人狼議事


8 DOREI品評会

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―― 舞台袖の個室 ――

こちらが恒例の、鍵になります。
商品が枷なしで暴れそうでしたら、
お客様の方で何なりご用意くださいネ。
勿論ご入用でしたら、こちらでも準備は致します。

[今回もやってきた主人にお決まりの文句で鍵を渡す。
品評会も、これで最後――。]


 奴隷として買ったのに、そこまで思われるのは主人冥利に尽きるのかしら。

[少し自棄にも聞こえる語調]

 ジェレミー様には、手紙を送るわ。
 今度お会いする時は、送ったカルヴィナの様子を楽しみにしていますって。
 ……でも書かないほうがいいのかしら?
 彼女の矜持を傷つけてしまいそうだもの。

[競り落として、誰かに贈る等、考えられなかった。欲しいから入札するのだ。
彼女の言葉は態度は、自分の方が主人であることをわからせればいい。

それを出来なかったのはどうしてだろうかと、思い、そして触れてくる腕に指を絡ませる]


― 舞台袖の部屋 ― 

[チャラリ、枷の鍵を貰って待機するのは、ツィーを買った時と、全く同じ。
 女が現れれば、口端に笑みを浮かべて]

 やぁ、No,5。
 此れからボクが君の主人だよ。

[無防備にアマゾネスのような女に鍵を差し込む男。
 僅かに、使用人の方に緊張が走って居たかもしれない。]


[そして、舞台上の狂宴が又始まったころ、又女は微笑みという名の仮面を被る。

舞台の上にはX型の装置。そして二人の奴隷。

戻ってきたヴェスパタインが、二人へと指示を出し始める――]

― →現在まで移動―


 意外かい?
 ―そんなに何も信用してない風に、見える?

[くすと笑みを張りつけた儘。
 カチリ、小さな音がして、彼女の枷は外れ足元へと落ちる。]


―客席―

[舞台上には、一人となった奴隷がいる。
買って欲しいと懇願していた少女]

 ねえイアン。
 最初はね? 彼女を貴方の相手に、と思っていたのよ。
 だからつがいで欲しかったの。

 二人奴隷なら、なんでもしてくれるもの。
 でも、……今は、――。

[指を絡める。視線は、舞台を見たまま。
その先は言葉にしない]


[何も無い、との言葉には笑みを深め、
 枷の音に視線を一度そちらへと向け、
 それから彼女を正面から陰鬱な伏し目がちで見る。]

 んーん。
 違わない、よ。
 君にとっては、そうだろうね。
 
[それから男は、無防備な背を晒して小部屋の扉を開ける。
 長く伸びる廊下は、控室から来る時に通った道。
 毛足の長い絨毯が、裸足の足を飲み込む。]


[そしてゆったりと振り返り]

 さて…
 ボクの部屋に、君に見せたいものがあるけれど。
 終わるまでは客席に居たいかい?

[自身の部屋に上がる階段と 会場の客席に続く扉と
 選択権をあげようと、笑みを向けた**]


[イアンが梱包を願い出ると、それを止める事はしなかった。
絶えず傍に置いておきたい、と思うほど恋情に身を任せたわけでもなかったし、傍に置いておくことで自身が弱くなってしまうのを止めたくもあったから。

それでも、二人にさせるのだと思うと僅かにつきりと痛む]


―客席―
[名を呼ぶ甘い囁き。場所と立場を忘れてしまえばまるで恋人同士のように]

 つがいは、私だって無理だわ、もう。
 貴方に誰かを抱かせるなんてこと。

[あの二人の少女を抱かせた時は、平気だったはずなのに]

 それでも、あの子を買いたいと思う要素があったら買ってもいいかしら?
 なんて、許しを請うのは可笑しいわね。

 買うかどうかは、私が決めるわ。

[少しずつ常を取り戻していく]


[椅子のある場所へ又戻る。
舞台に向かう前届いた言葉>>+42が、思い出されて少し困ったような顔になった]

 それでも私はこの客席に残ったのだもの。
 最後に残った彼女をちゃんと見ておかなくてはならないわ。

[椅子に座る前に、両手でイアンの腰を抱くように触れる。
扇子は取り払われ、その逞しい胸板に頬を寄せる。
腕の中に来れば、取り戻した仮面もすぐに落ちた。
彼がどのような独占欲を持っているのだとしても、問題はなかった。
似たような思いが、自分の中にもある。

後は、手放さないよう、離れないよう策を考えるだけ。
間近で彼を見上げて。キスを強請るように艶のある*微笑を向けた*]


[男は足音を立てず毛足の長い絨毯を踏み先へと進む。
 蜘蛛の巣の部屋の扉は開け放たれたまま。
 中には初老の執事然とした男がすぐに控えて居た。]


 ボクのタウティに紹介しようと思って。
 

[笑みと共に告げると、初老の男は部屋の奥へと向かった。
 幾枚もの薄布が揺れてまるで部屋の中に波が立つよう。

 暫くして、初老の男は戻ってくる。
 手にしているのは、太い縄。
 腰布一枚の屈強な男も3人、同じように縄を持って現れた。]


[音無き気配。
  艶やかな毛並みも美しい、黒き豹。]


 さぁNo,5――嗚呼、名前はどうしようか。
 No,2が言う「パトリシア」ってのが君の名前?
 問題なければそれで呼ぶけれど。

 …彼が、ボクの友達、タウティって言うんだ。
 特殊な育て方をしたから男にはただ懐くだけだけど…

 …――仲良くしてあげて欲しいなァ。


[柔らかな布を踏む前肢の先、尖った爪が光る。
 黒豹が一度口を開き赤い咥内を晒し吠える――声は、無い。]


[豹はゆっくりと歩みを進める。
 総重量100kgはあろうかというその美しい獣は、
 体をうねらせてパトリシアへと歩み寄る。
 其処が布の海でなくとも、足音がなることはないのだろう。

 初老の男と屈強な男達は、太い縄を豹から離す。
 猛禽類の瞳を、猛獣はじっと見詰め、機をうかがうかのよう。]


[男の客室 ゆっくりとパトリシアに近づく黒豹。
 室内に備え付けられたカメラは余すところ無くそれを写す。
  彼女が黒豹に犯されるのか、引き裂かれるのか、それとも――彼女が黒豹の首をへし折るのか。
  品評会が終わるのは後1,2時間後、それまでの期間に起きる事を何一つ漏らさないように。
  腰巻きひとつの男達は、命無き今は動かない。 

 開け放たれたままの扉。
 焚かれた香。
 鋭い爪と牙が、シャンデリアの薄布ごしの光に鈍く光った。

 豹はパトリシアを中心に円を描くようにして、じわりじわりと歩く。
 鼻息が布を揺らすと、連動して巣自体がゆらゆらと、揺れた。]


 初見はお互い気に入ったようで、
 ボクも嬉しいよ。

[扉の際。
 パトリシアの言葉に、満足げに言葉を返した。
 横目でカメラがきっちり作動している事は、確認する。]


 彼、今発情期なんだよね。
 ――だから少し、気がたってるかも。

[香焚き染めた部屋の中
 喉だけで呻る獣の声は、音として空気を揺らさない。
 部屋の中、布にいくつも付着する血の匂いもまた、獣を高ぶらせて居るのは間違いなかった。]


[さっきまで抱かれていた身体。肌に触れれば熱は呼び覚まされる。
ここで求めることはしない。人前に肌を見せることそのものは、抵抗感は薄かったが、仮面の下を見せるのは戸惑われたから。

口づけて暫し。触れていた体を離し椅子に腰掛ける。
熱が上がってくるのがわかって、我慢できる内に離れたけれど。
その腕に手は*添えて*]


[タウティと呼ばれる獣は、ゆっくりと女を中心とした円をまわり、
 腕に布を巻きつける様子も見詰め。
 彼女の言葉を合図とするかのように、そのたわわな胸元目掛けて飛び掛るのは、凄まじいスピード。
 だがそれは女の腕によって阻まれる。
 鋭い牙が減り込むと、ギリギリと骨の軋む音。
 それでも喉元へと押されると、逆に獣はそれを引き千切る事が出来なくなる。
  
 猛禽類の瞳。
 間近で、じっと硝子のような眼球が見詰める。
 ぐるると喉を鳴らす音が、空気を震わさないのは
 声帯をとられている事がわかるだろう。]


[女の声に、獣の牙を埋め込む力は僅かに緩む。
 瞳は逸らさず、逸らされず。
 獣の右の前肢が、少し浮いた。

 喉を鳴らす振動が、腕の骨に響く。]


 …――っふふ。

[男はそっと扉から離れた。
 まだ品評会は終わっていない。
 香焚く部屋から、タウティが自ら出ない事は確か。
 女の方が万が一逃げ出したとしても、屈強な男達が捕まえるだろう。

 獣は、未だ彼女の瞳を見詰めたまま
 瞬きも忘れたかのように、音無き呻りを続けている。]


― 蜘蛛の巣の客室 ―

[黒い獣は、女の左腕にがっちりと歯を食い込ませ、
 彼女の動きに合わせてじりじりと動く。
 それは機を伺うように、また睨み合うまま。

 鳴らぬ喉を震わせながら、彼女の猛禽の瞳に注視し過ぎたか、
 意外にもあっさりと横倒しにされ、首筋に噛み付かれ。

 ぐ、と首を前に押し出した時、猛る根が彼女の熱に包まれる。]


[犬歯を立てられる首筋。
 艶やかな黒の毛並みが波打ち、ふると震える。
 ぐん、と腰を押し出すが姿勢のせいでままならず。

 獣は彼女の腕から歯を引き抜くと、ぐいと前肢で彼女を押しのし掛かろうと力を込める。
 いくら飼い慣らされていようと、ただの雄の獣の動きで細かく揺れる腰は、引き抜くときには逆刺が彼女の内を傷付ける**]


― 客室 ―

[黒い獣は、ただ自身の種保存の本能からか
 もしくはまた別の物か。
 人間の女にのしかかったまま、獣らしい動きで腰を何度も突き上げた。
 屈強な男と初老の男は、そんな一匹と一人から眼を離す事が出来ない様子で。

 獣の限界は、早い。
 ぎちぎちと締まる女の孔に穿ったものは、
 酷く青臭い匂いと共に動きを止める。
 声無き唸りは、女の中に響く。

 ずるずると引きだす赤い器官は、ザリザリと女の中を未だ傷付けつつ。
 荒い鼻息を、ついた。]


 ふふ。
 入札――ちょとまってくれるかな。
 23:30だよね?


[男は手の中、小さな通信機に囁くように、声を紡ぐ。]



 ――ptは少なければ少ないほど、金額が下がるの?


ですねぇ。
1ポイント1000ドルくらいだと考えていただければ


1ポイントで買われる人間は、1000ドルの価値ってことですネ。
最高額が三百万ドル、です。


 そう。
 ――じゃあ、入札しようかな。
 1pt、で。

[手の中の通信機に、小さく言った。]


― 回想/舞台袖/個室 ―

[屈強な男の使用人を1人置いたのは、テッドに処置をしてる最中、志乃に寝首をかかれないとは言えないからだ。手元にはメスやカミソリといった凶器もある。]

……慎重と云って欲しいかな?

[ちりん、りん――と、異国の女から2つの鈴の音が聴こえ。
金の眼の青年の「卑怯」という評価に、ルーカスは肩を竦めて見せる。

使用人には、志乃を押さえるという目的も兼ねて、舞台と同じよう顎を青年に向けて固定させた。]

勃起させない方が、この後痛くないよ?

[青年を立たせたまま、下に穿いていた物を足首まで下げさせて、ルーカスは白絹の手袋を取り、片手にシェービングクリームを取りながら、優しく云う。
勃起させない方が、皮が余る分、メスや真珠を入れやすい=痛みは少なくてすむ。
じゅわり、泡が押し付けられる音が、青年の下肢に響いた。]


下手に動くと、大切なところ剃り落としてしまうかもしれないから
動かないようにね……―――

[そして、勃起しない方が……と謂いながらも、ルーカスの指先は、作業にかこつけて、まるで快楽を与えるように青年のペニスに触れた。
棒の上を剃る時は、押さえつけるように。
脇を剃る時は、自慰をするときのように輪を作り、根本から上に向かって擦りあげ、ぐっと横に倒す。手が滑った風を装い、何度も。

青年の其処は、反応したのだろうか。
どちらにしても、大の大人のそこが、小さな子のようにつるつるとしている……ある意味滑稽に見える様が出来あがった。]

さて、これからが本番だ。
椅子に腰かけなさい。

[志乃にしたのと同じく、青年の脚にある枷の錘を肘掛に置き、脚を開かせた。
まるで傅くように、ルーカスは青年の股間の間に、頭を寄せる。
煌めく銀の刃の先が、すっとペニスの表側、縦に3つ並べて傷をつけた。
裏に埋め込むと、勃起の際皮が張るので、埋めても抉れ出てしまう危険性が高い。故にヴェスパタインのドリルのように宝石が巻かれた其処を拝見することがあったなら、驚きを見せることだろう。]


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