人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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テッド! 今日がお前の命日だ!


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 23時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

―自室―

[一人の部屋。
甘い、甘い、濃密な薔薇の香の中、蹲る。
震える腕で、その身をかき抱くように。]

 ……ポーチュラカ……。

[愛しい名を呼ぶ声はただ、掠れる。

記憶の奥深く。
ハナスベリヒユの咲く夏の庭。
柔らかい金糸を靡かせて、此方に微笑みかける幼い少女。
甘く優しい声で名を呼ぶ、妹。

暖かく、優しい、記憶。]

(6) 2011/08/09(Tue) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 すまなかった、……僕が、……僕が……

[柔らかな記憶を雁字搦めに束縛するのは、罪という茨。

黒に近い、深い、深い赤色の花は、嘲笑うかのように、咲き誇る。]

 ……っ、……あぁ……―――ッ!

[部屋に響くのは、慟哭。

罪の重さに嘆く心と。
後悔の念に溺れる想いと。
今も尚、顔を覗かせる欲望と。

そんな黒い感情を糧に、黒い薔薇は、胸の奥に咲き続ける。]

(7) 2011/08/09(Tue) 00時頃

 ――……なんだ、これ。

[思わず裡で呟く。

ようよう見れば、それはセシルの身体に這う黒と酷くに通っていて。
気を失っている間に、彼に描かれたのだろうかと、
指先をこすってみるも、消えはしない。

それどころか、摩擦熱がそこから全身に伝うよう……。
先程、あれほど熱を放ったというのに。]


【人】 良家の息子 ルーカス

[黒は白を侵す色。

白薔薇の呪いなど受け付けぬほどに。


この心は黒薔薇に呑まれている*]

(9) 2011/08/09(Tue) 00時頃

……え〜と。

こんなんで、いいのかな〜…

[一応、健全な青少年なので知識はあるのだが。
何せ男同士は初めてである。しかも、女性との経験もない。
女の子にやるような感じでいいのだろうか、と、
かなり手探り気味にやっている。

肌すべすべなでなで。]


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 03時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 11時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[どれくらい、そうしていただろうか。

力が入らない足で必死に立ち上がり、窓の方へ歩み寄る。
夏の日差し。
蒼い空。
眩しすぎる其れに、目を細める。

甘い薔薇の香の籠った部屋の空気を変えたくて、窓を、開ける。
部屋の中に入り込む風は、乱れた髪をふわ、と揺らした。]

(49) 2011/08/09(Tue) 11時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ………ハナスベリヒユ……は……

[嗄れた声で、小さく、呟く。
中庭の一角、この時期に咲いていた花。

扉に近づき、そっと外を窺う。
フィリパやサイモン、ジョージは何処かへ移動した後だろうか。

もし其の三人の気配がなければ、扉を細く開き、中庭へと足を進めるだろう。
異国の空気纏う後輩がまだ其処に居れば、何か言葉を交わしたかもしれない。]

(50) 2011/08/09(Tue) 11時半頃

 ――……っ!?

[ヤニクに対して、あっと口を開きかけたタイミングで、
この場にいる筈のない人の声が脳裏に木霊した。]

 この声って、ノックス先輩?

[少しキョロキョロと周りを窺ったけれど、
もちろんその姿は見えず。

どうしよう、俺空耳が聴こえる年齢でもないのに……。
と、思いながら、どこかなぜか聴こえる理由が判る気がするのは、香る薔薇の芳香の為だろうか。]


…何しちゃってるんだ、俺。

うう〜。

[泣き出しそうな、情けない声。
今度ははっきりと、テッドに届いただろうか。]


 ――……えっと、なにが、どうしたんです?

[薔薇の香りで色々麻痺してるのか、
頭に聴こえた泣きだしそうな声を放っておくこともできず、
ひとまず頭の中で尋ねてみた。]


    『ああ、良い子』

           『あの子の想いはなんて甘美』

    『残した想いもなんて熱さ』


[新たな虜の訪れに、薔薇はうっとりと笑っている。]


………あれっ。オリオル君の声が聞こえるよ〜?
なんでだろ〜。

[後輩の声が聞こえたことに、不思議そうに。
その疑問が、一時的だが泣きそうな声を引っ込めさせて、いつも通りののんびりとした声を取り戻させた。]

元気〜?俺はあんまり元気じゃないよ〜。
今日も絶賛不健康児〜。

[冗談を飛ばすけれど、は〜、と溜息を一つ。]




    『君も素直になれば良いのに。』

[思った以上に忍耐力のあるもう一人には不満げな視線を向けるけれど。
 少しずつ浸食しようとするそれだけで、か弱い身体にはひどい負担となるのだろう。]


うるさいな〜。
童貞の執念なめるなよ〜。

[全くもって自慢できない。]

………俺の恋心、あとであげるから、さ。


 その感じは、やっぱりノックス先輩ですね。
 なんでって、俺が聴きたいんですけど……。

[脳内会話が成立したことに、若干驚きつつも、
それほどの驚愕がないのは麻痺しているからだろう。]

 俺は、まぁ、そこそこ元気ですけど。
 先輩って、気持ち的にはいつも元気そうなのに
 身体はおいといて、どうしたんです?

[なんだか結構失礼なこという間に、
聴きなれない声が聴こえて、流石にびくっとなった。]

 え?もう1人聴こえる??


 ちょ、え、なんの話してるんですか?

[童貞とか恋心とか聴こえて、あわあわ。]


こう…男への初恋っていうの〜?
俺の中にそんな感情があったっぽくて。

それがかなり衝撃だけど、その相手が嫌っているとばかり思っていた人で、それも衝撃で、且つ既に恋敵がいる上に、相手は多分俺のこと何とも思ってないだろうなという予想ができて〜。

前途多難すぎて泣けてきてるところ。

[さすがに、その恋敵と寝てしまいそうになっているのまでは省いたが、テッドに軽く説明する。
倫理観の強い彼にあっさりと言えてしまったのは、秘密の会話ができたことで、気持ちが緩んでいたからだろうか。]


 嫌い嫌いも好きのうちってやつだったってことですか?

[おそらく相手にとっては酷く重要なことなのだろうけれど、
どうものんびりとした口調が、それと感じさせない。]

 相手も無関心の振りしてるだけかもしれませんよ。

 それにどうせ後悔するなら、動いて後悔した方がいいんじゃないですか?
 一般的には。

[だからこそもあるだろう。
相手が知らない間に、倫理観の一つが崩れてしまった少年もまた、わりとあっさり無責任なアドバイスをした。]


うっさいば〜か!
俺、動く事のできるような…自分に自信のあるものなんか何も持ってないもん〜!

リア充爆発しろ〜!

[子どもっぽく、自分でもよくわからないことを言いながら反抗。はあはあと息を荒げながら]

……ああ、ごめんね〜。
話の途中だけど、ちょっと……取り込みそう……

[どこか虚ろな響きを乗せて。]


 俺もべつに自信なんて何もなかったすけどね。
 リア充爆発ってなんっすか???

[子供のように叫ぶ人に、きょとん。]

 ――……ただ俺は、どうせ後悔するなら
 自分じゃないとって言ってくれる人が良かったってだけで。

[ポツっと呟いた後黙るのは、取り込むと言われたから。]


[自分じゃないと嫌だ、と言ってほしかった。

最初に彼と…そうなりかけた時、誰にでも優しさを振りまく彼はそう言ってくれないんじゃないかと思って、拒絶した。

無自覚で臆病な心の奥にあった、それが真実。]


[はら、と涙が一つ落ちた。]


【人】 良家の息子 ルーカス

[扉を開くと、其処に残っていた強い薔薇の香に頭が痛んだ。
それでも外に足を進め、後ろ手に扉を閉める。
中庭に向かおうと廊下の先に視線をやった時、名を呼ぶ声>>75がして。]

 ……嗚呼。……中庭に、花を……
 花の、様子が……

[ぎこちなく笑み、問いかけに答える。
震える声は泣きそうで、それでも涙は流れなくて。]

 名前を……、僕を、名前で呼ぶのは……止めてくれないか……?

[何度、そう言っても、目の前の後輩は名前で呼ぶ事を止めなかった。
だから諦めていたのだけれど、今は、自分の名前すらも苦痛だったから。


「光をもたらす人」という其の由来は、あまりにも、今の自分とはかけ離れている。]

(77) 2011/08/09(Tue) 17時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 17時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 ……平気、だ。

 あの花が、……あの花を、……僕は
 ……見に、行かないと……

[あの小さく美しい花を、自分は守らなくてはいけなかったのに。

手折ってしまったのは、他でもない、自分自身で。]

 ……不相応なんだ、……こんな名前は……
 僕なんかには、到底、釣り合わない……
 
[ヤニクから離れるように。
名前を好きだと言う彼から離れるように、一歩、ゆるやかに足を進める。
其の足取りは、頼りないものだったけれど、それでもしっかりと、中庭に向けて歩こうという意思があり。]

 ……ポーチュラカ、……

[囈の様に、ただ、その名を呼ぶ。]

(86) 2011/08/09(Tue) 17時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[罅入った世界。
自分の手で壊し、自分の手で拒んだ世界。
身を苛む後悔の波から逃れたくて、更に罪を重ね。

結果的に、自分は、一人になってしまって。

心を縛る、その茨の痛みを、自業自得と享受するだけ。
もう、血も涙も、流れない。]

 ……有難う。

[其の花が綺麗に咲いていると。
告げてくれた後輩に、ぎこちない笑みを向け、礼を言う。

壁に手をつくその様子に、ゆるり、首を傾げる。。
その先に佇む、こちらを窺うように見る後輩の姿>>81に気付けば。]

 ……オリオル?

[薔薇が、強く、香る。]

(90) 2011/08/09(Tue) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[もう自分は誰からも必要とされていないと思っていた。
だから快楽を求め、縋りついてくる者達を拒む理由なんて、なかった。
自分の孤独を満たしてくれる者達を。
そうして、己を傷つける為の、新たな罪を与えてくれる者達を。

自分は、ただ、利用した。]

 この、薔薇の香か?
 頭が痛むくらいで……。

[こめかみに手をあて、目を軽く伏せる。
ぎしぎしと、軋むような、痛み。]

 ……大丈夫か? 
 この香に、……何か、あるのか……?

[ヤニクを、そしてテオドールを交互に見やりながら、問いかける。
薄々と感じていた異常の答えに、何か近付けるような気がして。

一歩、歩み寄る。]

(106) 2011/08/09(Tue) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ……眠っている、者からも……

[耳元に、幻のように甘い響く、其の声>>108

もうあの声は聞けないのだと。
あの夏の日に、全て失ってしまったのだと。

自分に言い聞かせ、薔薇の香ごと振り払おうと、ゆるく、首を振る。
僅か、髪に残った柑橘が、ふわり香る。]

 ……セシル…に……何かあったのか?

[後輩が口にする、同級生の名に、震える声で尋ね返す。

知っている。

仮初の罰は、後にまた罪となりこの身を傷つけるのだと。
知っているのに、その、仮初の安らぎを、求める。]

(113) 2011/08/09(Tue) 19時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ……わかっ、た。
 医務室に、だな?……僕が、……運ぶ、から。

 今、セシルは……何処に……、ッ!?

[声は罅割れた心に甘く沁みる。
痛みを伴いながら、深く、深く、沁みていく。

震える息を、吐きだす。
胸の奥が、痛くて、痛い。]

 頼む、から……、その声を……

[懇願するように。]

 ……其れ以上、その声で、喋るな……ッ

[拒絶するように。]

[突き放すように、弱々しい声で叫ぶと、一歩、後ずさる。]

(118) 2011/08/09(Tue) 19時半頃

……童貞より先に、処女失ってしまった……


[ふと気づいた事実に愕然として、思わず零した。]


【人】 良家の息子 ルーカス

[青磁に浮かぶ狼狽を隠しきれない。

黒い薔薇の茨が、胸を締め付ける。
幼かったあの時の自分を責めるように、ぎしぎしと。]

『どうしてお兄様は、あのとき私を愛したの?』
            『どうしてお兄様は、あのとき私を抱いたの?』

『どうして おにいさまも  しんでくれなかった  の?』

[軋む音。
脳裏に甘く響く、妹の声。]

(125) 2011/08/09(Tue) 20時頃

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