人狼議事


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視点:


サイモン! 今日がお前の命日だ!


【人】 FSM団 ミナカタ

[俺の放った銃弾は狙い通りにホワイトの銃を持った手を撃ち抜き。

奴の嘆きにも似たそれは
今までと似て明らかに異なる
…――まるで狂人の叫びに聞こえた。>>3:88

その様子から不気味さに拍車がかかり、ビクリと肩を揺らす。]


 私は、なんだってんだよ―――…


[何も俺は、少なくともテメエの命までは取ろうとしてねえんだから、なんて甘い話が通じるとは思ってねえけどよ。]

(0) dix73 2016/04/14(Thu) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ



 チッ、わかってるよ、んなこたあ。


[グリーンの言葉にそう答え、>>3:91
甘い考えは捨てて覚悟を決めるしかねえかと息を吐く。

俺はいつまでも銃口をちらつかせられてんのが
気に食わなかったから手を狙ったってのに、
奴はもう一丁持っていやがったし、気は進まなねえが仕方ねえ。>>3:89

逃げるためには、仕方ねえんだ。

そして、そんなことを考えてるから
想定外のことに何処かへ向け撃たれた銃弾への対応が遅れ、そいつは左腕を掠める。]

(1) dix73 2016/04/14(Thu) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ



 ―――ヅァッ……!!


[痛てえ、痛てえ、畜生。
掠めただけだってのにこんなにも痛てえなんてよ。

大事な脚や利き腕じゃなかっただけマシ。
そう考えても痛てえもんは痛てえ。

血を流す左腕を垂らしたまま、今度は手じゃねえ、
なるべく致命傷を狙える箇所、さっきグリーンが掠めただけの
奴の細い体の中でも比較的でかい的―――…
腹の辺りを目掛けて二発目の弾丸を放った。*]

(2) dix73 2016/04/14(Thu) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 …は、

[放った弾丸がホワイトの腹を撃ち抜いたのを見て漏れ出た息は、笑いじゃねえし、安堵でもねえ。

奴が撃ったあらぬ方向への銃声に一度身を竦ませたが、今度のやつは俺の体のどこも掠めることはなく、このボロ家の壁を抉っただけだったか。

口から赤い血を零し、白い錠剤を拾い飲み下すホワイトのその様をただ見ていた。

ザマァとも、イカれてやがるとも思わない。
ただ、間違っていたと繰り返される言葉が呪詛みてぇにひどく頭に響く。

銃を持つ手が微かに震えているのを隠すように、左腕の傷口にその手を添えるようにして。
ひどく胸糞が悪い吐き気にも似た気分を噛み殺しながら、消えていく命…クズの命だ、俺も、ここにいる、いた、全員等しく価値がねぇそれを、阿保みたいにただ見つめて深い溜め息を吐いた。*]

(5) dix73 2016/04/14(Thu) 14時頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 わかんねえよ、そんなこと。

[グリーンの力ない問いかけは誰に向けられたものかはわからねえ。
そして答えもわからねえ。

ホワイトから視線を外さないまま、外せないまま。

イヌを引き入れた豚か。
金に目がくらんでこの作戦に乗っかった俺らか。
クズの群れに乗り込んできたイヌか。

解のねえ問答に、先まで噛み殺していた胸糞悪さを吐き出すように呟く。]

(18) dix73 2016/04/14(Thu) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ



 …全員、間違ってたんだろうよ。

[ああ、我ながら頭の悪い、くだらねぇ解だ。
わかりきった、どうしようもない答え。]

(19) dix73 2016/04/14(Thu) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[ホワイトがうつ伏せに倒れる。
確かめに行く気もない。
あいつは死んだ。
最後まで、わけがわからねえことを言い続けて。

俺が、殺した。]

 ッ…クソ……

[左腕に添えていた銃を握ったままの腕で眉間を押さえると、睨むようにその屍を見つめたまま、
誰にか、何にかもわからない悪態を喉奥から絞り出した。*]

(20) dix73 2016/04/14(Thu) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[無言のままホワイトの屍を見つめていたのは何秒くらいか。
多分そんなに長い時間じゃないが、妙に長く感じられた。

グリーンが体を起こした気配を意識の端に捉えると、眉間に手を当てたままそちらへ視線を移す。

わかったら教えてくれよ、と笑った顔に口端だけ上げて笑い返したつもりだが、今自分がどんなツラをしてるかはよくわからない。]

 それまで生きてたらな。

[テメェが。

…俺が。

死ぬ気なんてさらさらないのは変わらねえが、目の前のホワイトの死に、死にかけのグリーンに、今まで避けてきた死に対する想像力が無駄に働きそうになるのに緩く首を振って。

そういえば外が静かになった気がする、と、その意味を思えば今一度溜め息をついて、豚の死体が転がる先、重い扉を見た。*]

(22) dix73 2016/04/15(Fri) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[がた ん

見やった扉が音を立てる。

眉間から手を離し、銃のグリップを握りなおす。
ぬるついて滑る気がするのは左腕に添えた時に血がついたのか、汗か、それすらも判別がつかない。

手元を見ることもなく、入ってくる奴の方に全神経を集中していた。]

(28) dix73 2016/04/15(Fri) 02時頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 よお、Mr.ピンク。

[口元を歪めて声をかけながら、下げたままの腕の先にある銃のトリガーに緩く指をかける。
ピンクの野郎の様子は出て行った時とはまるで違うのくらいはわかるさ、外で何があったのかも想像がつかねえほど頭は温かくねえ。

ああ、クソ、指先すらやけにぬるつく気がする。]

 …約束…?

[グリーンに向けられたピンクの言葉に片眉を上げて呟くが意味を考える間はなかった。]

(29) dix73 2016/04/15(Fri) 02時頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 言っただろ?
 “俺は死なねえ”って…、よ!

[ピンクが俺に向かって言った台詞を合図に右腕を跳ね上げ、銃口を突きつけ返す。

早撃ちは既にこの小屋でいくつか行われたのは百も承知。
先手必勝が得策だ。

だが即座にトリガーを引かなかった理由は俺にもよくわからない。

一人やったら二人も同じ、と思えるほど俺はサイコじゃねえし、
多分、俺は、俺が思う以上に奪った命の(クズの命だってのに)それが重く暗くのしかかっていた。

なんせ俺は、“臆病”だからよ。*]

(30) dix73 2016/04/15(Fri) 02時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[何がおかしいんだか、ピンクの野郎は薄気味悪い笑みを浮かべたままだ。>>31
どいつもこいつも、狂ってやがる。]

 ああ、とっとと逃げてえよ?
 テメェらみてぇクズの上にイカれた野郎どもと心中なんて御免だからな。

[チキンと詰られようが今はもうそんなこと、わかりきったことを気にはしねえさ。

此奴を殺らなきゃそれも叶わねえ、それはわかっているのにトリガーにかけた指が躊躇いに微かに震える。

乾いた喉が張り付きそうだと唾を飲み込もうとして、刹那、鼓膜を震わせたのは耳触りなひでぇ叫び声だ。>>32

絞め殺された鴉だってあんな声は上げやしねえだろうそれが、ピンクの声だと理解するのはこの短時間で何回もきいた音が響きわたってからってんだから、救えねえ。]

(33) dix73 2016/04/15(Fri) 03時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 ――っ…ぐ、ぁっ…!

[飛んできた弾の一発は左脚を掠めて、痛みに膝を折りかけるのを堪えた太腿にもう一発が突き刺さる。

脚、俺の、これじゃあ走れねえ、クソ、ふざけんな、痛え、]

 この…っ、イカれ野郎…っ――!

[片膝を折り、崩れた体勢でピンクの方角へと銃口を向けたままのトリガーを引く。]

(34) dix73 2016/04/15(Fri) 03時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[俺を撃ちやがった忌々しいベレッタを持つ腕を狙ったつもりだが痛みでうまく狙いは定まらなかった。

ああ、この後に及んで銃さえ落とせりゃあなんて考えてる場合じゃない。
わかってんだよ、そんなことは。

奥歯をギリ、と噛んで片膝が床に着くと同時、一発目の行方を見ないままに、低いピンクの身長より低くなった体勢から斜め上向きに、もう一発弾丸を打ち出したが、その行方もどうだったか怪しいもんだ。**]

(35) dix73 2016/04/15(Fri) 03時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[片膝をついて撃った先の銃弾の行方は目で追えてはいなかった。>>36
下げた視線の先には弾がめり込んでるんだろう俺の腿、
スーツの黒を血液の染みが見る間に広まっていく。

痛えと笑いながら言ってやがるイカれ野郎の言葉で、
どっかには当たったんだろって認識したくらいだ。>>37]

 うるっせえな…
 なにがそんなに可笑しいんだよ

 …―――ッ

[なんとか立ち上がろうとすると
脚にかかる自重が容赦なく痛みを訴えて。
呻きともつかない息を漏らしながら膝を床から離すも
立ち上がった身体はがくりと左に傾ぐ。]

(39) dix73 2016/04/15(Fri) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[グリーンの方を見ている余裕はなかった。
狙いを定めようと、一歩、左足を引きずり前に脚を踏み出す。

ピンクが撃ったのと同時か、とにかくその鉛玉が俺の右胸のやや下あたりから
脇腹へ抜けていったと認識した時には俺もトリガーを引いていた。>>38

腕を狙うなんて甘いことはもう考えてねえ。
奴の胴体に向けて撃てたのは、2発。]

(40) dix73 2016/04/15(Fri) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 ―――ゴホッ…

[弾丸がトンネルを開けた焼けるように熱い傷口を左手で押さえる。
深く息を吸うだけで体中のあちこちが痛え。

咳き込んだ口の中に鉄の味が広がっていく中で
だらりと下げた肩を荒い息で上下させながら
視線だけ睨め付けるようにピンクへと向けていた。]

(41) dix73 2016/04/15(Fri) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ


 痛え、痛えよクソッ…
 死んだら――…どうしてくれんだよ、チクショウ。

[恨み言を吐いて気づくのは、生まれて初めて死ぬってことを意識してるってことだ。

冗談じゃねえ。

すぐそこまで来てる気がするそいつの恐怖を
頭から振り払うように腕をゆっくりと上げると、
もう一発、どこでもいいから当たれよと銃弾を放つ。

ふらついた身体はその反動で後方に傾ぎ、
自分で作った血の模様の床の上にべしゃりと腰を落とした。*]

(42) dix73 2016/04/15(Fri) 19時半頃



 ――――良い子じゃ、ねぇ か……
 でも、まだ 「ふたり」じゃねえ
 な、


[ けたたましい笑い声を真似てやろうかとも思ったが、呼吸するだけで精一杯。薄ら笑みと役立たずな目を細める表情だけ、そっとピンクに向けた。

 ふたりでにげよう
 わるいようにはしない

 ――約束はまだ生きている。
 少なくともオレの中では]


【人】 FSM団 ミナカタ


 (BINGO)

[口の形だけでそう告げてはみるものの、二発の銃弾が奴の胴体に命中しても嬉しいとか楽しいとか、そんな気分になるわけもなく。>>43
ホワイトを撃った時と同じ、胸糞悪さだけが穴の空いた体に滲んだ。

血にまみれた床に腰をつき、ピンクを見上げるていになる。

俺を見ながら近づいてくるピンクと目が合い、チビを見上げんのは気分が悪りぃな、と、そんなことを考えて、ハ、と笑いに似た息を漏らした。>>44

親?弁護士?
助けて貰えたことなんてねぇよ、一度だって。
クソッタレな神にだって、そんなもの期待したことは一度もない。

3発目の弾がピンクに当たり、膝をつくのを見つめ、俺は、銃を床に転がした。]

(50) dix73 2016/04/15(Fri) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[代わり、懐に手を突っ込んで、緩慢な動きでシガレットを取り出すと銜える。]

 ッ…ゲホッ…う、ぇ…っ…

[深く息を吸い込もうとして、咳き込み、えづく。

口に広がるのは血の味ばかりで、どっからかはわからねえが込み上げてきた血がフィルターを汚した。

グリーンが立ち上がる気配がして>>49、ふらついた奴が近寄るのが視界の端に映る。]

 なんだよ…便所なら、付き添ってやれねえよ…?

[だってよ、もう――……]

(51) dix73 2016/04/15(Fri) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[チャリ、と金属が落ちる音と、タバコを銜えてない床についた手に何かがぶつかる。

それが何かは見なくてもわかった。

ピンクの銃口が此方を向く。>>46]

 そうかい。
 俺はテメェらなんざ、

 大っ嫌いだったよ。

[笑うように歪めた口端にまたシガレットを運び、また激しく咳き込んで。

車まで、こんなんじゃ、1人でだって歩いていけそうもねえ。]

 ああ、ちったあタバコ…

(52) dix73 2016/04/15(Fri) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[最期の言葉が音になる前に、鉛がド頭を貫いた。

仰け反り、仰向けに倒れた口元からシガレットが溢れ落ち、ジュ、と微かな音を立てて血だまりに沈む。

そうして、小さい、クズでケチな臆病者の命とよく似たそれは、灯火を消した。**]

(53) dix73 2016/04/15(Fri) 22時半頃


  ―― 終わったぜ、グリーン。

  なあ、……お前、



  どこにいる?


   (ころしてやるから)


[ すぐさま殺意の牙に咬み付かれないなら、だが。
 オレは触れようとする。

 ピンクの口元――呼吸と、
     首筋――血の流れと、
     胸元――鼓動を、

順になぞって確かめようとする。命を。頼りにならない感覚の中で、じりじり痺れて冷たい指先が、何より信頼出来る気がしたからだ。死に損なった手でなら、死に損ないの命を感じやすいかもしれないと考えたからだ]



 ……

 なン、だよ

[冷たい指先が不躾に口元と顎に触れて
雨に打たれた野良犬みてえに
びくりと背を跳ねさせた。

噛み付いてやろうかと歯を剝き出したら、
ずるりと手が下へ向かう。

首筋、胸元、――触れてくる氷みてえな指先に、
一瞬、黙って、
燃え尽きそうな程熱い体を寄せた。]


 
 
  ―― てめえを道連れにすんなら、地獄だ。
 
 


[ 触れた命は、まだ熱かった。
 ピンクの声と震えは冷たい指先によく伝わる]


 探して 、んだよ
 オマエが 一番“感じる”ところ


[ ピンクの胸の真ん中に手の平を押し当て、鼓動の熱を感じる箇所をゆるく弄る。そこはもちろん、肉や皮膚や着衣を隔てて心臓の真上。
 銃口でキスすべき最良の箇所]


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