人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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『ネェ』


   『ネェ』


               『アソボ?』

 




    だ

              れ、 だ――…  ッ…


 ああ


      ああ




            ああ




    手の鳴る 方

                  ど こ?                                    


…大丈夫。

……一人じゃない。

[職員室に入る前に、ちらと見えた人たちを思い浮かべた。
この呟きがどこに繋がっているか、知らない。]


【人】 飼育委員 フィリップ

−校舎内−
[影の落ちた校内を歩く。苛立たしげに、早足で。
 教室に向かっている筈なのに、いつまでも辿り着かない。]

何だよ、 何だって… …。


[響いて返る声。哂い声。
 少女の――そして。]

(21) 2010/02/27(Sat) 00時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 

『―― アソボ?』

 

(22) 2010/02/27(Sat) 00時半頃



   誰   、

          ――だ

 [声、 が  聞こえる。
  知っている、ような。 知らない、ような。]



 ああ?


            [おかしい、なにかが]


 [………]



           鬼?


【人】 飼育委員 フィリップ

[ひどく近くから聴こえた声にぎくりとする。
 その声の主が鸚鵡だと知ると、ゆる、と息を吐いた。]

……パメラか。脅かすなよ。
後でな、後で――。

[家に帰ったら。
 継ごうとして、言葉が掠れた。口の中が渇いて言葉が出ない。
 『出られない』
 声は、そう言っていた。]


冗談……やめてくれよ。


[足を止めて近くの壁に凭れた。
 ずるずるとその場に崩れると、鸚鵡は首を傾げて見上げて来る。]

(26) 2010/02/27(Sat) 00時半頃

[淡い水色のガラス球は何処かへ声を届けただろうか]

……みんな、職員室に向かったよ。
いま、どこに?

[同じクラスの人物の小さな声を。]

でも、ジェレミーの奴が一人で出歩いてる。
逃げ道を探す、とか言ってたけど。


『赤ハ鬼』

『ネェ』

『ネェ』

『アソボ?』


『ネェネェ、貴方ノ色ハ』




            『ナニイロ?』


[響く声]


      [哂う少女の声だけではない。]



 ――……赤……だ。
 いや、何か黒い……印が…。


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 01時頃



      とてもきれい     光で変わるの

            しろとくろ                                                    


ミシェ?

[きょとり、と目を瞬かせながら声の主の名を呼んで。]

……今、職員室の給湯所。
ハーブティー入れてる。

[報告も兼ねて淡々と呟く。
相手に、コップに注ぐ水音が聞こえたかは分からないが。]

ジェレミーもいるのか。

[確か、補習してたっけ。
と、思い出しながらあきれたようなため息を。]

一人は危ないだろうに。
…誰かと鉢合わせてたらいいんだけど。

[今、ピッパと一緒にいるとは知る由もないだろうが。]



   ―……、

         ――、…

     …

         ……  夕暮れの

  …   むらさ   き


           [うすむらさき。

                そう、答えた。]


『キレイ キレイ?』

『アカイロ、キレイ。』



『私ノ羽根モ赤――』



[そして。
 瞳の色はビー玉と同じ。

 夕暮の橙色。そこに黒の瞳孔が、ぽつんと一つ。]


『瞳ハ』



―― 瞳は、   橙色。

[鸚鵡ではない声が、色を、告げた。]


[夕陽を乱反射させたビー玉。
 きらきらと、色様々に。

 そして、今はその一つ。
 深い橙色。

 鸚鵡の目玉のように。]


っ、――

      ――……、

 [橙。赤。白。――薄紫]


          [誰かの、声。]


  [しって、 いる  こ  え?]

      どう、  して。

[今自分が置かれている状況と。]
[今此処で響いている言葉と。]

[錯綜して  揺れる。]


そ、そっちは貴公子さんで合ってるよね。

[自称した所は見たこと無い称号で呼ぶのは、
元カリスマ生徒会長]

もうじきそっちに一杯人がいくから、
かなり賑やかになると思う。

[かなり端的な説明は混乱した現状でも伝わって。]

あと、キャロにマーゴに、ヘクターに、
ドナルドとかシェリー君とかスティーブンス先生とか。

[思いつく限りの名前を挙げるが、
その中には職員室まで向かわない者が居るか。]

集まってる中に見えなかった人もいたから、
どっかで鉢合わせにはなってるかも。


【人】 飼育委員 フィリップ

う   わああ ッ?! !!!

>>@8何かが、撫でた。
 背筋を、首筋を。
 まるで皮の下を這いずる様にも。]

な、 ん だよ!
何なんだよ一体……!!

[ぼこぼこ。そんな異音にそうっと視線を向けるとその目が見開かれた。

 死体が
  ――烏が食む
 死が
  ――誰の

 そこに在った。]


……冗談だ、ろ。

(45) 2010/02/27(Sat) 01時頃


 鬼………


            鬼なのか?



     鬼は、何をすれば?


……ごめん、いきなりで私もまだよく状況が分かってない。

[怒りを抑えるために最大限感情を拝した声で]

不愉快な代物がそこらじゅうに転がってるから、注意してね。
ちょっと、頭冷やしてくる。

[そういい残すと声はしばらく沈黙を保つ**]


『オ友達』

     『オ友達ヲ』


『連レテ行ッテ アゲヨウ?』


              『ソウシナイト』


                     『貴方タチガ』


                         『――サレチャウネ、キット』


貴公子……なんか、そんな風に言われてるっぽいね。

[ほんの少しうんざりとした思いを滲ませながら肯定する。]

…そうか。
誰がいるのかまでは確認しなかったからその情報はありがたい。

[周りに気が動転してたんだな、と改めて思った。]

…他に誰を見かけたか教えてもらいたいんだけど。

[いいかな?と近くにいるなら、いつもの柔らかな微笑みが浮かんでる声だった。]


【人】 飼育委員 フィリップ

[異形を見る。
 こくり。小さく喉を鳴らしたものの、口内の水分はまるで乾上がったように感じる。]

……がう、違う、こんなの幻覚だ。
そんなばかなことって。

何言ってるんだ、何見てるんだ、僕は。
誰かを犠牲になんて、だめだ……!

[頭を抱えて蹲る。
 鸚鵡は寄り添うようにして居る。]

(55) 2010/02/27(Sat) 01時半頃

[脳裡に響く聲に、ゆっくりと、返す声。]

……だめだ、そんな事。
出来るわけ、ないだろ……。


[小さく、か細い声。
 出してるのは無意識下なのか知れない。]


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