人狼議事


52 薔薇恋獄

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[ 雷が降った瞬間、蛍紫には見えただろうか ]

[ 楓馬を連れていく女の後ろ姿 ]

[ それは日向(ひゅうが)のものか日向(ひなた)のものか ]

[ *後ろ姿だけで判別するのは難しいだろう* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

―――。

[耳に届いた言葉>>3:274を脳が拒否する。
そんな折、瞬く雷]

[消えた]

[腕の中の、温もりが]

[残酷な言葉だけを残して]

(0) 2011/05/21(Sat) 00時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 00時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[きえた。
いない。
いなくなった。
おいていかれた。
さいごに。



なんていっていた?]

(8) 2011/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[抱え込んだ腕の中。
その重みが消えても。
そのまま動かない。
動けない。
座り込んだまま。
瞳を開いたまま]

(10) 2011/05/21(Sat) 00時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 01時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

…………。

[動かない。
なにを言われても反応すらなく。
立ち上がらせようと腕でも引かれれば>>40、体から完全に力が失われているのが分かるだろう。
それでもなお、何も反応を示さない。
開かれたままの瞳は、何も映さない。
無理矢理運ぶ事でしか、その場を動く事はないだろう]

(44) 2011/05/21(Sat) 01時頃



      ――……楓馬

               莫迦野郎

      なんで、謝ったんだ。


            謝るのは、俺の方だ。


  


[ 思いを、受け取っていた ]
[ 彼の思いを ]

『…………ごめんなさい』
『手を……心を繋いでいないと』
『わたしは二人一緒には連れていけないの』

[ 無表情の謝罪 ]
[ それは何処で為されるのか ]
[ きっとそれは女と彼らが、初めて言葉を交わしたあの場所で ]

『……伝えて、おけばよかった』

『ごめんなさい』

[ 女は蛍紫を探してゆらり、ふらり ]
[ 彼が落ち着いた頃を見計らって、蛍紫の前に再び姿を見せるだろう ]

[ *楓馬に伝えきれなかった、もう半分の事実を伝えに* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

――……。

[いつだって大丈夫だと笑って見せて。
出来うる限りの事は自分でしようとしていた。
だけど、今は。
二人がかりで支えられても、それを気に病むことも無く。
玄関先まで辿り着いても。他の面子と合流しても。
呆と虚空を見つめたまま、瞳を見開いたまま。
唯一、呼吸で胸が緩やかに上下する以外、一切の動きはない**]

(67) 2011/05/21(Sat) 01時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 01時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 02時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[運ばれても、寝かされても。
出来の悪い蝋人形のごとく、身じろぎせず。
虚空を見つめる瞳を覆われ、無理に閉じさせれば今度は逆に開く事はないだろう]

[決して人には――相手が保険医であっても――素肌を見せないようにしてきた。
だからそれは、普段であれば絶対に拒絶する言葉>>75
だけど今はそれにすら、反応は無く。
もしそうしたら。あるいは、今濡れている服を脱がせても。
今はまだ抵抗も反応も無く。
無惨に焼け爛れた皮膚や――

――虐待の痕を晒す事になるのだろう**]

(81) 2011/05/21(Sat) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[体を拭くため、着替えさせるため。
あるいは風呂に入れるためでも。
脱がされようが動かされようが、まだ何の反応も示さない。
ただただ、呼吸を繰り返すだけ。

腕の中から一瞬で消えた温もり。
自分を支えていた二柱の片割れが折れ、そして残された言葉。
脆弱な心がそれを受け入れるにはもう少しだけ、時間が必要で]

[何らかの反応を示すのは、どれほどの時間が経ってからか。
置き去りにされて屋敷内を飛び回っていた羽音を聞いた時だろう**]

(85) 2011/05/21(Sat) 08時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 08時半頃


『蛍紫、話があるの』


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 20時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[雨風に打たれて冷え切った体。
風呂に入れてもらい、温まって。
けれどその間もやはり反応はなく。
付き添いを通り過ぎて介護レベルの手を必要とさせただろう。
素肌に触れられても目に光は戻らない。
囁かれた言葉も――記憶に、残らないまま]

[そうして、多大な手間をかけさせながらも再度部屋に運ばれて。
――その時だ]

[近付いてくる羽音]

(156) 2011/05/21(Sat) 20時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

ふ……ま、く……ッ!!

[掠れた声をあげてがばりと起き上がる。
聞きなれた羽音の、いつも傍にいた姿を探す。
けど、そこにいたのは音の持ち主……紅子さんだけ。
この賢い鸚鵡はどこで漏れ聞いたのか、既に事情を知ってるようで。
鳥に表情があるかはよく分からないけれど、どこかしょんぼりしているようにも見える]

(157) 2011/05/21(Sat) 20時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 20時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

……あ、れ……ここ……

[ゆるり。周囲を見る。
記憶が酷く曖昧で、でもここじゃない場所にいたような気がして。
思い出す――]

ぁ……あ……
楓馬君……楓間君、は……ッ!?

[おそらく室内にいたであろう栖津井に酷く狼狽した様子で声を荒げる。
ともすれば、またそのまま飛び出していってしまいそうな勢い]

(162) 2011/05/21(Sat) 20時半頃

[ 日向(ひなた)、という問いに女は頷く ]

『そう。――さっき、現状の半分を楓馬には話したのだけど』
『楓馬からはどこまで聞いているかしら』

[ 短い、問いかけ ]


『……そう』
『もっと早く、伝えに来るべきだったみたいね』
『ごめんなさい』

[ 一度、言葉を切って ]

『無事よ』
『これまでに消えた人たちも、皆無事』

『寧ろ危険なのは、今ここにいるあなた達のほう』


『もうすぐ、わたし(ひなた)の中のわたし(ひゅうが)が』

『あなた達に牙を剥く』


『――驚かないのね、この人』

[ 士朗に対する感想を、ぽつり ]

『傍からみたら幽霊がいて』
『それに向かってあなたが一人話しかけているだけのはずなのに』
『この人も、わたしと話せないだけで幽霊慣れしているのかしら』


【人】 墓守 ヨーランダ

栖津井せんせ……――
……!

[気付く。
用意の途中らしき薬。
そして着替えさせられている自らの格好。
(実際は入浴介護すら受けているのだがそこまでは頭がまわっていない)
見られた。知られた。気づかれた事に、気付く]

……せんせ。見た、んですよね……?

[ぎゅう。紅子さんを抱きしめて。
おそるおそる、問う]

(171) 2011/05/21(Sat) 21時頃

『…………一応、まだ手段はあるわ』

[ 言葉をたどたどしく紡ぐ ]

『普段のわたしは嫉妬や悲しみを見つけたら』
『直ぐに日向(ひゅうが)に全てを乗っ取られてしまう』
『そして悲しみにくれる魂を奪って』
『恋獄(ここ)に縫い止めてしまう』

『今回はそれがない』
『あなた達がわたし"達"に優しくして、宥めてくれたから』
『幾分か時間の猶予ができている』


『この猶予の間に、全員を此処から逃がすことができればわたし(ひなた)の勝ち』
『――間に合わなければ、薔薇恋獄の主――日向(ひゅうが)の勝ち』

『今は、そういう状態』


『日向(ひゅうが)は絶望や、失恋の悲しみに応じて力を強くする』
『日向(わたし)は恋の安らぎや幸福があれば、日向(ひゅうが)を抑えることができる』

『もし、あなたに好きな人がいるのなら』
『その手を離さないで』
『他の人も』
『繋いだ手を、絆を、信じて』


『それが、あなたにできること』


『もっと早く伝えておけば』
『わたし、楓馬と蛍紫を一緒に助けられたかもしれない』

『……ごめんなさい』

[ ぽつり ]


【人】 墓守 ヨーランダ

[一時は再びパニックを起こしたまま飛び出してしまいそうだったけれど。
栖津井に肩を押さえつけられれば、起きたばかりなのもあり振りほどく力もなく。
飛び込んできた紅子さんも]

『ランカ、ランカ!
オチツイテ!』

[ばさばさと周囲を飛び回られれば、どうしようもなくなり。
そうして少し落ち着いたところで――先の事実>>171>>176に気付いたわけで]

……忘れてください。お願いします。
誰にも、言わないで。

(179) 2011/05/21(Sat) 21時半頃

『……少し、複雑な話になるわ』
『日向は失恋した……言い換えれば、誰かから望まれなかった孤独な魂を好むの』
『逆に言えば、誰かから愛されている魂は、日向の手から救いやすい』
『逃がすのが容易い、ということ』


『……克希は此処に何度か遊びに来ていたわ』
『そしてわたしも日向(ひゅうが)も克希が誰かから愛されていることを知っている』
『その相手は此処にはいないみたいだけれど』

『楓馬も同じ』
『誰かから愛されているから』
『逃がすことができた』

『それだけのこと』
『あなた達から見れば、愛する人だけを奪われたような状態で』
『理不尽なのは百も承知よ』

『でも、恋人になるまで待っていたら、間に合わなくてどちらも死んでしまうかもしれない』


【人】 墓守 ヨーランダ

……っ……!?

[他の人も見たという言葉>>182に動揺の色を浮かべ]

……最上先輩、と、あと……誰、が。
けーし、くんは……

[達、と。複数形で言った。
せめて、せめて。
一番知られたくない人が、いなかったことを祈るしかなくて]

……本当に、僕は、大丈夫ですから。
見なかったことに、してください……

[見過ごせない、と言われても。
誰かに頼るということは、とても、罪深くて。
だからただ、忘れて欲しいと。言うしかない]

(184) 2011/05/21(Sat) 21時半頃

『ありがとう』

『蛍紫は本当にやさしいわね』
『楓馬が好きになるのもわかる気がするわ』

[ ちらり、士朗を見て ]

『まずは、そこの人に信じてもらえたらいいわね』


『……本当に変わった人ね』

[ 将棋盤を出し始める士朗を見て少し呆れたように ]

『百年近く亡霊やってるけど、こんな反応も初めてだわ』
『見えないか、見えたら逃げるかのどっちかしかなかったもの』


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