人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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アラン! 今日がお前の命日だ!


【人】 ろくでなし リー

[ヴェスパタインの叫びと共に、弾かれたように自らも政治家を追う。
何も出来なかった、して来なかった自分だ。
せめて、何かを。戦う事の、何かをしたいと。そう思った。

退路を塞ぐように。そしてアランとともにヨアヒムを押さえつける。

…それに気付いたのは、悲鳴>>2を聞いてからだ。
自分を信じると、自分のことを人だと保証した、
否、それよりも何よりも、]

アランッ!!
……っくしょう!!こんなトコで、魂抜き取っていきやがんのか!

[彼と交わしたモスクワ行きの約束。それが、今
無慈悲にも凍らされて行く臀部。雪鬼の存在の、証明]

(3) 2015/05/29(Fri) 02時頃

【人】 ろくでなし リー

[他にも彼らを追って来たものはいただろうか。
ただ、呆然と、倒れ臥した彼を見て]

…ざっけやがって。
雪鬼《スニェク・ディアボル》ゥウウ!!!!

[叫んでいた。やるせなさ。無力感。怒り。それは、なによりも、自分への。]

………わり。
……運んでやんないとな。アランの奴……

こいつは、どうする?

[かがみ込んで、尻の凍った男の腕を肩に抱えながら、尻を灼かれた男を一瞥し、言った**]

(4) 2015/05/29(Fri) 02時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 02時頃


─???・二人目─

[火掻き棒を持ったランタン職人が外へと逃げだす処刑者を追い掛ける。
アランがそれに続くのを見届けて、少女は菫色の瞳を細めた。

すい、と席を立ったのに、誰も気付かない。否、気付くことが出来ないのだ。周囲を見張ると名乗り出た、彼以外には。

  ふふ。
  駄目よ、せんせい。アランさん。
  外に出るのは、ルール違反だわ。

[酷薄な、けれど悲しげな笑い声が落ちる。完全に凍り付いた時間の中を自由に動く少女は、彼らが向かった先へと続く。
時間は、まさに処刑される男が火掻き棒をケツに押し当てられている瞬間で、止まっていた。]


  だから、これはペナルティ。

[吹き荒ぶ豪雪の中でも、少女の吐く息は白く曇ることはない。
ブーツが埋まるほどに積もっている筈の雪の上を軽やかに歩くと、ケツを焼かれるヨアヒムを押さえつけた格好のまま止まっているアランのそばに寄る。

それから、刻み付けるようにその顔を見詰めた。]

  アランさん。
  覚えてる?アランさんがここを出て行く時に、私がお見送りで散々泣いたの。
  すごくね、寂しかった。だから、帰ってきてくれたの、本当に嬉しかったのよ…?

[それだけ呟いて、冷気を纏った少女は男の背後に回る。
凍てついた指先が撫でるように服の上から臀部に触れると、その手を──そのまま肘まで一気に埋め込んだ。

ブチブチと何かが裂ける感触。
何かを握った少女の手が引き抜かれる。淡く光る桃の果実のようなそれが身体から離れると、途端にアランのケツが凍り始める。]


  …ねえ、これでもう何処にも行けないね。アランさん。

[お仕事も、無くなっちゃったし。

ちらりとケツを焼かれて絶命した男に視線を遣り。
それは果たして獣の声か、少女の声か。どこか陶然とした顔で、少女はすこし離れた場所で待つ彼を振り返った。]*


─凍った時の中─

  シメオン。

[さくり、雪を踏む音。
その足跡も、すぐに降り続く雪で見えなくなる。

彼のそばに歩み寄ると、両手に大切に大切に包み込んだ『それ』に、唇を着ける。
疑いと情の合間で見せたアランの涙。その意味はもう、分からない。
彼が粉々に引き裂いた1枚目の用紙には、誰の名前が書かれていたんだろう。

少しだけ歯を立て、味わう。
甘ったるいのに、微かな塩味。これはきっと、アランの涙の味だ。]


  ……食べて。
  おなか、減ってたんでしょ?

[利き手で包んだままの餌を、彼の顔の前に差し出す。
たべて、と唇がもう一度囁いた。]

  ……わたしね、シメオン。

[彼は受け取ってくれただろうか。
視線を落とすのは、顔を見て話せなかった頃の名残かもしれない。]

  (守られるだけのお姫さまなんかになりたいんじゃ、ないの。)

[続かない言葉の代わりに、俯いた頬に一筋だけ、人であった筈の少女の名残が伝って、落ちた。]**


  ─???・二人目─
  
[ 空気が凍る。

切り裂くような沈痛な空気が室内を満たした。

思わず周囲を窺った。
吐き捨てる息は凍えていない。
やけに生温く感じて、席を立つ彼女の場所へと足を踏み出した。]



[ アラン。

村の子供達の中でも最年長の彼。
自分を彼のことを兄だと呼んで慕っていたつもりだった。

彼女の指先が男の背中をなぞる。
きめ細かな肌が、繊細な動きで落ちていく。

何を、しているのか。
知らないふりは決してしない。]

  ケイ、ト………。

[これ以上汚れ役をする必要などない。

せめて誰かを殺すならこの手で。
既に彼女の大切な叔父の命を奪ったのは他ならぬ自分なのだ。

だから、俺がやらなければ────なんて、そんな理由があれば良かったのに。]



[ アラン兄。


村でも一目置かれる、みんなから慕われるアラン兄。

逃げ帰って来た自分とは異なり、村の外で仕事を持って立派に勤めを果たす姿。

自分が狙われる可能性を顧みずに名乗り出た潔さ。
誰かの名前を綴る時に、涙を流す優しさも、全部。

全部、全部、全部、全部全部全部全部。]


  ────…嫌いだった。


[ 氷が突き刺さる音。
止めることも庇うこともしなかった。

向けられた視線に、何処か抜け落ちた瞳がそこにあっただろう。]*


  ─凍った時の中─


[ 名を呼ばれる。

一瞬、遅れて肩を揺らせば包まれた両手に視線を落とした。]

  ………、……。

[彼女が、唇で食むモノ。
白い歯を覗かせてしゃぶりつく姿に呼吸も浅くなった。


それが、先程から静かに訴えて来る空腹に寄るものなのか、それとも。

分からない。
ただ、引き寄せられるように伸びる手に腕を伸ばす。

そっと白い腕を捕まえれば、わななく唇を一度、引き結んだ。]



  (  食べたくなんか、ない。  )

[一度目とは異なり、意識して差し出される魂を口にすることに、今更躊躇するなんて、どれほど馬鹿らしいことだろう。

それでも鼻腔を擽る薫香りに吐く息が湿っぽくなる。]

  ────、ッ

[耐え切れずに噛み締めた唇が微かに切れる。
そのまま鉄の錆びた味ごと口を開けてかぶりつく。

何滴か落ちる雫の味は酸味混じりのもの。
何処かしっかりとした食感はアランの責任感の強さだろうか。

確かに満たされていく空腹。
一度嬲れば止まらない欲求に確かに喉を鳴らして、鼻頭が痛む。

中途半端な言葉。
その続きを尋ねることはせず。]


[白く細い腕に落ちるのは一体、“何”だっただろう。]**


【人】 ろくでなし リー

[その場に集まって来ていたものの、動揺。それは痛い程感じ取れた。
悔悟を口にするオスカーに対して声をかけようとして、口を噤む。
自分のせいではないのか。自分が護られたから、アランは死んだのだと]

……何か言う資格、ねえよな。

[そして、ケイトの疑惑の声には首を振り>>34]

…俺が見た限りでは、何も。
ま、超常的な力扱う奴らだ。見て解んなくってもおかしくねえけどさ。

(44) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

— 自室・ベッド —

[アランの遺体を協力して運んだ後の事はあまり覚えていない。
ただ、酷い疲労と無力感だけが残った。
自信が人である証明。それと引き換えに、アランが死んだ]

……俺なんか殺してもしょーがねーってか。

[そして、投票の事を思い返す。2票。入った票に、何人かの動揺した様子が伝わって来ていた]

…『信じる』、なんて

[それで誰も疑えないままにするのは嫌だったから。だから、敢えて親しい者から選んで投票した。…それは本当に正しかったのだろうか。*]

(47) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

— 翌朝・酒場 —

[寒さの為か、頭が酷く痛んだ。
それでも、皆がいるであろう酒場へと向かう。
その目は、平坦な色をして目の前の世界を映した。]

……雪鬼、か。

[そして独り言のように喋り始める]

昔読んだ話でさ。未確認生物に探検隊の誰かが取り憑かれてさ。
取り憑かれた奴はもう『入れ替わっちまってる』んだけど、当人は、自覚がないんだ。
完璧にそいつであるかのように振る舞うんだよ。

……もしさ。自覚があるにしたって、さ。
完璧にそいつであるかのように雪鬼に振る舞われるんなら

…………いつもの情なんて 無意味だよなあ。

[落とすのは酷く昏い言葉。そしてそれは決意でもあり]

(52) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

俺は 疑うことにしたよ。
どいつも皆、平等に。
人間だって、確信が持てねえんだからな。

[昨日信じると言った二人。護り手のオスカーの事は、まだ、少しは信じていた。
なぜなら彼が自分を護ると言って、アランの尻が凍らされたからだ。
他の者が護り手ならば自分など護りはしなかっただろう…それも、希望的観測だが。

しかし、もう一人のことは。
既に他の者と同じ。
他の、大切な者達と 同じだけ 疑わしいと思った]

(56) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 23時半頃


【人】 ろくでなし リー

— 回想・昨晩 —

[オスカーの言葉は、ケイトの耳にも届いていたようで。>>60]

…そうっか。じゃあ、言っておくか、な。
あいつは…俺に、俺の事護るって言ってた。
投票より、前の事だ。
他にそれを知ってた奴がいるかは…わかんねぇ。

……この様子だと、あいつの言葉、他の奴にも伝わっちまうかな…

[次に狙われるとしたら、彼だろうと、そう思った*]

(65) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

[シメオンの言葉に顔を上げる>>64]

……みんな、もう『護り手』については…知ってんだろ?

雪鬼は複数で潜む事が多い。
たとえ一人ぐらい知らなくっても既に共有されちまってるだろう。

そいつの事は…一旦、除外だ。
で、それ以外から雪鬼を見分ける方法。
……確実な方法なんざねえ、が。雪鬼がどういう振る舞いをするか…どうすれば奴らに取って都合がいいか。
それは、雪鬼以外の…自分ら以外の人間が処刑される事だ。
その為にどう振る舞うか…これは、例えば、だが。出来るだけ善良で、さも雪鬼を探すかのように振る舞う。どいつにも自分だけは味方だと思わせる。…そうすれば、最後まで疑われる事はねぇ。

(71) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

…でもそれはあくまで一例だ。
実際どう振る舞うかなんざそいつらにしかわかりゃしねえ。
わざと疑われるような真似をするかもしれねえ。
…考えてったらキリねえよな。

アランがいなくなっちまった今、残る手がかりになるのは…
霊の声を聞く事が出来る者、だが。
……そうだな。
これについて、どう扱うのがいいと思うか、皆の意見を聞きてえ。

(72) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

[ドロテアの言葉>>70には、ゆるゆると首を振って]

…わり、小母さん。
俺はアランには…なんも聞いてねえんだ。

[そして、その前の言葉に考え込む]

……本性が……鬼、か。
鬼の本性……人の魂を食らう……

[くしゃくしゃと寝癖のついた頭をかく。思考が少しでも回る事を祈って]

(73) 2015/05/30(Sat) 00時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 00時半頃


【人】 ろくでなし リー

[ああ どいつもこいつもまるで人間だ。
まるで人間の中に雪鬼がいるのだ。上がって来る言葉を注意深く聞く。

まだ己は沈黙を守る。この中で客観的にも雪鬼から最も遠い自分の言葉は、昨日までとは重みが違う**]

(79) 2015/05/30(Sat) 00時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 00時半頃


─二日目・深夜─

  ──…酷いやつだって、おもうでしょ?
  平気で嘘吐いて、泣いたりして。
  自分で、アランさんを、殺したくせに。

[返事があるかどうかも分からない声を垂れ流す。
言い訳をしたかっただけなのかもしれない。
簡単に揺れそうになる決意を、肯定する術が欲しかっただけかもしれない。

届いたとしてもそれが声だけなのは分かった上で、泣き顔を隠さずにはいられない。]

  あのね、シメオン。
  アランさんが出てったときのこと、覚えてる?
  私はまだ子供だったから、すごくすごく寂しがって、たくさん泣いたよね。

[返事を待たずに、一方的に語りかける。
思えば、こんな風に彼と話すのは、皮肉にもこんな事が起こってからが初めてかもしれない。]


  改札で別れて、アランさんが見えなくなって、みんな帰って、それでも泣いてたら。
  あなたが手を引いて、連れてってくれたの。駅の近くの、モスクワ行きの列車が最後まで見える場所。「行こう、ふたりで。」って。

[そんな些細な事、あなたは覚えて無いかもしれないけど。少し、笑う。

坂を登った小さな丘。
笑い掛けてくれた訳でも、慰めてくれた訳でも無いけれど、列車が見えなくなるまで繋がれた手が離れる事も無かった。

あの後からだ。
彼の顔が見れなくなったのは。
大切な友人が心を寄せる幼馴染。
視線の合わない横顔だけは、こうしていても幾らでも思い描けるのに。]

  私。
  ほんとはずっと、お礼、言いたかった。


[叔父を殺した、はじまりの日。
いつになく気弱な声で彼が言った言葉を胸の内だけで反芻する。

ふたりで、可能性をつくろう。

ふたりで。その言葉があったから。だから、決めたのだ。]


  (あなたを、死なせたりなんてしないわ。何があっても、何をしても。)

[どれほどこの手が、汚れたとしても。
王子様を待つだけの姫君になんて、ならないと。]*


  ─二日目・深夜─

[ 「 酷いやつだって、思うでしょ? 」

濡れた目尻を薄っすら開かせた。
頬を滑る一滴は温かい。

無言で、縋るように掴んでいた相手の腕を握る力を緩めた。

ケイトが口にするのは、何年前のことだろう。
一瞬、思い浮かばずに眉間の皺を寄せた。

でも、彼女が言葉を付け足し綴る毎に風が吹き付ける。
雪混じりの風の筈なのに。

何処か、柔らかく、頬を撫でた。]


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