人狼議事


20 Junky in the Paradise

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【人】 女中 ノーリーン

 ―大広間―

[使用人はサイモンの斜め後ろに下がり、グラスに満ちる液体を焦点の合わぬ目で見詰めていた]

 あ、……

[何を思ってか小さく身震いしながらも、女中はその場を動かない]

(3) 2010/07/06(Tue) 00時頃

[従兄の言葉を守らず薬を噛まずに飲み干したのは気紛れか。
味より喉越しより別のモノを求めたカクテルは、
其れでも味わい深く五臓六腑から四肢へと染み渡る]


【人】 女中 ノーリーン

 ……私は――

[押し付けられたグラス。
 色とりどりの粒が揺れるそれを、両手で握り締めるように持っている。
 乾杯の声が聞こえても、その声に応じる事もなく、ただ同じ姿勢でグラスの中を見詰めていた]

 す、
 少しだけなら――

[絞り出すような声で、誰にともなく呟く]

 少しだけなら、夢見る事も許されるでしょうか……?

[『許す』のは果たして誰であるのか。
 法に照らし合わせれば、決して許されぬその行為。
 けれど狂宴の最中にあっては、その判断さえ揺らぎ始めていた]

(13) 2010/07/06(Tue) 01時頃

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[言い付けをまもらぬ身は昇る為の助けが足りない]

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]


【人】 女中 ノーリーン

 私は。
 サイモン様の御命令とあらば、それに従いますから。

[不思議そうな表情のホリーに答える]

 この屋敷の全てが夢を見るというのなら――私も共に夢見ましょう。

 ――乾杯。

[震える声で呟くと、液体を一口含み、錠剤を一粒飲み込み、――そして]

(17) 2010/07/06(Tue) 01時頃

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[ひと舐め毎に意識はおちていく]

 ふふっ

[酩酊に零す笑みはアイに揺れる]


【人】 女中 ノーリーン

 全て終わったら――弁償して貰います。

[マーゴに答える声は辛うじてといった響き。
 中に半分程の液体を残して、グラスは手を滑り落ちた。
 かしゃあんと澄んだ音が響いて、散らばる雫と数粒の錠剤]

 嗚呼――……

[喉を焼く熱さが脳内へと駆け上がって。
 酒を嗜む事すらない女中に、その刺激は強すぎたようだ。
 ふら、と足元が縺れて、破片を避ける事も出来ぬままその場にくずおれる]

(22) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

【人】 女中 ノーリーン

 きまじめ は…… みせ かけ……

[ヴェラ>>21の言葉は、酔った頭にぐわんと響いて、意味を為さぬままに消えた。
 床に着いた手に走る感触で、飛んでいた意識が幽かに戻る。
 散った雫に紅が混じった事には気付かず、女中はただ上を見上げて]

 ああ、 まぶ しい……
 ここは、どこ……?

[灯りを見詰める瞳は瞳孔が開いて、眩しさに周囲の光景は霞む。
 それは世界が切り替わる合図]

(27) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

[歩くごと、ふらりと上体が揺れる]

 わ わか ら な

  わか わか らな い

[脳の血流まで犯されて呟く声も目に映る風景と同じにぶれる]


【人】 女中 ノーリーン

 嗚呼 パーティ――
 そう パーティ だったわね。

[上向いていた瞳を、ぐるんと正面に戻す。
 焦点の合わぬ眼で周囲を見回すと、透明な破片に塗れた右手を口元に当てた]

 うふっ、ふ、……ほほほほっ

[手付きこそ上品なものの、その手では隠し切れぬ程口角が持ち上がり。
 声を上げて笑った事など一度もない女が嗤う]

 皆様――私のパーティにようこそ。
 お、ほ、ほほほほほっ

(36) 2010/07/06(Tue) 02時頃

【人】 女中 ノーリーン

[それっきり意味のある言葉は発せなくなり、断続的な笑い声を上げながら、ふらりふらりと食堂へ向かう]

 さあ 遠慮なさらずに召し上がって――

[其処に賓客が並んで居るかのように無人の空間を見回すと、びしゃびしゃとワインをグラスに注いで乾杯する。
 血と酒の紅が混じり合い、もはや判然としない]

(38) 2010/07/06(Tue) 02時頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 02時頃


【人】 女中 ノーリーン

 あっははは
 貴女、持っているじゃない 招待状

[ホリー>>42に向かって指を差す。その先に何があったか、ともかく其れは招待状に見えていた]

 さあ、紳士淑女の皆様 早くおいでなさい?
 折角の美酒がなくなってしまいますわ

[開けた口の上にワインを零し、酒に塗れた顔で笑う。
 既に意識の混濁も、ダンスパーティのざわめきのよう**]

(45) 2010/07/06(Tue) 02時半頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 02時半頃


[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[スティーブンへ向ける眼差しの底は冥い]

 …


 シテ見せて
 壊シテ見せて

 アナタの世界
 アタシの世界
 何もかも全部

[一度たりともスティーブンにアイを囁いた事はない。
プロポーズされるまでもされてからも。
或いはアイを囁くまでもなく酷くぞんざいに扱ってきた]

 そしたら
 アナタだけでイイわ

[今まで囁いたどんな言葉より熱っぽく囁き、
擦れ違い様にスティーブンへと囁き彼の股間をなぞる。
開きっぱなしのチャックを引き上げていく]

 出来ないなら
            アタシの邪魔はしないで


[冥い眼差しを硝子の奥の目が上目遣いに受ける]

[彼女から、好きだといわれたことはない。
 彼女から、愛しているといわれたことはない。]

[どれほどぞんざいに扱われても、
 つかの間の気まぐれでも
 身体を与えてくれる女(ひと)の柔らかさにか、
 その快楽の心地よさに溺れてか]

 … あ あい あいして……る、るん だ。

[繰り返し、言葉で"愛"を囁くのは男の方。]


[耳元に囁かれる熱に、硝子の奥の眼瞠られる。
 どろりとした黒い眼に光が点く]


 ほ ほん ホントに?

 そ そんな そんなこと
 いち 一度も

[ごくりと唾を飲み下す。手の指が幻の柔らかな胸を
 もみしだくように指先だけが折れ戻り蠢き]



 し…こわ、壊す
 壊してこわして
 こわ…

 じゃ

 邪魔なん なんかしな しない。
 しない。

[小刻みに首を横に振る。]


[振っていた首かかくかくと今度は縦に振られる。]

 で、でき できるよ。
 ぜ ぜん 全部。

 こ 壊せばイイんだ?
 
[届かないと思っていたものに、届く手段がみつかったような
 希望が見つかったとでも言うように、声は明るい。]




 と とく 特別なのは
 … き きみ きみだけ だ だから。

 マーゴ




 ぼ 僕の特別は── き きみ だけなんだよ。
 マ マーゴ……

[口が横に広がり両端が上がる。眉を上げてみせて、
 目は輝いて──けれど、そうして象られる笑みは、歪。]


 『見せて』

[阿婆擦れは過程でなく結果を求める。
囁かれるアイの言葉にも、
呼ばわる声にも、
スティーブンを振り返りはしない。

囁かれた言葉はきいていたけれど、
歪な笑みは見ない]

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[おちていく意識の向こうに見ていない筈の、
彼の浮かべたのと同じ歪な笑みが見えた*気がした*]


[硝子の奥の目は、背中を見ている。
 囁きに直ぐの答えが得られずとも、
 いちど灯ったキボウの光は消えない。]

 こわ 壊す
 壊す。
 こわす。

[誰が隣にいようと聞こえないくらいに、
 その繰り返す呟きは微か。]

 な なん なんだって、できき できるよ。

[我欲の為に周りを構わぬ言葉は薬の為か
 ──もとよりの男の資質か]


 見せ、
  見せて

 みせ みせてあげる。

[繰り返すうちに、声は明るく弾む。
 まるで愛想を売りつけるような笑い方は、
 サイモンに薬を渡すときに浮かべるそれとよく似て]


 な なんでも、し して、してあげるよ。

[声に滲むのは、"だから"と、言わない見返りを求める"好意"。]


[男が彼女の為に働くとしても、それは無償ではなく]


 あ あい、あいしてるよ。
 マーゴは ぼ 僕の と とく、

 …特別、だ だから。

[届かぬとしても身勝手に男が囁くは──*有償の愛の言葉*。]


【人】 女中 ノーリーン

 ―食堂―

 うふふ 許しておやりなさい?
 其処のリトルレディは、ちょっとお姉様の気を惹きたかっただけでしょう。

[ローラを叱るホリー>>49を宥める。
 そしてローラへ注ぐ視線は、ホリーに対するのと同じ賓客へのそれ]

 御機嫌よう、二人の淑女たち。

[ホリー>>61に、優雅に裾を広げ挨拶を返す。
 傍らに視線を転じれば]

 ――あら、貴方もいらしていたのね。

(68) 2010/07/06(Tue) 21時頃

【人】 女中 ノーリーン

[其処には女中たる彼女の主の姿があった。
 けれどかつての主従関係など思い出せるはずもなく]

 うふふ、ようこそ私の城へ。
 とっても綺麗でしょう?
 天井にはシャンデリアが吊り下がって、床にはダイヤモンドが埋まっていて。

[自らの手を傷付けた破片も、反射の光数倍増せば光り輝く宝石と見える]

(69) 2010/07/06(Tue) 21時頃

【人】 女中 ノーリーン

 あらあら、あちらのダンスも楽しそう。

[視線を転じれば、其処には肌も露わに絡み合う男女。
 その姿は、蠱惑的な異国の舞と映っていた]

 まあ――なんて情熱的な踊りなのかしら。
 熱気がこちらまで伝わって、体が火照ってしまったみたい。

[正しく認識は出来なくとも、睦み合う姿に欲望は伝播して。
 その正体もわからぬまま、女は熱い吐息をひとつ]

 ふふ、今日は素敵なパーティになりそう――

(70) 2010/07/06(Tue) 21時頃

【人】 女中 ノーリーン

[恍惚の笑みを浮かべたその時、焦点の定まらぬ視線が這い蹲る青年>>64の姿を捉えた]

 まあ――なんとみすぼらしい犬かしら。
 これっ。ここから出てお行き!

[シニヨンをするりと解くと、ヴェラに向けて鞭のように振り下ろす。
 広がった栗色を乱しながら、二度、三度と]

(71) 2010/07/06(Tue) 21時頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 21時頃


【人】 女中 ノーリーン

 ぎっ!?

[髪を掴んで引かれると、上品さの欠片もない呻きが口から漏れた]

 こ、興奮ですって!?
 何をふざけた事を言っているのですか!

[ぎりぎりと引き寄せる力に、体はテーブルに向けて傾いて行く。
 ぶちぶちと音がして、頭皮に走る痛みに涙が浮かんだ]

 生意気な――この莫迦犬が!
 私に歯向かうおつもり!?

[ぴしゃりと平手でヴェラの頬を打とうとするが、酔いのせいか狙いは外れ、指先が掠めるのみ]

(76) 2010/07/06(Tue) 22時頃

【人】 女中 ノーリーン

 は、離しなさい……!

[ヴェラの笑みが獰猛な獣の其れに見えて、髪を掴む手をこじ開けようとするが、女の手では爪痕を付けるのが精々で。
 そちらに気を取られているうち、衝撃と共に片足が床を離れた]

 あっ―― 痛!

[バランスを崩して、無様にも顔からテーブルへ倒れ込む]

 よ、よくも――この――私を――!

[起こした顔に浮かぶ憤怒の形相。
 再び平手を振り上げ、男に叩きつけようとする]

(80) 2010/07/06(Tue) 22時半頃

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