238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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[痛みに沈む男の耳元で再び響く声は、変わらぬ太陽≪サイモン≫からの伝言だっただろう。 告げられた内容は「大須賀」「裏切り」
…ばぁか。 それは、もう、知ってる、っつうのに。
とうに知って居る内容をほざく男に悪態をつき、血の海の中で空を見る。 聖痕が、揃い始めている。 その中に大須賀の物が輝いている事を確認すると、あちらの、白どもの戦いが終わった事にやっと気付いた。 天にアイツの、一ノ白の聖痕は、無い。 なら、生き残ったのか。 そりゃあ、よかった、な。
こっちは満身創痍で今にも死にそうだと、黒銃を構えたのは天に向かって。 しかし装弾しているのはあの黒弾ではなく、それとは違う、別の弾。
放った弾は炎を纏わない。 天に向かって、上空で輝く聖痕に向かって放たれたそれは高く高く上り、そして、空中で眩い光と共に弾けただろう。]
(0) 2015/09/20(Sun) 00時頃
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]それは、一発の閃光弾。>>0:257 白のアホに使えと土御門から受け取ったソレではあるが、別に、今使ってしまっても構わんだろう? なあ、斎。 お前は、そんな細かい事では怒らん筈だ。 弾の実験結果を伝える事はもう2度と叶わんだろうから、不発じゃなかった事を変わりに天から見ていてくれればいい。]
…気付いてくれよ、アホ。
[本来は信号弾として使うのだと言っていた斎の言葉を思い出し、真っ当に、珍しくまともな弾の使い方をした。]
(1) 2015/09/20(Sun) 00時頃
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[自分はどうでもいい。だが日向だけでも助けてやってくれないか。 白のあいつに助けを求める事は癪だったが、味方の選り好みが出来るような立場では無い。
注ぐ光>>3:66に身体の異常が収まりつつある事には気付かぬまま、今は静かに、目を閉じるだけ。]
(2) 2015/09/20(Sun) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 00時半頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 00時半頃
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…――そう、だなぁ。 大須賀、は、 死ん、だみてえ、だ。
[それぞれ違う声を耳にして、それでも確認した内容は同じ物。 痛みの収まりつつある腕で身体を支え起こしても、それでも痛い事には変わりは無い。 …さて、ヒトは、人体の何割に火傷を負うと死ぬんだったかな。 そんな限界等とうの昔に越えて居はしたが、それでも耐えているのは血のなせる技か、あるいは『幸運』
麗亞に肺の治療も任せていた為か呼吸は浅く、早く。 ヒュウヒュウと喉を鳴らしながら、時折思い出したように血を吐いた。]
(20) 2015/09/20(Sun) 01時頃
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ひむか、
すま、ない、
[それは、護り切れなかったと、任せろと言った癖に何もできなかった事への謝罪。 七緒まで殺してしまった。 自分の判断がもう少し違っていたのならこうはならなかったかも知れない。 いや、あるいは、どのような道をたどってこの結末に落ち着いていたか。
謝罪と共に目を伏せて、それでも、生きていてくれた事に、心からの安堵をおぼえただろう。]
(21) 2015/09/20(Sun) 01時頃
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………おせェ。時間、掛かり過ぎ、だ。
おせえから、 突っ込んじまった、だろ。
[ちがう。 むしろ、想像より早かったぐらいだ。 自分が死ぬ前に来てくれるとは、思っていなかった。
舞い降りた白い足へ>>19この期に及んでまだ憎まれ口を叩きながら、 しかし顔を上げれば、白に増えた質量に気付き数度目を瞬かせる。]
なんだ。 お前、一人だけ羽生やしやがっ、て。
(24) 2015/09/20(Sun) 01時頃
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また俺を、置いてく、のか。
[その言葉は、羽を失った黒の家から白へ向けて。 先に翼を燃やしてしまったのは此方であったが、それにしても先に戻してしまうなんて、相変わらずの薄情者め。 しかし吐いた言葉は本心では無く、輝き纏うそれに、眩しそうに目を細めただろう。
それでも、 綺麗だな。 なんて感想、絶対聞かせてはやらなかったのだが。
血まみれの身体でけふりと血を吐いて、この赤でお前が汚れなければいいだなんて、そんな、どうでもいい事を考えていた。]
(25) 2015/09/20(Sun) 01時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 01時半頃
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[また独りに。>>26 その言葉に俯いて、嗚呼確かにそうではあるのだと、少女の想像通り男が喜ぶ事はしなかった。 幾ら自分がこの子を生かしたとしても末に自分が欠けて居れば、 存在の穴を悲しみ過ごすのはこの子の方なのだ。 其れほどまでに、深く関わり過ごしてしまったのだから。]
タルト、か、 それも…、いいな。
そうだな、 そのうち、一緒、に、また。
[それでも菓子を強請る声>>27には、力無くとも何時ものように僅か微笑んで見せて。 いつぞやの様な半分こは勘弁してほしいが、再びあの静かな時が過ごせるのなら、それもまた、いい。
しかし、 さっきの。>>28と言われても、浮かぶのはクエスチョンマークだけ。 何せその時自分は無様に引っくり返って居た訳だし、彼女から火球が放たれた事も、結局は知らぬ間の出来事と。*]
(34) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 02時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 02時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 02時頃
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…おい、 こんな趣味の悪いもん押し付けんな。
[綺麗だとは思ったが、其れが自分に合うとは限らん。 今の自分と同じく不機嫌を示し羽ばたく色は、確かに今まで目の前にあった彼のシロで、 へらへらわらう>>43男の背には、黒の家に伝わるクロがある。
既に伝承として伝わるだけとなった己の家の翼の出現に困惑した顔を見せ、 ついでに言えば明らかに間違っている配色に対する困惑は、怒りや不機嫌となって目の前の≪白≫に注がれただろう。]
(52) 2015/09/20(Sun) 02時半頃
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[しかし満ちた力は今までの比では無く、聖女モドキに負わされた怪我も全て癒えた後。 …それでも感じた戦いの負傷とは異なる頭痛に目頭を押さえ、深い深いため息を吐いたのだが。
何をしたか。何が起こったのかは知らないし分からない。 それはヒトに堕ちた三黒の知る所ではない。 白と黒の太陽融合≪リ・ガーレ=サンライト≫等と、そんな単語も現象も、今は朽ちて潰えた名前。
それでもこれが特別なことであり、彼と己とを深く繋げあう何かである事は「頭」では無く「血」や「心」で理解できる。
黒の背にはシロがあり、目の前の白の背にはクロがある。 対となり隣あい、決して混じり合う事は無い物の、その存在を深く刻みあう二つの色は、 今ここに、時を越え血を越え、強い意思を生み出した。]
(53) 2015/09/20(Sun) 02時半頃
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…まあ、いい。 これでまた、戦える。
[そう言い立ち上がると、傍らに転がった黒銃を拾い上げ]
チンタラ戦ってると、 今度は俺が置いてくからな。
[もう弱い考えも顔もナシなのだと、不敵な顔で、≪白≫に笑いかけて見せただろう。 治癒に対する例は案の定述べなかったが、傷の癒えた日向を静かに目線が追いかけて。 見つめる瞳は、白に向けるのと違い随分と優しい。]
(57) 2015/09/20(Sun) 03時頃
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[日向が行きたい>>56と言うのなら、自分が止められる権利は何処にもない。 強い意志があるのならそれを受け入れ、きちんと尊重してやりたいと思うのも長く過ごした大人の思い。 確かにこの子は、幼い子供だ。 しかしそれでも、日向は百洲の立派な当主であるのだと、きちんとその存在を認め見据えて。 それに、駄目なら自分が護ってやればいい。
今度は、今度こそ大丈夫な気がするのだ。 背に翼があるからではない。 この身を、血を繋ぎ止める強い絆や思いを感じるからこそ、きっと乗り越える事が出来るのだろうと、二つの黒銃を強く握りしめた。
今は唯、アイツに借りを返しに。 護りたい、大切なモノを共に護る為、もう一度引き金に手をかけよう。 何度でも。朽ちるまで。**]
(58) 2015/09/20(Sun) 03時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 03時頃
エフは、イアンに笑いかけて。
2015/09/20(Sun) 03時頃
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[日向が幸々戸の式での移動を望むならそれに任せ、 しかし此方がいいと言うのなら、やはり大して止めはしない。 初飛行が子連れと言うのは少々不安を覚えるものの、落ちん様に落とさんように何とか踏ん張ればいい訳で。
ただしおぶるとなると羽が邪魔なので、今度の運搬方法は抱っことなってくるのだが。**]
(59) 2015/09/20(Sun) 05時頃
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[少女が乗るのは黒の式。>>64 広げる羽の色は今は違っても、それはかつての己の黒と同じ色をしていた。]
(74) 2015/09/20(Sun) 15時頃
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[そして――…]
(75) 2015/09/20(Sun) 15時頃
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― 大聖堂 ―
――ああ、そーかい。
(76) 2015/09/20(Sun) 15時頃
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[ ガ シャァァ ――…ン ッッ !! ]
(77) 2015/09/20(Sun) 15時頃
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[光>>73が式を焼くより前、先に吠えたのはステンドグラスの砕ける音。 聖堂内の磨き上げられた床に色ガラスの雨を振らせながら、
シロき翼の男は降臨した。
その手に二つの黒銃を携えて。 身を傷と血に沈めた後であろうとも、瞳の炎が消えぬ理由にはなりはしないからだ。]
テメエより、俺らが持つ方が数倍マシな気がするぜ。
[ガラスの散った床を踏みしめて、放った火球は小さな二つ。それは舞う式の隙間を縫う様に飛び、女の心臓を狙い撃つ。]
(78) 2015/09/20(Sun) 15時頃
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[アイツの言いたい事は分からんでも無い。 自分達が血を薄め、私利の為に力を使い続けるのは愚かな事なのだろう。
しかしだからと言って、殺し、聖痕を奪い、天を開いていい理由にはなりはしない。 自分だけが相応しい理由にもなりはしない。
何せあちらも、私利私欲の為に力を利用している事に違いは無いのだから。]
(79) 2015/09/20(Sun) 15時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 15時頃
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[自分は、遠くからちまちま遊んでやるような気長さは持ち合わせていない。 戦いを是とし、その力しか伸ばして来なかった黒の一族。そんな物がどうして獲物を目の前に引っ込んでいられようか。
確かに血は薄まった。 それでも元々持ち合わせる力の使い方や在り方だけは、変える事など出来る訳もなく。 それに、チンタラしていると置いて行く>>57と言ったしな。 悪いが俺が一番乗りだと、対の銃をその手に握りしめ。
危なっかしいその背は確かに、長く≪白≫が守るに値する物であっただろう。]
さぁな。
[>>80生憎、企業秘密の治癒の方法など教えてやる義理は無い。 弾き飛ばされた炎に構う事は無く、もう数発を続けて打ち込んで、]
(82) 2015/09/20(Sun) 16時頃
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偉そうな口叩ける身分かよ麗亞ァァッ!!!!
[絶やし殺し、其れは生きている限り避けられぬこと。 変わらない物など無い。 そしてそれを見越したからこそ、聖痕は与えられた物なのだから。
相応しい相応しくないだのという言葉は、与えられた自分たちが主張する権利では無い。 お前も俺らと同じ愚かに地に生きる12の内だろうと、放つ黒弾に赤い炎を混ぜて。
羽ばたきを伴っての回避行動は、随分早い。 光の剣>>81がその場を掠めても黒い男はもう居らず、後ろに跳んだコートの残像だけが、光の軌道を掠めて行った。]
(83) 2015/09/20(Sun) 16時頃
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ブラック・パーガトリィ ≪黒き煉獄≫
[そして、今再び>>4:191黒銃は女の前で形を変え、しかし今度は一つでは無い。 二つの黒が同時にそのシルエットを乱し膨れ上がり、纏う炎の色は、ただ、黒い。
普段であれば一丁でも持て余す様なそれを、今は両手に一つづつ。 反動の重い一撃ではあるものの、其れを容易に使いこなして。
光の剣を粉々に砕きながらも炎の勢いは衰えず、足元を燃やさんとその範囲を広げていくだろう。 上空の追撃を、式に任せて。]
(84) 2015/09/20(Sun) 16時頃
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エフは、オーレリアを火炙りにしてやるよ、と。
2015/09/20(Sun) 16時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 16時半頃
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――ああ、そーだったっけな。
[男は、肩に乗った≪白≫>>92の方を見て、再び笑う。 置いて行き置いて行かれ、しかし今は、共に在る。 踏み出す≪白≫の背に己のクロを見送りながら、輝く二人の色に目を細めた。**]
(94) 2015/09/20(Sun) 17時半頃
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[そう、翼の色が変わりはしても、俺達は何一つ変わりはしない。>>90 再生と救いの象徴たるアイツの白と、 破壊と力の、象徴たるこちらの黒と。
始まりの1であり、終りの12であり、>>4:98 壊して治して、治して、壊す、
お前≪白の上座≫が作って俺≪黒の末席≫が壊して。 そうしてぐるぐる回って、俺達は丁度いい。 だからこのままでいいんだ。 俺たち、二つの家の奴は。]
(119) 2015/09/20(Sun) 20時半頃
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[天の者は、全てを救い続ける。 だと言うのに罪人を捌き清め落とすのもまた天の者の仕事の一つで、しかし救いや愛を主たる任務とする者達は、ついに捌きの仕事を拒んでしまった。 それでも誰かがやらねばならぬ。 誰かがその責務を果たさねばならぬ。
そして、黒はその為に産まれ落ちた。 天使でも無く悪魔でも無く、末席にその身を置きながらも、属する全てから外れ続ける異端の翼。 しかしそれでも、及ばぬ事が多すぎた。
人の罪を見るには、同じ人である方が手っ取り早い。 人を理解するには、同等の存在である方が望ましい。 其れ故黒は翼を焦がし、人の元へ堕ちていく。 全ては理解し、捌き、天へと無事送り届けるその為だけに。
現世と天国の中間である煉獄の世。>>84 其処は決して地獄では無く、 人が罪を洗いながし、悔い改める場所であると言う。]
(120) 2015/09/20(Sun) 20時半頃
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[それは現世と天国との境たる罪の場所。 天へ昇れぬ者達はそこで罪を清め償い、いずれ潜る天の扉の為に罰に身を魂を焦がし続ける。
戒めと罰を唄うその黒は、確かに白き天使と対となる存在で。 末番>>4:98たる12の数字を司る三黒当主に相応しき音色で、それは償いの色を奏で続けるだろう。 ソレが天に昇るべき魂になるまで、 身を焼く浄火と浄罪の痛みを、相応しいならば世の終わりまで未来永劫、永遠に。
没した霊魂を導き送る>>1:16のは、喪服の鴉。 見守る瞳もまた黒く、嗚呼、嗚呼其れは確かに、天の扉を管理する者達の末席に相応しい。**]
(121) 2015/09/20(Sun) 20時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 20時半頃
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[そう、その色は
虚偽なる終りの黒翼《ファルセリーエンディングノワール》
として、 幾ら翼が燃え尽きようとも、幾らその存在を人に堕とそうとも、永遠にそこにある。>>4:179**]
(122) 2015/09/20(Sun) 20時半頃
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[今まで、与えられた血を憎んできた。 これが無ければ、苦しまずに済むのに。 これが無ければ、愛していると、もっとまともな形で伝える事が出来ただろうに。
人であるからこそ、迷いがある。 人であるからこそ、戸惑い悩む。 何故頑なに守らねばならぬのか?その問い掛け>>96に、黒い銃口が揺れる。 役割から解き放たれ天の門が開くのなら、死に別れた彼女ともう一度会えるのではないのか、と。]
(136) 2015/09/20(Sun) 21時半頃
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[迷いの中で言い淀む、まさにその時。
―――――――――Knockin' on heaven's door!!!
光渦巻く天の門を目にしたのは一瞬の事。 直ぐに式>>117が空を覆い、溢れ注ぐ光が此方に被害を及ばす事は無かったろう。 あれが、天の門。 一瞬の姿に呆気に取られもしたが、直ぐに正気に戻り現実へと踏みとどまる。
随分と眩しく、そして、――懐かしい。 …懐かしい?]
(137) 2015/09/20(Sun) 21時半頃
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