3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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美術部 ミッシェルは、踵を返し、北棟へと向かう[12]
2010/03/06(Sat) 01時頃
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―畑→北棟一階トイレ―
[嘆きと悲しみの溢れる現場を振り返ることなく、 歩いて、歩いて
靴箱で上がろうとして中履きのままだったと思い出す。 そうして水の使えるところまで来ると、 まず服を染めた赤い色を流そうと
蛇口をひねって出した水流に頭を押し込んだ**]
(1) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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……どうしよう、どうしよう
もうわたし せんせい でいられない……
――…、
……、
…せんせい……
[どうしたら。]
…… センセ。
無理、しないで、いいよ。
『俺』が皆殺すから。
[送る とは もう言わない。
もはや 闇 と 同化した 声。]
[護る、とは言わない。言えない。
彼のようにはなれないし。
どうせ 傷つけるしか出来ないのだから。]**
みんな ころして くれるの ?
白銀 も 紅玉 も 濃紺 も……
ちかいちかい まだちかくにいるよ
濃紺がちかくにいる
鬼ごっこしないの か な
逃げないの か な
はやく逃げなくていいの か な ?
(みんな)
(ころすから)
(あそびましょ)
(おにごっこ)
[半端な鬼は 狂いきれずに 其処に]
(おにさんこちら)
(こちら)
(殺すなら)
(ころすなら)
(いっそ)
(いっしょに。)
[――ぱきり、 と 裡が
澄んだ鉱石質の音で、 啼いた]
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―北棟一階トイレ―
[酷い有様だった。 頭の天辺から爪の先までぐしょぐしょで、 水浸しの制服が張り付いて動きづらい。]
鬼だから、だよ。
[立ち去る前に聞こえた問の答えは一つ。]
見つけないと、終わらない。
[皮膚を突き破って、太い血管の付近まで刃を進めて。 脂で切れ味が鈍りそれ以上入らなくなるまでは、 腕とその先を押し込む事を止めなかった。]
(30) 2010/03/06(Sat) 09時頃
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見つかるまで、持たない人が多かったよ
[用具室に行けば終わるとも限らない。 後一歩だと思った傍から、 櫛の歯が欠ける様に一人、二人と消えていって]
多すぎるんだよ、もう、残ってるのは
[最初の半分以下]
(31) 2010/03/06(Sat) 09時頃
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もう、疲れ、た。
[平行感覚が壊れたらしく今掴んでいるのが壁か床か分からない。 周囲の映像と共に回るのは、 結局こちらのそれは致命傷とは言い難い刃傷に過ぎなかったが、 ドナルドからの一撃を呼び込んだ事だとか]
……ぇほ、っけほ。
[そもそも大挙して押し寄せたりしなければ]
ぐ…………うぅ、ぅぇえ。
[自分ができる事は、結局他を傷つけようとするくらいで]
(32) 2010/03/06(Sat) 09時頃
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美術部 ミッシェルは、人として大事なものもほとんど擦り切れてきた[[1d10]
2010/03/06(Sat) 09時頃
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―北棟一階トイレ―
[どんなに覚悟を決めつもりでも、 想像と実行の間には深い深い溝が横たわる。
最後の一線を越えなかったのは、 例えば皆で帰ると励ましあった相手が居て。
ぼろぼろになりつつ正攻法以外で刃向かおうとする姿を見て。
巻き込まれてから一方通行の知り合いが終わった人が出来て。
異変の中必死に事件の手がかりを探す状況があったから。
だから、諦めたくなかった。 せめて残った人達だけでも帰る事ができたらと、 探し物を見つけたら終わるのだと信じたかった。]
(43) 2010/03/06(Sat) 13時半頃
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[けれどあっという間に立ち上がれなくなった奴が居て。 手を拱いた間に帰るはずだった人は暗闇に消えて行った。
手の届かない向こうへ、
ガラスと金属を残して、
最後のお別れが、もう何回も。
怪我をさせてしまったのに、気遣ってくれた人も居た。 その人は今、自分で死なせた。
冷たいのは身体だけじゃなくて、 最後の顔を見ても手を止めなかった心もきっと。]
(44) 2010/03/06(Sat) 13時半頃
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―北棟一階トイレ→校舎―
[吐き出せるだけのいろいろが収まって、 残っているのは探しものへの執念だけ]
あいつか、あいつの、どっちかが。
[自分の持つ最後の手掛かり。 誰かの聞いていた会話の呼び名。 バーニィ、その言葉を口に出したのは二人。 あの時動かなかったのは一人。
歩く後には小さな水溜りと押された手形。 今は透明なそれが赤い色を受けたのは少し前**]
(45) 2010/03/06(Sat) 13時半頃
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静かだなあ…
もうなんにもいらなかったのに、
どうしてこんなときに、こんなところで、
手放したくないもの、見つけちゃうんだろ…
[どうして。]
[どうして。]
――――――どうしてだろう
[いたい。]
[こんなに痛い、のは]
…、―――
………、わからない。
[痛いのは。]
[こんなにいたいのに]
ただの 冗談
少し、罰が当たったのかも ね
昔、いろんなものを捨てたがったから
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