人狼議事


65 In Vitro Veritas

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 ――………


[あきらかに連れてこられた場所に不満を抱いている。
 だが、その表情は、周りの暗さも手伝ってか、見えることはない。]


でも、なんだろ。
なんか普段掃除してるとこと、違う。
なんだろ……

[それは本能が告げたのだろうか。
閉鎖された病棟は酷く無機質で。
そして数多のクローン達の、最期の悲痛な想いが残っているからか]


 掃除しているところって、どんなところだ?ニック

[ニックは掃除という名目でいろんなところに行っているはずだった。だから、自分よりは頼りになると、反射的に彼は思ったのだ。]


【人】 牧人 リンダ

ー 旧ソリテス中央病院B1:スタッフステーション ー

う・・・。

[何処からか聞こえてきた声に、彼女は目を覚ました。
ゆっくりと身体を起こすと、あたりが暗闇に包まれている事に気付いた。]

あ、れ・・・?

[確か、関連病院に当直のバイトに向かおうと空間転移装置に乗って・・・。
そこで記憶は途切れている。]

(36) 2011/09/26(Mon) 21時頃

【人】 牧人 リンダ

ここ、どこ・・・?

[用心深く立ち上がり、あたりを見渡す。
心電図モニターや電子カルテなどのパネルを認めれば、ここが病院である事は知れたが、その位置を関係を頭にいれていくうちに、気づく。]

ここ・・・、旧中央病院の・・・、移植科?

[幼い頃に仕事で忙しい父の様子をみに、よく通った場所であった。]

(46) 2011/09/26(Mon) 21時半頃

いつもはね、もっとぐちゃぐちゃだったりするよ。
だから今日の掃除はきっと簡単なんじゃないかな。
普段やらない皆にお仕事教えるためかなあ。

でもね、僕は普段の掃除のが楽しいよ。
散らかってるの、スッキリすると僕もスッキリする。
真っ黒な汚れ、綺麗になると僕も嬉しいの。

[根が几帳面なのだろう。
細かい性格の彼は掃除という仕事が性に合ってるようだ]


 掃除の仕事を教える?

[その返事に辺りを見回す。]

 掃除道具を探すところから教えるのか?

[掃除の仕事が好きだというニックの言葉にやや、眉を寄せながら…。]

 普段っていうか、これは普段じゃないだろう。

[それはいらいらした口調になってくる。]


[赤毛のところに、ニックもとどまったらしい。
 二人ついていれば大丈夫だろうと、そちらに構う様子はない。]


【人】 牧人 リンダ

なんでこんなところに・・・。

[疑問は尽きない。
古い記憶を頼りに壁伝いに転移装置へとたどり着いたが、動かない様だった。]

・・・、階段から外に出るしかないわね。

[そう呟いた矢先、何処からか大勢の人の声が聞こえて来る事に気付き、そちらのほうへと足を向けた。]

すみません、誰かがそこにいるのー?

[暗闇の中恐々と声を掛けながら。]

(198) 2011/09/27(Tue) 01時頃

【人】 牧人 リンダ

[ 階段付近まで足を運べば、階段を上がって来る人影に気付いただろうか。]

あの、皆さんどうしてここに・・・

[問いかけようとした矢先、『彼女』の姿は目に入っただろうか]

(201) 2011/09/27(Tue) 01時頃

【人】 牧人 リンダ

・・・

[階段から姿を見せた『自分』の目の当たりにして、言葉を失った。
ただ、某然と彼女を見つめる。]

これ・・・、は?

[ようやく絞り出された言葉。
自分には兄弟はいない。
自然妊娠で生まれているため何処かに父と母の卵子と精子が保存されている事も無いであろう。]

・・・、

[まじまじと、彼女の顔を見つめる。
瞳の色、鼻から頬にかけるソバカスに至るまで、彼女と全く同じ、それ。]

(205) 2011/09/27(Tue) 01時半頃

【人】 牧人 リンダ

たのしい・・・?

[目の前の、女が口にした言葉を耳にして、彼女の口は引きつった様にあげられた。]

たのしく、ないわよ・・・。

[彼女の身の上、導き出される結論など簡単なものであった。

しかし、人はその禁忌を犯したのか。

それを信じられるかどうかはまた別の話であった。]

(207) 2011/09/27(Tue) 01時半頃

リンダは、歪んだ笑みを浮べて立っている**

2011/09/27(Tue) 01時半頃


リンダは、セシルの言葉を聞けば、目を見開いて彼の顔を見つめた。**

2011/09/27(Tue) 01時半頃


牧人 リンダは、メモを貼った。

2011/09/27(Tue) 01時半頃




   あれは、


                 なんだ?



[ニックがもし見えるところにいれば、
 震える声と、同時に、何か怒りに満ちた表情が垣間見えるだろう。]


――――赦さない。

[それは、酷く底冷えした声で。
今まで一度も抱いたことの無い感情が渦巻いていた]


【人】 牧人 リンダ

[歪んだ笑みを浮かべた後、その存在から離れる様にくるりと背を向けると彼女はスタッフルームの方へと戻ろうとしたが―――… ]

…、電気が…。

[突然ついた明かりに周囲を見渡した。
やはり、そこには見覚えのある光景。
旧ソリテス中央病院の移植病棟。]

あ…、転移装置…!

[使用できるようになっているのではないかと足を向けようとして、近くにあるモニターが目に入り…、そこで… ]

(281) 2011/09/27(Tue) 23時頃

【人】 牧人 リンダ

[緑がかった灰の瞳が大きく開かれる。
その瞳が見つめる先のモニターに映し出される映像、それは… 、]

なに、これ…

[震える声が漏れた唇に、震える右手をあてた。]

(287) 2011/09/27(Tue) 23時頃

【人】 牧人 リンダ

だって、クローンはずっと意識も、自我も持たないままに眠らされているって…

[幼い頃に父に聞いた事がある。
クローンは何処にいるのか、と。
クローンも自分達と同じように生きているの?、と。

しかしそれは彼女の父が彼女に真実を教えれば、彼女が自分の元から離れてしまうだろう事を見越しての虚言。

移植医になってからも、彼女は臓器の摘出に立ちあった事は、無い。
そして、それが彼女の父の手廻しにより、作りだされている状況である事も彼女は知らない。]

(289) 2011/09/27(Tue) 23時頃

【人】 牧人 リンダ

うぇ…っ、

[こみ上げてきた嘔気に、堪らず腰を折る。

モニターで見た映像と、自分が今まで行ってきた移植という行為が、妙に生々しくリンクする。
その手を動かせば、自分の移植した臓器の生々しい触感が甦ってくるようで、またこみ上げる吐き気に膝をついた。]

(294) 2011/09/27(Tue) 23時半頃

【人】 牧人 リンダ

[頭に優しく置かれるその手 >>300
しかしその手が触れた瞬間、彼女はびくりと大きく震えた。

額を、頬を汗が伝って、落ちた。
カタカタと、身体が震える。

恐る恐る、振り返り、]

(307) 2011/09/28(Wed) 00時頃

【人】 牧人 リンダ

いやぁぁぁぁぁぁ――――っ!!!!!

[生まれてこの方、出した事も無いような絶叫をあげ、転がる様に『其れ』から逃げ出した。
自分の罪悪感に耐えきれず。

その声は遠くまで響き渡っていたかも知れない。]

(309) 2011/09/28(Wed) 00時頃

【人】 牧人 リンダ

いやぁぁっ、来ないでっ!来ないでぇぇぇっ!!!!

[少しでも『其れ』から離れようとするのに、それなのに。
背後からの足音に振り向けば、自分を追ってくる『其れ』の姿が目に入って。

半ば半狂乱で逃げ続けた。]

(315) 2011/09/28(Wed) 00時頃

皆が……
いなくなったのは……
戻ってこない、のは……


あのおっきいヨルのせいで……
ヨルは、帰ってこなくなった……?

他の、皆も……
帰ってこなくなった皆は……


ステラレタ?


[おかしい]

[こんなのおかしい]

[だって、壊れたからって取り替えたら]

[今度は僕達が、壊れてしまう]

[そして……棄てられるというのか]

なら……先に、壊れた方を捨てればいいのに。

[何故 どうして 僕達が**]


【人】 牧人 リンダ

はぁ・・・っ、はぁ、

[背後でドサリ、と何かが倒れる音とそれに近寄る足音が聞こえたが、振り返ることなく走り続けた。
元々運動は苦手であるから、すぐに息は上がってしまう。
徐々に足は止まっていき、肩で苦しそうに呼吸をした。]

(343) 2011/09/28(Wed) 01時頃

【人】 牧人 リンダ

[背後ばかりに気を取られていた彼女が、前からやって来る人物に気付いたのは大分距離が近くなってからだっただろうか。]

岩瀬、さん・・・!

[眼帯をした赤銅色の男を認めると、あがった息の合間に声をしぼりだした。
一緒にいる人は、公園でみかけた人物だが名を知らない。]

(345) 2011/09/28(Wed) 01時頃

【人】 牧人 リンダ

私、私、・・・、 貴方の手術・・・

[それ以上言葉が続かず。
手術、という単語にまたどうしようも無い嘔気が込み上げてきて、口を押さえ、壁に手をついて崩れ落ちた。]

(350) 2011/09/28(Wed) 01時頃

[部屋をドアの隙間から見る。
 そこにニックはいて、ぶつぶつと何かを言っていた。]





    大きいヨルのせいで?



               ああ、



[ニックの言葉に、心、染まっていく。]


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