情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
小悪党 ドナルド! 今日がお前の命日だ!
……っ……
[「喰わせたくないのならお前が喰うと良い」咬まれたときの言葉を思い出す。城主にドナルドを咬ませるのは確かに嫌だ。だけど、かといって友人を吸血鬼になどさせたくない――]
どうする、ベネット?
……そうだな
お前が其の男にうまく血を分け与えられたなら
イアンは逃がしてやっても良いが。
[唆す為の囁きは、酷く甘く]
……!?
[囁かれる、甘い誘惑。2人とも大切な友人で、どちらを選ぶこともできない。それに、約束など守るかどうかわからないではないか]
……それはつまり……ドナルドを眷族にしなければ、イアンさんも逃がすつもりはないと……そういうこと、ですか。
[漂ってくる甘い香りが 甘い 美味しそうな匂いが――喉が渇きを訴えている。ごく、と唾をのみこみ。そんなものでは渇きは癒えない]
嗚呼、飲み込みの早い子だ。
[闇の底から湧く虚無
眷族の聲が其れを遮る。
城主は恐ろしくも妖しげな微笑を浮かべ、肯定を返す]
お前のすべきことは一つ。
……わかるな、ベネット?
ドナルドは永遠の生を得、イアンはここを無事に出る事が出来る。
お前の望みどおりだろう?
[ドナルドは人としての生を失い
イアンとは恐らく二度と会う事も叶わなくなるだろうけれど]
[頭がぼーっとする。だけど眷族の、城主の声はしっかりと耳に届く]
……そんなの、僕の望みじゃ……――
[囁く声音は甘く
惑わせるように優しく語り掛ける]
お前の望みは、二人無事でいきること
……そうではないか?
[まやかしと
何より傍で香る強い血の芳香
狂わせるに足る其れ等を前に、果たして何時まで我慢のきく事か]
【人】 本屋 ベネット[はっと気がついたときには大分友人の血を飲んでしまった後のようで。慌てふためいて抱えなおす。] (19) gakuhara 2010/06/26(Sat) 00時頃 |
【人】 本屋 ベネットはぁっ、はあっ…… (30) gakuhara 2010/06/26(Sat) 00時半頃 |
【人】 本屋 ベネット>>38 (41) gakuhara 2010/06/26(Sat) 01時頃 |
ローズマリー
[妹と呼び愛でていた娘へかける聲
海の泡と消えてしまうのだろう、そんな予感を胸に抱きながら
名を呼ぶ]
お前も――食事に来るが良い。
よもや、彼女らを逃がそうなどとは、言うまいな?
同族喰いは、避けたい所だが。
[嘗て白薔薇達に迫った選択と、似ている気がした。
万一ひとの娘を助けたいと思うなら
代わりにその身を差し出せと。
さて、その後の話はまた後ほど語る事としよう]
【人】 本屋 ベネット[最後に勝ったのは――あきらめの心。 (57) gakuhara 2010/06/26(Sat) 02時頃 |
――この世ならざる世界で――
[それは薔薇のかぐわしき香を漂わせ、
かつての薬売りが傍ら、
毒華のさいていようとも、躊躇うことなく歩み寄る。
白手袋を外せば、襟ぐり掴みあげて平手を一発、頬へ]
―――さて、あなたの為された所業の数々、
どのように詫びていただきましょうか?
[ふと、気配を感じ、振り向くと、白薔薇。
いや、白薔薇と呼ばれていた、かつての同胞というべきなのか。]
セシル……
――?!
[そして、いきなり頬を張られ、しばし茫然と……。]
――……侘び?
[思い出すのは、なぜ、庇ったかと詰め寄られた記憶。]
[一度見遣れば、手袋をはめなおし]
ああ……
貴方はなにもわかってらっしゃらない。
何も知らずに、人をこれだけ好き勝手するとは対したものですね。
フロレスクの名で私を抉り、
血を吸った上に勝手に慰みを施して、
その上、私を勝手に生かした挙句、自分ばかりは自死も同然。
罪悪感の自己満足で亡くなられたのでしょう?
人を殺す罪と 人を生かす罪と
ねえ、どちらが罪深いのでしょうね?
[茫然としたまま、彼の言い分を聞けば、段々と、表情は厳しいものになる。]
――……そんなつもりは……。
生かす罪……だと?
[その言葉を聴いて、またしばし考え込む。]
――……君はやっぱり、死にたかったのか……?
[その問いかけに眇められていた眼差しを、
投げやりに華やかなあの微笑みにかえれば]
あなた、私の恥を暴かれておいて――
今更そのようなことを問うのですか?
[白き薔薇は、その鈍感さに呆れたようなため息を]
[微笑みとため息に、目をそらす。
彼がフロレスクとして、目覚めることをどこか期待していたのかもしれない。
いや、その覚醒を男が見ることはなかったのだが…。]
違う、恥を暴いたわけじゃ……。
いや、でも、
すまない。
[目は見ないまま]
[目をそらすのなら、その指先は頤へ]
たとえ
あなたがそんなつもではなくとも、なしたことは変わらない。
それに
だから、よいと……
―――吸血の快楽に浸された身の、私なら
私にならなにをしてもよい、と思ったのでしょう?
[その双眸を青はどこまで追って]
[視線を感じて、チラと視線を戻す。
貌を掴まれると、苦しげに呼気を整えようと…。]
そんなことは……あのときは、自分は……
[そうあの時、吸血の魔族になったとき、
自分からなかったもの、そしてあふれ出していたもの。
それは、理性と、欲望と……。]
――……ッ
[認めざるえない感情にやはり目を伏せる。]
そうだ、そうだな、
自分は、君が………
欲しかったんだ。
[最初に見た蒼穹、そして、フロレスクであるという事実。きっとその時から、彼には特別な感情があった。]
[目を伏せたそれからは、触れた手を離して、
白薔薇は断罪者の如くそれを見下ろすように]
―――…なんて、罪深いこと。
あなたはつまり、自分の欲望を魔の本性と挿げ替えて、
己自身をも騙そうとしたのではありませんか。
[青はその眼差しを狭める]
そのその事実から目を覆い、逃げたのでしょう?
己の本心を認めたく、なくて。
[足元には広がるは、棘持つ白薔薇、漂う薔薇の香気]
[己さえも騙して、の言葉にはっとするけど、
また眸を閉じて…]
――……
[否定はできず、でも肯定をできる強さもなく、
ただうなだれた。]
[沈黙が返れども、
白薔薇は容赦なく断罪の言葉を紡ぎ続ける]
そして逃げ出したまま、命をも投げ出した。
あれはあなたが施したもの、なのでしょう?
――…責任でもとったつもりですか。
さぞ、満足でしょうね。
醜い己自身の欲望と向き合うことなく、綺麗に死ねたのですから。
――…あなた自身は、私にフロレスクたる汚辱と、
己の浅ましさと、向き合うことを強いたというのに。
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ
の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ
人狼議事lobby
人狼議事morphe
人狼議事cafe
人狼議事perjury
人狼議事xebec
人狼議事crazy
人狼議事ciel
SoyBean
Sangria
@hello_giji
@7korobi