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【人】 双生児 ホリー[声をかけられて、足を止めた。見知らぬ男の姿を認め、きょとんとした顔で首を傾げる。それからにっこりと笑って] (1) 2010/07/06(Tue) 00時頃 |
【人】 双生児 ホリー意地悪なお兄さん。あの鳩みたいだわ。 (2) 2010/07/06(Tue) 00時頃 |
【人】 双生児 ホリー――サイモン! (5) 2010/07/06(Tue) 00時頃 |
[従兄の言葉を守らず薬を噛まずに飲み干したのは気紛れか。
味より喉越しより別のモノを求めたカクテルは、
其れでも味わい深く五臓六腑から四肢へと染み渡る]
【人】 双生児 ホリー元気なら、良かったわ。ローラもきっと喜んでいるわ。 (9) 2010/07/06(Tue) 01時頃 |
[ Down ]
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[ Down ]
[言い付けをまもらぬ身は昇る為の助けが足りない]
[ Down ]
[ Down ]
[ Down ]
【人】 双生児 ホリー今日は、女中さんも遊ぶの? (15) 2010/07/06(Tue) 01時頃 |
[ Down ]
[ Down ]
[ Down ]
[ひと舐め毎に意識はおちていく]
ふふっ
[酩酊に零す笑みはアイに揺れる]
【人】 双生児 ホリー[グラスに揺れる液体を飲み、マドラーを齧る] (25) 2010/07/06(Tue) 01時半頃 |
[歩くごと、ふらりと上体が揺れる]
わ わか ら な
わか わか らな い
[脳の血流まで犯されて呟く声も目に映る風景と同じにぶれる]
【人】 双生児 ホリー[一瞬、目の前が色だけになった。輪郭を、質量を失って、何もかもが色だけに変わった。赤に、青に、黄色に、緑に、黒に。ちらちらちらちらと、光線のように無数の極彩色が瞬いては、溶けて、混ざって、広がって、弾けて、消える。 (42) 2010/07/06(Tue) 02時頃 |
[ Down ]
[ Down ]
[ Down ]
[スティーブンへ向ける眼差しの底は冥い]
…
【人】 双生児 ホリー[虚ろな視線は大広間の風景を変わった森のものとして捉えていく。招待状、と零したのに応える声を聞いて、振り向いた。声の主であるノーリーンの姿は、赤と黒の衣装を着た、物語に出てくる女王のように見えた。顔はそのままに見えていたが、それでも、ノーリーンという名前が頭に浮かんでくる事はなかった。 (49) 2010/07/06(Tue) 03時頃 |
シテ見せて
壊シテ見せて
アナタの世界
アタシの世界
何もかも全部
[一度たりともスティーブンにアイを囁いた事はない。
プロポーズされるまでもされてからも。
或いはアイを囁くまでもなく酷くぞんざいに扱ってきた]
そしたら
アナタだけでイイわ
[今まで囁いたどんな言葉より熱っぽく囁き、
擦れ違い様にスティーブンへと囁き彼の股間をなぞる。
開きっぱなしのチャックを引き上げていく]
出来ないなら
アタシの邪魔はしないで
【人】 双生児 ホリー梟先生。 (54) 2010/07/06(Tue) 03時半頃 |
[冥い眼差しを硝子の奥の目が上目遣いに受ける]
[彼女から、好きだといわれたことはない。
彼女から、愛しているといわれたことはない。]
[どれほどぞんざいに扱われても、
つかの間の気まぐれでも
身体を与えてくれる女(ひと)の柔らかさにか、
その快楽の心地よさに溺れてか]
… あ あい あいして……る、るん だ。
[繰り返し、言葉で"愛"を囁くのは男の方。]
[耳元に囁かれる熱に、硝子の奥の眼瞠られる。
どろりとした黒い眼に光が点く]
ほ ほん ホントに?
そ そんな そんなこと
いち 一度も
[ごくりと唾を飲み下す。手の指が幻の柔らかな胸を
もみしだくように指先だけが折れ戻り蠢き]
し…こわ、壊す
壊してこわして
こわ…
じゃ
邪魔なん なんかしな しない。
しない。
[小刻みに首を横に振る。]
[振っていた首かかくかくと今度は縦に振られる。]
で、でき できるよ。
ぜ ぜん 全部。
こ 壊せばイイんだ?
[届かないと思っていたものに、届く手段がみつかったような
希望が見つかったとでも言うように、声は明るい。]
と とく 特別なのは
… き きみ きみだけ だ だから。
マーゴ
【人】 双生児 ホリーサイモン。一緒に女王様のパーティに行きましょう? (61) 2010/07/06(Tue) 04時頃 |
ぼ 僕の特別は── き きみ だけなんだよ。
マ マーゴ……
[口が横に広がり両端が上がる。眉を上げてみせて、
目は輝いて──けれど、そうして象られる笑みは、歪。]
『見せて』
[阿婆擦れは過程でなく結果を求める。
囁かれるアイの言葉にも、
呼ばわる声にも、
スティーブンを振り返りはしない。
囁かれた言葉はきいていたけれど、
歪な笑みは見ない]
[ Down ]
[ Down ]
[ Down ]
[おちていく意識の向こうに見ていない筈の、
彼の浮かべたのと同じ歪な笑みが見えた*気がした*]
[硝子の奥の目は、背中を見ている。
囁きに直ぐの答えが得られずとも、
いちど灯ったキボウの光は消えない。]
こわ 壊す
壊す。
こわす。
[誰が隣にいようと聞こえないくらいに、
その繰り返す呟きは微か。]
な なん なんだって、できき できるよ。
[我欲の為に周りを構わぬ言葉は薬の為か
──もとよりの男の資質か]
見せ、
見せて
みせ みせてあげる。
[繰り返すうちに、声は明るく弾む。
まるで愛想を売りつけるような笑い方は、
サイモンに薬を渡すときに浮かべるそれとよく似て]
な なんでも、し して、してあげるよ。
[声に滲むのは、"だから"と、言わない見返りを求める"好意"。]
[男が彼女の為に働くとしても、それは無償ではなく]
あ あい、あいしてるよ。
マーゴは ぼ 僕の と とく、
…特別、だ だから。
[届かぬとしても身勝手に男が囁くは──*有償の愛の言葉*。]
[快楽の齎して呉れる空白は長くは続かない。
余韻は心許無く余計ににおちていく]
[ Down ]
[ Down ]
[ Down ]
[陰鬱を好まぬ気質は更なる快楽を求め、
冥い瞳は虚ろにパーティーを彷徨う]
お爺ちゃんはアタシを叱って呉れたわ
アナタは叱って呉れるヒトがいなく成って…
こんな莫迦騒ぎする程にサミシイの
こんな莫迦騒ぎする程にタノシイの
[ Down ]
[ Down ]
[ Down ]
此処はアナタの家なのに
帰れないなら―――還ればイイわ
アナタの居場所
きっと、もう
此処じゃないのよ
[抱擁の合間にサイモンの耳元へ囁いた言の葉。
今の従兄に届くとも思わずもおちていく心地を分かつ]
【人】 双生児 ホリーええ、お招き感謝しますわ、女王様。 (99) 2010/07/06(Tue) 23時半頃 |
【人】 双生児 ホリー[その表情は、虚ろな瞳は、暗い色を孕んでいた。玩具を取り上げられた子供のような、憤りの表情。外見に相応しいそれ。だがそのような子供とは明らかに違うのは] (115) 2010/07/07(Wed) 00時半頃 |
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