人狼議事


255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―

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ペラジー! 今日がお前の命日だ!


 ……終わり、ってことかな。

 なら、もう、あれはいいや。

[さあ、帰ろう。
 僕たちのうちに。]




 [   ―― もう会えない君に、 何を渡そう。 ]

 


【人】 司祭 ブルーノ

 ……

 良くは、ないな。

[>>5問われた言葉に、そう返す。
彼らに近づけば、ニコラスからショクだと告げられるのはその後。

[問うた、言葉。一瞬陰りを見せる表情。
彼が、語り始める言葉が部屋に反響し、
耳へと伝わる。]

 ………

[やはり彼の言葉に驚きはしないのだ。
記憶を司る器官もあるのは人なら当然と。

そして、人によって育てられたことも。
"人"ならば、そうであろうと。]

(19) doron 2016/10/13(Thu) 07時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

[そして、>>+5:43"人"と"ショク"の明確な違いを、
ぶつけられ、理解する。言葉はない。


彼は"人"ではなく"ショク"なのだと。
"ショク"と見るより、彼を"人"として捉えていたことを。]

 そうか。

[>>+5:44望む理由は、差し上げられないと言う言葉に、
三度目の言葉を告げる。

"ショク"であることを理解しても、
彼に対し、"ショク"と"人"の間を行き来する。

彼の言葉の締めくくり、それ以上、言葉はないだろうと分かる。

郵便夫の方を見、]

(20) doron 2016/10/13(Thu) 07時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

 邪魔をした。
 すまんな。

[そう告げ、彼らに背を向ける。
身体が重く、これ以上は動くのも億劫だった。]

 "人"と"ショク"は似ているな。

[彼らから離れる最中、そう呟く。
"人"は生命を喰らい、"ショク"は記憶を喰らう。
どちらも捕食者だ。

そして、その後、休息をとり、今日は終わりを告げたか**]

(21) doron 2016/10/13(Thu) 07時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

[休息を取ろうと、その場を去る時、
一言声がかかる。

足を止め、]

 咲けたか。
 良かった。

[皆既月食の夜にしか咲き誇ることは叶わない。
生きた証をその夜にすべて捧げるその花。

その時のために、蕾のまま生き続ける。
咲けずに終わるのは、寂しい。]

(33) doron 2016/10/13(Thu) 23時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

[見ることはできなかった。
そして、この先、見ることは叶うかは分からない。

そのまま、振り向くことはなく、誰かに引き止められることがなければ、そのまま歩みを進めた。*]

(34) doron 2016/10/13(Thu) 23時半頃

 ――この手紙を読む、誰かさんへ。

 どうしてここを訪れたんだい?暇つぶし?たまたま?
 どちらにせよ、そこに小猿がいたなら、彼の引取主になってくれないか?
 彼の呼び名はあるけれど、君が新しくつけるといい。
 二枚目に、普段僕が彼と接する時に気をつけていたことをまとめておいたよ。

 見つけたからには、彼を見捨てないであげてほしいな。
 二度捨てられるなんて可哀想だろ?


 連れていきたかった。本当はね。
 この先、彼を連れて行くことは出来ない。
 僕は総てをゼロにしなくてはならない。

 記憶を消すことが出来ないなら、思い出は置いていかなくては。


 そうだね、たとえそれで、誰かのこころを苛むとしても。


 君がもし、ここに僕を探しにきた誰かさんなら。

 忘れてほしい。
 君はどこへだってゆける。

 だからこそ、忘れるべきだ。


 何をかって? そんなの、君が一番わかってるんじゃないかい?
 どうせ、僕の要求なんて聞きやしないことも、知ってるよ。


 願うだけはタダだろ? 神様だって祈りゃ天啓をくれるんだ。


 君に全く心当たりがないなら――……

 そうだね、そのままでいるべきだ。
 僕が何者かなんて、君は知るべきでないし、探すべきでもない。


 そろそろ筆を置こう。

 大好きな友人だった君に愛をこめて。
 ――御休み、良い夢を。



……っ、

ブローリン!ニコラス!聞こえる!?
……ねえ、二人は、大丈夫なの!?

[暗くて息の詰まる場所に移動させられてから、パンがつっかえたみたいに響かなかった僕の赤い声が、また通るようになっていた。
空気の流れに乗せて呼びかけるけど、半端者の僕の声は元々遠くまで届きにくいし、"仲間"の気配なんて探れやしないから。
呼びかけて反応がなければ、もう、そこまででしかないんだ。]

僕は外に出られるようになったよ!
だから二人も、早く逃げようよ、ねえ!



………………、ばか、だなぁ。


[宛名も差出人も何もない手紙。
だけど、僕にはわかる。

いつだったか、この子が床を足跡だらけにしたものだから、
これからは開けっ放しに気をつけようと笑った墨も。
僕がいつ来てもいいように用意してくれた、
彼にとっては余分なはずの皿や小柄な服も。
雨の避難時に慌てて持ち出したはいいけど、
意味を成さずにびしょ濡れにされたおんぼろ傘も。
街で見かけるたびに嬉しかった、僕が選んだキャスケットでさえ。

何もかも"残した"ままの、思い出が沢山詰まった部屋。

僕がここに来ることを確信した上で、
僕の目の前にこうして、全部全部用意したままで、
忘れてほしい――だなんて、ふざけた望みを書き残すんだから。]


【人】 司祭 ブルーノ

[とても、綺麗でした。
響く声が耳へと届く。

背を向けたまま、一度目を瞑る。

数年の一度、記憶に刻まれていく花。

花はいつでも咲き誇る姿ばかり人々の記憶に残り、
枯れゆく姿は記憶に残らない。]

 その花の姿を、覚えていてくれ。

[短い生涯、その中の一度が、誰かの記憶に残るなら、
それだけで悔いはない。]

(71) doron 2016/10/14(Fri) 22時頃

【人】 司祭 ブルーノ


 あぁ、そうだ。


[再び、足を止める。]

 もし、古い髪飾りを見つけたら、

[指先に昨晩指先に当たった感触は覚えている。
どこかに落ちてしまったのだろう。

そこで、一度言葉を止め]

 持っていて構わない。
 もう、持ち主のいないものだ。

(72) doron 2016/10/14(Fri) 22時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[今日が館の最後の夜であると知るのはまだ先。
しかし、夜明けは迫る。

刻々と終わりが訪れていく**]

(73) doron 2016/10/14(Fri) 22時頃

― 邂逅 ―

[その屋敷へ訪れたのは、とても幼かった頃。
楓の葉程の小さな掌を伸ばして、優しげな面立ちの皺皺の手を取った。

幼子の"ショク"は、かくして初老の夫婦により館に出迎えられた。
その屋敷の"孫"として。

"ショク"は個体差が大きい。
食事の頻度も、体格も、寿命も。
まるで人間と同じように、バラつきがある。

幼子の"ショク"は少食であった。
食べる頻度も、量も。
ゆえに、体格も周りの人間より劣っていた。]


[幼子の"ショク"は食事に困ることなく、育てられた。
"餌"は、自らの引き取り手である老夫婦の"記憶"。

幼子が食事をする度に、彼らはひとつ、何かを忘れていく。
幼子とできた記憶を、ひとつ。ひとつ。

その度に、幼子は記憶していく。
忘れてしまった老夫婦との過去を。

そして――、

最後には、青年に育った幼子のことも忘れてしまった。]


[その夫婦は"ショク"に食事を与える前に、必ず記録した。
しかし、記録したことを忘れてしまっているために、彼らがその記録を読み返すことは無かった。

青年のショクの手元に残ったものは。
彼らから与えられた莫大な資産と、"青年"のみが知る思い出。

何冊にも認められた、彼らの記憶。僕の思い出。
何故、彼らがそこまでしてショクを引き取ったのかという理由だけは、書かれていることはなかった。]


【人】 司祭 ブルーノ

 ―終わりの日―

[ガチャリ。とどこかで音がした。
少し騒がしいその様子から、どうやら。]

 終わったか。

[そう呟く。昨晩のニコラスと郵便屋のやり取りから、
郵便屋は記憶を喰われたらしかった。喰われたものは、外に出れることを少々、安堵も覚える。]

 人間は"餌"でしかない、か。

[昨晩>>91ニコラスが言っていた声を口にする。]

 なら、私は餌となるのだろう。

[この館へと閉じ込めたものは、執拗に"ショク"を
欲しがっていた。ならば、"ショク"を殺すなどいうことも、ないだろう。]

(94) doron 2016/10/15(Sat) 09時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[つ、と扉を見る。恐らくは、ここは開きはしないのだろう。と、誰もいなくなり静まり返ったはずの廊下から、靴音が響く。

やがて、>>>80昨晩と同じように小窓に顔が見える。]

 私なら、いるが。

[こちらに気付いた、郵便屋が差し出してきたもの。
それは、]

………

[あの記憶に固執する歳でもない。しかし、彼の言うとおりであった。なぜ、それを口にしたのだろうか。

さぁどうぞと、彼の手の上にある"記憶"を見る。]

(95) doron 2016/10/15(Sat) 09時頃

【人】 司祭 ブルーノ

 あぁ、そうか。
 誰かに"記憶"を預けたかったのだろうな。

[記憶を失うことは恐ろしくはないのだ。
若きより年寄りから奪えと思うのも変わらない。

だが、忘れられてしまうことを、忘れられてしまったことを。それを寂しく思うのだ。]

 さすが、郵便屋というものか。
 届けずにはいられぬようだな。
 
[預ける相手を間違えたな、などと失礼なことを思う。
疑いが晴れることをという言葉に、
それが晴れたとして、出れることはないのではないかと思う。

"ショク"を手に入れたものたちにとって、餌も必要であろう。]

(96) doron 2016/10/15(Sat) 09時頃

【人】 司祭 ブルーノ

 
 酒か。
 久しく飲んでいない。

 そうだな。楽しみにしていよう。

[再び戻った"記憶"を手に。
そして、背中を向けさるその姿を見送った。*] 

(97) doron 2016/10/15(Sat) 09時頃

【人】 司祭 ブルーノ

―皆既月食の夜―

[司祭がいなくなった教会。
男が地下へと堕ちたその夜。

館に飾られた一輪と同時刻、
教会で同時に花が咲き乱れる。

そこで、誰かの誓いは交わされることは、
誰かに幸福が訪れることはあっただろうか。

誰かの記憶に。
残ることはできただろうか。]

(107) doron 2016/10/15(Sat) 23時頃

【人】 司祭 ブルーノ

―それから―

[町に1つ教会がある。
そこには、皆既月食の夜に花開く薔薇の庭園となっているという。

誰からも世話をされずとも、茨を伸ばし、あらゆる場所に絡みついたそれは、
整っていたときよりも、より一層生き生きとしているようにも見えるだろう。

その場所には2つ噂があった。
1つは、その薔薇が開くとき、その薔薇の前で誓いを交わした者達には幸福が訪れるという噂。

そして、もう1つ。

その薔薇が咲き誇るとき、記憶がなくなるものがいるという。

この教会にいた司祭も、その薔薇に記憶を喰われてしまったのではないか。
そう、噂されるようになって、どのくらいだろう。

今夜、また。
この教会は、咲き誇る薔薇に満たされる。*]

(108) doron 2016/10/15(Sat) 23時頃

【人】 司祭 ブルーノ

 ―――……と、まぁ。
 創り話だがな。

 誰の?勿論、私だ。

[グラスを持ち上げ、口をつける。赤い液体が揺れ、香りが運ばれる。

あの事件の後、開放されたのはいつだったか。あの後も、他にも"ショク"が囚われてきたか。

そして、幾度となく記憶を喰われ、いや、自ら差し出したと言ったほうが良いか。

若者から奪うより、年寄りから奪えと。
そこにニコラスの姿はあっただろうか。

記憶が消えたことを自覚したのは、
薔薇の咲き誇る姿を思い出せなかったときだった。]

(109) doron 2016/10/15(Sat) 23時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

[その姿を思い出せなくとも、後悔はなかったが、
やはり、寂しいと思う心もあった。

開放されたのは、いつのことだったか。
恐らくは、餌として役立たぬ。そう判断されたからだろうか。

二口目の葡萄酒に口をつけたとき、
カランと髪飾りが落ちる。

随分と古いそれを見る。
ずっと持ち続けていたそれは、どんな"記憶"を持っていたのだろうか。もはや、何故、これを持っていたのかは分からない。]

(110) doron 2016/10/15(Sat) 23時半頃

【人】 司祭 ブルーノ


 「――…落としましたよ」


[ふ、と顔を上げる。
拾い上げたその手は、自身と同じように。

皺だらけだった。*]

(111) doron 2016/10/15(Sat) 23時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

[約束を、お忘れでなかったようでなによりです。
そう、向い合せの席に座る男は言う。]

 この記憶は、他の記憶より、
 "大事"ではなかった、ということだろう。

[少々、失礼なことを言うが、
自身が忘れなかったことより、目の前の男が、
この約束を忘れなかったことに、良かったと思う。]

  
[そうして、そこに在るのは、互いに皺だらけの手が2つ。]

 随分と気の利く、郵便屋だな。

(117) doron 2016/10/16(Sun) 00時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

[ふ、と少し、表情に力が抜ける。
皺だらけの手に拾われた髪飾り。]

 持っていると良い。
 持ち主はもういないものだ。

["記憶"にも、その姿はない。
だが]

 葡萄酒は、好きか。
 ここの葡萄酒は…

[なるほど、
確かに、ここの葡萄酒は、

格別だ*]

(118) doron 2016/10/16(Sun) 00時半頃

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