人狼議事


316 【完全RP村】碧落の宙に、さあ一杯。

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【人】 歌舞伎座 キランディ

― 宇宙クジラの背 ―

[彼女の眉が下がった>>3:130 理由は戸惑いだろうか。
余り踏み込んでは、それこそ野暮な部分なのかも知れない。
そう頭の片隅で考えもしたが、]
 
 ……うん。
 
 君の踏み出した一歩が、
 何処かで誰かの背を押すかもしれない。
 僕は、そう思うよ。

[それだけ、伝える事を許して貰えるかな。]

(1) rakka 2024/02/19(Mon) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 スタート地点であり、
 休める場所でもある……。
 
[声に耳を傾けながら>>3:132 彼女の故郷を想像する。
男にも始まりの土地は在った筈だ。長く役割を演じる内に忘れてしまったものは、案外色々あるのかも知れない。

――そんな過ぎる諸々は一旦横に置き、今は不意打ちの撮影に勤しむ訳だ。]

 はい、ちーず、

[少し慌てた様子の彼女>>3:133 の、両手ピースの記憶を容赦なく切り取って]

(2) rakka 2024/02/19(Mon) 23時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 ふふ、君の目的は君のものだよ。
 野暮ではないと思うけれど……、

[映えるについてはよく理解しない男。
ただ、良い笑顔だと感じたから嬉しくなって笑う。]

 でもお酒も気になるところかな。
 伝説の一杯、作りに行こうか?

[やがて掛かるだろう虹を目印に。*]

(3) rakka 2024/02/19(Mon) 23時頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

rakka 2024/02/19(Mon) 23時半頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

― 虹の掛かる宙を眺め ―

[遠く宙を渡り行くような、煌めく潮の軌跡。
浮かぶ虹を追いかけて奪われていた視線>>3:105を、不意に、正気付くような心地で巡らせた。

先程まで確かに目に見えていた故郷≠フ如き景色がざっと遠退くよう消え――代わり、何時しか其処に、]

 ……、

[目を瞠る、一瞬の無言。

宇宙《うみ》であり、宙《ソラ》を映したかのような、
或いは、何時かに洋燈へ翳したカクテル>>2:42 のような、――鮮やかな碧>>3:78 。]

(11) rakka 2024/02/20(Tue) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[Barで見た姿とは違う。
然れど一度は理解≠オようと努めた身だ、眼前の美しき竜が彼だと認識する事も叶ったろう。
だから、]


 ムスタファ、待っていたよ。


[待ち合わせの友に声を掛ける気軽さで、笑った。*]

(12) rakka 2024/02/20(Tue) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

― 宇宙クジラで、 ―

 あれ、

[そっぽを向かれた気がする>>13
傍らに居るだろうミタシュと視線を交わし、ムスタファだよね≠ニ同意を求めようともするけれど如何だったかな。]
 
 記憶が飛んでるとか……じゃないよね?

[若干心配になってそう声を掛けもする。
別方向を向いた顔を回り込むように追い掛けて覗き]

 立派で綺麗な鱗だね、
 少し見ない間に大きくなって……

 もしかして気恥ずかしい?

[これは理解≠フ範疇ではないから想像だ。*]

(20) rakka 2024/02/21(Wed) 22時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

― 宇宙クジラ・きっと>>20より少し前 ―

[さて、幻も伝説もここは是非―― いっそ混ぜ込んだ一杯を頂きたいな。
それぞれの端末に記憶したこの景色と互いの笑顔は、やがて再びグラスを傾ける時にでも肴にして確かめよう。
その時には思い出した何某>>16>>17も聞けるだろうか。]

 みんな? フラグ?

[力を以て理解しようと、心の内を察するには足りない。
彼女が感じたものは彼女だけのものだ。ミタシュの言葉の端々から感じる煌めきは、きっと彼女の宇宙に漂う沢山の星屑の欠片だろう。]

 ふふ、

[だからこそグラスを重ねて――言葉を重ねて、知れる楽しみが在る。と願いたい。彼女が望んでくれるなら、それは男も同じ事>>3:132。]

(21) rakka 2024/02/21(Wed) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


[――そんな訳で今は一先ず、]


 映える瞬間、


 ……なるほど。


[叫ぶ彼女>>19 の勢いに一瞬見開いた目を細め、その横顔と虹を一緒に己の端末で切り取るなどするのだった。*]

(22) rakka 2024/02/21(Wed) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

― 宇宙クジラでかぷっとされました ―

 わっ!?

[吃驚した。しかし、痛くない。]

 ……??

[痛くない。しかし、吃驚したので暫く固まり]

 ――あ、
 もしかしてBarで昔のこと話したのを怒ってるのかい?
 それとも、勝手に力を使った事かな……。

[鳴る喉の音に不服さを垣間見る気がして、顔色を窺うように首を傾ぐ。謝るのに撫でるのは不味いだろうか、竜には逆鱗があったりするよね。*]

(25) rakka 2024/02/21(Wed) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[痛みのない甘噛みのため、途中から大型宇宙犬的なものを感じ微笑ましい訴え方だ…と思ってしまった男。内緒である。]

 んん、ごめんね。
 バレたくなかったんだね、きっと。

[咳払い、しおらしく謝りはする。]
 
 でも此処で会えてよかった。
 何か、心境の変化があったのかな……、ん?

[鼻先をひと撫でするのは許されるだろうか。
――何にしてもその向こう、離れていく『船』が見えた。*]

 あ、

(28) rakka 2024/02/21(Wed) 23時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[先程よりも緩やかな静寂へ、暫し耳を傾けるように口を噤む。竜の双眸に見える陰は、未だ晴れぬ葛藤だろうか。]

 ……、

[男の理解≠ヘ決して万能ではない。
つるりとした触りの良い鱗を撫でる事を許されて漸く、言葉を介さないのには厭いではない理由が在ると悟る。
――声を潜めて、囁いた。]

 ……此処は、不思議なところだね。

 僕には嘗て共に在った子らが見えたけれど、
 君は何を見付けて、何を思い出したんだろう。

[視線を上向けた。虹へ向かう『船』を仰ぎ、男は、今何処かで旅立つだろう彼等≠重ね見る。]

(31) rakka 2024/02/22(Thu) 21時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 ムスタファ、
 僕は今から僕℃ゥ身の旅を始めるよ。

 君も、君自身の心のままに在っていいんじゃないかな。

 今、気持ちよく飛べそうかい?*

(32) rakka 2024/02/22(Thu) 21時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[蒼穹──地上から見た宙、晴れ渡った空を称する言葉があると云う。

鮮やかな鱗は、男の眼にも碧空を彷彿とさせて美しい。
故にこそ、錯覚に近しい彼女の視界の揺らぎを解する事も出来た。]

 ふふ。

 ミタシュ、
 彼は美しいけれど怖くはないよ。
 もう少し近くにおいで。 

[なんて、片手で手招くようミタシュの背に触れ──理解≠フ極僅かな一片、深くではなく浅く、上澄みのみを注ぐように視界を共有しようか。
それが叶えば、彼女にも晴れ渡る碧の中でなく、今 共に佇む竜が見える筈と。*]

(49) rakka 2024/02/23(Fri) 22時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[伝わって来る声≠ヘ、
こどもの無垢な呟きのようにも思えた。]

 [柔らかな心に触れているような]
       [錯覚かも知れない、けれど]

  …… 取り戻せない?

[反芻して呟いた。
束の間半眼だった竜の瞼が持ち上がれば、影のない其処に見えるのは彼方への想いなのだろうか。
そっと窺うが、男は己の眼を自負は出来ない。]

(50) rakka 2024/02/23(Fri) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[しかし、]

 寂しい、と思ってくれるんだね。

[聞こえた言葉に、思わずそう溢した。
それは即ち──男にとっては──ただのキランディ≠友と認めて貰えたような、温かな心地を齎すもので、]

 ……、

[噛み締める様に、少しの間。]

 ふふ、そうか。

[相好を崩して、嬉しげな笑みが漏れた。] 

(51) rakka 2024/02/23(Fri) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[一度こどもを思い出した心だからこそ感じる寂寥かも知れず、一過性のものなのかも知れない。男には解らない。
それでも、]

 じゃあ、
 一緒に旅に出るかい? ムスタファ。

[複雑な色を宿した眼を見て、そう口を突いていた。
広大な宇宙へ誘うにはきっと軽やか過ぎる誘い。]

 僕は色んなところを見て回る心算だから、
 君を辟易させてしまうかも知れないけれど。

[寂しげな瞳を変えられたなら、答えがどうあれ男は笑うだろう。]
[だから、断ったって笑い飛ばしたっていいんだよ。*]

(52) rakka 2024/02/23(Fri) 22時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[傍ら、ミタシュの問い掛けを知る。
少しだけ、言い悩むように口元を擦り]

 旅、うん、旅に……

[何せ、男は名前さえ忘れ掛けていたから。
彼等の旅立ちを見送った今この時から、自分自身を探して、残して行く生き方をと。]

 ええと、ね、

[しかし、それを酒の抜けた素面で言うのは気恥ずかしく
──だって言葉にすると何だか少年の夢想のようじゃないかな──頬を掻いた。]

(53) rakka 2024/02/23(Fri) 23時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[今その言葉を濁す代わりに、向き合って彼女を見詰めた。
帰るところの話――其処に別れを惜しもうとする彼女の優しさを感じて、嬉しさに目を細める。]

 僕が旅に出ようと思ったのは、
 君と話しての事でもあるんだ、ミタシュ。

[賢者の終止符の切欠と、男の始まりの切欠が、此処には在った。彼女の白銀を抜け出した勇敢な一歩が、男の背もまた押している。]

 僕の旅が何処へ向かったとしても、
 宇宙Barにも、君の故郷にも、立ち寄る心算だよ。
 また逢ってくれるかい?

[電源を切ったままの端末を示すように掲げて、そう問いかけた。*]

(54) rakka 2024/02/23(Fri) 23時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 ……ああ、そうだね。

[この世の理を、覆す力は男にはない。
だからこそ、それを当然と受容して告げる竜の言葉が染み入る。]

 過去は取り戻せない。 
 僕たちが歩むのは、これからだから。

[覗き込んだ目は鏡のようだ。
そこに映る己の姿を見て、その奥の彼へ、笑ってみせた。]

(61) rakka 2024/02/23(Fri) 23時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 うーん、駄目かい?
 いざ断わられると寂しいな……。
 でも君のカクテルは美味しいから、Barの損失になるだろうしね。

[腕を組む。]

 僕が店員に? はは、それは面白いな。
 でもマスターが許してくれるのか、とか、
 僕は僕で決意をこう……、

[悩んで首を傾いだところで、]

 ああ、きっと楽しいよ。

[それにふたりだともっと楽しいよ。≠ネんて。]

(62) rakka 2024/02/23(Fri) 23時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

  
 君は、僕に切欠をくれた。
 君と話して、僕は僕≠思い出せたんだ。

 ふふ、君は知らなかっただろうけれどね。
 ……とても感謝している。
 本当だよ、ムスタファ。ありがとう。

[真っ直ぐに竜を見据えて、叶えば今一度その鼻先を撫ぜようと。*]

(63) rakka 2024/02/23(Fri) 23時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[一度宙を仰いだ彼の視線。
戻るまでを待ち、見詰め返したその色を知る。]
 
 君に魅力的だと言わしめたなら、
 僕のお誘いにも未だ可能性はありそうだ。

 そうだね、先ずは話をしよう。
 美味しいお酒と一緒に。
 その時間は、
 
[――そして話したいことも、
   今だから話せることも――]

 たっぷりとあるからね。

[雄弁な竜の瞼に、笑みを深めた。]

(72) rakka 2024/02/24(Sat) 14時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[返る言葉に、吃驚を伴って瞼を開く。]

 それなら僕たちは、
 互いに互いを思い出す切欠になれたのかな。

[この宇宙で、それは稀有な事ではないだろうか。]

 とても素敵な縁だと思わないかい。

[近寄る鼻先をそっと撫ぜて、嬉しそうに囁いた。*]

(73) rakka 2024/02/24(Sat) 14時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

― それから ―

[宙への誘い>>69に、男は躊躇なく頷いた。
ミタシュは如何だっただろう。]


 ああ、乗せてくれるかい。
 君と一緒に宙を飛んでみたいな。


[何を忘れても、どうやら浪漫を感じる心は内に在るものだ。少しそわそわと浮き立ってさえ居る。*]

(74) rakka 2024/02/24(Sat) 14時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

― 少し前、 ―

[言葉が無くとも伝わるもの>>75が在った。
理解の範疇でなく、心の縁を得ての事なのだろう。]


 君の言葉は、
  疾うに僕の心へ染みて《影響して》いたよ。


[男もそれ以上言葉にはしなかった。]

   [―――そうして、]

(82) rakka 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 あれ、

[男が竜の背へお邪魔したところ、先客が其処に居た。
つるりとした鱗に上手に捕まるギロチンを潰さないように位置取りし、宙の旅には良い日だね≠ネどと声を掛けるけれど反応は如何だったかな。]

 ん?

 ! ――…っと、
 大丈夫そうかい? ミタシュ。

[不意の振動に反応してそちらを見れば、ミタシュが降って来る。空から女の子が――否そこまで高い放り投げじゃないね。
伸べた両腕で確りと受け止めた後は、竜の背を掴む男の腕の間に抱え込もうとも。]

 ムスタファ、こちらは準備オーケーだよ。

(83) rakka 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

― 宙へ ―

[触れている処から伝わる、言葉にし難き源。
間近で広がる翼は、正に碧空の如く雄大だったろう。]

 ……、

[浮上する感覚。
潮の煌めきが、宙の瞬きが、近くなる。
歓声とも感嘆とも付かない声が零れた。]

 ―― ああ 、

[そこに理解など必要はなかった。]

(84) rakka 2024/02/24(Sat) 21時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 ……僕はきっと、
 君達と見たこの光景を、永劫忘れないだろう。

              ...

(85) rakka 2024/02/24(Sat) 21時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

― 少し未来の ―

[男はその日宇宙Barのステージに居た。
一区切り付いたところでカウンターへ赴き、そこで新たな客を知る。]


 ようこそ。
 彼のカクテルは、飛び切りだよ。


[歓迎の意を示しつつ、二人の客をそっと眺め見る。

どんな様子か男の眼から一概には言えない。が、少なくとも表情を読み易い方の白い男はもう一方に懐いているようで、美しいカクテルが生み出される過程にも顔を弛めて、若干燥いでさえいるようだった。
――さておき。]

(104) rakka 2024/02/24(Sat) 23時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[竜人と客の間に何かしらを感じ取ろうと、勝手に理解≠オようと試みる事はない。
ただ以前は辛口カクテルを主軸とした彼が、過去を経て今作り上げた一杯を、感慨深く見据えていた。]

 ふふ、僕が名付けていいのかい。

[声掛け>>96 に軽く笑って口元を指で擦る。]

 ……それなら、

[少しの間。
脳裏に描く、あの日共有した光景を。]

(105) rakka 2024/02/24(Sat) 23時半頃

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