人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示






─────…… 稜、

 




…………稜、こんな所で寝るなよ。


[名前を呼んで、その頬を手の甲で撫で付ける。

皆が寝静まったこの時間帯では、
音が暗闇によく響く。

唾を飲み込む音も、荒い吐息も、
全ては幼馴染に向けられて

必死に取り繕ってきた幼馴染の仮面は何処にもない。
そこにあるのは、欲を隠しきれない一人の男の顔だ*]


[覚えている限りの最古の記憶は、あまり良いものではない。
そして、いつまでも忘れられず何度も夢として繰り返した。

それは、未だランドセルも背負わない齢の頃のこと。
玄関に見つけた大きな荷物を抱えた女の人の背中に、
一生懸命に駆け寄り、今よりずっと低い目線で見上げる。

────その顔立ち、容姿は今や朧でしかないが、
父が言うには自分によく似ているとそうだ。]




 「どこにいくの?ぼくもいっしょにいく!」

[何も理解していない小さな子供の声は大きい。
それでももう一人の家族がやって来ることは無かったから、
きっと彼女は彼がいない時間帯を選んだのだろう。
細い足にしがみつくのは、幼子には精一杯の力。
分からないなりにどこか感じるものがあったのかもしれない。]

 『りょうがいいこにしていたら、むかえにくるからね』

[女の人は困ったように吐息を漏らした、気がする。
そうして白い手が頭の上に乗り、優しい声が優しい言葉を告げて。

母さんが帰ってくることは、二度と無かった。]


[自らの名前も正しく書けない幼子には
離婚、その二文字を受け止めるのは難しい。

いつ帰って来るのか、どこにいるのか
ぐずり毎夜のように泣いて父を困らせたのは言うまでもない。
やがて夜泣きのぶり返しのような悪癖が止んだのは、
言い聞かせる言葉を受け入れたわけではなく。

「ぼくがいいこじゃないからおかあさんはかえってこない」
ひとりで考え込み、結論を出してしまっただけ。

成長して正しい事実を受け止めた後も、
人にどう思われているか気にする癖は染みつき抜けはしなかった。]


[何を言われても、笑っていられるように頑張ろう。
頼まれたことは、なんでもしなきゃ。
いじめられていると分かっていたって、それは変わらない。
もう置いていかれたくなくて、変えられない。

でも、守ってくれる子が出来た。
笑っている時も、我慢出来なくて泣いている時も変わらず
いつでも優しい、同い年なのにお兄ちゃんみたいな子
例えばそう、テレビの中のヒーローみたい
そんな例えが似合うような、かっこいい子。]

 とうまくんは、もうヒーローだよ

[大人になった今では少しむず痒くなるような記憶
恥ずかしい言葉に返るのもまた、恥ずかしい言葉。
まだまだ自分を上手く隠せなくて、おどおどとしていた頃
しかし、その時だけははっきりとした口調で言い切った。
だって、それは本当のことだ。]


[彼はもう、友達なだけじゃない、特別になっていた。
この子だけは絶対味方でいてくれる、ずっと離れない
信じられることを、言ってくれたから

とってもかっこよくて、やさしい
だいすきなぼくだけのヒーロー。

でも、あれはいつのことか。
目の前で彼が転んで、怪我をしたことがある
心配して声を掛けたら、平気だって言っていたけれど
その膝はとっても痛そうで、嘘だってすぐに気づいた。
彼も、強がっているだけで本当は痛いことも辛いこともある
自分ばかり守られてばっかりじゃ駄目だって、思ったんだ。]


[でも、どこで間違えたのだろう────高校三年のあの日は来て
繰り返し続く夢も、変質した。

その夜もまた、彼の傍だからこそ必然的に
あの光景を、見てしまう。]


── 夢 ──

[小さいままの自分が、成長した幼馴染を追い掛ける
かつての自宅の内装も、子供として大人に縋り付く状況も
一見すれば、全く同じだ。

登場人物の成り代わりと、展開を除くのならば。]


 「とうまくん、まって!」

[声に反応し振り返った彼は、いつでも何も言わず
────とても、冷たい目をしていた。

きっと、望めばその口を開かせることも出来るだろう。
だけど、夢の中でも現実でも、どうしようもなく怖くて。]


[ヒーローのような男の子、
支えてあげたい大切な幼馴染。

優しい父は、けれど母と同じ家族で
兄弟のようでそうではない彼だけが、
あの言葉をくれた彼だけが、
不安にならずに接することができる相手だった。

初めて嘘をついて、他の人に対してと同じように
顔色を伺ってこれ以上嫌われないように振る舞うようになっても
思い出と想う気持ちは変えられなくて。

自分の恐怖心が投影された表情を、
もし、そんな彼に現実で向けられたのなら。
おれは一体どうすればいい。]


[夢の中の彼は玄関の扉を開き、何処へ向かうのか。
父が彼の母親を迎えに行ったように、
何処かの女の子の手を取りに行くのだろうか。

友人達との会話で、彼に恋人が出来たと知った時も
偶然その彼女と腕を組んで歩くところを見た時も
そんな風に置いて行かれた気持ちになった。

高校時代に告白された時は、悩むこともなく断っていながら
大学に入り女友達の気持ちを受け入れたのも、
孤独感を埋めたい部分は確かにあったのだろう。

何故、おれは戻ることが許されない場所に
何人もの女の子が、立つことが出来るのか。
────どうしておれでは駄目なのか。]




──── ん、 ……

[呼ばれた名に反応するように、ふと漏れる声。
撫で付ける感触に小さく身じろぎする身体。]


[名前を、呼ばれたような気がした。
引き戻された意識、開いた目には暗闇の中に浮かぶ輪郭
ぼんやりと見ていれば、すぐに像を結び。]

 とうま

[ああ、この彼は現実だ。だって、あの目をしていない。
何処にも行かずに、ここにいる。
それが嬉しくて、寝惚けた声で呼び返したのならば
へにゃりと緩んだ笑みが浮かんだけれど。
すぐにそれは消えて、心配そうに眉が下がる。]

 どうしたの、苦しいの?のみもの、持ってくる?

[二人だけの静かな空間、深夜の部屋の中
荒い吐息には寝起きの頭でも、確かに気づける。
覚醒しきらない頭は、口調と躊躇いを鈍らせる
こちらもまた、彼に手を伸ばそうとした。
想像上の冷たい目はどこにも無くても、
知らない熱がそこにあることは、未だ、認識の外。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

>>1:100



 帰っちゃうんすかぁ〜〜〜?
 つまら〜〜〜〜〜〜〜ん。



[冷却シートのフィルムの端っこを爪でひっかきながら、いかにも残念そうにした。しかし調子の悪いやつと居ても面白くはないだろうし、帰りたいなら仕方がないが…。
スポーツ飲料のペットボトルがベッド脇に置かれたのを横目に見る。岩動がベッドの端っこに腰かけるとまたベッドが軽く揺れた。]

 じゃあ帰んないで〜。
 三時間くらい笑える面白い話とかして〜……。
 あ、ついでにティッシュもとって……。
 あとキャス装備に新式つくって……

(27) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

[もたもたしていると、岩動の手で前髪を押さえられる。冷却シートを岩動に渡して、空いた手をのろのろ額まで持ち上げて、岩動にして貰ったように前髪を押さえた。
岩動の手が目の前に見えて、目を閉じて待つと、額に冷たいものがへばりついた。]

 う〜〜〜。きもち〜……


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[額に貼った冷却シートの冷たさを目を閉じて堪能していたが、岩動が上着を羽織る音で目を開ける。]

 薬局におれのキャス装備うってる……?
 うううううん…… ぁぃ……。

[上着を羽織り、外へ出ていく岩動の背中を見送った。
一人暮らしの自分の部屋で人を見送る少しの新鮮さと、家の中がシンとしたことによって感じる、ほんの少しの寂しさ。ご近所迷惑にならない控えめな音で部屋の扉が閉まった。]

(28) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[岩動が出て行ったあと、楽な姿勢を探して何度も寝返りをうつ。胃がアレな時は右側を下にして寝るんだっけ?左側を下にして寝るんだっけ?気持ち悪さが収まる姿勢は結局見つからない。

調子が悪い時はとりあえず水か。
寝転がったままベッド脇に置いて行ってもらったスポーツドリンクを手に取った。]


 ふう……

[起き上がる際に、微妙にせり上がってきそうな胃の中身に、殆ど反射で喉がものを飲み込む時のように動いた。
コップを取るのも面倒で、ペットボトルに直に口をつけて、せり上がってきたものを流し込むように水分をとった。]

(29) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

 

 …………。

[……で、おそらくは、飲み過ぎた。
吐き気を洗い流すようなつもりで一気に飲んでしまったせいだろう。いっぺんに胃に入ってきた水分が余計に気持ち悪くて、宇原はベッドで横向きの姿勢で丸まっていた。
今日一番強い吐き気を感じている。]

(30) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

 
[――胃が全然働いてないのでは?
これおにぎりの消化しようとしてます?
固定前にちょっと食べてえ軽く仮眠とってえ〜とかやっちゃったしな〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
寝て起きたら治ってないかなあ。
これ吐こうとしても出ないやつかなあ……
ただしんどいから出る時しか行きたくないですけどお??]

(31) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

 
[ハロウィンちゃん掛布団の温かさに包まれながら吐きにいってみようか行くまいかを悩み続けて約八分。

かわいい美少女にぶっかけるのは、ザーメンだけでいい。
おれはぶっかけピクチャーが大好きだが、ゲロをぶっかけるわけにはいかないぞ。悲しすぎるからな。

その思いが宇原を観念させた。

なるべく、余計な動きがはさまらないように。
ムクッと起きて。変なものを踏まないようにして。まっすぐ最短でトイレまで。後ろ手で戸をしめた。]

(32) 2018/11/30(Fri) 14時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[どんどん濃くなる吐き気に便器の蓋を持ち上げた。

顔を俯かせると、寝返りを繰り返したことで擦ってしまったのだろう、冷却シートの端がはがれかけてることに気付く。そこからシートが重力でめくれてくる。

ああ〜〜もう〜これ便器におちたら絶対無理です〜〜何分も貼ってねえわクッソ勿体ねえな〜〜〜〜〜……と思いながら冷却シートを額から剥がして、しゃがみこんだ膝の上にジェル面を上向きに置いた。

すぐにせり上がってきた吐き気に任せ、便器に向けて口をあけた。]

(33) 2018/11/30(Fri) 14時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[喉を通るツブツブした感覚。あ。米ですかね。わかります。舌に感じるゲロの味。一瞬目を開けた際、驚きに眠たげな目を見開いた。

うわっっっっっっっっっっっっっっっっっっ
何かまざってるっっっっっっっっっっっっっっっっ

ゲロに混ざった黒いブツブツに対する嫌悪感から追いゲロがせり上がる。
どぶっと溢れるように口から出てくる先程よりは少量のゲロをまた便器目掛けて吐きながら、理解する。あーわかった。わかりました。海苔だわ……と。]

(34) 2018/11/30(Fri) 14時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[同時に、美味しく食べられなかっただけでなく、吐いちゃうなんてせっかく餌付けして貰ったのに勿体ないことをしている申し訳なさでげんなりとしてくる。

つまった鼻の奥がつんとする。鼻と口の境界線で鼻水とゲロがせめぎ合っている。もう鼻も垂れそう。最悪。

3回目、喉を通ってくるゲロは随分控えめな量になっていて、お腹に力を入れたりして何度か吐く動作を試す。ついに一回出切った感慨を得た。

便器の蓋をして水を流す。膝の上の冷却シートを手にトイレを出た。]

(35) 2018/11/30(Fri) 14時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[下を向いたり吐いたり涙が出たりして、通った鼻が垂れてきているものの、詰まった分はやっぱり詰まっていて、はなをすすればゲロ成分が悪さをする感じがするし、口の中に米が戻ってきているし、寒いんだか暑いんだか、色んな要素にもうどうにでもしてくれという気持ちになりながら、台所の流し前に立つ。

手を洗って、コップに水をいれて口をゆすいだ。
順当に米が出てきた。]

(36) 2018/11/30(Fri) 14時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

 
[どっと疲れた気分と、盛大に吐いてしまったことにより驚いてやってきた謎の高揚感と、貰ったおにぎりを無駄にしてしまった残念さがない交ぜになった気持ちで、スマホをとりに部屋へ戻った。

岩動にメッセージを送る。

「メイさああああん 胃薬ほちいかも」 と。]

(37) 2018/11/30(Fri) 14時頃

ウツギは、イスルギにメッセージを送ってから、一回剥がした冷却シートをおでこにつけ直した。

2018/11/30(Fri) 14時頃


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2018/11/30(Fri) 14時頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[胃薬を買ってくれたらしいと連絡に、「♡サンキュ♡」という文字とデフォルメ美少女のスタンプをかえした。

とりあえず吐いて驚いたので落ち着かず、SNSを眺めたり布団でごろごろしたりしていたら、玄関扉のほうから、ゴツゴツ音がする。どうやら岩動が帰ってきたらしい。]


 おかえ……りぃ。
 メイさんなに……おれんち住むの?


[ベッドの上で半身起こしながら、岩動の両手から下がる大荷物に目を点にした。]

(45) 2018/11/30(Fri) 17時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[どうやら色々買ってきてくれたらしいが。
風邪ってそんなに色々必要になるイベントだったろうか。
何を買ってくれたのか見に、宇原はベッドをおりて、袋の中身を見てみることにした。]

 まさか新式が売っていた…?

[売っていない。>>38
ついでにいえば宇原はじゅうまんちゃんでクラフターもろくにやっていない。当然クラフター装備もない。要はさっきのおねだりは、作ってくれという意味であった。冗談ではなく作らせる気でいるのでしつこめに主張していく。]

(46) 2018/11/30(Fri) 17時半頃

 そんだぼんな"んですかね。
 俺は水だけでもわりと簡単に飲め……ゲホ、ズビッ……飲めるんすけど

 でも俺も、”煮るだけ”がでぎなびし。

苦手なものってそんなもんすよねーと、うんうん頷く。
 長い前髪のせいであんまり表情が分からないけど、凜堂さんは薬がそんなに苦手なんだろうか。
 まぁ、あんなものを「好き!」という人は少ないのだろうけど、なんとなくかわいいというか、面白いなって思った。]


 はび、もしあったらでいいんで。

以前風邪ひいた時に使い、少しだけ残っていた冷却シートは、この夏、あまりに暑かったため、寝苦しさ緩和にすべて使用してしまっていた。
 その後、結局買い足していなかったが、こういう事も起きるのだから、ちゃんと用意しておくべきだった。
 今更な反省。]

 あぁロック……ズビ
 勝手にしばっちゃうんで、じゃあ、番号を……

[本当は、あまり他人に教えるものではないのだろうけど、凜堂さんならば大丈夫だろう。]

 710107です。
 そごに、この部屋のナンバー続けでぐださい。


情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ウツギ 解除する

生存者
(5人 75促)

ウツギ
25回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.132 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび