双生児 ホリー

サイモン。一緒に女王様のパーティに行きましょう?
裁判が始まらないうちに。
タルトが食べられないうちに。

[ヴェラの声に無意識に反応するように言いながら、小さい手は細い手首を掴み、誘う。パーティに向かうは踊りながら。右手にサイモンの手を、左手にローラの手を握って、舞う。酩酊した同士でおぼつかないダンスを、くるくると、ひらひらと。
 そのまま食堂の方へと向かい]

女王様、ご機嫌麗しゅう。

[ノーリーンの姿を見ると、ワンピースのスカート部分を両手で持ち上げ、一歩引くようにして丁寧なお辞儀をした。挨拶はゆっくりと、敬うように。それから、傍に立つサイモンにも笑いかけつつ、ローラを、「招待状」を見せ、にこりと笑って*みせた*]

(61) 2010/07/06(Tue) 04時頃



 ぼ 僕の特別は── き きみ だけなんだよ。
 マ マーゴ……

[口が横に広がり両端が上がる。眉を上げてみせて、
 目は輝いて──けれど、そうして象られる笑みは、歪。]


 『見せて』

[阿婆擦れは過程でなく結果を求める。
囁かれるアイの言葉にも、
呼ばわる声にも、
スティーブンを振り返りはしない。

囁かれた言葉はきいていたけれど、
歪な笑みは見ない]

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[おちていく意識の向こうに見ていない筈の、
彼の浮かべたのと同じ歪な笑みが見えた*気がした*]


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 04時半頃


[硝子の奥の目は、背中を見ている。
 囁きに直ぐの答えが得られずとも、
 いちど灯ったキボウの光は消えない。]

 こわ 壊す
 壊す。
 こわす。

[誰が隣にいようと聞こえないくらいに、
 その繰り返す呟きは微か。]

 な なん なんだって、できき できるよ。

[我欲の為に周りを構わぬ言葉は薬の為か
 ──もとよりの男の資質か]


 見せ、
  見せて

 みせ みせてあげる。

[繰り返すうちに、声は明るく弾む。
 まるで愛想を売りつけるような笑い方は、
 サイモンに薬を渡すときに浮かべるそれとよく似て]


 な なんでも、し して、してあげるよ。

[声に滲むのは、"だから"と、言わない見返りを求める"好意"。]


[男が彼女の為に働くとしても、それは無償ではなく]


 あ あい、あいしてるよ。
 マーゴは ぼ 僕の と とく、

 …特別、だ だから。

[届かぬとしても身勝手に男が囁くは──*有償の愛の言葉*。]


[快楽の齎して呉れる空白は長くは続かない。
余韻は心許無く余計ににおちていく]

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[陰鬱を好まぬ気質は更なる快楽を求め、
冥い瞳は虚ろにパーティーを彷徨う]


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 23時頃


 お爺ちゃんはアタシを叱って呉れたわ
 アナタは叱って呉れるヒトがいなく成って…

 こんな莫迦騒ぎする程にサミシイの
 こんな莫迦騒ぎする程にタノシイの

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

 此処はアナタの家なのに
 帰れないなら―――還ればイイわ

 アナタの居場所
 きっと、もう

              此処じゃないのよ

[抱擁の合間にサイモンの耳元へ囁いた言の葉。
今の従兄に届くとも思わずもおちていく心地を分かつ]


【人】 双生児 ホリー

ええ、お招き感謝しますわ、女王様。
素敵なパーティに来られて嬉しいですわ。
あっちもこっちもきらきらしていて……

[ノーリーンには、やはり恭しい口調で言い]

きらきら、輝く、鰐さんは?
夜空の縁を……小魚と一緒に、高々と!

[酩酊した世界のように混迷した詩を詠んでは、くるくるとその場で回る。たん、たた、靴が鳴る。聞こえてくる情交の音と声も何処か遠く、パーティを彩る音楽のようで、楽しげな鳥の囀りのようで]

あっ……女王様!

[ノーリーンにヴェラが――犬と称される姿が――近付き、揉め合うのを見れば、怖がるように身を固まらせ、サイモンの後ろに隠れるようにした。騎士やドラゴンという単語が耳に入ってくるのにも、おろおろと。マーゴがサイモンを抱擁するのを見れば、瞬き――マーゴが離れていってから、ぎゅう、と強くローラを抱き締めた。
 縛り付けでもするかのように、潰そうとでもするかのように]

(99) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

[その表情は、虚ろな瞳は、暗い色を孕んでいた。玩具を取り上げられた子供のような、憤りの表情。外見に相応しいそれ。だがそのような子供とは明らかに違うのは]

……サイモンを、誘惑するなんて……

[ぽつりと零した、言葉の内容。小さく、近くにいる者でも聞こえるかわからない程度の呟き。サイモンの従妹であるマーゴを、酩酊した頭はそれとは認識できず、パーティに招かれた婦人の一人であるかのように見えた。親族の抱擁も、艶かしいものに見えて]

……

[特にマーゴに声をかけたり、追ったりする事はなかったが。その代わりに、ローラをぎゅうぎゅうと抱き締めて、右耳の先を前歯でぎりりと噛んだ]

(115) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

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