238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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この……私の術を、取り払う……?
たかだが小娘の影に隠れ、怯えて暮らすばかりであった臆病者の魂が……?
[信じられないと言わんばかりに呟きを漏らす。
こんなこと、あってはならない。
あの怯えた腑抜けが、地を照らす光になるなど。]
死に損ないの分際でぇぇ……ッ!!
[否。
寧ろ、太陽となり死より無縁の輝きとなった男に、ドス黒い呪詛を吐いた。]
麗亞ちゃん、これは、一体……!
何故、太陽が。
[太陽が頬に当たると同時、
何があったと問う声に宿るは若干の焦り。]
今に、堕としてくれるわ……!小癪な小童めが……!!
[普段の麗亞からは想像もつかぬ程地を這うような声で呪い]
なにゆえ?
何故と申すかッ!
その程度もわからぬ程、現代の聖痕の血筋は地に堕したかッ!!
…………申し訳ございません。
少々、取り乱しました。
……どうやら、サイモン様が最後の力で、私の術を破ったようです。
ですが、ある程度の力は削げていましょう。
…………どうぞ、貴方様は当初の目的を。
今、私は機嫌が悪いです。
[一つ咳払いをし、冷静を取り繕う。
しかし、声は苛立ちを隠さぬままに]
手間取るようなら……わかっていますね。
――私の家だからだよきっと。
血のみを重視し、
当主としての心得、引き継いできたもの。
其れを残す前に一族は皆滅びた。
[苛立ち顕わな彼女に、淡々と告げよう。
だが、続く言葉に成程、と。
確かにあの一族ならば。其の術を行う事もあるだろう。]
……情報ありがとう。
かの一族だけじゃなく、他の一族が弑される時にも。
同様の事が起こったら厄介、かな。
大丈夫、私の方は私が処理する。
苛立ちは隙を生む、だけだよ。
[告げれば肩の鳥を一度撫で、言葉を途切れさせようか*]
他の家はないでしょう。
あれはサイモンだからこそできた事。
世界の均衡を保たせる役をあの男が受けるなど、忌々しい。
[舌をも打ちかねない勢いで吐き捨てる。
そして、ふ、と笑い。]
心配には及びません。
嗚呼……これほどの激情、いつ以来でしょう……
随分と、懐かしいものを思い出させていただきました。
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へぇ……
「>>12>>13>>14 太陽が輝いていくその光景。
その光景を見て、彼は感嘆の声を漏らす。]
最後に、男を見せたってところなのかね?
[闇にまぎれて戻っていく心算だったが。 まあ、構わないかと。 光差す中を大須賀まで戻って行く事にしたのだった**]
(38) 2015/09/14(Mon) 02時半頃
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― 幕間 ―
[さて、遺伝子操作によって生み出された存在。 語り手に言わせれば有翼亜種である白羽だが。
彼の特殊な力は其れだけでは無い。 それは遺伝子操作を受ける以前の大須賀の血筋とも関係する。
天使を求めるのであれば純血に拘る必要はない。 むしろ逆だった。 白と黒の傍系をも積極的に招き入れ。 いつか自身の血に真の天使を生み出せるようにと。]
(50) 2015/09/14(Mon) 07時頃
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[そして、生まれた白羽。 羽根は灰色だったが、彼には生まれながらにしてもう一つの特徴があった。]
(51) 2015/09/14(Mon) 07時頃
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[大須賀ではない血族の聖痕。]
(52) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[やがて早世した母に代わり、大須賀の聖痕も受け継いだ彼だった。 もう一つの聖痕は不思議な特徴があった。
白羽自身の意思で自在に出現させたり消したりできるのだ。]
……母にも言われたものだよ。 この聖痕はめったに人に見せてはいけないと。
[大須賀の内部でのみ力を試す際。 両方の聖痕を出現させている時の力は通常のそれを大きく上回っていたのだ。]
(53) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[二つの聖痕が掛け合わさるその力。 二の二乗で通常の聖痕持ちの四倍の力が出たのだった。
その力で語り部とサイモンを葬った。 しかし、防御力が強くなる訳じゃあ無いのでダメージを受けるのは避けられなかったのだが。]
(54) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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仰代……?
[その違和感を口に出すのは躊躇いつつ。
だがしかし、まだ問いかける時ではないかと話題を変えた。]
水についてはありがとうな。
ただ、今はまだ自分の治療で大丈夫だ。
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さて……次はどうするか。
[サイモンを倒して浮足立つ12柱を各個撃破する。
そんな計画もあったのだけれど。 この太陽を見れば浮足立つどころか、連携を強めそうではあった。]
まったく、大したものだよ。
[そう呟くと、一度目を閉じる**]
(55) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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オスカーは、エフの事を思い出して。
2015/09/14(Mon) 07時半頃
オスカーは、エフが土御門を倒してくれたら楽なのだけれど。
2015/09/14(Mon) 07時半頃
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― 幕間 ―
[さて、投入されたドローン>>1:23であるが。
土御門のような専門家から見れば、機能的には物足りなさも残るであろう。 しかし、これを見たとある人間はこう語ったと言う。
「機械そのものに、感情が強く込められている」と。 その男も機械の専門家ではなく。
むしろ、工芸方面の人間だったと伝え聞く。 そんな人間だから、余計に読み取れたのだろうが。 ドローン然り、今はまだ眠る白羽の切り札然り。 そこに込められた想いを果たしてだれならば読み取れるのか。]
(86) 2015/09/14(Mon) 19時頃
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/*
一応業務連絡しておきます。
万一に備え、一応コミットは押しております。
/*
了解です!
私の所は、今の所私初回落ち>相打ちかなーとか考えてたりですよー。
(赤の頭人数ここらあたりで減らしとくかなという心算(メタい))
/*
襲撃設定はパスにしておりますが、こちらは誰かがセットすれば問題ありませんでしたよね。
申し訳ありませんが、本日はお任せ致します。
/*
私の方も落ちの可能性高そうなので、
襲撃はお任せします。一応パス予定と業務連絡。
麗亞さんお疲れ様です(手を振る
/*
はーい。
まぁ、相打ちになりそうだったら俺が襲撃合わせとくねー。
/*
白羽君ありがとう、
お願いします(深々頭を下げる
オスカーは、ナナオの事を少し思い出していた。
2015/09/14(Mon) 21時半頃
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[白と黒の太陽融合≪リ・ガーレ=サンライト≫ それを口にしていた大須賀の関係者も居た。
しかしながら、有翼亜種では届かなかった世界なのか。 今代でその資格があるのは言うまでも無く2名。
神威=アンジェ・ロイスかエフ……三黒 史夏であろう。]
(123) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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― 幕間 ―
[とある時期の大須賀において。 当時の当主はマッドサイエンティストと呼ばれるに相応しいものだったという。
そんな男の元に落ちたのは灰色の天使>>112 解析された遺伝情報>>115 それは白羽を生み出されるときに有効活用されたという。]
すべては、我らの悲願の為に。
(128) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
|
/*
一応、まだ30分ぐらいは反応するけれど。
コミットと襲撃設定しとく?
まあ、コミットしそうもない雰囲気だけれども。
/*
私は一応コミポチっておくね。
多分しそうにない雰囲気だけど……どうなるかな。
割と私は死ぬぞジョジョ―!!みたいにはしてるんだけど、
どうなるか、なぁ……
/*
一応ポチしておく?
いつものように朝仕事に行くと夕方まで帰ってこないし。
その場合、襲撃しとくかパスか決めといてくれると助かるー。
/*
白羽君のポチリはその場の流れで、よいかなとか
一応私はパスの予定。
明日は私ほぼ1日中いられるけどねー。
襲撃はそれぞれの小競り合いの結果次第かなぁ。
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― 幕間>>170 ―
……なるほど。 それは素晴らしいな。
誰か、白羽をここに。
[先代の大須賀が世間にはまだ秘匿されていた白羽の秘密をなぜ明かす気になったのか。 それはきっと目の前の相手に自分と同じものを感じたからなのだろう。]
この子の二重聖痕《デュアルースティグマ》から。 君ならどんな鉱石を作り出すんだい?
[そうして作られた鉱石。 それは今も大須賀の切り札として眠っているという。]
(174) 2015/09/15(Tue) 07時頃
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